マリオネット・ライター「ええええぇぇぇぇぇぇい!!!!」
ライターは空中でミスティーに殴りかかるが、
ミスティーデビルスはバックで空中移動して避けた。
ミスティー・デビルス「キギギイイイィィィキギギイイイィィィキギギイイイイィィィィィ」
そのままミスティーは銛からの光線でライターに攻撃する。
マリオネット・ライター「ふっ!!でっ!!」
敵の光線を避けたライターは、逃げていくミスティーを追跡する。
光次郎「ライターはミスティーを追いかけている。僕も追わないと!!!」
そして、ミスティーは複数の車が走る大橋の上へと着地した。
その際、ミスティーの足が一台の車を踏み潰し、その爆発する。
ミスティー・デビルス「キギギイィィィキギギイィィィキギギイイイィィィィィィィ」
ミスティーはさらに銛からの光線で、トラックを爆破してしまう。
運転手の男性「ジャ、ジャンボロイドだあああぁぁぁぁぁ!!!!!!」
車に乗っていた男はミスティーが現れた事に驚き、
急いで車から降りて逃げる。ミスティーは銛でその車を突き刺した。
マリオネット・ライター「はっ!!」 そして、ライターがミスティーの前に着地した。
ミスティー・デビルス「キギギイイィィィキギギイイィィィキギギイイイイィィィィィ」
ミスティーはライターを殺そうと銛を突き出す。
マリオネット・ライター「せぃ!!やあぁぁっ!!」
ライターは手刀でミスティーの銛を叩き、敵の攻撃を回避した。
その瞬間、すぐに敵の胴体にキックを打ち込む。ミスティーは今の打撃で痛がる。
マリオネット・ライター「はああああぁぁぁ!!!」
さらにライターはミスティーの顔を殴った。
ミスティー・デビルス「キギギイイィィキギギイイィィィキギギイイィィィィ」
ミスティーはひるみ、ライターからさがる。ライターはさらに攻撃しようとするが。
マリオネット・ライター「えぃ・・・・!きゃっ!!」
ミスティーが膝蹴りでライターを打ち、さがらせた。敵の反撃が始まった。
ミスティー・デビルス「『さっきはよくもやったわねェ・・・・!!』
キギギイイイィィィキギギイイイイィィィィキギギイイイイイィィィィィ」
ミスティーは怒りの一撃として、ライターを銛で突き刺そうとした。
マリオネット・ライター「っ!!とう!!」 ライターは間一髪、
両手で敵の銛を掴み、ジャンボロイドの攻撃を阻止しようとする。
ミスティー・デビルス「キギギイイィィキギギイイィィキギギイイイィィィ」
ミスティーは力押しで銛でライターを刺そうとし、それに抵抗する彼女の胴体を蹴り付けた。
マリオネット・ライター「うわ・・・・っ!!く・・・・!」
ライターは何度も蹴り付けるミスティーの攻撃の前に耐える。ところが・・・。
マリオネット・ライター「きゃう!!!」 ミスティーはライターの顔を蹴った。
顔を蹴られた痛みでライターはミスティーからさがるが、かすかに耐えた。
ミスティーは離れたライターに銛からの光線を発射した。
マリオネット・ライター「うわああああぁぁぁぁぁ!!!!」
ライターは光線を浴びて、大ダメージを受けてしまう。
ミスティー・デビルス「キギギイイィィィキギギイィィィキギギイイイイィィィィィ」
ミスティーはライターに迫ろうとするが、後ろから何かの攻撃を受けて、
背中が爆発して痛がる。ミスティーは怒って、後ろの方へ向く。
そこに複数の戦車部隊がこの大橋を渡って駆けつけたのだ。
第3分隊の戦車部隊は一斉攻撃でジャンボロイドを攻撃。
ミスティー・デビルス「キギギイィィィキギギイィィィキギギイイィィィ」
攻撃を受けたミスティーは怒って、戦車部隊に銛からの光線で反撃した。
複数の戦車が爆発してしまった。戦車部隊の戦力は残りわずかとなる。
マリオネット・ライター「ああ!!SSPの人たちが・・・・!!」
ミスティーは戦車部隊を容赦なく攻撃。銛で一機の戦車を突き刺し破壊した。
戦車から脱出した隊員たちは逃げながら、ミスティーに射撃した。
ミスティー・デビルス「キギギイイィィキギギイイィィキギギイイィィィ『ふん!!
