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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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かくして、3人は事件を起こした見えない犯人を捜そうと、

一緒に街を歩いていた。しかし、何分もたったが何も起こらないそうだ。

街の人々はまだ、平和な一時を送っているが見えない犯人はいつ出てくるかわからないのだ。

光次郎「これだけ歩いたのに、全然見つからないな・・・・。」

青井「見えない犯人だからね。ってゆーか姿とか何もわかってないし・・・・・。」

桜「うん・・・・・。敵の正体はまだわからない。でも、このまま放って置けば、

また被害が起きるかもしれない。ここは、分かれて行動しましょ。」

光次郎と青井「了解!!!!」  そう聞いた青井が二人から離れて走る。

光次郎も走ろうとするが・・・・。桜はこう言って、彼を呼び止める。

桜「光次郎君。」   光次郎「・・・・ん?」

光次郎は桜に呼ばれて走るのを止め、彼女の方を向く。

桜「・・・・・死なないでね・・・・・。」   光次郎「・・・・・わかってるよ。ありがとう。」

桜が切なそうな表情でそう言うと、光次郎も微笑んで応えた。

光次郎「必ず生きて帰ろう!!!」   桜「ええっ!!」

そして、二人もそれぞれ離れて走った。SSPとしての使命を果たすために・・・・。


かくして、3人はそれぞれ異なる場所で見えない犯人を探していた。

しかし、それでもなかなか見つからない。やはり、奴は見えないのだから。

そして、光次郎は今でも、必死に見えない犯人を捜していた。桜や青井もそうしているのだが。

光次郎「どこだ・・・・・。どこにいるんだ見えざる敵め・・・・っ!」

光次郎は見えない敵を探すため、街並みを見回していた。

しかし、そこにいるのは平和な生活を送っている人々だけで、犯人の姿が全然見えない。

光次郎(サイレントガンを構えたら、近くの人々が驚くかも知れないし。

見えない犯人はどこから襲ってくるかわからない。今回の敵は確かに危険だな・・・・・。)

