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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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男の子「な、何するのォ!?」

女の子「来ないでェ!」

子供たちは恐れるように泣きそうであった。

ドッゲノクA「グルルルル・・・!お前ら、

新年早々、親の命令を聞かずに、初詣に行こうとしてそうだな?」

女の子「だ、だって・・・。ママが行っちゃ駄目って言うから・・・。

それでも、行きたかったんだもん!!」

ドッゲノクB「そのためにお金を盗んだようだなァ?」

男の子「ご、ごめんなさい・・・・っ。」

警察の男「ごめんなさいじゃねェよ!親の命令も聞かずに、

勝手に遊ぼうなど、許しはせん!!

ドッゲノク!お仕置きじゃ!!」

ドッゲノクたち「ワンワンワンワンワンワンワン!!!!」

ドッゲノクたちが一斉に吠え始め、子供たちが恐怖で泣き出す。

子供たち「う、うわあああぁぁぁぁぁぁぁん!!!」


とある民家の中、一人の青年が複数のドッゲノクに囲まれる。

青年「ひいいいぃぃぃぃ!!な、何だよ!?

俺が何をしたってんだ!!?」

ドッゲノクA「お前は仕事がクビになって以来、

無職になっているようだな?」

ドッゲノクB「その無職生活が10年間続いているようではないか?

そんな凄いクズがこの街に居て良いかしら?いや、ないね!!」

青年「うわわわわわ!!

こ、こんな時に父さんと母さんがいれば・・・!」

ドッゲノクA「親が今、仕事で帰れないのはわかるが、

貴様は間もなく、もう帰れなくなる!この世へなァ!!」


街の道路で一人の警察と1匹のドッゲノクが歩いていた。しかし、

後方の電柱に隠れた不良少女たちがいて、

その一人がお菓子の箱をドッゲノクに投げつけた。

ドッゲノク「キャイ!?」

警察の男「っ!?どうした!?」

不良少女A「おっしゃ!!」

不良少女B「今まで虐げた罰だぜ!!」

不良少女たちはこっそりと逃げ出した。

不良少女C「ひひひ・・・!次はどんな悪戯をしてやろう・・・。」

遠くへと逃げる不良少女たちの前に、さっきの警察とドッゲノク。

さらに、2匹の新しいドッゲノクが現れた。

ドッゲノク「お前らかァ。俺に物を投げたのわ?」

不良少女たち「ひいいいぃぃぃぃ!!?」

警察の男「俺らに逆らったらどうなるか、わかってるよねェ?」

不良少女A「お、お前らが好き放題で人をいじめてっだろ!?

私たちはその被害者共の仇を討つために・・・!!」

警察の男「うるせェ!!ドッゲノク共!!ゆけぃ!!!」

ドッゲノクたち「ワンワンワンワンワンワンワンワン!!!!!」

不良少女「ゆぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」


ある民家では、複数のドッゲノクたちが、

その家にある食物を全て食い荒らしていた。

女性「やめてええぇぇぇ!!

もうそれしか食事が残ってないのォ!!」

赤子「おぎゃああぁぁぁぁ!!びえええぇぇぇぇん!!」

ドッゲノクA「お前ら、夫が死んで、

仕事を失った貧乏だろう!?そんないらない家族が、

こんな贅沢な食料を持ってるなど、もったいねェぜ!!」

ドッゲノクB「お前ら、クズには、

居場所も食べる物もないんじゃ!!ボケ!!」


別の民家では、1匹のドッゲノクがパソコンを壊していた。

眼鏡の男「あああぁぁぁ・・・!!僕のパソコンが・・・!

ネットでしか僕の居場所はなかったのにィ!!?」

ドッゲノク「ぐふふふ・・・・!

