バンジョー「それでは、僕たちはグランティの幹部を倒すために、
巨大な雪だるまへ向かうよ。」
カズーイ「そうね。
クラッシャーの奴らに追いつかれちゃうしね!」
ボトルズ「ユミさん。ミクスちゃん。
あなたたちはどうしますか?」
ユミ「・・・・私とミクスは、このままこの家族を守るために、
この村に残る事にするわ。一度、軍隊に襲われた事があるしね。」
ミクス「ごめんなさい。今回は手伝えなくて。」
バンジョー「良いさ。敵の戦力も小さくなったし。」
カズーイ「あたいたちだけでも倒せるわ。
行きましょ!バンジョー!」
バンジョー「うん!!それじゃ!
ボギーさんたちをお願いね!!」
ユミ「任せておいて!!」
こうして、バンジョーとカズーイ、ボトルズは家から出た。
そして、空が暗くなり初めようとしていた。
巨大雪だるまの前で、
チェリアの手下である兵士が全て倒されてしまう。
ドリルを持って雪だるまの一部を掘っている兵士たちも、
倒れていた。そう。全てデスブラザーに殺されたのだ。
ただし、チェリアただ一人を残して。
チェリア「あれだけの兵隊を全て倒すとは・・・!
貴様。やはり、デスブラザーであるな・・・!?」
デスブラザー「その通り。
この世界をこの聖なる山を滅ぼそうとするのだ。」
ヘルシスター「お前たちにこの雪だるまを弄らせはしない。
その雪だるまはあたいたちの武器となるのだからなァ。」
チェリア「武器だと・・・!?どう言う事だ!?」
デスブラザー「てめーのような雑魚に教えるつもりはねェ。」
チェリア「雑魚だと・・・!?
ふざけるなあああぁぁぁぁ!!!」
チェリアは剣でデスブラザーに斬りかかる。
チェリア「はあああああぁぁぁぁぁ!!!」
チェリアはデスブラザーの身体を斬る。しかし。
チェリアの剣がデスブラザーの右肩に付いただけで、
動けない。デスブラザーの身体は、
とても頑丈にできているらしい。
チェリア「ベルパニウム合金の剣が効かない・・・・!?」
デスブラザー「それで終わりか・・・?くだらん。ふん!!!」
デスブラザーがは左手でチェリアを殴り飛ばした。
チェリア「きゃああああぁぁぁぁぁ!!?」
チェリアは倒れてしまう。
ヘルシスター「やはり、雑魚いな。
まあ、人間だから仕方があるまい。」
チェリア「ぐ・・・っ!おのれえええぇぇぇぇぇ!!!」
チェリアは立ち上がってすぐに、素早く走る。そして、
剣でデスブラザーを刺し貫こうとする。
チェリア「我ら政府の軍隊は、
貴様のような世界を滅ぼす悪鬼から、
人類の平和を守るために戦っている!!そう!
悪は滅び去る運命なのだああああぁぁぁぁぁ!!!!」
デスブラザー「ほい。」
デスブラザーはそのチェリアの剣を蹴る。すると。
そのチェリアの剣が粉々に砕けて散ったではないか。
チェリア「っ!?わ、私の剣が・・・・!!?」
ヘルシスター「貴様ら政府は、
正義とかほざいているみたいだが、
悪どい事もやっているよなァ?とう!!」
ヘルシスターは嘴でチェリアの身体を刺し貫く。
チェリア「ぐあ・・・・!?」
デスブラザー「正義など、偽りの言葉に過ぎぬ。
我ら生きる者には必ず悪と言う本性が眠っているのだよ。
そう。悪が世界を支配するのだ・・・!!」
ヘルシスター「キキツキアタック!!!!!」
ヘルシスターはキキツキアタックでチェリアを攻撃。
チェリアの身体の数ヶ所に穴ができてしまう。
チェリア「うあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!??」
攻撃を受けたチェリアは倒れようとする。そこに。
デスブラザー「ローリングアタック!!!!!」
デスブラザーはローリングアタックでチェリアを打撃する。
チェリア「きゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!?」
チェリアはあまりの衝撃に軽く吹き飛んでしまう。さらに。
デスブラザーとヘルシスター「くちばしアタック!!!!!」
デスブラザーはヘルシスターはくちばしアタックを使い、
チェリアの身体を大きく貫いたしまった。
チェリア「あが・・・・・っ!!!」
チェリアは血を多く吐き、デスブラザーとヘルシスターは、
そのままチェリアを雪だるまの一部へと叩きつけ、離れる。
そして、チェリアはゆっくりと倒れ、
その身体から多くの血が地面溢れていた。
デスブラザー「死んだか・・・。間もなく、夜となろう。
その時こそ、この巨大な雪だるまをこの手で・・・・!