光次郎は順調に見えない犯人を捜すように歩いていた。その時、奇妙な事が起こった。

謎の影が光次郎の後ろのアスファルトに、謎の影が出ていた。

この影はゆっくりと光次郎に近づいてくる。しかし、この影は何かがおかしい。

影が光次郎に近づくたびに、両手を彼に近づけるように動かす。もしかして、この影の者が、

見えない者の正体では!?この時、丁度ここに桜と青井が彼のところに走ってきた。

桜「光次郎君!!」   青井「高町隊員!!」  光次郎「・・・・あっ!桜ちゃん。奈々ちゃん。」

二人が駆けつけた事に光次郎は気づく。3人が交流すると、謎の影はすぐに消えるように去った。

桜「・・・・・無事でよかった・・・・。ところで、見えない犯人は見つかった・・・・?」

光次郎「ごめんなさい。全く見つからなかった。二人はどうなんだ?」

桜「・・・・・っ。」  桜はガッカリするように顔を振る。どうやら桜は犯人を見つけられなかったそうだ。

青井「・・・・・こちらも、発見できなかったわ。やはり、敵は見えないそうね。」

桜「それに、奴の姿も全くわからない。・・・・今日はここまでにしま・・・・。」

桜が撤退命令を出そうとした時、急に近くのビルが爆発して吹き飛んだ。

桜「っ!!?」  光次郎「何だ!!?」   青井「いきなりビルが爆発した・・・・っ!??」

3人はビルが爆発したところを見て、驚く。他の人々もそれを見て急に逃げ出した。

そして、他の建物が何も起こってないハズなのに、急に崩れてしまった。

光次郎「あっちの建物が壊れていくぞ!!?」  桜「な・・・・なんですって・・・!?」

さらに他の多くの建物も次々と、それぞれ崩れたり、爆発していた。

青井「ど・・・・どうなっているの?まだ、何の前触れもないのに、

多くのビルが勝手に爆発していくなんて・・・・・・っ!!」

光次郎「まさか・・・・デスナイトの奴等が密かに、爆破テロを!!?」

桜「いいえ!今回はそのような事態はなかったハズよ!!だとすれば、一体何が・・・・・!!」

そう。これはデスナイトの工作テロによるものではない。何も起こってないハズなのに、

多くの建物が勝手に崩れたり爆発したりしているのだ。最初に爆発したビルも、

その中に一つだったのだ。一体、何が起こっているというのか。その時、街のアシファルトでは、

巨大な人間のように大きな影が暴れているように動いていたが、誰もこの事に気づかない。

街の建物は今でも次々と爆発していく。このままでは、街が全滅してしまう。

桜「と・・・とりあえず、ここは危険だわ!!我々も早く逃げましょ!!!」

青井と光次郎「了解!!!!」  こうして、3人もこの街から逃げようと走った。

街が段々と爆発していき、火の海になろうとしている。そうなる前に人々は必死に逃げ惑っていた。

桜「早く逃げて!!」  その時、一つのビルが爆発し、それにより、一つの瓦礫が飛んで来た。

光次郎「がっ!!」  その小さな瓦礫は光次郎の右肩に直接、あたった。

光次郎はこれにより、右肩を痛がり扱けてしまう。桜と青井がそんな彼に駆け寄る。

桜「あっ!光次郎君!!!」   青井「どうしたっていうのよ!こんな時に!!」

光次郎「く・・・・・っ!か・・・・肩が・・・・瓦礫にあたって・・・・・!!」

桜「え・・・・!?っ!!?」   そう聞いた桜が光次郎の右肩を覗いて見る。

瓦礫にあたった彼の右肩は今、服の一部が破れ、生の部分から血が出ているではないか。

桜はこれに驚き、自分の口を手で塞いだ。光次郎は激痛に耐えながら立ちあがろうとする。

光次郎「うぅ・・・・!右肩が痛すぎるけど、なんとか歩けるよ・・・・・っ!」

桜「でも、その傷の激痛じゃまた倒れるかも知れないわ・・・!」

桜はそう言いながら、光次郎の右腕を掴んで、自分の肩に乗せる。

光次郎「さ・・・・桜ちゃん・・・・?////」   桜「アクターシックスまで一緒に走ってあげるわ。」

桜は光次郎に肩を貸しながら、彼と一緒にアクターシックスへと走る。青井は一人で走っていた。

青井「・・・・・・・っ。」  青井はうかない顔で、今の光次郎と桜から目をそらした。


逃走の末、3人はやっとアクターシックスのところへ来る事に成功した。

しかし、今でも建物が爆発し続け、このままではこの近くにも被害が近づいてくる。

光次郎「やっとついた・・・・!」

桜がアクターシックスの後ろの席を光次郎に乗せた。光次郎はぐったりしたそうだ。

桜「・・・・大丈夫?」   光次郎「うう・・・・。まだ痛むけど、少し楽になったよ。」

青井「別に無理なんかしなくてもいいのよ。」   そして、青井も光次郎の隣の席に座った。

桜も前の席に座って、ハンドルを握りアクセルを踏んでアクターシックスを動かそうとした。

桜「さぁ!早く支部へ帰りましょ!!」  そして、アクターシックスが走り出し、

全速力で、この街から見事脱出できた。3人はそのまま支部へと帰っていく。


かくして、3人は第6分隊支部へと戻って行った。桜は司令室で、今回の件を春日に伝えた。

春日「建物が次々と爆発した!?」  春日はそう聞いて、驚く。

桜「はい。何があったかわかりませんが、とりあえず多くの建物が爆発したんです。

これは自然によるものでも爆破テロによるものでもありません。きっと、

デスナイトは何か違う方法で攻撃を仕掛けたのではないのかと思います。たぶん・・・・。」

春日「そう・・・・・。見えない犯人の連続殺人に続いて、理解不明の爆破事件とは・・・・。

・・・・ところで、高町隊員と青井隊員は?」

桜「はい。高町隊員は右肩を怪我してしまって、治療のため医療室にいます。

青井隊員も彼の看病のために、衣料室に・・・・・。」

春日「そう・・・・・。すぐ元気になるといいけど・・・・。」

桜「はい・・・・・。そうなる事を信じます。(・・・・光次郎君・・・・・。)」


その頃、SSP第6分隊支部の医療室では、光次郎が白衣の女性から治療を受けていた。

青井は彼が治療を受けているのを、心配そうに見ていた。

つづく

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