テル「ぐあああぁぁぁ!!?」
ダンク「私は曹長!!今までお前たちが倒した、
部下である軍曹より強いとは思えるよ・・・!」
フラエ「だったら、俺はてめェより強いぜェ!!!」
フラエはそう言って、ダンクに殴りかかる。だが。
兵士「させぬわァ!!!」
フラエの前に3人の兵士が一斉射撃で迎撃する。
フラエ「ぐお!?」
フラエはこれを受けてさがる。そして、
別の兵士たちもガンズに向かって一斉射撃をしているが、
避けられている。
フラエとガンズは兵士たちに足止めされているのだ。
ガンズ「雑魚共が俺たちの妨害をしようとは・・・!!」
ガンズは銃弾を連射して、次々と兵士を倒していく。
フラエ「くそったれえええぇぇぇぇ!!!!」
フラエは3人の兵士を殴り飛ばす。
兵士たち「うわああああぁぁぁぁぁぁ!!?」
だが、そこに次なる兵士たちがフラエの前にかかる。
フラエ「ぬううぅぅぅぅ!!」
ダンクは銃弾を連射して、
テルとミルを攻撃するが、避けられる。
テル「くそっ!!避けるだけで精一杯だぜ!!」
ミル「けど!!相手は普通の人間!!強い攻撃を送れば!!!」
ダンク「言ってろ!!!」
ダンクはミルに3発の銃弾を撃ち込む。だが、
テルは光のエネルギーのパンチでそれを跳ね返す。
テル「はああぁぁぁぁ!!!」
ミル「今だ!!!」 ミルは素早くダンクに急接近する。
ダンク「な・・・・っ!?」
ミル「せい!!!!」
ミルはダンクを光のエネルギーの塊に包む。
ダンク「うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
プルレス「やったか・・・・!?」
エネルギーの塊が消えた。すると、ダンクがすぐに銃弾を放つ。
ミル「がっ!!?」
その銃弾がミルの身体を貫く。
テル「ミル!!!!」
ミル「ぐあああぁぁぁぁ・・・・!!?」
ミルは撃たれた部分を痛がるが、ゆっくりと立ち上がる。
アシナガ「ミルちゃん!大丈夫かよ!!?」
ミル「だ、大丈夫だよ。このくらい・・・!」
ダンク「お前たちは何故、この巨大雪だるまの前にいる!?
それは、その雪だるまの中にあるジグソー全てを奪うためか!?」
テル「・・・・ああ。そうだよ。悪いかよ!?」
ダンク「悪いさ!!君たちクラッシャーはグランティを倒す以外、
ロクな事はしない!!だが、我々は違う!!我々は、
ジグソーを正義のために使う!!
従って、この雪だるまの中のジグソーは、
我ら政府が貰い受けよう!!例え、
この山の住人たちが不幸になろうとも!!!」
ミル「私たちが駄目で、あんたたちなら良い・・・・!
結局、私たちとあんたたちは殺し合う運命って感じね!!?」
テル「俺たちはグランティを、
倒すためならどんな事でもする・・・!
だから、俺たちがこの山からジグソーを全て奪いつくしてやる!!」
そして、テルとミルはローブを脱ぎ、完全なパワーを持つ。
そのパワーにより、ミルの撃たれた傷が治っていく。
ダンク「う・・・・っ!?(こ、この威力は・・・!?)」
巨大雪だるまの頭に被っているハット。そのハットの上で、
バンジョーとカズーイが横になって、休んでいた。
バンジョー「ふぅ・・・。何だか気持ち良い気分だァ・・・。」
カズーイ「ええ。バンジョー。見える?夜空が。」
バンジョー「ああ。雪が優しく降り続けているよ。誰かが誰かに、
恋をしているんじゃないかな?どこかで。それに、
今日はクリスマス。
今でもサンタさんが来てくれそうな予感だよ・・・。」
カズーイ「そうね・・・。このまま眠っちゃいそうね・・・。
・・・って、眠ったらあたいたち、
死んじゃうじゃない!!この寒いところで!!!」
バンジョー「確かに・・・。あ!冷たいいいぃぃぃぃ!!!」
バンジョーとカズーイは積もった雪の上で横になったため、
その雪に触れて、物凄い冷たさを感じただろう。
その冷たさにより、素早く起き上がる。
バンジョー「危うく、サンタさんより、
天使さんが来るところだったよ・・・。」
カズーイ「ねェ。バンジョー。この巨大雪だるま。
どこかに穴とかないかしら?そうすれば、
中のジグソーを全て集められるのに。」
バンジョー「そうだね。数分くらい休んだし、
気力も回復しただろう。
そろそろ、もう一度調べて見るかね。」
バンジョーとカズーイは移動して、
シルクハットから下の方を眺める。
バンジョー「おお!凄い眺めだ・・・・。」
カズーイ「・・・見て!カズサの村が見えるわ。」
バンジョーとカズーイはカズサの村の方を見た。
バンジョー「前に来た時は広い村って感じがしたけど・・・。」
カズーイ「ここから見ると、何だか小さいって感じね。」
その時、二人の目線に、何かが横に過った。
バンジョーとカズーイ「・・・・・っ!!?」
バンジョーとカズーイはその何かを見て、驚く。
カズーイ「バンジョー・・・!今のは!!?」
バンジョー「ああ。確か、あれは・・・!」
バンジョーとカズーイは右の方を見る。
そこに何かが飛んでいる。
それは、バンジョーとカズーイと似たような姿をしていた。
バンジョー「・・・デスブラザー・・・・!!」
そして、カズサとクリグミがゆっくりと歩き、
巨大雪だるまに近づく。
つづく
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