不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ルビイ「何アルか?」 ゴビ「・・・・この砂漠を去ろうと思うんだ。」 ルビイ「え!?どうしてアルか!? この砂漠には君が必要なハズアル!」 ゴビ「・・・・大丈夫。既にこの砂漠はもう、 ゴビがいなくても大丈夫だよ。 それに、この砂漠の全てを愛する者なら、 誰だってゴビになれるんだ。」 ルビイ「そうなのかぃ?」 ゴビ「・・・・だから、ルビイ。 今から新しいゴビになってくれないかな?」 ルビイ「僕が!?」 ゴビの言葉にルビイは驚く。 ルビイ「どうして・・・僕アルか?」 ゴビ「だって、君はこの砂漠の皆さんを全員、 愛せるでしょ?僕以上に。 それから、僕がこの砂漠を去る理由を教えてあげるよ。 それは・・・・僕にこの砂漠の皆さんを愛せなかったからだよ。」 ルビイ「え・・・・?」 ゴビ「気まぐれで我儘でめんどくさがりでひねくれ者。 それが、本当の僕なんだ。トランカーと言うヤシの木が、 水を欲しがって、僕がそんな彼の前にいたけど、 僕は彼を助けなかった。・・・助けたくなかったんだ。」 ルビイ「ほ、本当アル!?」 ゴビ「本当さ。僕はトランカーなんてどうでも良かったんだ。 彼は今でも、僕を憎んでいるだろうな・・・。」 ルビイ「・・・そのトランカーだけどさ。 もう元気になっているアルよ。」 ゴビ「え・・・!?」
トランカー「あの熊と鳥がいなければ、僕はもう駄目だったよ。 ・・・・あ!でも、一番はゴビだよ。」」 トランカーは笑顔で言うが、ゴビは不安そうな表情でこう言う。 ゴビ「僕が一番?・・・でも、 僕は君なんて助けるつもりなかったけど・・・。」 トランカー「でも、君は僕に水をくれたじゃないか。 あの鳥さんが出させたけど、 ゴビ「・・・あっそ。」 ルビイ「凄いアルね!やはり、君は最高アルよ!!」 トランカー「・・・ねェ!君はこの砂漠の王なんでしょ? これからも、僕らの事を見守ってくれる?」 ゴビ「・・・・駄目だよ。 僕に、君たちの面倒を見る力は全くないし・・・。 そもそも僕、ゴビになる事を否定していたし。 だから、ゴビの座はルビイに譲るよ。」 ルビイ「・・・それも悪くないけど、君はこの砂漠から去った後、 一体どうするつもりアルか?」 ゴビ「・・・どこか静かなところに行って、 のんびりする事にする。 元々僕は一匹狼的な感じに近いと理解してるしね。 その、群れるには・・・あまり好きじゃないんだ。」 ルビイ「・・・・そっか。でも、僕は君の事、 友達だと思ってるアルよ。」 ゴビ「・・・ありがとう。どこかで一人で過ごしながら、 心を鍛えるような事もしておくよ。」 ルビイ「・・・僕は君に、 君が本気で望んでいる事なら、僕は否定しない。 ・・・頑張ってね。」 ゴビ「ごめんね。僕、最後まで我儘で・・・。」 ルビイ「・・・でも、いつかは必ず戻って来てね。僕ら、 いつまでも君を待っているから。」 ゴビ「・・・・・うん。」
彼の周りには多くの怪物たちの死骸があった。 その怪物たちは、 マンボ「はぁ・・・はぁ・・・。」 マンボの姿は傷だらけであった。 顔に複数のヒビが入り、そこから血が流れている。 マンボ「・・・・っ!流石、グランティ第72大隊。 数、多すぎた。マンボ、流石に辛かった・・・・。」 謎の声「・・・まあ、俺がいたから、 マンボ「・・・・そうだな。ベス。」 マンボの後ろには、 あのグラブリンの少年であるベスが立っていた。 どうやら彼は、何故かマンボと共に、 グランティと戦っていたらしい。 マンボ「・・・・この道、真っ直ぐ進めば、 ブクゲコ沼。そこで新たな仲間、作る。」
今、ゴビは多くの者たちに見送られながら、旅立とうとした。 ルビイ「・・・本当に行っちゃうアルね。」 ゴビ「うん。」 ルビイ「・・・もし、急に気が変わって、 この砂漠の戻る事、ないアル?」 ゴビ「・・・ないね。僕はこう言う時に関して、 決心が固いんだよね。ごめんね。 こんな変な事しかできない僕で。」 バンジョー「いや、それは変な事じゃあない。 むしろ、立派なものだよ。」 ゴビ「え・・・・?」 カズーイ「だって、あんた。冒険しようとしてるでしょ?」 ゴビ「冒険・・・?」 つづく PR |
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