ウォーザ「このセイウチの住み処を荒らすな!!!」
兵士「な、何をおおぉぉぉ!?」
突進を受けた兵士が立ち上がり、銃を構える。しかし。
ウォーザ「ぬん!!!」
ウォーザは頭突きで、その兵士を攻撃する。
兵士「うわ!?」 兵士は倒れた。
ウォーザ「さァ。早く逃げるんだ。坊や。」
セイウチの子供「あ、ありがとう・・・。」
セイウチの子供は素早く逃げ出した。
セイウチたち「わああああぁぁぁぁぁぁ!!?」
複数のセイウチたちが、
デグスの乗るジープに轢き殺された。
他のセイウチの子供「た、たしゅけちぇええぇぇぇぇ!!!
ちにたきゅにゃいよおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
さらに幼い別のセイウチの子供が必死に、
デグスの乗るジープから逃げていた。
デグス「わははははははははははははは!!!!
お前の短い人生も終わるのだあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
デグスはピストルで、その幼いセイウチを殺した。
他のセイウチの子供「ゆぴいいいいぃぃぃぃぃぃぃ!!?」
その子供が、デグスに射殺されて、
しかもジープに撥ねられて死んだ。
カズーイ(リュック)「っ!?別の子供が・・・・!!」
バンジョー(セイウチ)「そこまでするとは・・・!
許せない!!!」
バンジョーが複数のジープに向かおうとする。だが。
ウォーザ「待つんだ!!君!!」
その時、ウォーザがバンジョーを止めた。
バンジョー(セイウチ)「っ!?うぉ、ウォーザ!?」
ウォーザ「君も早く避難するんだ!
ここは、僕が食い止める!!」
カズーイ(リュック)「でも、あんた1匹じゃ・・・!?」
ウォーザ「大丈夫!周囲の皆から知られてないけど、
僕は結構、強いんだ。
前にチンカーの群れを僕だけで全滅させたもの。
だから、早く・・・・!」
バンジョー(セイウチ)「・・・・わかった。気を付けてね!」
ウォーザ「ああ。・・・うおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」
ウォーザは物凄いスピードで1台のジープに向かう。
そのジープにとても強い威力の突進を仕掛ける。
兵士たち「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」
ジープに乗っている兵士たちが吹き飛び、倒れた。
バンジョー(セイウチ)「す、すご・・・・っ!」
カズーイ(リュック)「ここは、あいつに任せて。
あたいたちは、早く骸骨たちの交流を・・・。」
バンジョー(セイウチ)「そうだね・・・!」
バンジョーは急いで、マンボたちの交流へと走る。
ウォーザ「はああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ウォーザは頭突きで3人の兵士を倒す。
3人の兵士「ぎえええええぇぇぇぇぇぇ!!!」
兵士「デグス軍曹!!1匹のセイウチが、
我らの同志たちを倒していきます!!」
デグス「あ?たかがセイウチ1匹だろ?そんな奴、
数でかかれば、
必ず死ぬさ。他の兵士共に任せりゃ良いし。
ボルンよ!!俺らわグランティの基地を探すぞ!!!」
ボルン「おおおおおぉぉぉぉぉぉう!!!」
デスグの乗るジープを先頭とした複数のジープが、
他の兵士たちにウォーザを任せて、進行していく。
その複数のジープたちが通った跡、そこにある、
一つの木箱からバンジョーが出てくる。
カズーイ(リュック)「何とか気づかれなかったみたいね。」
バンジョー(セイウチ)「あいつらに見つかると、
厄介になりそうだからね。」
オギソ「はあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
オギソは吹雪を出し、マンボたちを襲う。
マンボたち「く・・・・・っ!!」
フラエ「クソが・・・!
なめんじゃねええええぇぇぇぇぇ!!!!」
フラエは強化した拳でオギソに殴りかかる。
オギソ「はっ!!」 オギソはジャンプで避けた。
オギソが着地した後、すぐにテルとミルが攻撃にかかる。
テルとミル「はあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
テルは光のボール、ミルは光のカッターを、
オギソに向かって投げつけた。
オギソ「ちぃ・・・・っ!!」
オギソは右の方向は素早く跳び、
テルとミルの攻撃を避ける。
そして、光のボールと光のカッターが地面にぶつかり、
そこで大爆発が起きた。
複数のジープの前に、ある洞穴から爆風が出てきた。
デグス「ややっ!?穴から爆発が!?
一体、何が・・・!」
ボルン「もしかして、グランティの基地かも知れねェ!!
何か実験とかやってるハズだぜ!!!」
デグス「怪しいな・・・!全ジープを停めろ!!
