アンドロイド少女・マリオネットライター 第36話・全ての真実が解き放たれ・・・
光波ジャンボロイド・ティアーズ・ソウル
極悪モンスロイド・ヘルズ・エンペラー
最強ジャンボロイド・ダークネス・セイバー
登場
ついに、デスナイト対日本攻撃支部が総攻撃を開始した。
次々と現れるジャンボロイドとモンスロイドの兵隊が街を襲ったが、
我らがマリオネットライターとSSPがこれらを打ち倒す。
だが、そこに新たな敵が現れる。ライターに似たジャンボロイド、
ティアーズソウル。ライターの必殺技であるフラッシュブレイカーを通用しない、
最強のボディを持つティアーズの正体は実は、死んだハズの真奈美であった。
それを知った光次郎たちが動揺する中、既に。
デスナイトは総裁自らが送り込んだ最強にして最悪のモンスロイドが牙を向け始めた。
果たして、光次郎とライターは、邪悪なデスナイトを壊滅させる事ができるだろうか。
ライターとティアーズは剣同士で押し合いをしていた。
この時はライターは既にヘルメットを外して、素顔が見えている。
マリオネット・ライター「・・・・・・・・っ!!」
ティアーズ・ソウル「ウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・!!」
桜「ライターの正体があかりさんで、ティアーズの正体が真奈美ちゃん・・・・!
・・・・いえ。前に思った事があるわ。あかりさんがライターではないかと・・・・。」
青井「つ・・・月野先輩・・・・!?」
桜「けど・・・・っ!真奈美ちゃんもジャンボロイドだなんて・・・・ありえないよ・・・!!!」
桜はティアーズが真奈美である事を信じられずに、涙目で震えていた。
ティアーズ・ソウル「・・・・ッ!ハアァァッ!!」
ティアーズはライターの身体に膝蹴りを打ち込む。ライターはこれにひるみ、さがる。
マリオネット・ライター「うわ・・・・っ!!」
ティアーズ・ソウル「キャリバー・スマッシャー!!!!!」
ティアーズは剣を横に振り、そこから三日月状の光の刃が飛んで来た。
その光の刃を投げつけて、遠くの敵を切り裂くのがキャリバースマッシャーだ。
マリオネット・ライター「っ!!くうぅぅっ!!!」 ライターは剣でそれを受け止める。
しかし、敵の攻撃が重いか、ライターが徐々に押されていく。
マリオネット・ライター「・・・・っ!!つ・・・強い・・・・!!!」
ティアーズ・ソウル「・・・ッ。ライド・シュート!!!」
ティアーズはライドシュートでライターの右肩を攻撃。ライターはこれを受けて痛がる。
マリオネット・ライター「きゃ・・・・っ!」 ライターが痛みで動きが乱れた。
それにより、敵のキャリバースマッシャーからガードしている剣の構えも鈍ってしまい、
その敵の必殺技が見事、ライターに直接命中してしまう。ライターは物凄いダメージを受ける。
マリオネット・ライター「きゃあああぁぁぁぁぁ!!!??」
光次郎「あかりさん!!!!」 ライターは岩壁に倒れるが、すぐに立ち上がる。
ティアーズ・ソウル『ごめんね、あかりさん。あなたはもう死ぬ運命なの・・・。くすっ。』
マリオネット・ライター「まだ負けません!!はああぁぁぁっ!!!」
ライターはティアーズめがけて剣を投げつける。ティアーズの腹に命中する。
ティアーズ・ソウル「ウッ!?」 マリオネット・ライター「サーベル・スパイラル!!!!!!」
ライターがそう叫ぶと、ティアーズの腹に刺さった剣から強烈な光が放った。
ティアーズ・ソウル「ウアアアァァァ・・・・ッ!??」
マリオネット・ライター「こ・・・・これで・・・・・っ!」
ティアーズ・ソウル「・・・・・ッ!!『これで勝ったつもり・・・・?』」
マリオネット・ライター「っ!!ま・・・まさか・・・・!!!」
ティアーズは余裕な表情で身体に刺さった剣を引き抜き、投げ捨てた。
マリオネット・ライター「まさか・・・・サーベルスパイラルが・・・通じない・・・・!?」
ティアーズ・ソウル『言っておくけど、私は第2のあなたとして造られたの。
だから、あなたのフラッシュブレイカーが効かないの。
まあ。それに似た今の技も少し痛かったけど、倒せはしないわ。』
マリオネット・ライター「つまり、
私の得意である光による技の効果は一切通らないワケですか?」
ティアーズ・ソウル「『正解。けど、私の光はあなたを痛めつける事ができるわ・・・・!