弱っちィ人間がどんなに足掻いても私には勝てないのよ!!!』」
ミスティーは銛で逃げ遅れた隊員の男に迫る。
SSP隊員「う、うわあああぁぁぁぁ!!!!」
マリオネット・ライター「危ない!!スライス・ライト!!!!!」
ライターはスライスライトでミスティーを攻撃して、SSP隊員を助ける。
ミスティーデビルスはそれに気づき、いち早く空を飛んで、避けた。
スライスライトは外されたが、隊員は助かってなんとか逃げ切れた。
ミスティー・デビルス『後ろからの攻撃を受けるなんて、もう飽きたんだから・・・!』
その時、光次郎は空を飛んでいるミスティーを見ながら、走っていた。
光次郎「ジャンボロイドが飛んでいるところは・・・。確か、この町の大橋だな!!」
大橋を目指して走る光次郎を春日が遠くから、見ていた。
ミスティー・デビルス「キギギイイイィィィキギギイイイィィィキギギイイイィィィ」
ミスティーは空から物凄いスピードでライターに迫る。ザクウゥゥゥッ
マリオネット・ライター「うあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
ミスティーの銛がついにライターの身体を突き刺してしまった。
その同時に、ライターは地面に倒れてしまう。ミスティーは突き刺しながら押し倒したのだ。
ミスティー・デビルス「キギギイイイィィィキギギイイイィィィキギギイイイイィィィィィ」
ミスティーはそのまま銛に力を入れて、ライターを苦しめる。
マリオネット・ライター「ああ・・・・っ!!くうぅ・・・・・!!」
ライターは自身の身体に銛が深く刺さってくる感じに痛がっている。
ミスティー・デビルス『ふふふふ・・・。あなたが何故、こうなっているのか、
わかる?それはね、あなたが愚かな人間たちを守っているからよ。
ジャンボロイドは最強の巨大戦闘マシーン。けどね、
心なんか持った時点で最強じゃなくなるのよ。あなたはジャンボロイドの中で最弱よ。』
ミスティーはそう言いながら、
ライターを刺したまま銛をあげる。ライターを持ち上げたそうだ。
マリオネット・ライター「く・・・・っ!!強さとか弱さとかの問題ではありません!!
確かに私は人間たちと言う守る心を持っています・・・!何故なら、
私は人間が好きだから!!!私は守りたい!!全ての命を・・・・!!」
その時、ライターの胸のクリスタルが点滅を始める。もうすぐタイムリミットだ。
ミスティーはそんな彼女の言葉に苛立ちを感じ、2本の触覚から紫色電撃を出した。
ミスティー・デビルス『なんですって・・・・・!?』 バリバリバリバリバリバリ
マリオネット・ライター「くあああ・・・あぁぁぁぁ・・・・・!!!
私は・・・・あなたのような悪党から、弱い人や寂しい人たちを守ってみせる!!」
ミスティー・デビルス「キギギイイィィィキギギイイイィィィィキギギイイイイィィィィィ」
ミスティーはライターを刺したままの銛を振り回す。それにより、
ライターが大橋のロープにあたる。そのロープが千切れライターが橋から落ちそうになる。
マリオネット・ライター「ああ・・・・っ!!くぅ・・・!うっ!うああああぁぁぁぁ!!!!」
橋の外にライターの顔が出て、今に落ちそうであるが、ミスティーに、
銛に刺されているため落ちてはいない。
ミスティーはまたも2本の触覚からの電撃を放射している。
ミスティー・デビルス『どぉ?気持ち良いでしょォ?もーっとビリビリしてあげるわ!』
ミスティーはさらに放電し、ライターを苦しめる。限界時間の4分が近づいてくる。
マリオネット・ライター「ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
ミスティー・デビルス『ふん!!人間の味方になった罰よ。
人間は全く駄目な生物。もしかして、あなた。その駄目生物の弱さが移ったかしら??』
光次郎の声「んなワケないだろ!!!!」 マリオネット・ライター「っ!?」
光次郎の声にライターはもちろん、ミスティーも気づく。
既に光次郎は大橋に来て、ボウガンから矢を発射した。
鋭いスピードで迫る矢がミスティーの二つの触覚を切り裂き、敵の頭から火花が散った。
ミスティー・デビルス「キギギイイイィィィキギギイイイィィィィキギギイイイィィィィィ」
ミスティーはこれに苦しみ、銛を放して発狂した。銛はライターに刺さったままだが。
光次郎「あかりさん!!しっかり!!!」
マリオネット・ライター「は・・・はい!!むうぅぅぅん!!!」
ライターは立ち上がって刺さった銛を抜いて、その銛を自分の物にした。