爆発の起きた洞窟へ潜入を開始する!!」
そして、全てのジープが停まり、
そこから兵士たちが降りて、
爆発の起きた洞窟へと急いだ。
だが、その洞窟こそが、
マンボたちとオギソが戦っている戦場であるのだ。
テル「はあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
テルは右手から光のビームを発射して、
オギソを攻撃する。
オギソ「ぐあああぁぁぁっ!!?」
アシナガ「光線が出やがったぜ!!」
ボトルズ「テルさんは光線も出せるのですか!」
ミル「えええええぇぇぇぇぇい!!!」
ミルは光のヤリでオギソをさらに攻撃する。
オギソ「ぐうぅぅぅ!!」
オギソは倒れそうになるが、何とか耐え抜いた。
オギソ「新しい居場所を・・・見つけるまでは・・・・!!」
ガンズ「その根性、いつまで持つかしら!!」
ガンズは銃弾を1発撃って、オギソに迫る。
オギソ「ぬおっ!!?」
オギソは1発の銃弾を受ける。だが。
オギソ「ぐううぅぅぅ・・・!!だあっ!!!」
オギソは素早く走り、ガンズに迫る。
ガンズ「ぬ・・・・っ!?」
フラエ「おらああああぁぁぁぁぁぁ!!!」
フラエがオギソに殴りかかる。
オギソ「っ!?ふああああぁぁぁぁぁ!!!!」
オギソは冷気のパンチでフラエを打撃する。
フラエ「ぐはっ!!?」
ミル「フラエ!!!」 テル「野郎!!!」
テルとミルがオギソに迫る。だが。
オギソ「スノーバースト!!!!!」
オギソはスノーバーストでテルとミルを攻撃する。
テルとミル「うわっ!!!」
ボトルズ「テルさん!!ミルさん!!」
アシナガ「畜生・・・!この雪女、とっても強ェぜ・・・!!
だとしたら、
あのインフェロンって奴の方がもっと強そうじゃね!?」
ボトルズ「彼らは特命隊ではない。ですが、
この雪女の強さ・・・!インフェロンと言う奴は、
特命隊のメンバーに近い程に、
強いと言うワケでしょうか!?」
その時、謎の二つの足が、
それぞれボトルズとアシナガを後ろから蹴る。
ボトルズとアシナガ「うわああぁぁぁぁ!!?」
マンボ「っ!?ボトルズ!!アシナガ!!」
マンボたちはボトルズとアシナガに、
何かが起きた事に気づく。
ガンズ「っ!?こ、こいつらわ!!!」
フラエ「政府のクソ共か・・・・!!」
そう。ここに、デスグたち政府の戦士たちが現れたのだ。
ボトルズとアシナガを蹴ったのは、二人の兵士であった。
ボトルズとアシナガ「うわああああぁぁぁぁぁぁ!!?」
ボトルズとアシナガは慌てて兵士たちから離れる。
ボルン「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!
何だこりゃ!?クソ共がたくさんいやがるぜ!!!」
デグス「どうやら、
ここはグランティの基地ではなさそうだなァ。
・・・けど、
ここにグランティとクラッシャーがいるらしいけどな。」
ブルーグラントリング「オギソ様!!政府の連中です!!」
オギソ「ええ。そのようね・・・。」
デグス「戦闘開始!!!
この洞窟にいる奴らを全て抹殺しろ!!!」
兵士「ははっ!!!」
兵士たちは銃器で一斉射撃をした。
マンボ「マジックバーリヤ!!!」
テルとミル「ストレンジシールド!!!」
オギソ「スノーシールド!!!!」
マンボたちはそれぞれバリアを張って、攻撃を防ぐ。
フラエとガンズが、テルとミルの後ろに隠れるが、
少数のブルーグラントリングが射殺されてしまう。
ボトルズ「うわわわわわわわわ!!!」
アシナガ「俺らも入っているのかよおおぉぉぉぉ!!?」
ボトルズとアシナガは大慌てで避け続ける。
フラエ「ちっ!!邪魔すんじゃねええぇぇぇぇぇ!!!!!」
フラエはジャンプして、巨大な拳を繰り出す。
フラエ「はあああああぁぁぁぁぁぁ!!!」
フラエはその拳で一斉に複数の兵士を倒す。
複数の兵士「ぐあああああぁぁぁぁぁぁ!!!??」
オギソ「人間共がァ・・・・!!スノーバースト!!!!」
オギソはスノーバーストで3人の兵士を攻撃した。
3人の兵士「うぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
ブルーグラントリング「まずは政府共を叩くぞ!!!
テル「政府の奴ら・・・!どこまでも!!」
マンボたちとオギソたちが一斉にデグスたちに迫る。
デグス「ふん。敵対した奴ら同士が、
一斉に俺らに迫るのかよ。まあ、お前らはクズだから、
とっても強い俺らには勝てなさそうだからな。」
オギソ「黙りなさい!!我が故郷を焼き払った、
愚かな人間共めえええぇぇぇぇぇぇ!!!!」
オギソは今までよりとても凄い吹雪でデスグたちを襲う。
兵士「うわああああぁぁぁぁ!!?」
ボルン「さ、寒いっ!!!
凍っちまあああぁぁぁぁぁう!!!!!」
デグス「ただの威嚇だ!!火炎放射器を出せ!!!」
兵士「はっ!!!」
そして、火炎放射器を持った兵士が前に出る。
その兵士が物凄い火炎を放射した。
オギソ「くっ!!?」
オギソたちとマンボたちはその火炎に近づくまいと、
走りを止めた。
つづく
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