隊員たちの前に複数のアグマーが出てきた。
シュドー「今度は銃を持ったか!?」
テブリッシュ「戦略を変えたか!?」
そう。このアグマーたちはマシンガンと言う銃器を持っている。
アグマー「・・・・・・!!」 怪人たちはその銃器で一斉射撃する。
モモ「こっちも負けないで!!!」
モモたちも一斉連射で迎え撃つ。
敵の弾幕に入りながら走る隊員たちの気迫に恐れたか、
アグマーが次々と撃ち倒されていく。だが・・・・。
コリス「ぐあ!!!」 敵の銃弾がコリスの右肩に命中する。
これを受けたコリスは動きが止まり、さがる。
サキ「っ!!コリス君!!!」 モモ「ちぃ!!!」
モモが素早い銃裁きで残り3人のアグマーを倒す。
アグマー「・・・・・・!!・・・・・・!!」
サキ「大丈夫!?コリス君・・・!」
サキは右肩の苦痛で膝をついてるコリスに駆け寄る。
コリス「は、はい・・・っ!ま、まだいけます!!」
コリスは立ち上がると同時に、モモが激を飛ばすように言う。
モモ「そうよ!!ここで立ち止まってはいけない!!
シャドーのところまで走り続ける!!良いわね!??」
隊員たち「了解!!!」 こうして、モモたちは再び走る。
隊員たちは次に階段を上っていた。
古い遺跡みたいな場所に来ている。
やはり、そこに少数のアグマーたちが走った迎え撃つ。
隊員たちが一斉連射でそのアグマーを全滅させる。
アグマー「・・・・・・!!?」 「・・・・・・・・!!」
倒れていくアグマーの中には、
階段から落ちてしまう奴も2、3人いた。
テブリッシュ「上からもォ!!」 シュドー「んなろっ!!」
そして、テブリッシュとシュドーが上の方に銃弾を撃ちまくる。
そこの高い階段を走ったアグマーたちが二人に撃たれて、
全員落ちた。
二人は上の階段から新しい敵が来るのかと思ったからだ。そして、
下の階段からもアグマーたちが背後から隊員たちを襲おうとする。
イチゴ「危ない!!」 イチゴはそのアグマーの一人を撃つ。
その敵が倒れ、
後ろのアグマーたちが倒れた敵の身体に押されて、
どんどん隊員たちから離れていく。隊員たちは階段を走り続ける。
モモ「行くわよ!!!」
今度は左右の壁に写真がある廊下を走っている隊員たち。
だが、その多くの写真一つ一つからアグマーが出てきた。
そのアグマーたちが隊員たちに急接近だから、彼らは驚く。
サキ「しゃ、写真から!!?」
イチゴ「悪夢ならではのマジックだね!」
コリス「くぅ!!」 コリスたちはまだ銃で接近してくるアグマーを倒す。
アグマー「・・・・・・!」
だが、後ろからアグマーがコリスに斬りかかる。
コリス「っ!!はあああああぁぁぁぁぁ!!!!」
コリスは素早いキックでそのアグマーを倒した。そして、
その怪人が落ちる剣をすぐさま奪い、武器にした。
サキは連射して、アグマーたちを倒し続ける。だが・・・。
サキ「っ!!弾切れ・・・・!?」 そう。サキの銃にもう弾はない。
変わってサキは落ちていたアグマーの剣を拾い、武器とする。
サキ「ちょっと借りるわよ・・・!たああぁぁぁぁ!!!」
サキはその剣で一人のアグマーを斬った。コリスも剣で戦う。
コリス「はっ!!せい!!とう!!!」
コリスは華麗な剣裁きで複数のアグマーを倒していく。
シュドー「こうなりゃ、ヤケだぜえええぇぇぇぇ!!!!!」
テブリッシュ「アクション漫画の剣術シーンを参考にすればっ!!」
シュドーやテブリッシュもアグマーの剣を拾い、
敵を次々と倒していく。イチゴもアグマーの剣を使っている。
モモ「皆、どうやら弾切れみたいね・・・・。私もだけどっ!!!」
モモはアグマーの剣で、一人のアグマーの首を斬る。
どうやら、全員。銃の弾が切れたらしい。
今度はゴージャスな雰囲気を表す廊下で戦っている。
無数のアグマーがかかっているが、隊員たちに倒されていくばかり。
だが、銃を持つ敵もいるので、やや苦戦している事もある。
モモ「でも・・・・このままだとキリがないわ!!
