フラエ&ユミ「ぬおりゃああああぁぁぁぁぁ!!!!!」
フラエは強化した拳で、ユミは素早いキックの連続で、
多くのドッゲノクをすぐに倒す。
多くのドッゲノク「キャイイイイィィィィィン!!!??」
ミクス「・・・・・っ!!」
ミクスが空気の檻で複数のドッゲノクの動きを止める。
ガンズ「はああぁぁぁぁぁ!!!」
ガンズは銃弾を連射し、その複数のドッゲノクを射殺する。
フラエ「クソが・・・!この街は俺らに相応しくねェ・・・!
全く愚かな街だぜ!!救う価値もないわ!!」
ミクス「けど、この街にはガムロさんがいます・・・!
この街を防衛するクラッシャーのアジトで!!」
そう。ユミたちは知っていたのだ。ガムロが、
エルメェス部隊の基地にいる事を。だが、
警察やグランティの妨害により、
その基地になかなか行けないのだ。
ミル「そもそも、あのクラッシャー共は何故、
こんな街を拠点に置いてんのよ・・・!?」
テル「恐らく、この街にも弱者がいる・・・!その弱者を、
この街の強者共が許さない・・・。だから、
奴らがその弱者を守っているだろうな!きっと・・・!」
ミル「そうだと良いわね・・・!」
テルとミル「ストレンジナックル!!!!!」
テルとミルはストレンジナックルで複数のドッゲノクを打撃した。
バンジョーとカズーイは武器屋に来た。
店員の男「おい・・・。てめェ、本気か?」
バンジョー「はい・・・。金はありませんが、この店の武器を、
全て欲しいんです。だから、ください・・・。」
店員の男「は?金のない奴に武器をやるワケねーだろ?
頭、おかしいのか?お前。」
バンジョー「お願いします・・・!どうしても、欲しいんです!!
早くしないと、友人が・・・!」
カズーイ「無駄よ。バンジョー。今は言葉など必要ないわ。」
バンジョー「カズーイ!?」
カズーイ「おい。店の人間。どうしても、
あたいたちに武器をくれないつもり?」
店員の男「あぁ。やんねーよ?
貧乏に力を与える権利など・・・。っ!?」
その時、店員の男の隣の壁が破壊された。
カズーイがタマゴを発射したからだ。
店員の男「へ・・・・・?」
カズーイ「もいっちょ。タマゴミサイル!」
カズーイはまたもタマゴミサイルを発射する。
そのタマゴミサイルが店員の男の横に通り、その横にある壁を壊す。
カズーイ「くれるよね?」
店員の男「ひ、ひいいいぃぃぃ!!!
あげます!!全部、あげます!!
だから、殺さないでえええぇぇぇぇぇ!!!!」
武器屋から出たバンジョーは、
全ての武器の詰まった袋を背負っていた。
バンジョー「持って来たよ。」
ツース「ククク・・・!よくやった。流石はデスブラザーだな。
ところで、店長はいたか?」
カズーイ「それらしい奴はいないけど?」
ツース「そうか。あの店長はとても恐ろしい奴でな。
弱い奴は平気で殺すみたいなんだぜ?」
カズーイ「では、あたいに脅されたあの店員は、
間もなく殺されるってワケね。
その店長って奴に。ま。仕方がないわね。こっちにも、
あんたが人質に取ってる奴の命がかかってるからさ。」
バンジョー「まるで・・・命の掛け合いじゃないか・・・!」
ボトルズ(ごめんなさい・・・。僕のせいで、こんな・・・!!)
ツース「よーし!次は食料と玩具だ!!あれも、
お前らがミスったせいで失ったからな!!失った分は、
しっかり取り戻さなくちゃ!!!」
カズーイ「そうね!やらなくちゃ!!ね?バンジョー・・・・!」
バンジョー「く・・・・・っ!!」
キッカの基地に、ダイツケとミキリが戻って来た。
ミキリ「おい。キッカ。あの作戦で本当に良かったのかや?」
ダイツケ「せやな。あの熊と鳥。
ドッゲノクさえ簡単に倒せる気がするし・・・。」
キッカ「ふっ。だが、ドッゲノクは一般兵より強い。
お前らもそれを知ってるだろう?」
ミキリとダイツケ「・・・・・・っ。」
ミキリとダイツケもドッゲノクと戦った事あるらしいが、
どうやら、少しだけ苦戦していたようだ。
キッカ「それと、僕は見たんだよ。奴らの仲間らしき土竜が、
あのクラッシャーの服を着ている事を。」
ミキリ「もしや、あの服はその土竜を人質として、
あの熊と鳥を動かしているのでは!?」
キッカ「その通り!クラッシャーにより、
奴らは自由に動けない。
そこを突けば良い!!多くの警察やドッゲノクを、
あの熊と鳥に向かわせるようにしてやろう。
それが、僕の作戦さ・・・・。」
その時、一人のグラントリングが入って来た。
グラントリング「申し上げます!!熊と鳥が、
次々と店を襲い、強盗を行っているそうです!!」
ダイツケ「マジかいな!?」
グラントリング「今、スーパーに行ったそうです。」
キッカ「ククククク!!奴らめ。相当、焦っているな?