よーく味わいなさい!!!』サッチ・トライデント!!!」
ティアーズはサッチトライデントでライターを攻撃。ライターはジャンプでそれを避ける。
マリオネット・ライター「でや!!フラッシュキック!!!!」
ライターはフラッシュキックでティアーズに攻撃。攻撃が見事に命中した。
ティアーズ・ソウル「ウワアアアアァァァァァァァ!!!??」
光次郎「ま、真奈美ちゃん・・・・!?」 光次郎は真奈美が死んでしまうのかと心配する。
ティアーズが強烈なキックを受けて吹き飛んだが、爆発していない。そう。まだ生きているのだ。
マリオネット・ライター「むぅ・・・・っ!!」 ライターは敵がまだ立ち上がる事に動揺する。
ティアーズ・ソウル『光が駄目なら、格闘で対抗しようと思ったのね。
けど、並みの格闘では私には通じない。そう。私を倒せる技などないわ!!』
マリオネット・ライター「くっ!!はあああぁぁぁぁぁ!!!!」
ライターは走って、格闘を仕掛ける。凄まじいパンチとキックの連続でティアーズを襲う。
だが、ティアーズもパンチとキックの連携で、彼女と互角に格闘する。
マリオネット・ライター「ふん!!せい!!はぁ!!とぉ!!」
ティアーズ・ソウル「ハッ!!フン!!『どうしたの?まさか、
私を倒す方法を思いつけないから無茶してるのかしら?けど、
諦めなさい。もうすぐあなたの負ける時が来るから!』」
マリオネット・ライター「どう言う事です!?はっ!」 その時、ライターは怪獣の鳴き声が、
聞こえる事に気づく。光次郎たちも聞こえている。
怪獣の声「キシィアアアアァァァァァ!キシィアアアアァァァァァオォ」
光次郎「まさか・・・・!モンスロイドか!??」
そう。この戦場にモンスロイドが来たのだ。その名も、ヘルズ・エンペラー。
ヘルズ・エンペラー「キシィアアアアアァァァァァァァ」
マリオネット・ライター「こ・・・このモンスロイドは・・・・・っ!!」
ティアーズ・ソウル『くすくす。ただのモンスロイドじゃないわ。
こいつはデスナイトの総裁がドイツ支部と共に開発した、
デスナイト史上最強のモンスロイドよ。どうやら私を援護に来たらしいね。』
マリオネット・ライター「くっ!!でやああぁぁぁぁ!!!」
ライターはヘルズに向かって走る。戦う相手を変更するそうだ。
ティアーズ・ソウル『・・・・へぇ。わざわざ、そいつにやられようとしてるの。』
マリオネット・ライター「はっ!!」 ライターはヘルズにタックルして、押そうとする。
ヘルズ・エンペラー「キシィアアアアアアァァァァァァオォォ」
だが、ヘルズは何故か押される様子がない。ライターはそんな敵の身体を殴り始める。
マリオネット・ライター「・・・・・っ!でや!!とう!!」 ドカ バキ
ティアーズ・ソウル『無駄よ。ヘルズエンペラーは並みの奴と違う装甲を持つわ。』
マリオネット・ライター「ああ・・・!」 ライターは敵の機体を殴った手を痛がる。
ティアーズの言う通り、ヘルズの身体はとても硬いのだ。そのヘルズが今、反撃を開始する。
つづく
[0回]
PR