イチゴ!!例のアレは!?」
イチゴ「ええ!これですか!?」
イチゴはショットバトラーを持ち出す。
モモ「それじゃ!撃ちなさい!!」 イチゴ「はいっ!!」
イチゴはさっそくショットバトラーの閃光弾で、
複数のアグマーを一気に爆死させる。
隊員たちの侵攻はますます止まらない。
次は一本橋に、その下にある緑色の水があった。
橋では無数のアグマーがいて、まずは銃部隊が攻撃しようとする。
アグマー「シャドー様ノ部屋ヘ来セルナ。攻撃セヨ!!」
モモ「今の我々に遠距離戦は無理だわ!!イチゴ!お願い!!」
イチゴ「はい!!」 イチゴは閃光弾で敵の銃部隊を倒した。
アグマー「シャドー様ノトコロヘ行カセナイ。カカレ!!」
今度は剣を持つアグマーたちが走り出し、隊員たちも走る。
アグマーと隊員たちは剣による大乱闘を展開していた。
だが、アグマーは次々と斬られて、緑色の水に落ちていく。
コリス「・・・・っ!あのドアにシャドーさんとゴダルが・・・!!」
コリスはアグマーたちと戦いながら、大きなドアの方を見る。
そのドアこそが、シャドーとゴダルがいる宮殿への入り口なのだ。
モモ「あそこに行けば・・・シャドーに会える!!」
そして、コリスとモモはそのドアを目指そうと走り出す。
コリス&モモ「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
それぞれ一人の敵を斬った二人は走るが、
そこにまた一人のアグマーが。
アグマー「シャドー様ヲオ守リスルウウウゥゥゥゥゥ!!!!!!」
コリス&モモ「どけえええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!」
コリスとモモは一人のアグマーを同時に斬り、ドアへ向かった。
そして、隊員たちもドアへ目指そうと、走り出した。
テブリッシュ「俺達も隊長とコリスに続くぞ!!!」
シュドー「おう!!善は急げってなァ!!」 サキ「行きましょう!」
イチゴ「これで最後だ!!!」
イチゴは後ろにいる残りのアグマーを、
ショットバトラーで倒した。これでアグマーは全滅した。
コリスとモモはついに、この王宮のドアを開けた。
そこからコリスとモモが入ってくる。
モモ「シャドー!!!」 コリス「ゴダル!!!」
二人の前には、シャドーとゴダル。ネリマリスとシャドギラーがいた。
シャドー「よくぞここまで来たわね。マリンナーサの姉弟よ・・・。」
モモ「当たり前よ!今日こそあんたを止めようと思ってね・・・!」
ゴダル「コリス・・・・ウルトラマンクリスタルよ!
今度こそお前の伝説の力を渡してもらおう!!」
コリス「断る!!この力は・・・人々に夢と希望を、
取り戻させるためにあるんだ!!!」
ゴダル「ふざけるな!!!なら、
その力を冥界を変えるためにも・・・!!」
コリス「・・・・できれば、そうしたい。でも・・・。」
ゴダル「でも、何だ?できないと言うのか?」
コリス「そうじゃない。冥界を変える前に、
君とシャドーさんの暴走を止める!!」
ゴダル「何ィ・・・・!?」 そこに、他の隊員たちも来た。
テブリッシュ「大丈夫ですか!?隊長!!」
モモ「ええ!何とか!!」
シュドー「お前。何かぶつぶつ言ってなかったか?」
コリス「い、いえ・・・;」
シャドー「どうやら・・・・ここからが死闘ね。」
ゴダル「暗黒装着!!!!!」 ゴダルは黒い鎧を纏った。
コリス「ゴダル・・・・っ!」
ゴダル「僕の使命は冥界を変える事。
それを邪魔する奴は許さん!!」
シャドー「そして、私の使命は人々に悪夢を信じさせる事。
でも、あなたたちはそれを邪魔したわ。ここで報いを受けなさい!!」
シャドーはナイトメアサンダーで隊員たちを攻撃する。
隊員たち「うわっ!!!」 隊員たちは間一髪避ける。
シャドー「ナイトメアサンダー!!!」
シャドーは再び使うが、避けられてしまう。
イチゴは反撃でシャドーとゴダルに閃光弾を仕掛ける。
イチゴ「このォ!!!」 シャドー「く・・・・っ!!」
だが、
シャドーは黒い闇のバリヤーで防御したので、無意味だった。
コリス「く・・・っ!!ゴダルうううぅぅぅぅぅぅ!!!!」
ゴダル「コリスうううううぅぅぅぅぅぅ!!!!!」
コリスがゴダルに斬りかかり、ゴダルが腕で剣を受け止める。
ゴダル「・・・・・・!」 コリス「うわっ!!」
ゴダルがその腕を払い、
コリスを吹き飛ばす。続いてサキが攻撃にかかる。
サキ「えいっ!!!」 サキがゴダルに剣を投げつける。
ゴダル「・・・!?・・・・!!」 ゴダルはチョップで叩き落とす。
モモ「シャドー!!いい加減、目を覚まして!!!」
モモがシャドーに斬りかかるが、シャドーは間一髪避けた。
シャドー「ちぃ!!流石はDGCに隊長ね・・・・っ!!でも、
我々は負けないわ!!!ネリマリス!!シャドギラー!!
一気に怪獣となってDGCを倒してしまいなさい!!!」
ネリマリス&シャドギラー「ははっ!!!!」
二人は闇に包まれ、巨大化していた。
その二つの闇が消えて、そこに巨大化した姿の、
ネリマリスとシャドギラーが現れた。今は15メートルくらいだが。
シャドギラー&ネリマリス「・・・・・・!」
サキ「か、怪獣・・・・!!」
イチゴ「この2匹が最後の冥界怪獣か・・・・!!」
モモ「コリス!!!」 コリス「はい!!!」
コリスは突然、走って王宮から出た。
つづく
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