これでお前の幸せは完全に消えたぜ。」

警察の男「後はお前を牢屋へ送るのみ。何もない牢屋へなァ!!」


公園では、複数の子供たちが一人の男の子に、

何かの汚物を持ちながら近づく。

子供A「食えよォ。」

子供B「ほら、お前の好きな物だぞ?」

男の子「や、やめろよ!!僕はそんな物は好きじゃない!!!」

怯える男の子やさらに追い詰めるいじめっこたちを見ているのは、

一人の警察と1匹のドッゲノクであった。

警察の男「クククク・・・。

やはり、子供と言うのはこうでなくちゃ。

いじめは基本中の基本だからな。

俺はいじめられた事はないけど。」

ドッゲノク「弱肉強食。まさに、この世の美学よ。」


バンジョーとカズーイ、ボトルズ。とツースが、街中を歩いていた。

ボトルズは今でもツースを着ていた。

いや、ツースがボトルズを着せているのだ。

カズーイ「・・・どうして、

あんたと一緒に行動しなきゃならんのよ??」

ツース「ふっ。俺はエルメェス様からお前らの見張りを任されてよ。

お前らデスブラザーはとっても卑怯な存在。

いつ、裏切るかわからん。

よって、この土竜と言う人質を使う。」

ボトルズの手にはナイフがある。ツースが持たせたのだ。

そのナイフがボトルズの首に近づける。

ボトルズ「ひ・・・・っ!?」

ツース「タルトとテナンは部下を複数連れて、

別の地点で行動している。

お前らはこの地点で、敵を狩り、必要な物を多く集めろ。」

バンジョー「金を払わず、強引に盗めって事かぃ?」

ツース「その通りだよ。」

ボトルズ「バンジョー・・・。カズーイ・・・。」

バンジョー「ボトルズ・・・・。」

カズーイ「それにしても、見かけによらず酷そうな街ね・・・。」

カズーイは辺りを見回す。そこに、元気ではなく笑わずに、

むしろ悲しみに暗くなったり、

ストレスや怒りでヒスっている人が多かった。

ツース「この辺りは警察やドッゲノクが多いからな・・・。」

バンジョー「そいつらが、

この人たちを脅かしているのか・・・。っ!?」

警察の男「おらァ!!こっち来い!!!」

女の子「いやああぁぁぁ!!放してえええぇぇぇぇ!!?」

バンジョーたちは複数の警察とドッゲノクたちに女の子が無理やり、

連行されているところを見た。

ドッゲノク「ワンワンワンワン!!このガキは、

親に頼まれた御使いで買ったケーキを落とし、

あまつさえ、親に怒られて追い出された!!」

女の子「違うもん!!私をいじめている人たちが、

私にちょっかいをかけて、落としたもん!!

私は何も悪い事してないもん!!

ちゃんとケーキを持って、

お母さんにあげるつもりだったの!!!」

ドッゲノク「うるせェ!!そこのガキ共!!もし、

親の命令を守れなかった奴は、

このガキのように刑務所へ行ってもらう!!」

それを聞いた子供たちはそれぞれ、怯えたり泣いたりしていた。

警察の男「どんな理由があろうと、

お前は親に捨てられたんだよ!!

必要とされねェ奴はこの街にはいらん!!!」

女の子「うえええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!!!」

バンジョー「く・・・・っ!!」

カズーイ「小さな女の子にこんな酷い事を・・・!」

ボトルズ「許せない・・・・!」

バンジョーたちは警察たちのやる事に怒りに震える。しかし、

ツースの方がさらに怒りに満ちた震えをしていた。

ツース「熊!!!鳥!!!何をしている!!!!

早く、このクソ警察共をぶっ殺すんだァ!!!!!」

ツースが物凄い怒声でバンジョーとカズーイに命令する。

カズーイ「言われなくても!!」

バンジョーが走りだし、警察やドッゲノクたちの方へ。

バンジョー「はあああぁぁぁぁぁ!!!!」

バンジョーは女の子の手を握っている警察の男を殴り飛ばす。

警察の男「ぐわあああああぁぁぁぁぁぁ!!!?」

警察A「先輩!!?」

バンジョー「さァ!今のうちに逃げたまえ!!」

女の子「ありがとう。熊さん。」

女の子は喜びながら、逃げて行った。

警察B「何だァ!?てめェら!!

ドッゲノク!!やっちまえ!!!」

ドッゲノクたち「ワンワンワンワンワンワンワンワン!!!!!」

ドッゲノクたちがバンジョーとカズーイに迫る。

バンジョー「っ!!カズーイ!!!」

カズーイ「キキツキアタック!!!!」

カズーイはキキツキアタックで、複数のドッゲノクを突き飛ばす。

ドッゲノクたち「キャイイイィィィィィン!!??」

その複数が倒れるが、すぐに立ち上がってしまう。

ドッゲノクA「グルルルルル・・・!その程度では倒せぬぞォ!」

ドッゲノクB「俺らは世界で一番強い犬だからなァ!?」

バンジョー「ち・・・っ!やはり強いな・・・。でも!!」

ドッゲノク「でも・・・どうしたあああぁぁぁぁ!!?」

1匹のドッゲノクがバンジョーに迫る。そして。

バンジョー「ツメツメパンチ!!!」

バンジョーはツメツメパンチでドッゲノクを殴り続ける。

ドッゲノク「キャキッ!!?」

バンジョー「おりゃああぁぁぁぁ!!!せええぇぇぇい!!!」

バンジョーはそのドッゲノクをハイキックで蹴り上げ、

ジャンプからの空中キックで、そのドッゲノクを蹴り飛ばす。

ドッゲノク「キャイイイイィィィィィン!!!」

別のドッゲノク「ワアアアァァァァァァァン!!!」

別のドッゲノクが後ろから跳びかかる。カズーイに急接近した瞬間。

カズーイ「・・・・・ふん!!!」

カズーイが別のドッゲノクの喉元を嘴で深く刺した。

別のドッゲノク「ギャピ・・・・・・ッ!!」

別のドッゲノクも倒れた。

バンジョー「うおりゃあああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

バンジョーは力いっぱいのパンチで、

また別のドッゲノクを殴り飛ばす。

そのドッゲノクも倒されてしまう。

つづく

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