警察共に電話しろ!!
スーパーで熊と鳥が強盗を行っている事を伝え、
そこに多くのドッゲノクを向かわせろとなァ!!」
グラントリング「ははっ!!!」
キッカ「ふふふふ・・・。デスブラザーめ。
この状況でどこまで戦えるかな?」
バンジョーとカズーイはスーパーで、
様々な食品を買い物籠に入れ続けた。
ツースやボトルズも走っている。
ツース「良いか?籠に全て入りきったら、即座に店を出れ!
レジなどスルーしちゃえ。自ら万引きとなって、
死ぬ気で逃げ続けて、基地に戻るんだ!!」
バンジョー「・・・・わかってるよ。」
そして、買い物籠に入りきれない程の数の食品がある。
そして、バンジョーとボトルズはレジに向かわず、
そのまま店の出口へと走る。その時。
ドッゲノクたち「ワンワンワンワンワンワンワンワン!!!!!」
大勢のドッゲノクがその出口のドアから現れた。
客たち「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!???」
バンジョー「ど、ドッゲノク!?こんな時に・・・!」
そして、警察も多く入って来た。
警察A「どこかの政治家さんが、
ここにデスブラザーが強盗してるって聞いたんだよォ!!」
その政治家とは警察に電話したグラントリングが、
嘘をつくための偽物であった。
警察B「皆さん!!この熊と鳥は強盗です!!危険ですので、
すみやかにこの店から避難してくださああぁぁぁぁい!!」
警察に指示された人々は悲鳴をあげながら逃げて行く。
女の子「ええええぇぇぇぇぇぇん!!!」
ドッゲノクA「死ねええぇぇぇい!!!熊と鳥ィ!!」
バンジョー「ぐ・・・・っ!せい!!」
バンジョーはキックでドッゲノクAを打撃する。
ドッゲノクB「ワンワンワン!!!」
ドッゲノクBがバンジョーを蹴る。
バンジョー「ぐあ!?」
さらにドッゲノクCが激しい突進を、
バンジョーとカズーイを突き飛ばす。
バンジョーとカズーイ「うわああああぁぁぁぁぁ!!!??」
バンジョーとカズーイは、
野菜が並んでいるところに叩きつけられた。
ドッゲノクたち「ワンワンワンワンワンワンワン!!!!!」
ドッゲノクたちがバンジョーとカズーイに迫る。
カズーイ「ぬっ!?ええええぇぇぇぇぇい!!!」
カズーイは近くにある野菜を次々と投げ始めた。
その多くの野菜が、ドッゲノクたちにぶつかる。
ドッゲノクA「キャウン!?」
ドッゲノクB「いって!?」
バンジョー「うおおぉぉっ!!ローリングアタック!!!」
バンジョーはローリングアタックで、
ひるんだドッゲノクたちを倒す。
ドッゲノクたち「うわあああぁぁぁぁぁ!!?」
バンジョー「とおおぉぉぉう!!」
バンジョーはいつの間にか持っている両手の大根で、
2匹のドッゲノクを連続で叩いた。
バンジョー「はいいいいぃぃぃぃぃ!!!」
バンジョーは二つの大根で1匹のドッゲノクの頭を打撃した。
ドッゲノク「キャン!!」
別のドッゲノク「ワアアアァァァァァン!!!」
そして、別のドッゲノクが噛み付こうとする。
バンジョー「ぬ・・・・っ!!はああぁぁぁ!!!」
バンジョーはジャンプで、別のドッゲノクから離れた。
しかし、複数のドッゲノクが走ってくる。
バンジョー「む!そおおおぉぉぉぉぉれ!!!」
バンジョーは別の人が置いた買い物籠を押し、
それを走らせる。
ドッゲノクたち「ワオオオオオォォォォォ!!!?」
ドッゲノクたちは買い物籠にぶつかり、ひるむ。
バンジョーは別の売り場で走る。
そこに複数のドッゲノクがいた。
ちなみに、カズーイはバナナを食べている。そして、
バンジョーはコーラの大きなペットボトルを振っている。
ドッゲノク「遊ぶんじゃねえええぇぇぇぇぇ!!!!」
バンジョー「遊んでなんかないよ!!!」
バンジョーはペットボトルを強く握り、
そこから激しい量のコーラが飛び出た。
ドッゲノクたちはそのコーラを浴びて、動きを止める。
ドッゲノクたち「うわああぁぁぁぁ!!?」
後ろから、また複数のドッゲノクが走ってくる。
ドッゲノク「挟み撃ちじゃああぁぁぁ!!!」
カズーイ「もぐもぐ・・・。ほい!」
カズーイはバナナの皮を後ろの床に置く。これにより、
その皮を踏んだ先頭のドッゲノクが滑り、
後ろのドッゲノクたちもひるむ。
ドッゲノクたち「わああああぁぁぁぁぁ!!!?」
バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!!」
バンジョーとカズーイはくちばしアタックで、
ドッゲノクたちを攻撃した。
ドッゲノクたち「キャイイイイィィィィィン!!!??」
つづく
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