ウルトラマンクリスタル 第48話・増える憎しみ。消えていく愛。
暗黒宇宙人・クロネ星人
変貌怪獣・ダークロン
亡霊少女
登場
宇宙。地球の近くで地球が放ったスペースシャトルが飛んでいた。
そのシャトルは、広大な資源を求めて宇宙を探検しようとしたのだ。
宇宙飛行士A「しっかりしろよ。俺達は人類の未来の発展するため、
この仕事を成功しなければ、ならないんだ!!」
宇宙飛行士B「はい!その間に・・・どこかの宇宙人に、
襲われなきゃ良いのですが・・・。」
宇宙飛行士A「心配すんな。その時はウルトラマンが来てくれるよ。」
やや不安な宇宙飛行士Bに対し、宇宙飛行士Aは自信満々であった。
宇宙飛行士B「え・・・ええ・・・・。ん!?」
宇宙飛行士A「どうした・・・?ぅお!?」
二人は目の前に、恐ろしい物体にある事に驚く。
それは、巨大な黒い雲であった。それはゆっくりシャトルに近づいている。
宇宙飛行士B「く・・・黒い雲だ!!」
宇宙飛行士A「や・・・やばい!!吸い寄せられる!!」
そして、黒い雲がシャトルをのみ込み、その中でシャトルが爆発してしまう。
その恐ろしい事件はDGC隊員の耳にも届いた。
モモ「・・・・と言うワケで、
その黒い雲の正体はまだ気づいていないワケ。皆はどう思う?」
シュドー「何だかわかりませんが、
とりあえず地球に来るんでしょ?その雲は。
俺はただの自然現象だと思うけどなァ・・・。」
テブリッシュ「俺は、宇宙怪獣がその雲を利用しているのではないかと・・・。」
イチゴ「僕は宇宙人が作った兵器ではないかと思います。」
サキ「私は・・・あの雲そのものが怪獣ではないかと・・・。」
コリス「僕も同じ考えです。」
モモ「・・・・皆の考えはそれぞれ正解に近いけど、違うかも知れない。」
モモはキッパリとそう言い、シュドーが呆れてつっこむ。
シュドー「・・・・一体、どっちなんですか?;正解とか違うとか・・・。」
モモ「・・・・・私、何が何だかわからない。」
モモがハッキリそう言い、テブリッシュも呆れてつっこむ。
テブリッシュ「ハッキリ答えないでください・・・・;」
モモ「だってわからない物はわからないんだもん。
こう言うのは調べるに限るわ。
シュドーとテブリッシュはスカイラッシュで宇宙を調査しに来て。」
シュドーとテブリッシュ「了解!!!」 二人は敬礼して、司令室から出た。
イチゴ「スカイラッシュには宇宙にも行ける機能が搭載していますよね。」
モモ「ええ・・・。コリス!!」 コリス「は、はい!!」
テーブルの前で座っていた。コリスはモモに言われて、急いで立った。
モモ「例の黒い雲が出てきたと同時に、
ワシントンE地区で異変があったらしいの。
そこの街が何者かによって破壊されているらしいわ。」
コリス「・・・怪獣の仕業ですか?」
モモ「可能性は高いわ。その調査をあなたに任せるわ。」
コリス「・・・・はい。」
こうして、コリスはロードラッシュはワシントンへ向かっていた。
コリス(腐生人間事件は終った・・・・でも、人の争いはわからない。
彼ら人間は、本当に夢を持つ気あるのだろうか・・・?)
腐生人間事件は2週間前に終っている。あの事件で、
コリスは少しずつ人間の見方を変えつつあったのである。
コリス(・・・・この街に、差別されている人間はいないだろうか?
彼らは現実の被害者だ。でも、他の多くの人間はそれを無視する・・・。
大人たちはほとんどが、
子供から夢を奪っていくと言う連中がいると聞く。
やはり、ザラ隊長の言う通りこの世界は弱肉強食だろうか・・・?
・・・・でも、信じなきゃ。人間たちがきっとその過ちに気づいていると!)
コリスはそう言いながら、ワシントンへついた。
その一部であるE地区。そこにある多くのビルがほとんど崩れている。
そこで倒れていた人が多くいた。中にはその人の死に悲しむ人も多くいる。
コリス「・・・・この中には、大切な人を失った人が多くいる。
その人の多くが孤独になってしまうかも知れないかも知れない。
彼らも被害者だ。この事件を起こしたのが怪獣だったら・・・・!!」
コリスはこの悲劇を起こしたのが、怪獣だと思った。その時・・・。
謎の声『コリス・・・・コリス・・・・。』
その声はどこかで聞いた事があるらしい女性の声だ。
コリス「・・・・っ!?その声は・・・・まさか!?」
コリスはその声に気づき、別の方向へ走る。声の主を探すように。
コリス「・・・・感じる。ここだ!!」
コリスは気配で察して、近づいたと思ったところでロードを停めた。
そのロードから降りて、そこで声の主を探すつもりだ。
そして、コリスは路地のところへ入る。そこで・・・。
コリス「・・・・・いるよね?」
コリスがそう言うと、彼の前に光が出てきた。
その光が変わり、女性の姿となった。この女性はなんと、亡霊少女。
前回でゴダルの攻撃で消えたハズの亡霊少女ではないか。
コリス「・・・・やはり、声を聞いてわかったんだ。」
つづく
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