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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ユミ「あっ!コッパが起きるわ・・・。」

4人は起きそうになるコッパの方を見る。そして、

ついにコッパがあくびをして起き上がる。

コッパ「ふああぁぁぁ・・・・。ったく、

うるせーなァ。久しぶりのこの病院は・・・。」

ボトルズ「気がついたんだね・・・。」

コッパ「あ・・・?っ!!お前らは!!!」

コッパはボトルズたちを見て、血相を変える。

ユミ「安心して。私はユミ。あなたと同じクラッシャーよ。」

ミクス「私もクラッシャーです。よろしくお願いします・・・。」

コッパ「・・・っ?お前ら、確かブレンティの女戦士だっけ?

写真で見た事あるけど・・・・。けど、

そこの土竜とジンジョーは違うみてェだな?」

コッパはその語尾と共にボトルズとプルレスを睨む。

ボトルズ&プルレス「ひ・・・・っ!!?」

ボトルズとプルレスは怯えそうになる。

ユミ「この二人は私が仲間にしたの。まあ、

この子たちの友人の妹を助けるまでは・・・。」

コッパ「妹・・・?もしかして、友人ってのは、

あの熊と鳥の事か!?」

コッパはボトルズの友人をバンジョーとカズーイである事を知る。

ボトルズ「え?会った事あるのですか?」

コッパ「ああ。奴らは凄い力を持ってやがった。

俺と互角くらいに強かったぜ・・・!」

ボトルズ「・・・・ねェ。君は確か、この沼の住人だったよね?」

コッパ「それがどうしたのよ?」

ユミ「どうして、この沼に帰って来たの?」

コッパ「・・・・それを聞いてどうするんだよ?」

ボトルズ「・・・・それは・・・・・。」

コッパ「残念だけど、お前らに答える暇はねーから。」

コッパはそう言いながら、ベッドから出て歩き出す。

ミクス「あっ!あの・・・。怪我はもう良いの!?」

コッパ「うっせーな!眠ったらもう回復したような気分だよ!!」

ミクス「ひぅ・・・っ!」

ミクスはコッパに怒鳴られて怯える。

ユミがそんな彼女の頭を撫でる。

プルレス「けど、今から何をする気なんだぃ・・・?」

コッパ「決まってるだろ?戦いに行くのよ・・・!」

そして、コッパはこの病院から出た。ボトルズも彼らを追おうと出る。

ボトルズ「待ってください・・・・っ!」


外に出たコッパとボトルズたち。

その時、2匹のカメの会話が聞こえる。

カメA「また俺ら側の兵が多く減ったって・・・!?」

カメB「ああ。またカエル族の味方って奴のせいだ。」

コッパ「カエル族・・・・っ!?」

コッパはその2匹の会話を聞く。ボトルズたちも。

カメB「しかも、

その味方ってのはどうやらこの沼の住人ではない、

怪物らしいぜ?その怪物は数匹いて、

俺らや他の種族の戦士たちを、

多く滅ぼしたらしいぞ。恐ろしい奴らを操るなんて・・・!

やはり、あのグランティって奴のせいなのか?」

カメA「グランティ?あの噂の巨大暴力組織か??」

コッパ「グランティだと!?まさか・・・・っ!」

コッパは急にどこかへ歩き出す。ボトルズたちもそれを追う。

ボトルズ「どこへ行く気だ?」 ミクス「ついてみましょ!」


バイルの案内で、バンジョーとカズーイ、テルとミルは、

ワニ族の住み処に戻った。

多くのワニたちが、バイルに注目する。

ワニA「おお!ミスターバイルだ!!」 

ワニB「お帰り!!ミスターバイル!!」

ミル「・・・凄い人気ね。この赤いワニ。」

テル「当たり前かもな。こいつはワニ族の英雄らしいからな。」

ワニたちはバイルをとてつもなく尊敬するように歓声をあげる。

だが、バイルは無愛想に答えようとはしない。

バンジョー(ワニ)「答えてあげないのかぃ?」

ミスターバイル「いつもの事ワニ。さっさと行くワニ!」

バイルが先にどこかへ歩くと、

バンジョーたちも後を続くように歩く。

カズーイ(リュック)「何よ。あいつ。嫌味なワニね。」

カズーイがバイルに対して静かに罵る。

バンジョー(ワニ)「けど、信じたいよ。

バイルが良い奴である事を。」


そして、バイルの案内でバンジョーたちは、

ワニ族の長のとことに来た。

バンジョー(ワニ)「ここは、ワニ族の長がいる場所!?

