ゴダル「マリンナーサの王子よ!今度こそ伝説の力をもらうぞ!!」
ウルトラマンクリスタル「腐生人間の仇・・・とってやる!!シュワ!!」
クリスタルは走り、ゴダルを倒そうとかかる。ゴダルも走り、激突する。
ウルトラマンクリスタル「でや!!」 ゴダル「・・・・・!」
クリスタルとゴダルは互いにパンチし、その二つの拳がぶつかる。
ウルトラマンクリスタル「はっ!!」 ゴダル「・・・・・!!」
今度は互いにキック。二つの足がぶつかるが、二人ともさがらない。
ウルトラマンクリスタル「むうぅぅん!!せぃやああぁぁぁ!!!」
クリスタルはその瞬間に回転し、もう一度キックした。
ゴダル「・・・・・・!!?」 そのキックが見事、ゴダルにヒット。
ゴダルは今の攻撃でさがった。クリスタルは素早い蹴りのコンボを狙ったのだ。
ウルトラマンクリスタル「・・・っ!シュワアァァァッ!!」
今度はパンチを繰り出した。だが、ゴダルはそれを顔を動かすだけで避けた。
ゴダル「・・・・・!・・・・・!!」
そして、ゴダルはすぐに強烈なパンチを繰り出して、クリスタルに反撃。
ウルトラマンクリスタル「う・・・・っ!!うわああぁぁぁっ!!」
ゴダル「・・・・・・・!!!」 さらにゴダルはクリスタルに、
飛び蹴りをくらわせる。クリスタルは吹き飛び、ビルにぶつかる。
そのビルが崩れるが、クリスタルはゆっくりと立ち上がる。
ウルトラマンクリスタル「く・・・・っ!!」
ゴダルがゆっくり迫る。その時・・・。
ゴダル・・・・・!!・・・・・!?」 ゴダルに無数のレーザーが襲い掛かる。
これはレーザーバルカン。
夜空から飛んで来たスカイラッシュ二機が攻撃したのだ。
スカイラッシュ1がシュドー、スカイラッシュ2のテブリッシュである。
シュドー「助けに来たぜ!!クリスタル!!!」
テブリッシュ「全ての腐生人間が消えたと思ったら、ゴダルの仕業だったのか!」
二機のスカイラッシュはレーザーラッシュでゴダルを攻撃した。
ゴダル「・・・・・!!・・・・・・!」
そして、地上からサキとイチゴもロードラッシュで駆けつけた。
イチゴ「攻撃開始!!」 サキ「はいっ!!」
ロードラッシュは拡散レーザーでゴダルを攻撃した。
ゴダルは怒って、ロードの方へ向かう。
ロードと二機のスカイラッシュは攻撃を続ける。
ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!!クリスタルレーザー!!!」
立ち上がったクリスタルはクリスタルレーザーでゴダルを攻撃した。
ゴダル「・・・・・!?・・・・・!!」
攻撃を受けたゴダルは苦痛を感じ、
クリスタルの方に向かい、指からのレーザーを発射。
ウルトラマンクリスタル「ふっ!!とおおおぉぉぉっ!!!」
クリスタルはジャンプして、ゴダルに空中キックを仕掛ける。
それを受けたゴダルは倒れてしまうが、すぐに立ち上がる。
ゴダル「・・・・!ヘルズ・ギロチン!!!」
ゴダルはヘルズギロチンでクリスタルを攻撃した。
ウルトラマンクリスタル「ぐわ・・・・ああぁぁぁ・・・!!!!」
クリスタルは敵のヘルズギロチンを受けて、物凄い激痛を受けて苦しむ。
ゴダル「・・・・!」 ゴダルは容赦なくクリスタルを蹴り上げる。
ウルトラマンクリスタル「うわっ!!!」 クリスタルはまた倒れる。
二機のスカイラッシュがレーザーバルカンでゴダルを攻撃。
ゴダル「・・・・・!!バーストハデス!!!」
ゴダルはバーストハデスで二機のスカイラッシュを攻撃する。だが、避けられる。
ゴダルは悔しいか、近くのビルを叩き壊し始める。
ウルトラマンクリスタル「負けられない・・・!絶対に負けちゃ駄目なんだ!!」
クリスタルは立ち上がり、ゴダルのところへ走る。指からのレーザーで、
ビルを破壊したゴダルはそれに気づくが、クリスタルが素早くパンチを繰り出す。
ウルトラマンクリスタル「シュア!!」 ゴダル「・・・・・!?」
その拳が見事にゴダルに直撃。さらにクリスタルはミドルキックで痛めつける。
ゴダル「・・・・・!・・・・・・!!」 ゴダルが反撃しようと動くと、
ロードラッシュが拡散レーザーでその敵を攻撃する。敵はひるんだ。
ウルトラマンクリスタル「クリスタルボマー!!!」
クリスタルはクリスタルボマーでゴダルに大ダメージを与える。
ゴダル「・・・・・・・!!?・・・・!!」
ゴダルは攻撃を受けて、苦しむ。
二機のスカイラッシュが通常バルカンで痛めつける。
あまりの攻撃についに怒り狂ったゴダルは急に飛び出した。
シュドー「っ!!また逃げるのか!!?」 いや、逃げはしない。
ゴダルはクリスタルの方へ素早く飛んで来るのだ。
ゴダル「フライングナックル!!!!」
ウルトラマンクリスタル「うああぁぁぁっ!!」
ゴダルはフライングナックルを受けたクリスタルは倒れる。
さらにゴダルはそのままフライングナックルを続けて、他の建物を複数破壊した。
その間にゴダルが近くに飛ぶだけで崩れたり、爆発してしまうビルもあった。
テブリッシュ「なんて恐ろしい奴だ!!
