そのZEROを操縦しているのは、コリスだった。
コリス「・・・・・・・・・っ!!!」
コリスは暴れるヴァロアロスに対し、強い敵意を向けた。
ヴァルアロス『ち・・・っ!また邪魔するのかよ!?
まあ良い。貴様も我の力を見たハズだ。今より、
貴様に我の恐怖を叩き込み、地獄へ落とし・・・・!!』
ヴァロアロスがそう言ってる間に、ZEROがレーザーバルカンで攻撃。
ヴァルアロス「ギャオオオォォォォォン」
使途はいきなり攻撃を受けて、ひるんだ。だが、
ZEROは攻撃をやめずにレーザーバルカンを連射し続ける。
シュドー「すげーぞ!!先攻でヴァルアロスを押していく!!」
テブリッシュ「だが、敵はまだくたばれないぞ!!それに、
あいつ・・・・。コリスと前にどこかで会ったような言葉を放ったな?」
ヴァルアロス「グァオオオォォォウ!ウゴアアアァァァァァ」
ZEROのレーザーバルカンを受け続けたヴァルアロスは、
ついに怒り狂って、口から光線を発射するが、
ZEROはそのスピードを生かして、避けた。
ヴァルアロス『てめーっ!!いちいち我が語ってるところに、
水をさしやがってええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!!
我は使途なるぞ!!!逆らうんじゃねええええぇぇぇぇぇぇ!!!』
コリス「だからこそ、逆らうんだ・・・・!シャドーさんやゴダルの、
無念を晴らすため・・・・お前の邪悪な野望を壊してみせる!!!」
ZEROはレーザーバルカンを連射し、ヴァルアロスを攻撃する。
接近したところ、使途が左手の刃物で反撃するが避けられた。
ZEROは次にダブルブラスターで攻撃した。だが・・・。
ヴァルアロス「ウガアアアアァァァァァ『くそおおおぉぉぉっ!!!
調子に乗りやがってェ!!ガキのクセに何でこんな事すんだよ!?
もっと大人になってから戦えや!!おい!!!良いか!?
てめーなんか、力さえなかったら、ただのクソガキなんだ!!!
我は最強で素晴らしい使途だ!!その我がてめーのような馬鹿に、
負けるワケがねーんだよ!!このままてめーを葬って、
この世界を丸ごと破壊して、生き残ったガラクタ共を奴隷にして、
この世界を絶望に満ちた地にしてやんよ!!!おいっ!!
聞いとんのか!?ボケ!!!!
何でブンブン飛んでんだよ!!???』」
ヴァルアロスは子供のように暴言を吐き続けている間に、
サキとイチゴがぼそっと話す。
イチゴ「自分が不利だからって、あんなヒステリックな事を・・・。」
サキ「ええ。使途って最低ですね・・・・。」
ヴァロアロス『きいいぃぃぃぃっ!!最悪だぞ!!貴様!!!
我は怒ったぞ!!見よ!!!我の暴力を見るが良いいいぃぃぃぃ!!!
「グォウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」』
使途は両目から閃光を発した。ZEROの周りが次々と爆発していく。
コリス「く・・・・っ!!見てて・・・・!シャドーさん。ゴダル。
あなたたちを絶望に追い込んだ奴は必ず倒してみせる!!!」
ヴァルアロス『黙れっつーんだよ!!!我を倒すなど、
永遠にねーだろ!?
ふざけるのも、いい加減にしろよなああぁぁぁぁ!!!』
ヴァルアロスは毒の吐息で攻撃。ガスに包まれたZERO。そこで・・・。
コリス「う・・・・っ!?な、何だこの悪臭は・・・・!?
機体の中にいても、悪臭が苦しんでいる・・・!」
コリスは急に鼻を摘んで、悪臭に苦しむ。息もできないか、
ごほっごほっとしている。
どうやら敵の吐息空気を悪化する効果もあるそうだ。
さらにZEROの機体にヒビが入り続ける。
ヴァルアロス「グルルルルルルルルルル・・・・・」
使途は笑みを浮かべる。どうやら勝ち誇っているようだ。
イチゴ「コリスを援護する!!!」 4人は一斉射撃で使途を攻撃。
ヴァルアロス「ウガアアアアァァァァァァァ」
使途は攻撃を受けて、吐息攻撃をやめさせる。ZEROは助かった。
コリス「・・・・・っ!!ヴァルアロス!!」
ZEROはレーザーバルカンで反撃する。
ヴァルアロス「グォルルルルルルルルル!ガオオオオォォォォォォ」
敵は光線を発射するが、ZEROは避けて強力ミサイルを発射する。
ヴァルアロス「ギャオオオオオォォォォォォォォ」
使途は攻撃を受けて、ひるんだ。このまま行けば勝てる。
コリス「ディバインレーザー!!!!!!」
ZEROはディバインレーザーで攻撃した。ヴァルアロスは倒れた。
ヴァルアロス「ガアアアアアアアァァァァァァァァァ」
テブリッシュ「おお!!やったぞ!!!」
イチゴ「使途が倒れた!!!」
シュドー「へっ!所詮、使途って奴もDGCの敵じぇねーな!!」
だが、そんな事はなかった。倒れた使途から赤黒いオーラが出た。
サキ「っ!!不味いわ・・・・!敵が凄くキレているわ!!」
そして、別のところからモモとシャドーが来ていた。
シャドー「やばいわ!!あのオーラは怒りが頂点に立った証拠よ!!