ミスターバイル「そうワニ。この長の体内で、遊戯を行うワニ!!」

バンジョー(ワニ)「遊戯・・・・!?」

ミスターバイル「そうワニ。それで、

お前のこの沼での戦争を止めると言う、

言葉に相応しい力を持っているか、確かめるワニ。」

カズーイ(リュック)「遊びで確かめるとか、

どうかと思うんだけど・・・。」

カズーイが聞こえない程度で喋る。だが。

ミスターバイル「ただの遊びではないワニよ。生きているリュック。」

カズーイ(リュック)「き、気づいたの・・・っ!?」

ミスターバイル「出会った直後からワニな。」

バンジョー(ワニ)「それで、どんな遊戯なんだぃ?」

ミドリ「このワニ族の長の体内にいる、

ヤムブリーとグラムブリーを食べるんだ。」

バンジョーとカズーイ「え・・・・・っ!!?」

バンジョーとカズーイは後ろからミドリの声が聞こえたので、

そこを向く。

そこに、クロコタスたちやアシナガとマンボがいた。

バンジョー(ワニ)「み、みんな!?どうして・・・・?」

マンボ「マンボ、お前たち、何か凄い事をやる事、感じた。」

アシナガ「マンボが黙ってどっかに行くもんだから、

ついて行ったぜ。」

ミスターバイル「観客として見に行っても良いが、

どうなっても知らないワニ。では、入るワニ。」

バンジョー(ワニ)「は、入るって・・・!ワニ族の長の中に!?」

ミスターバイル「そうワニ。鼻の穴から入るワニ。」

カズーイ(リュック)「勝手にそうやって、怒らないワケ?」

ミスターバイル「長は今、眠っているから気づかないワニ。

長が眠っている間にさっさと入って遊戯を行うワニ!!」

こうして、バイルとバンジョーたちはワニ族の長に近づき、

その長の鼻の中へと入って行った。

中へ入ると、ここは緑色の大きな部屋であった。

だが、地面が茶色い土で、そこには穴が無数にあった。

カズーイ(リュック)「いかにも不気味な感じがするわ・・・。」

ミスターバイル「ヤムブリーとグラブムブリーは、

かつてこの沼のどこかで平和に暮らしたが、

俺たちワニ族の長がそれらを全て自らの体内に閉じ込めたワニ。

今や奴らは俺たちの保存食にして、奴隷ワニ。」

バンジョー(ワニ)「奴隷・・・・っ!?」

ミドリ「そうなんだ。実は彼らもこの沼の住人だったんだ。

けど、彼らはとても力が全くないため、

僕らに征服されたんだ。そして、長は、

その彼らを僕らにも食べさせようと保存していた。

彼らは僕らに食べられる覚悟だけをしながら生きているんだ。

それから、

ワニ族は彼らを食べる事を使った遊戯を始めたんだ。

生きている彼らを食べながら競う事で、

勇気や戦力が試されるからさ・・・・!」

ミスターバイル「と、言うワケだワニ。

無敵の俺様に挑戦するワニ?

この遊戯で一度も負けた事のないこの俺様に・・・!」

バイルの言葉に動揺するバンジョー。

カズーイ(リュック)「受けるわよね?バンジョー!」

バンジョー(ワニ)「・・・・・っ。わ、わかった。

やってみるよ!それで、

沼の戦争が終わる事ができるなら。」

ミスターバイル「よろしいワニ!では、ゲームは簡単だワニ。

赤くて美味しいヤムブリーを食べるワニ!!

黄色いグラムブリーは不味いワニ!

赤いヤムブリーだけを食べるワニ!!

覚悟は良いワニ!?」

つづく

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