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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ザラ「・・・はぁ。頭が痛くなって来たわ。全く、

辛い経験が多い人の言う事もやる事も全く理解できないよ。」

モモ「その人たちから見れば、

得する経験が多い人の言う事もやる事も理解できないわ。」

ザラ「・・・・最後に言っておくが、

この世は常に弱肉強食。弱い人たちは行き場がなくて、心を閉ざして、

自業自得で、差別を受けて、地獄に落ちて当然さ。

やはり、強者は良いなァ。羨ましい弱者も多くいるだろうに・・・。

それじゃ、また来よう。君達のもがきっぷりを見にね。」

そして、ザラは司令室から出た。

シュドーはそんなザラに怒るように銃器を投げ捨てる。

シュドー「二度と来んじゃねェぞ!!!!」

テブリッシュ「あいつ・・・!本当に防衛隊の人か!?

もしかして、宇宙人なワケじゃないだろうな・・・・!!?」

モモ「・・・・残念ながら人間よ。皆。人間ってどう言う生き物か知ってる?」

シュドー「え?そりゃぁ人間は人間っしょ。他の動物とは違いし・・・。」

テブリッシュ「我々人間はいかなる動物よりも知能が、

高く達していますが・・・・。もしかして、隊長!!」

モモ「ええ・・・。私が言いたいのは、人間とはこの世で最も愚かで、

汚れた存在との事よ。私達人間は簡単に争いを起こしやすい・・・。」

イチゴ「確かに人間はこの地球を支配しているつもりで聞きました。」

サキ「けど・・・・それは、間違っていますよね・・・。」

モモ「ええ。私達は・・・・間違いを起こしすぎているわ。

私達は己の欲望や争いで、どれだけの命が失った事か・・・・・。」

そう。我々人間こそが地球を支配しているつもりである、

汚れた存在である。だが・・・それを反対するコリスが声をあげる。

コリス「そんな事ありません!確かに僕ら人間は愚かです・・・。

でも、ちゃんと綺麗な人だっていますよね?」

モモ「コリス・・・・。」

コリス「僕らは決して間違った事ばかりしてません・・・。

地球の事を考えたり、他の生き物を愛したり、他人との共存を考えたり、

そんな優しい人だって多くはいるハズです!!

僕達だって、この地球が平和で夢と希望に満ちた素晴らしい星にするために、

戦っているんじゃないのですか!?夢一つ一つ持ってこそが、

人間なハズ!!それが・・・僕達人間なんでしょう!?」

サキ「コリス君・・・・。」 隊員たちはそれを聞いて、笑顔になる。

シュドー「・・・・へっ。よく言うよ。」

テブリッシュ「コリス。君は・・・とても純粋だな。」

イチゴ「確かに、汚い人間の中にも綺麗な人がいたしね。杏のように・・・。」

モモ「そうね・・・・。つい忘れてしまったわ・・・。

私たちは間違った事しているワケじゃない。世の中、

弱者とか強者とかの問題じゃない。問題なのは夢を持つか捨てるかよ。

持てば叶えるべし。捨てれば、また新しい夢を探せば良い。

人間は・・・まだ自分達の愚かさに気づく事ができるワケね。」

コリス「・・・・はい!」 モモが微笑み、コリスは笑顔になる。

モモ(・・・・ありがとう。コリス。昔の私を思い出したわ。

そうよ・・・!まだ人間は諦めたワケじゃないもんね・・・・。)


その夜。とある軍施設に腐生人間たちの魔の手が伸びようとしていた。

腐生人間「ウウゥゥゥゥ・・・・!」 「グルルルルル・・・・!」

中には顔が髑髏な奴、全身が穴だらけの奴もいる。

そんな彼らの前に亡霊少女がいた。

亡霊少女『やめて!!やめるのよ、

あなたたち!!こんな争いは無意味よ!!!』

腐生人間「五月蝿イ・・・。ドケ。」 「俺達ハコノ薄汚イ連中ノセイデ、

死ンダンダゾ。」 「我ラノ苦痛ヲ、奴等ニモ味ワワシテヤル!」

そして、複数の腐生人間たちが亡霊少女を無視するように進行する。

亡霊少女『っ!!行かないで!!

行っちゃやだ!!これ以上、争わないで!!!』

少女の切ない叫び声も、今や生ける屍たちの耳には届かない。

基地の近くを警備している二人の隊員のところに、奴等が接近してくる。

隊員A「・・・・ん?」 隊員B「な、なんだぁ・・・!!?」

二人の隊員は自分達に近づく腐生人間たちを見て、恐怖を感じる。

隊員A「ゾ、ゾンビだ!!」 二人の隊員は腐生人間たちを倒そうと、

マシンガンを乱射する。腐生人間は少数を犠牲に、二人の隊員を襲う。

腐生人間「ガアアアアアアアァァァァァァァァ!!!!!!!!!!」


モモ「米軍の第45基地が腐生人間に襲撃されたそうよ!!」

コリス「な、何ですって!?」

モモ「それだけじゃないわ!!奴等は他の軍施設を襲っている。」

サキ「もしかしたら、この基地にも・・・・っ!」

モモ「可能性が高いわ。私とイチゴとサキの3人はここで待機。

シュドーとテブリッシュはEDCの基地を防衛しなさい!!

