バンジョー「きょ、巨大なワニだァ!!?」
コッパ「あ、あいつ・・・・!まさか!?」
ミスターバイル「ワニ族の長!!!何故、ここに・・・!」
ワニ族の長「ヴアアアアアアアアアァァァァァァァァァ!!!!!!!」
ワニ族の長は物凄い勢いで大暴れを始める。
フリビッツA「わ、ワニ族の長が出たァ!!!」
フリビッツB「こ、こいつだけは倒せない!逃げろォ!!」
フリビッツC「だが、何故!この住み処を・・・。うぎゃ!!?」
残りのカエルたちを多く踏みつぶしたり、打撃したり、
喰らったりもしていた。だが、カエルたちだけではない。
カメやワニまでも同じ行為をして、殺し続けている。
ユミ「あのデカブツ!!味方も平気で殺しているわ!!」
ミクス「こ、怖い・・・・っ!」
アシナガ「ワニ族の長は住み処で眠り続けているハズだ!!
それが、どうして、ここで暴れているんだ・・・!」
コッパ「ミスターバイル!!てめェ・・・!!」
コッパはバイルたちが密かにワニ族の長を、
出撃させたのかと思って、怒る。だが、バイルは焦って言い返す。
ミスターバイル「ち、違うワニ!!俺たちはワニ族の長を、
目覚めさせていないワニ!!一体、何故・・・!
目覚めてしまったワニ・・・!?長よ!!」
ワニ族の長「ガアアアアアアアアアァァァァァァァァァ!!!!!!」
ワニ族の長はバイルの言葉を無視するかのように、
カメとワニを次々と殺し続ける。そこに、マンボが来る。
マンボ「マンボの予想、当たってしまった・・・・。」
バンジョー「マンボ!?」 カズーイ「どう言う事!?」
マンボ「マンボ、恐ろしい予感、した。
巨大な何か、ここに来る事を・・・・。」
アシナガ「そも巨大な何かが、ワニ族の長ってのか!?」
ミスターバイル「何故、長が暴れているのか、知ってるワニか?」
マンボ「・・・一部だけわかる。何か、邪悪な存在、
ワニ族の長、目覚めさせた。わかるのはそれだけ・・・。」
バンジョー「邪悪な存在・・・・!?」
カズーイ「どうせ、グランティの奴らなんでしょ?それより、
赤ワニ!!何で、あんなデカくて狂気な奴が長なワケ!!?」
ミスターバイル「長は歳を取るたびに大きくなる性質を持っているワニ。
長は100年前から存在し、多くのワニたちを支配したんだワニ・・・!
一度怒ると暴走を始め、
敵味方関係なく全ての存在を殺し尽くしてしまうワニ。
性格はとても怒りっぽくて、いつ暴走してもおかしくないワニ!」
コッパ「ならば、そのでかい長を倒すっきゃねェだろ!!
バイル!!お前らの長を殺すけど、良いよな!?おい!!」
ミスターバイル「ワニ・・・。こうなった以上、やむをえまいワニ。
ワニ族の長よ!!今まであなたに従っていた俺だったが、
今はもはや!あなたに忠誠を誓う気など失せたワニ!!
今日から俺様がワニ族の長となるワニ!!
異論は認めぬワニ!!!」
ワニ族の長「グルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!」
そして、ワニ族の長はバンジョーたちの方を向く。どうやら、
バイルの言葉を聞いて、さらに怒りを込み上げたそうだ。
ミクス「ひぃっ!!?」 アシナガ「こ、こっちに向きやがった!!」
ワニ族の長「ギャアアアアアアアアアァァァァァァァァァ!!!!!!!」
ワニ族の長は怒り狂って、バンジョーたちを襲おうと走る。
ミスターバイル「ワニワニイイイイイイィィィィィィ!!!!!」
コッパ「おらあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
バイルとコッパがワニ族の長を倒そうと、跳びかかる。
ミスターバイル「奴は強すぎるワニ!!