ヴァルアロスは物凄く強くなるわ・・・・っ!!!」
ヴァルアロス「グルルルルルルルルルルルルル・・・・・・!
ウガアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァ」
ゆっくりと立ち上がった使途はオーラを解き放って、物凄く吼えた。
ヴァルアロス『あ”ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
よくもこの我をなめやがったなああああぁぁぁぁぁぁ!!???
殺す殺す殺す殺し尽くしてやるぁあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』
コリス「・・・・っ!!な、なんて気迫なんだ。機体が震えている!?」
ヴァルアロス『おらあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
全てぶっ壊しててやる!!!!
まずはこのクソみてーな戦闘機からだ!!!
我を怒らせたら、どうなるか!!
思い知れやあああぁぁぁぁぁ!!!!!!!』
ヴァルアロスは右手の平から紫色のビームが一度に無数に出てきた。
無数のビームの前にZEROは避ける方向すらなかった。
コリス「不味い・・・・・っ!!でも・・・・・!!」
ZEROは必死に避けようと動く。一発のレーザーは避けれたが、
次の2発のレーザーを受けてしまう。
これによりZEROは爆発する。
シュドー「コリス君!!!」 モモ&シャドー「コリス!!!!!」
残りのレーザーが多くのビルを破壊してしまい、
一気に町並みを爆破してしまった。
ヴァルアロス『ひゃははははははははははははははは!!!!!!
称えよォ!!!我ら使途こそが、最強なるぞおおぉぉぉ!!!!
今こそ我がこの世界を支配する時が来たのだ!!!!!あ?』
その時、空中からウルトラマンクリスタルが飛んで来た。
コリスはZEROが爆発する間際に、クリスタルに変身したのだ。
コリス『変身!!!!!!』
正義の力はそう簡単に負けはしないのだ。
ヴァルアロス『ウルトラマンクリスタルうううぅぅぅぅ・・・・・!!!』
そして、クリスタルは着地した。二人の巨人は再び対峙する。
ウルトラマンクリスタル「ヴァルアロス・・・・!!」
ヴァルアロス『クリスタルよ!!今一度、
我を倒そうと思ったら大間違いなるぞ!?我は今、
とてつもなき怒りに支配されている!!貴様など、
一瞬でひねり潰してくれるわァ!!!覚悟は良いなァ!?』
ウルトラマンクリスタル「覚悟するのはそっちだ・・・・!!
シャドーさんとゴダルの悲しみを知ってもらうぞ!!!!!」
ヴァルアロス『うるせええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!
こっちこそ、これまで抗えされし気持ちを、
教えてやろうかァ!!?おい!!!』
モモ「シャドー・・・。よく見るのよ。コリスは負けない。
コリスはあなたとゴダルの仇をとろうとしている。
そう。全ては、あなたとゴダルを想っている。わかるわね?」
シャドー「ええ・・・・。優しいのね、あの子。
そんな子を、私は今まで・・・・・。何か、謝罪を・・・。」
モモ「だったら、応援すれば良い・・・。クリスタルが勝てるように。
そうすれば、罪滅ぼしになれるかも知れない・・・・。」
シャドー「ええ・・・・。頑張って・・・コリス・・・・。」
シャドーは両手を組む。クリスタルが勝つ事を祈って・・・。
ウルトラマンクリスタル「ショワアアアァァァァァァ」
ヴァルアロス「グアアアアアァァァァァァァ」
二人は激突を始める。まずはヴァルアロスが刃物を振るう。
ヴァルアロス「グオォォォウ」
ウルトラマンクリスタル「ふん!!でや!!」
クリスタルは避けて、腹部にキックを打つ。
ヴァルアロス「ギャウウウゥゥゥ!ガオオオォォォォウ」
だが、使途はクリスタルの顔を右手で掴み、その顔をさがらせて、
膝蹴りでクリスタルの顔を打った。クリスタルはひるむ。
ウルトラマンクリスタル「うっ!?ぐはああぁぁぁぁ・・・・!!!」
ヴァルアロス「ガアアアアアァァァァァァァ」
ヴァルアロスは刃物で思い切り、クリスタルを斬った。
ウルトラマンクリスタル「うわあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
クリスタルは大ダメージを受けて、倒れた。
シャドー「コリス!!!!」 クリスタルは立ち上がり、反撃する。
ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!!クリスタルレーザー!!!!!」
クリスタルはクリスタルレーザーを発射し、ヴァルアロスに命中した。
ヴァルアロス「グオオオオオオオォォォォォォォ」
ウルトラマンクリスタル「おおおおぉぉぉぉぉっ!!!」
クリスタルはひるんだ使途にキックする。だが、敵も負けない。
ヴァルアロス「グアオオオオオオォォォォォォォ」
ヴァルアロスは斬りかかるが、クリスタルは瞬間に避けてさがった。
ヴァルアロス『やりやがったな!!?
このゴキブリがああぁぁぁ!!!!』
ヴァルアロスは口から光線を発射して、クリスタルを攻撃した。
ウルトラマンクリスタル「うわあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
クリスタルは敵の光線を受けて、
また倒れるが、すぐに立ち上がる。
ウルトラマンクリスタル「く・・・・っ!!はあああぁぁぁぁぁ!!!!」
クリスタルはまた走り、ヴァルアロスに接近する。
つづく
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