声A「おい。クランカーがついに水上へあがったそうです。」
声B「ああ。レーダーによると、例の熊と鳥が、
このクランカーの動きを止めるシステムを停止したってよ。」
どうやら、声の正体はグラントリングであった。
バンジョー(グ、グラントリング・・・!!)
カズーイ(まさか、奴等がこのクランカーの体内に・・・!?)
グラントリングA「さらに上の方が熊と鳥とブレンティの一人が、
抗争したらしいぜ?冗談じゃねーぞ!
なんか大変な事が起きそうだぜ。」
グラントリングB「心配すんなよ。たとえ、システムが壊れようとも、
俺達がこの中にいる限り、クランカーは自由に動けねーって。」
バンジョー「奴等・・・!クランカーの中で何をしているんだ!?」
グラントリングA「そうだな。チャズ様が俺達に課した使命は、
このクランカーを改造して、
史上最強の潜水艦怪獣にするんだからな!ただ、
あの熊と鳥がこの中に侵入すると侵入するのが不安する・・・。」
グラントリングB「たとえ、奴等が入って来ようとも、
この体内で、いくつかトラップを作ってやったから大丈夫さ。
さっ!作業に取り掛かるとすっか。」
そして、二人のグラントリングが歩き出し、ゆっくり、
バンジョーとカズーイの方へ近づく。二人は焦りを感じる。
バンジョー(や・・・やばい!!こっちに来るっ!!)
カズーイ(こうなれば・・・イチかバチか!!!)
二人のグラントリングがバンジョーとカズーイに近づいた瞬間、
突然、カズーイがグラントリングBの頭を嘴で突き刺した。
グラントリングB「あっ!!!」 グラントリングBは脳を刺されて、
倒れて死亡した。それに気づいたグラントリングAだが・・・。
グラントリングA「えっ!?・・・・はっ!!」
グラントリングAはバンジョーに気づくが、
バンジョーはその瞬間に攻撃する。
バンジョー「とう!!はっ!!!」
バンジョーはグラントリングAの顔を、
思い切り殴り、その顔を膝蹴りを打った。顔を打たれた敵は倒れた。
カズーイ「ふぅ・・・。何とか片付いたわね。」
バンジョー「でも、クランカーの体内にグランティの戦闘員が、
いたなんて・・・・。
早く奴等を倒して、クランカーを救わなきゃ!!!」
バンジョーは走った。クランカーの体内に潜む悪党を倒すために。
一人、右の通路から歩くグラントリング。
それに気づいたバンジョーは、物陰に隠れて、
敵が接近した時に先攻にかかる。
バンジョー「はああぁぁぁっ!!!」 バンジョーはキックで、
グラントリングを攻撃する。だが、このグラントリングはしぶとい。
グラントリング「ぐふぅ!!てめェ!!例の熊!!!」
グラントリングは殴りかかるが、
バンジョーはこれを避け、反撃する。
バンジョー「ふん!!てやあぁぁぁっ!!とぁ!!」
さらにバンジョーは回し蹴り、ミドリキックのコンボで攻撃。
グラントリング「うっ!!ぐはああぁぁぁっ!!!」
グラントリングは倒れてしまった。
バンジョーは曲がった通路を進む。
一方、
ガムロと少数のブレンティメンバーたちは通路を進み続けていた。
ガムロ「ガムロンファイヤー!!!!!」
ガムロはガムロンファイヤーでネロンガに似た顔を怪人を倒した。
怪人「ヒュウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」
ブレンティメンバーA「やった!!残りの敵を倒したぞ!!!」
ブレンティメンバーB「後はチャズ男爵のところですね!!」
ガムロ「いや。奴等は無数の戦力を誇る。怪人はこれからも、
出てくるに違いない。皆、行くぞ!!」
ブレンティメンバーたち「はいっ!!!」
ガムロ「・・・・・ガムロよりロドシー部隊長へ。
ガムロよりロドシー部隊長へ。」
ガムロは歩きながら、通信機でロドシー部隊長に連絡する。
ロドシーは待機中の潜水艦のブリッジでガムロと通信会話をする。
ロドシー「こちら、ロドシー。状況はどう?」
ガムロの声『はっ。ミューティーズの戦力はあまりに大きすぎで、
流石の我々も手こずるばかりです。部下が数人、死亡しました。』
ロドシー「そう・・・。
実はこちらもミューティーズの襲撃を受けているわ。」
ガムロの声『な、なんですっと!!?』 ガムロは焦りを感じる。
ロドシー「けど、安心して。既にザランが防衛してくれている。
最も敵は少し強いだけで、
少数の乗員が手を貸しているけどね。」
潜水艦の外では、ザランが襲い掛かる怪人たちと戦っていた。
ザラン「ずおおおおぉぉぉぉぉ!!!!!」
ザランは巨大な拳で次々と怪人と倒していく。
だが、怪人たちも負けてない。
怪人「キイイィィィッ!!!」 「ジャアアアァァァァ!!!」
怪人たちはそれぞれ、銃器や口からの光線でザランを攻撃する。
ザラン「ぬぉ!?だが・・・この程度でこのコートを砕けるか!!」