コリスは・・・・ザラの部隊の基地へ行って!!

あいつ・・・私達に救援を送ったわ。腐生人間に怯えてね・・・。」

シュドー「ちっ!怖いからって、俺達に頼りに来たのか・・・・!」

テブリッシュ「俺達を信用してないのに、何故だ・・・・!」

モモ「そうね・・・。あれだけ言いたい事言ったクセに・・・!」

コリス「けど、彼も人間です!守りに行きます!!」

モモ「気は進まないけど、頼んだわよ!!」

コリス「はい!!」 コリスは司令室から出た。


腐生人間たちの復讐がついに始まった。それぞれ、軍の基地を襲い、

軍隊と戦っている。その被害はあまりに大きかった。

それだけではない。腐生人間たちの中に別の人に殺された人がいるため、

街で集団行動し、殺すべき人間たちを次々と殺して行った。

たとえ、そこが人ごみの中でも、路地の中でも、レストランの中でも。

腐生人間「グエエエェェェェ!!!」 殺される男「うわああぁぁぁぁ!!!」

女性「きゃあああぁぁぁぁぁ!!!誰かあああぁぁぁぁ!!!」

目撃した人たちは逃げたり警察を呼ぼうとしたが、

口封じのためほとんど殺された。

このままでは、地球が腐生人間たちに支配されてしまう。

だが、そんな彼らの猛威を見る一人の男がいた。


サキ「隊長。警視庁から警告がありました。謎の怪人が出現し、

腐生人間たちを倒しているそうです。」

モモ「その謎の怪人は?」

サキ「はい。その怪人は黒い鎧を着たような姿をしています。」

モモ「まさか・・・あいつね・・・・!」

モモは黒い鎧と聞いて、見覚えのある者を思い出した。


コリスはロードラッシュで夜の街を走っていた。その時・・・。

コリス「・・・・・・むっ!!これは!!」

コリスは恐ろしい物を見て、ブレーキを踏む。

移動を止めたロードの前には、一般人たちを殺している腐生人間たちがいた。

その一般人は・・・ほとんどヤクザらしい。

腐生人間「グルルルルル・・・・・!!」

男「や、やめろォ!!俺たちが悪かった・・・命だけ・・・・あぶぁ!!」

抵抗する男を容赦なく喰らう腐生人間。コリスは彼らのやり方を見て、震える。

コリス「く・・・・っ!!ここまでやるのか・・・復讐とは・・・・!!」

コリスはロードから降りて、腐生人間の皆さんに立ち向かう。

腐生人間「グルッ!?」 「ギエエエエェェェェ!!!」

コリス「うおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」

コリスは一人の腐生人間を思い切り殴った。

その腐生人間は倒れるが消滅しない。

コリス「(できるだけ倒さず、眠らせるんだ・・・・!)はっ!!」

さらに、コリスはハイキックで次の敵を倒した。コリスは、

人間である腐生人間たちを殺さず、眠らせようとしたのだ。

彼らが自らあの世へ戻ってくれる方法を探すために・・・。


ここは、異人対策隊の基地である。刑務所みたいなところでもあるが、

軍施設みたいなところでもある。そこにも腐生人間の襲撃を受けていて、

複数の隊員たちが彼らと戦っていた。だが、戦力では敵の方が上だった。

そこの、司令室でザラが他の隊員たちに檄を飛ばしていた。

ザラ「ええーい!!何をしている!!さっさと撃ち殺せ!!

もし、奴等がここに来たらどうする!!!」

隊員A「ですが、ザラ隊長!!奴等の戦力は無限です!!

もはや援軍も来ない!!早く次の指示を!!!」

ザラ「じゃあ、全兵士でかかれ!!俺は脱出する!!!」

隊員B「隊長だけ逃げると言うのですか・・・・!?うわ!!」

隊員Bはザラにいきなり殴られる。

ザラ「俺は隊長なんだぞ!!

何か文句あるのかよ!!俺は生きて良いんだよ!!」

隊員A「収容した犯罪者たちは・・・・!?」

ザラ「知るか!!見殺しにしろ!!!あんなクズなどどうでも良いわ!!」

隊員A「そうやっていつも自分の都合だけ僕達を無理やり動かして、

あなたはそれでも隊長ですか!?

自分だけ気持ち良ければ良いんですか!?」

ザラはそう言う隊員Aの胸倉を掴む。

ザラ「おい・・・。俺を怒らすなよ?とにかく、俺は死にたくねーんだよ!!」

ザラは隊員Aを突き飛ばし、脱出の準備をしようとする。

ザラ「俺は死ぬワケにはいかん!!何せ、俺は最高の人間だからなァ!!

くそ・・・!DGCの馬鹿共が!!まだ援軍は来ないのか・・・!!

もし、生き残ったら即刻クビだ!!金も全部奪ってやる!!・・・ひっ!?」

その時、既に多くの腐生人間たちがこの司令室に入っていた。

腐生人間「見ツケタゾォ・・・・!」 「貴様ガ一番ノクズダアァァ・・・!!」

つづく

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