今回は宇宙人の子供(ただし、外見はテラ人間)と、
彼のペットである怪獣が登場します。もちろん、ヘラー軍団の仕業です。
ザ☆ウルトラマン 第40話・怪獣を連れた少年
オペルニクス星人・フェデリコ
フェデリコの巨大ペット・オロラーン
登場
突如、謎の巨大物体と小さな宇宙船が地球に襲来。その報告を受けた科学警備隊は、
巨大戦艦・ウルトリアで出撃。今回は宇宙に飛ばず、地球上の空を駆けます。
謎の巨大物体は都会の多くのビルを体当たりで壊して着地。
同じく着陸した宇宙船から一人の人間・・・の姿をした宇宙人の少年が現れました。
この星人の少年の名は、フェデリコ。しかし、このガキ(ぇ)が地球に何の用があるやら・・・(
フェデリコは巨大な丸い物体に「オロラーン!!!」と叫び、何かのアイテムを投げつけます。
すると、物体が変わり、いかにもアニメらしいコミカルな顔を持ち、
シンプルな形をした四足の怪獣になりました。この怪獣こそがオロラーンであります。
オロラーンは何か人間の掛け声のような声で、首が自在に伸びているように見せながら、
街を破壊していきます。そこに、ウルトリアと護衛の戦闘機部隊が来ました。
ちなみに、トベ隊員はウルトリアの操縦を担当する。まあ、運転手君だからか(ぇ
ヒカリ、ムツミ隊員、マルメ隊員はバーディで出撃します。
・・・・・あ。バーディまだあったのか。スーパーマードック号が破壊されたので、
バーディはもう出てこないかと思いますた(ぇ) オロラーンは首で街に巻きつきながらも、
バーディ3機が来るのを見ます。フェデリコからの攻撃命令を受けたオロラーンは、
口から冷凍光線を吐いて、護衛の戦闘機を凍らせ、破壊します。
バーディ3機は怪獣の攻撃を避けながら、一斉攻撃を繰り出します。
攻撃を受けすぎたかオロラーンが力尽きて倒れます。しかし、
フェデリコに励まされ、すぐに立ち上がります。飼い主の想いが動かしているのでしょう。
マルメ隊員とムツミ隊員は怪獣を操っているのは、フェデリコであると判明しました。
マルメ隊員はその少年を敵意し、攻撃しますが、オロラーンが彼を庇い、
マルメ隊員のバーディとヒカリのバーディを素手で攻撃。ってオロラーン、
手も出せるんかい。どうやら怪獣は粘土のような姿をしているので、
腕をも出せたり、身体が動くたびに少しだけ変化していくそうです。
これもアニメならではですね。バーディを破壊されたヒカリは、
脱出と同時にウルトラマンジョーニアスに変身し、オロラーンと対決します。
フェデリコはジョーを倒してしまおうと、オロラーンを応援。怪獣は大きな尻尾?を出して、
ジョーニアスを巻きつけますが、ジョーはオロラーンに打撃を続けます。
オロラーンは首に近いところから両手を出してジョーの打撃を止めます。
ジョーニアスは光線技を使わずして、なんとかオロラーンをノックアウトさせます。
そして、マルメ隊員もフェデリコと遭遇、すぐ彼に銃を向けます。
おいおい。いくらインベーダーだからと言って、子供に銃を向けるのはちょっと・・・・(
しかし、フェデリコが逃げたので、彼を追うマルメ隊員ですが、フェデリコが扱けてしまうと、
マルメ隊員は何故か「大丈夫か!?」と思わず駆け寄ります。
結局、子供は撃てないマルメ隊員は、
敵に対する怒りのような過激な感情と扱けてしまった可哀想な子供に対する情に鈍い感情を、
一緒に持っているのもマルメ隊員らしいです。扱けたフェデリコは必死に立ち上がり、
なんとか宇宙船に戻って、オロラーンも丸い球体に戻り一緒に空へ逃げます。
マルメ隊員はフェデリコを追えず「くそぉ・・・っ!」と悔やみます。宇宙船と怪獣は、
二手に分かれ、ジョーニアスはオロラーンを、ウルトリアはフェデリコを追跡します。
その時、ヘラー軍団の宇宙船が現れ、オロラーンを回収していきました。
ジョーニアスはカラータイマーの問題で追跡できず、退散しました。
そして、フェデリコの宇宙船も雪山で不時着したため、バーディを操縦するムツミ隊員は、
フェデリコに会おうと、彼の宇宙船の隣に着陸。機体から降りてきた彼に会います。
そこで、フェデリコが足を怪我をしていると知り、彼を救おうとするムツミ隊員。
しかし、フェデリコはそんな優しい彼女に銃を向けます。
あくまで地球人を敵意しているそうですが、
女は撃ちたくないと発言しています。それで、ムツミ隊員を撃つのを戸惑っているそうです。
ムツミ隊員が近づき、フェデリコは地球人への恐怖のあまり、つい銃を発射してしまいます。
しかし、命中したのはムツミ隊員ではなく、雪山だったのです。それにより、
雪山のシーンのあるアニメでよくある雪崩が起こり、ムツミ隊員は急いでフェデリコを、
無理やりでも宇宙船へと入り込みました。それにより、二人は雪崩に呑まれずに済みました。
一方、マルメ隊員はヒカリと交流し、車でムツミ隊員の元へ向かおうとします。
助けられて治療までもしてもらったフェデリコはようやくムツミ隊員を信じるようになりました。
ただし、ゴンドウキャップを初めとする他のおっさんたちを信じませんが・・・・(
たとえ、違う種族といえど優しさに触れれば、その種族を信じあえるのですね。
フェデリコは何故自分を助けたのかと質問すると、
ムツミ隊員は「怪我人を助けるのは当然でしょう?
