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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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そう。ここはワニ族の住み処である。ワニたちはここで、

平和に暮らしているのだ。木でできた建物が複数あって、

それを家として暮らしているワニたちもいる。

カズーイ「よく見れば、沼の中に入っているワニもいるわ!」

カズーイは沼で泳いでいるワニたちを見て、驚く。

沼にはピラニアたちがいるが、何故かワニたちは、

彼らに喰われていない。どう言う事だろう。

クロコタス「僕らワニ族はピラニア族を多く食べているからね。

この辺りの沼にはピラニアは1匹もいないよ!」

バンジョー「ピラニアってワニ族が天敵だったのか・・・。」

アシナガ「つまり、俺と同じって事かぃ?」

テル「だが、ピラニアたちもワニを喰っている。

ピラニアとワニは互いを喰らう程の天敵同士かもな。」

クロコタス「さっ!僕についておいで!!

僕らの家に案内してあげるよ!!」

ミル「お願いするわ。」

こうして、クロコタスの後に続くバンジョーたちは、

周囲のワニたちに見られながら、歩いていた。

ワニA「何だ?こいつら。この沼の住人じゃねーぞ?」

ワニB「喰えるかな?・・・じゅるり。」

ワニC「可愛いお姉さんもいるねw」

ワニD「でも、何だか強そうだな、こいつら・・・。」

カズーイ「何よ。こいつら。

まるで、あたいたちを狙ってるみたいね。」

クロコタス「仕方がないよ・・・。僕らワニ族は他の種族を、

喰ってしまうクセがあるんだ。

まあ、最も僕やその仲間たちは、

君らのような生き物はあまり食べないけどね。」

そこに、1匹のワニがクロコタスに話しかける。

ワニ「おーい!!こいつらは一体、何なんだぃ!?」

クロコタス「うん。この人たちは僕を助けてくれた連中なんだ!

だから、皆に伝えて。この人たちは食べないでと!」

ワニ「わかった!できるだけそうするよ!!」

こうして、ワニはクロコタスたちから離れた。

バンジョーたちはクロコタスに続いて歩く。その時。

カズーイ「っ!?何?あのでっかいワニは・・・。」

バンジョーたちはとある巨大な物体を見る。

それは、まるで巨大なワニの顔そのものであった。

身体は見当たらないそうだが、顔だけはハッキリと見える。

クロコタス「あれは、僕らワニ族の長さ。目を開けているから、

起きているだろうけど、実は眠っているんだ。」

テル「動けば、真に目覚めると言うワケか。」

ミル「このワニ族の長って怒ると大変だよね?」

クロコタス「そうさ。この長を怒らせた者たちは、

皆殺しにされるんだ。さっ!急ごう。」

こうして、一同はとある木々の中に来た。

クロコタス「ここが僕らの家さ!」

カズーイ「ああっ!あんたと同じような奴がいっぱいいるわ!!」

バンジョー「本当だ!クロコタスが多いぞ・・・!」

バンジョーとカズーイは驚く。何と。ここには、

他のクロコタスが4匹いるのだ。目の色はそれぞれ違うが。

水色の目のクロコタス「あっ!お帰り。ミドリ!!」

紫色の目のクロコタス「聞いたよ!

この動物たちが君を助けたって!?」

バンジョー「ミドリ!?」 カズーイ「それは、あんたの名前!?」

クロコタス「そうさ。僕らは目の色が名前が決まるんだ!」

赤い目のクロコタス「熊と鳥。あしながぐつに人間二人か・・・。」

青い目のクロコタス「何だか、皆。優しそうだね。」

ミドリ「・・・そうだ!アカ!アオ!ミズイロ!ムラサキ!

この鳥さんが僕に美味しいタマゴを食べさせてくれたんだ!!」

カズーイ「は!!?」 カズーイはミドリの発言に驚く。

アカ「本当かぃ!?

僕らの大好物のタマゴをくれるの!?鳥さん!!」

アオ「おーい!!僕も美味しいタマゴが欲しいよーっ!!」

ムラサキ「僕も!!」 ミズイロ「僕だって!!」

カズーイ「か、簡単にあげられないわよ・・・・。

元々、あたいの出すタマゴは敵を倒すだけあって・・・。」

バンジョー「良いじゃないか。食べさせてやりなよ。」

アカ「そうだよぅ。僕らも食べたいよ。」

4匹のクロコタスがせがみ続け、

カズーイがため息しながら、こう言う。

カズーイ「はぁ・・・。わかったわよ。その代わり、

何か・・・ご褒美はもらうからね!」

4匹のクロコタス「はーい!!」 ミル「何か子供っぽいわね・・・。」

ミルとバンジョーが苦笑をし、

4匹のクロコタスが大きく口を開ける。

カズーイ「えぃ!!えぃ!!えぃ!!えぃ!!」

カズーイがそれぞれ1匹に向けて、1個のタマゴを飛ばす。

4匹がその全てのタマゴを食べる。

アカ「美味しい!!」 アオ「最高!!!」

ミズイロ「こんなの久しぶりだよ!!」

ムラサキ「ありがとう!!鳥さん!!」

4匹のクロコタスがとびきり笑顔で喜ぶ。

バンジョー「凄く喜んでる。」

ミドリ「それもそうさ。この沼の戦争が続いているから、

卵なんて、滅多に手に入らなかったよ・・・。」

カズーイ「さっ!ご褒美ちょうだい!!」

ミドリ「わかったよ。じゃ、ちょっと待ってて。」

ミドリは近くにある箱を開ける。そこから金色に輝く物を取る。

テル「これは・・・ジグソー!!?」

ミドリ「これは、僕らが戦線の地で掘って見つかったんだ。

これを、君らにあげるよ。」

バンジョー「ありがとう!じゃ、ありがたく受け取ろう!」

バンジョーがジグソーを手に取り、

カズーイがそれをリュックに入れる。

バンジョー一行はこれで、27個目のジグソーをゲットした。

ミドリ「そのジグソーのせいで、戦争が始まったし・・・。」

ムラサキ「・・・思い出した!!」

ミドリ「何が思い出したんだぃ?ムラサキ。」

ムラサキ「昨日、この住み処に来た怪しい髑髏の人が、

熊と鳥が一緒になっている奴を見かけたら、

呼んで来いって。」

バンジョー「髑髏の人?誰だぃ?その人・・・。」

ムラサキ「僕もあまりわからないけど・・・。確か、

マンボまうんてんから来たとか言って・・・。」

ムラサキの発言にバンジョーとカズーイは驚く。

バンジョー「マンボまうんてんから・・・・!?」

カズーイ「もしかして、あの魔術師じゃない!??」

ムラサキ「えっ!?知ってるの!?あの人の事を・・・!」

バンジョー「僕らも少しだけ会っていたから、

あまりわからないけど、名前なら知っている・・・。」

カズーイ「不死の魔術師・・・。マンボ・ジャンボ!!!」

つづく

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