最初から一気に決めるワニ!!」
コッパ「おうよ!!俺とお前の必殺技を合わせれば、勝てる!!」
ミスターバイル「クロコファング!!!!!」
コッパ「タートルスピンスラッシュ!!!!!」
2匹の必殺技が同時にワニ族の長に迫る。だが。
ワニ族の長「ラアアアアアアアアアァァァァァァァァ!!!!!!」
ワニ族の長は頭突きでバイルとコッパを弾き飛ばした。
コッパ「うわぁ!!?」 ミスターバイル「ワニィ!??」
2匹は倒れる。だが、2匹はすぐに立ち上がった。
コッパ「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
ミスターバイル「ワニイイイイィィィィィ!!!」
2匹は負けずに走り、それぞれワニ族の長の左右につく。そして。
ミスターバイル「ワニッ!!!」 コッパ「ふん!!!」
バイルは大きく開けた口でワニ族の長の身体の一部を強く噛み、
コッパは二刀流でワニ族の長の身体の一部を切り刻み、突き刺した。
ワニ族の長「フウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!」
だが、その程度の攻撃ではワニ族の長には通じない。そして。
ワニ族の長「ヴアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァ!!!!!!!」
ワニ族の長は身体を回転して、コッパとバイルをまたも弾き飛ばす。
コッパ「うああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ミスターバイル「ワニイイイイイイィィィィィィィ!!!!!」
ミクス「コッパさん!!バイルさん!!」
マンボ「ワニ族の長。強い。今のマンボ。奴を止められる魔力、ない。」
カズーイ「どうする!?バンジョー!!」
バンジョー「く・・・っ!!考えないと・・・。」
ワニ族の長「ガルルルルルルルルルルル!!?アァ!?」
その時、ワニ族は右の方を見る。そこに、
大勢のフリビッツたちが走って行った。まるで、戦場から逃げるように。
フリビッツたち「ゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコ!!!!!」
フリビッツA「皆!!急いで逃げろ!!
俺たちで最後なんだから!!」
フリビッツB「もはや、この沼には住めない!!
別の沼に住み着こう!!」
恐らく、この大勢のフリビッツ全員が、カエル族の、
最後に残った戦士たちであろう。
その者たちをワニ族の長は襲おうとする。
ワニ族の長「ガアアアアアアアアアァァァァァァァァァァ!!!!!!!」
ワニ族の長は口を大きく開けて、
その最後のフリビッツたちを一気に喰ってしまう。
フリビッツたち「ぎゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
こうして、ワニ族の長により、この沼に住むカエルたちは全て消え、
カエル族は壊滅してしまう。残りはカメ族とワニ族だけになった。
バンジョー「多くの者たちを一気に喰らう尽くすとは・・・・!」
ユミ「私たち全員も一気に喰われそうね・・・。」
そこに、テルとミルが来る。
ミル「カエル族はもう1匹もいないわ・・・!」
テル「あとは、この巨大なワニが邪魔だな・・・。」
ワニ族の長「ギャアアアアアアアアァァァァァァァァァァ!!!!!!」
ワニ族の長は次々とワニとカメを多く殺し続けていく。
ワニ「や、やめてくれ!!長!!俺たちはあんたのために、
一生懸命やったんですよ!?その俺たちを殺すんですかァ!?」
1匹のワニが必死に訴える。だが、その訴えを、
ワニ族の長は一切受け入れず、そのワニを踏みつぶしてしまう。
ワニ「がぴっ!!!」 ワニ族の長「ガアアアアアァァァァァァ!!!!」
マンボ「ワニ族の長。悪魔。悪魔、消さなくては・・・!」
ミクス「このままじゃ、カメさんもワニさんも皆、死んじゃう・・・。」
ユミ「それじゃ、皆でこのデカブツを倒そうかね。」
マンボ「マンボの魔力。少しだけ回復。でも、
ワニ族の長、一気に倒せる強力魔法。使えない・・・!だが。」
アシナガ「無理だとわかっても、止めるしかねーな!」
カズーイ「そうね!行きましょ!バンジョー!!」
バンジョー「ああ・・・!ワニ族の長を倒す!!」
そして、バンジョーたちは一気に走り、ワニ族の長に近づく。
つづく
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