ミスティー・デビルス『わ・・・・私の大事な触覚があぁぁぁ・・・・!!!』
ミスティーは頭を痛がり、逃げようと空を飛ぼうとするが、光次郎はそうはさせない。
光次郎「逃がすか!!!」 光次郎はさらにボウガンから矢を2発発射した。
2発の矢はそれぞれミスティーの羽に命中して、その羽が爆発した。
ミスティー・デビルス「キギギイィィィキギギイイィィキギギイイイィ」
羽を失ったミスティーはまた大橋のアスファルトに落ちてしまった。
光次郎「これで敵の羽は失った!!あかりさん!!!」
マリオネット・ライター「はいっ!!てええええぇぇぇぇぇい!!!!!」
ライターは銛でゆっくり立ったミスティーの身体を貫いた。
ミスティー・デビルス「キギギイイィィィキギギイイィィィキギギイイイイィィィィィィ」
ミスティーデビルスは自分の銛に機体を貫かれて、かなりの激痛を感じた。
マリオネット・ライター「はあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
ライターは凄まじいラッシュでミスティーの顔を殴り続ける。
ミスティーはその連打を受けて、もはや限界に近づきつつあった。
マリオネット・ライター「とおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
ライターはさらにミスティーを投げ飛ばす。敵がアスファルトに叩きつけられ、
かなりの苦痛を受けるが、まだ立ち上がる。しかし、間もなく瀕死になる。
マリオネット・ライター「フラッシュブレイカー!!!!!!」
ライターはフラッシュブレイカーでミスティーを大爆発させて倒した。
ついに、ミスティーは地獄に落とされ、永遠の裁きを受ける事になるだろう。
光次郎「やった!!やったぞ!!あかりさ・・・・・。」
勝利に喜ぶ光次郎だが、ライターに異変があると見て、テンションがさがる。
マリオネット・ライター「ぁ・・・・・・。」 戦いでのダメージが大きすぎて、
倒れたライターは等身大のあかりに戻った。光次郎はすぐあかりに駆け寄る。
あかりの着ているメイド服がボロボロになっている。
衣装だけではなく、身体中が傷だらけである。
光次郎「あ、あかりさん!!!大丈夫か!!?」
あかり「はぁ・・・・はぁ・・・・。だ・・・大丈夫です・・・・。
それより、あなたが無事で・・・・・何よりです・・・・・・。」
光次郎「あかりさん・・・・。」 光次郎は倒れているあかりを抱えようとした。
それらを全て、春日が見ていた。春日はそれらを見て、何を思うのだろうか・・・。
一方、桜たちは既にウッディーを倒していた。
他のブラックアタッカーたちも全て倒されている。
ウッディー「み・・・・ミスティーが・・・・死んだ・・・・―――。」
桜と青井の剣に斬られて血まみれになったウッディーは、
そういい残して死んでしまった。桜たちの勝利だ。
清水「これで敵部隊は全滅だな・・・・。」
野沢「ミスティーも倒されたそうね。」
青井「状況は終了しましたね。月野先輩。」
桜「ええ。後は光次郎君たちに知らせないと・・・・。っ!?」
その時、桜は見た。横道で光次郎があかりをお姫様抱っこをしながら歩いているところを。
桜「こ・・・光次郎・・・・君・・・・・。」 桜はそれを見て驚く。
青井「どうなされたのですか?月野先輩・・・・。」
桜「・・・・・・・・・っ。」 しかし、桜は黙ったままで青井の言葉にも反応しなかった。
桜は切ない表情のまま、胸に手をあてる。それを春日が見て、こう呟いた。
春日「・・・・・どうやら、女心が乱れそうね・・・・。」
女心が乱れる。一体、どういう意味だろうか・・・・。
光次郎はあかりを抱えながら歩く。あかりの寝顔を見て、光次郎は赤くなって惚れる。
光次郎「あかりさん・・・・寝る顔も可愛いんだな。仕方がないな。
こうやって傷つきながら戦ってるんだもん・・・・。僕を守るために・・・。
でも・・・・・。何故、この娘は・・・・・・僕を守るんだろう・・・・?
一体・・・・どうして・・・・・。」
こうして、ミスティーを倒したSSPとライター。ですが、
光次郎と桜。二人の気持ちがそれぞれ複雑になりつつあります・・・。
あかりは何故、光次郎を守るのか?桜は光次郎とあかりの愛を見て、
何を思うか?春日はそれらを見て、何を見たのか?
そして、光次郎のこれからは一体どうなるのでしょうか・・・?
この物語はいよいよ終盤を迎えるのです・・・・・。
次回につづく
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