アシナガ「何はともあれ、これで敵は全滅なこった。」
アシナガの言う通り、イエローフリビッツの部隊は全滅した。
ミドリ「でも、イエローフリビッツはこれだけじゃない。
残りの方がかなり多いハズだ・・・・。」
カズーイ「また、その黄色い奴がまた現れるワケ!?」
ミドリ「そうかも知れない・・・。」
バンジョー「でも、どうすれば・・・。ワニ族は、僕らを敵視しているし。
一体、僕らはどこに隠れれば良いんだ・・・・。」
ミスターバイル「そうワニ・・・!貴様たちはもう、
仲間ではないワニ・・・。俺様の住み処に来たら、
即座にお前らをぶっ殺すワニよ・・・・!」
激痛に苦しみながらも必死に言葉を話すバイル。
カズーイ「あら?もう動けないクセに、何ほざいてるかしら?」
ミスターバイル「お、おのれェ・・・・!!」
カズーイの嫌味を聞いたバイルは怒りだすが、今は動けない。
ボトルズ「・・・・そうだ!皆!!カメ族の住み処においでよ!!」
カズーイ「カメ族?どうして、あそこへ行くのよ?」
ボトルズ「そうです!カメ族ならきっと、
君たちを歓迎してくれるハズ。」
ボトルズはカメ族の皆が、
バンジョーとカズーイを受け入れてくれると思った。
だが、そのカメ族の1匹であるコッパを許せるハズがない。
コッパ「ふ、ふざけんなよ・・・!ボケッ!!お、
俺様だって・・・・お前らなんぞ!願い・・・下げよ・・・・!!うっ!?」
コッパは突然、気絶した。これに驚くプルレスとミクス。
プルレス「ああっ!!コッパ!!」 ミクス「大丈夫!?」
マンボ「恐らく力の使い過ぎによって、意識、失った。でも、
休めばすぐに回復する。」
バンジョー「・・・・行こう!カメ族の住み処へ!」
カズーイ「でも、大丈夫かしらね?もし、あたいたちが、
デスブラザーとかだって勘違いされたら・・・・。」
アシナガ「だよなァ・・・。そうなったら、もう・・・。」
バンジョー「確かに、不安だね。でも、行かなきゃいけないと思う。
マンボはどうするんだぃ?」
マンボ「マンボ、多くのカメたち、殺した。行けるかどうか・・・。」
その時、複数のワニたちが走って来た。
ユミ「あれは・・・ワニ族!!」 一同はワニ族の出現に驚く。
ワニA「何やっとんか!?おるぁああぁぁぁ!!!」
ワニB「ミスターバイルから離れろ!!クソ共!!!」
バンジョー「今、ここで戦ったら完全に疲労してしまう・・・!」
カズーイ「迷ってる場合じゃないわ!逃げるわよ!!
眼鏡君の言う通り、カメ族の住み処へ・・・・!」
バンジョー「そうだね・・・!ボトルズ!案内してくれる!?」
ボトルズ「ええ!!急ぎましょう!!」
そして、バンジョーたちはカメ族の住み処へ目指そうと、
一斉に走り出した。倒れたコッパをユミが運んで、飛んでいる。
アシナガ「ああ!!置いてかないでくれよ!!!」
テル「俺たちも行くぞ!!ミクス!!!」
ミクス「そうね!カメ族に被害を出さないためにね!!」
皆が去った。だが、
マンボと5匹のクロコタスだけが立ち止まっていた。
ワニA「おお・・・!不死の魔術師とやら!」
ワニB「ミスターバイルの容体は!?」
マンボ「・・・・傷、大きい。だが、治療すれば、回復する。」
ミドリ「・・・・早く住み処へ戻ろう。」
カメ族の住み処へ進むバンジョーたち。だが、そんな彼らの前に。
バンジョー「こ、これは・・・・!!」
プルレス「なんて大きいんだろう・・・。」
ユミ「もしや、これが・・・・!」
一同は何かを見て、驚いた。その何かはとても大きかった。
その形は、ピンク色をした巨大なタマゴであった。
アシナガ「これだ・・・!これが、ジグソーの眠っている卵だ!!!」
つづく
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