兵士「パーシィ軍曹。ここが、この山の村にございます。」
パーシィ「ふーん。しかし、貧乏人が集まりそうな村だぜ。
この村、もしかして国家の許可なしで発展してね?」
兵士「御言葉ですが、この村は大昔より築かれて、
その村人はその昔より、
サンタクロースとやらと交流したとの情報があります。」
パーシィ「ほう・・・。そうかぃ。だが、
この村にはクラッシャーの馬鹿共が潜んでやがる。」
兵士「・・・となると、あの村人共は、
クラッシャーの味方をしているのかも知れませんな。」
パーシィ「・・・だな。クラッシャーはむかつくが、
そいつらの味方をする奴わもっとむかつくしよ。」
兵士「では、村ごとクラッシャーに総攻撃しましょう。」
パーシィ「それが良い・・・!者共!!攻撃準備だ!!」
フォーサの声「待て!」
その時、フォーサの声が聞こえて、
パーシィたちはそのフォーサの方を見る。
パーシィ「あぁ?」
兵士「っ!?軍曹!!グランティの部隊です!!」
そう。パーシィ部隊の後ろに、フォーサ部隊がいた。
フォーサ「この村は我々グランティが制圧する。
お前たち政府に横取りされては、
インフェロン様がお怒りになるからな。」
パーシィ「は?この村は俺らが制圧すんだよ。
そして、この村にはな、クラッシャーがいるんだぜ?」
フォーサ「そうか・・・。村にクラッシャーがな・・・。
では、一時休戦として、
そのクラッシャーを叩くのはどうだ?」
パーシィ「ぷっ!あ・・・はははははははは!!!!」
パーシィは突然、笑い出した。
フォーサ「・・・・・・っ!?」
グラントリング「てめェ!!
何が可笑しいんだ!?お!??」
パーシィ「はははは・・・・!!
だってよ、グランティは悪人だろ?
その悪人が俺ら正義の軍隊に協力を求めるなんてよ・・・!
おほほほほほほほほほ・・・・!!」
フォーサ「・・・・やはり、お前たちは倒すべき存在だな。
お前たち!!この軍人共を全て抹殺するのだ!!!」
グラントリングたち「おおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
フォーサの命令で、
ブルーグラントリング少数を先頭とした、
大勢のグラントリングが、
パーシィの部隊に向かって、走る。
パーシィ「これより、グランティの殲滅にかかる!!
攻撃開始!!!」
複数の銃を持った兵士たちが、
一斉射撃で複数のグラントリングを射殺。
グラントリングたち「うわあああああぁぁぁぁぁ!!??」
ブルーグラントリング「おらああぁぁぁ!!!」
そして、少数のブルーグラントリングたちが、
銃を持った兵士たちをそれぞれの凶器で倒す。
兵士A「うわ!?」 兵士B「ぎゃあぁぁ!!」
一方、エゥーラとセイリーはカズサの村の病院にいた。
エゥーラがベッドの上で横たわり、
セイリーが隣に立っていた。
セイリー「エゥーラ様。もう大丈夫ですか?」
エゥーラ「ああ・・・。段々、回復している感じだ。
そう言うお前はどうなんだ?
さっきから立っているんだが。」
セイリー「私はエゥーラ様より傷は大きくないので・・・。
ところで、この村にいつ、
グランティが攻めて来るかわかりませんし。」
エゥーラ「うむ・・・。
カプセルのエネルギーはチャージできたか?」
セイリー「ええ。全てのカプセルが、
ほとんど使える程です。」
エゥーラ「そうか・・・。そろそろジグソー探しに行かねェと。」
エゥーラはゆっくりと立って、ベッドから出た。
セイリー「どうやら本当に大丈夫そうですね。」
その時、
一人のクラッシャーの戦士が慌てて入って来た。
クラッシャーの戦士「大変だ!!!」
エゥーラ「どうした?」
クラッシャーの戦士「村の近くで、
グランティと政府の軍が戦争してやがるぜ!!」
エゥーラ「何!!?」
セイリー「エゥーラ様・・・・!」
エゥーラ「うむ・・・!俺とセイリーが様子を見る!!
お前は仲間たち全員で村のガードを固めろ!!!」
クラッシャーの戦士「わかった!!
気を付けてくれ!!」
村の外では、既に両軍の数が大幅に減っていた。
パーシィ「であああぁぁぁ!!!」
パーシィがブルーグラントリングを殴り飛ばした。
ブルーグラントリング「ぎええええぇぇぇぇ!!?」
パーシィ「色が青いからって、
俺がお前の動きは読めるから。」
フォーサ「だああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
フォーサは2本の牙で兵士を倒す。
兵士「ぐああああああぁぁぁぁぁ!!!?」
兵士も倒れた。
これで残るはフォーサとパーシィだけになった。
パーシィ「おい。どうしてくれんだよ?
俺の部隊がもう全滅だろうがよ。」
フォーサ「こちらとて手下は一人もいない。同じ事だ。
だが、俺は1匹だけでも戦えるつもりだ・・・!」
パーシィ「そうかよ・・・。けど、ここに、
超むかつくアホ共が来ちまったぜ・・・?」
パーシィとフォーサの近くに、
エゥーラとセイリーが来ていた。
だが、その二人の後ろに、
カズサ、プルレス、クリグミの3人もいた。
オギソの最後の一言が見事に現実となる。そう。
カズサの村に再び戦争が訪れようとしていたのだ。
急げ。バンジョーとカズーイ。だが、
その村へ向かうバンジョーたちを、
ウォーザが密かに追跡しています。
果たして、カズサの村を救う事ができるでしょうか。
次回につづく
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