ザランは両手で顔を隠した。
怪人の攻撃が彼のコートに命中するが、
そのコートはまるで鋼鉄の装甲のように傷一つ、ついてなかった。
ブレンティメンバー「ザランを援護しろォ!!!」
少数のブレンティメンバーがそれぞれ銃器や剣などで対抗し、
援護射撃でザランに迫る怪人二人を倒した。
ザラン「はあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
ザランはチョップで全身粒々の怪人を真っ二つにした。
ザラン「さァ!!来い!!怪人共!!!次々と攻めて来いやァ!!!」
ザランはそう言って、
軍人服を着た怪人の頭を握りつぶし、粉々にした。
ガムロの声『・・・・そうですか。ところで、戦闘の途中で、
兵力を分断してしまいましたが、いかがなさいましょう。』
ロドシー「ふむ・・・。それは、
それぞれ分かれた兵士たち次第ね。
どちらかが、チャズ男爵の首を取れば良いけど・・・。
それより、一番気になるのがバンジョーとカズーイね。」
ガムロの声『はぁ・・・。それが、フラエが起こしたトラブルで、
我々から離脱してしまいました。申し訳ございません・・・・。』
ロドシー「余程、熊と鳥が憎かったのね、彼は・・・。
まあ、あの二人が無事であると良いけどね・・・。」
そのバンジョーとカズーイは今、
クランカーの体内を探索していた。
そこの通路でおたからザクザクびーちにいたスピニットがいた。
スピニット「あっ!!お、お前は・・・・!!」
カズーイ「シャークックアイランドにいたスピニット!?
何であんたがこんなところに・・・・!?」
スピニット「ニッパー部隊からミューティーズに転任したんだよ!!
ここでお前の首を取ってやる・・・・っ!!」
スピニットが襲い掛かる。バンジョーが素早くパンチする。
バンジョー「とう!!」 スピニット「ぐえっ!!!」
スピニットは攻撃を受けて、裏返ってしまう。
カズーイ「相変わらずの習性ね!!タマゴミサイル!!!」
カズーイはタマゴミサイルでスピニットを倒した。
スピニット「うぎゃ!!!」 バンジョー「急ごう・・・っ!」
バンジョーは走り続けた。
だが、そこから左の通路に何かがあった。
バンジョー「うむ!?これは・・・・!」
バンジョーは物陰に隠れて、その通路の方を見る。
そこに、大きな部屋のようなところがあった。
中央にテーブルがあり、
回りにコンピューターやら何かの箱等があった。
そこには多くのグラントリングとスピニットがいて、
それぞれお菓子を食べたり、DSや漫画などで楽しんでいた。
カズーイ「グランティめ・・・!こんなところに部屋を作って・・・!」
バンジョー「体内でくつろぐなんて・・・許せない!!
でも、どうしよう。一気にかかれば見つかるし・・・。」
カズーイ「大丈夫よ。こっそりと・・・。」
カズーイはいきなりこっそりと物陰から顔を出してみる。
バンジョー「カ、カズーイ!?」 カズーイ「タマゴミサイル!!!」
カズーイはタマゴミサイルを発射して、
テーブルの前に座りながら、
ポテトチップスを食べているグラントリングを撃った。
グラントリング「むじゃ!!」 一人のグラントリングが倒され、
それを見た多くの敵が騒ぎを起こす。
グラントリング「な、何だ!?」
スピニット「今、何かが飛んで来たような・・・・!?」
バンジョー「ば、馬鹿!!気づかれるじゃないか・・・・っ!!」
カズーイ「まあ。
この場合、どっちみち見つかるし。では、もう一度。」
カズーイは再び、物陰から顔を出す。その時。
グラントリング「っ!いたぞ!!あそこだ!!!」
ついに、カズーイのせいで敵に見つかってしまった。
バンジョー「何やってんだ!!!!」 バンジョーは凄く怒鳴る。
カズーイ「ごっめ~ん。でも、戦うしかないそうね。」
グラントリング「全員、攻撃態勢に入れ!!!
他の仲間に連絡しろ!!!」
多くの兵士たちがそれぞれ物陰に隠れたり、
コンピュータで通信したり、
スピニットたちが突撃準備をしていた。
バンジョー「くそっ!!やはり、戦うしかないか!!!」
バンジョーが姿を出して、カズーイがタマゴミサイルを連射。
カズーイ「タマゴミサイル!!!!!!」
複数のタマゴミサイルが少数のスピニットを襲う。
3匹が裏返し、2匹が2発受けて破壊されてしまった。
スピニット「ぐあ!!」 「あぅ!!!」
グラントリング「うわ!!!」 ついで、通信していたグラントリングも、
カズーイのタマゴミサイルを受けて、倒れた。
グラントリング「やろおおぉぉぉ!!!」 「撃てええぇぇぇい!!」
物陰にグラントリングたちがマシンガンやショットガンで攻撃を始めた。
つづく
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