必殺技をこんな扱いにも使うなんて!!」
クリスタルのカラータイマーが赤く点滅する。3分が近いのだ。
ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!!ショワアァァッ!!!」
クリスタルも空を飛び、ゴダルを追う。それに気づいたゴダルは飛び続け、
両者は街中で飛び、追いかけっこをする。クリスタルがクリスタルレーザーを繰り出す。
ウルトラマンクリスタル「はああぁぁぁぁ!!!」 だが、ゴダルはそれを避け、
右の方へ移動した。クリスタルもそこへ移動する。ところがそこにゴダルがいない。
ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!!ゴダルがいない・・・?なっ!?」
その時、クリスタルは後ろにゴダルが飛んでいる事に気づく。
ゴダルは近くの建物を飛びまわって、クリスタルの後ろについたのだ。
ゴダル「・・・・・!バーストハデス!!!」
ゴダルが攻撃をしかけた。クリスタルはそれを知って、上昇した。
ウルトラマンクリスタル「っ!!おおおおぉぉぉぉ・・・・・!!!」
これにより、ゴダルの攻撃は避けた。今度は上空で対決だ。
ゴダル「・・・・・!!」
上空でゴダルが物凄いスピードでクリスタルにパンチする。
ウルトラマンクリスタル「うわ・・・っ!!であああぁぁぁぁ!!!」
負けずにクリスタルは素早い蹴りでゴダルを攻撃した。ゴダルも蹴りで返す。
ウルトラマンクリスタル「うっ!!とぅ!!」
クリスタルは手刀でゴダルに打撃。ゴダルはアッパーで攻撃する。
痛がるクリスタルはパンチで反撃。耐えたゴダルが連続蹴りで攻撃。
ウルトラマンクリスタル「うっ!!うわあぁぁぁっ!!・・・っ!ショワァ!!!」
クリスタルは耐え抜いて、かかと落としでゴダルの頭上に直撃した。
ゴダル「・・・・・・!!??」 ゴダルはひるんだ。今だ。クリスタル。
ウルトラマンクリスタル「スカイハイチョップ!!!!!」
クリスタルはさらに上昇して、スカイハイチョップでゴダルを切り裂いた。
ゴダル「・・・・・・・・・!!!!!???」
ゴダルは激烈なダメージで地上に落ちた。クリスタルが敵の着地した。
ゴダル「・・・お、おのれェ・・・・!マリンナーサ王子・・・・!!」
ウルトラマンクリスタル「エクセリック光線!!!!!!」
クリスタルはエクセリック光線を発射。その光線がついにゴダルに命中した。
ゴダル「・・・・・・・!!・・・・・・・・・・・・!!」
ドカアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァン
ゴダルは大爆発をした。だが、死んだのではなく、消えたのだ。
ゴダルはまだ生きている。クリスタルはそれを知っていた。
ウルトラマンクリスタル「・・・・・ショワッ!!!」
クリスタルは空を飛んで、消えていった。
とある丘でコリスが夜空を見上げた。そこにモモが来る。
コリス「・・・・姉さん。現実とは、そんなに辛い物でしょうか・・・。」
モモ「ええ。現実とは最悪よ。戦争もその産物に過ぎないわ。
その戦争の犠牲者こそが、一番の現実の被害者かも知れない・・・。」
コリス「・・・・僕はその被害者を結局救えなかったのですね・・・。」
モモ「・・・そうでもないわよ。」 コリス「え・・・・?」
モモが夜空に指をさし、コリスがそこを見る。その夜空には、
無数の星々が輝いていた。
モモ「あの一つ一つの星には、人の魂と夢がある。コリス。
あなたたちが腐生人間たちを星にしたのよ。」
そう。腐生人間たちは星となり、永遠の安らぎを得る事だろう。
コリス「皆が・・・・星になって・・・・。」
コリスはそれを見て、涙目ながらも笑顔になる。
モモ「たとえ、悪魔のエゴでも決して消せない物。それは星なのよ・・・・。」
コリス「はい。その星たちを守るのも、僕らの使命なのです。」
こうして、腐生人間事件は美しい星空と共に終わりを告げました。
ですが、まだ安心してはいけません。大人たちが汚い欲望を持って、
醜い争いを起こしている限り、また新たな腐生人間たちが来るのです。
彼らはもしかしたら、人間たちが恐ろしい悪事を二度と起こさせないために、
神に造られたのかも知れません・・・。
つづく
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