ぐははははははははははははははは!!!!」
ヘルシスター「デスブラザーよ。本当に、
奴らがこの場所に集まってくると思うか?」
デスブラザー「ああ。集まるね。
あのフェイク共は特になァ。」
ファイヤースライダーを使いながら、
インフェロンは進んでいた。
だが、そこにインフェロンはその技を止め、立ち上がる。
インフェロンの前には、巨大な雪だるまがあった。
インフェロン「ククククク・・・!!ついに来たぞ。
巨大な雪だるま・・・!見てろよ!!俺様の火炎で、
お前を溶かして、
その中のジグソーを全てゲットしてやる!!
そして、俺様がこの山の支配者になってなるよォ・・・!
があああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
インフェロンは口から火炎を吐き、
雪だるまの一部を燃やした。
その一部から煙が出ていた。
巨大な雪だるまの方へと走るマンボたち。
マンボ「む・・・っ!?雪だるまから煙、出ている!」
フラエ「あぁ・・・!?」
そう。雪だるまの一部から煙が出ているのだ。
アシナガ「何かあったんだ!!」
セイリー「恐らく、インフェロンが火炎で、
燃やしている確率が高いかと。」
プルレス「もし、そうだとしたら、雪だるまが危ない!!」
テル「そうなる前に奴を仕留めねば・・・!」
マンボ「・・・・・・っ!!?」
マンボは何か大きな気配を感じて驚く。
ミル「どうしたの!?」
マンボ「インフェロン以上の邪悪な気配、感じる・・・!」
ガンズ「もしや、別のグランティ幹部か・・・!?」
エゥーラ「何でも良い!とりあえず、
インフェロンの元へ急ぐぞ!!」
その時、地面から何者かが2匹現れた。
マンボたちは驚き、移動を止める。
その2匹はサー・スラッシュだった。
サー・スラッシュA「クククク・・・!ここから先は通さん!!」
サー・スラッシュB「インフェロン様の邪魔は、
誰だろうと許さぬ!!」
フラエ「てめェら・・・・!!」
ガンズ「貴様たちなどに、
構っているヒマはない!!どけぃ!!」
ガンズは銃弾を連射し、2匹のサー・スラッシュを攻撃するが。
2匹のサー・スラッシュ「ふふふふふふふふふふふ・・・・!!」
フラエ「ガンズの攻撃が全く通じねーだと!?」
サー・スラッシュA「見るが良い・・・!!
この帽子のバッテンを!!」
2匹のサー・スラッシュの帽子のバッテンが、
いつもの赤色ではなく、青色に変わっていた。
ミル「バッテンの色が青いわ!!」
サー・スラッシュB「インフェロン様を守るために、
我らサースラッシュ族は密かに、
この帽子と言う強化装置を造った。
その強化装置を被った我らは、通常のサースラッシュより、
5倍のパワーを手に入れた!!
貴様たちと互角に戦えるようになったのだ!!」
エゥーラ「ちいぃぃ・・・!セイリー!!」
セイリー「はい!!!」
エゥーラとセイリーは違う方向へと走った。
つづく
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