・・・・・それに、君はそんな悪い子には見えない。」 ムツミ隊員はお優しい女性ですな^^
確かに、フェデリコは元々悪い子ではない気もします。
それは、これから語られる事でわかるでしょう。
フェデリコは地球人を倒さねば自分の星・オペルニクス星が侵略されると言います。
しかし、地球人はその星を侵略するどころか、そんな科学はないハズです。たぶん(ぇ
フェデリコの話によれば、ヘラー軍団のロイガーが地球人はとても悪い奴で、
自分たちやオペルニクス星を狙っていると嘘を吐いてやがります。ちなみに、
今回もヘラーが登場しません。彼も出てきて説得してやれば良いのでは?(ぁ
しかし、ロイガーは何故フェデリコのような子供を選んだのでしょうか?
きっと、オペルニクス星の人々の人口が少ないか、オロラーンと言う怪獣を操れるのは、
フェデリコだけだからでしょうか?しかし、オロラーン、オペルニクス星では、
なんか身長が少し小さい気がする・・・。。と見えるのは私だけですか?(ぇ
フェデリコはどう言うワケか、ヘラー軍団に騙されたと気づきます。
一体どうやって?それは、ムツミ隊員の内なる優しさのおかげかも知れません・・・・。
そして、フェデリコは宇宙船でオロラーンを探そうと、ロイガーのいる宇宙船?へ。
フェデリコはさっそくオロラーンに会い、自分たちを騙したロイガーを倒すように命令するが、
オロラーンの様子がおかしい。そう。オロラーンはこんな事もあろうかとロイガーたちに、
改造されてしまったのです。身体の色が醜く変化し、顔も身体も声も怪獣らしくなりました。
それに、もうフェデリコの命令すら聞かなくなっちまったそうです。それを見て、
悲しむフェデリコ。ロイガーが改造オロラーンを出撃させたら、すぐにフェデリコが、
ロイガーから離れて走ります。兵士たちがフェデリコを追い、彼の肩を撃ってしまいます。
足だけではなく、肩をも怪我をしたフェデリコはその苦痛に耐えながら宇宙船に乗り、
見事、ロイガーの宇宙船から脱出しました。宇宙空間への空気の流出によって、
宇宙へ飛ばされた哀れで愚かな兵士たち・・・。早く逃げればよかったのに(ぇ
改造オロラーンがコンビナート地帯で大暴れして、辺りは地獄の炎に。
駆けつける戦闘機とバーディの連合部隊ですが、次々と破壊されていく戦闘機。
フェデリコが裏切ったと怒るマルメ隊員だが、ムツミ隊員はまだ、
フェデリコはいい子であると言います。確かにフェデリコは悪くない。
悪いのは全てヘラー軍団のロイガーの野郎ですから・・・。
しかし、ムツミ隊員以外から見れば、フェデリコとオロラーンは、
悪党にしか見えないかも知れません・・・・。宇宙船で駆けつけたフェデリコは、
改造オロラーンを止めようと、騙された自分が悪かったと謝って説得するが、
怪獣はフェデリコを襲おうとします。それを救ったムツミ隊員にマルメ隊員は、
そんな奴ほっとけと言います。丸いの、なんか今日冷たくないか?(´・ω・`;)
そして、ヒカリはフェデリコのもとへ。フェデリコは涙を出しながら、オロラーンを倒して欲しいと、
言います。そして、オロラーンの弱点は足の裏だと言い、オロラーンはあんな悪い事を、
する奴ではないと訴え、そしてついに・・・・。
フェデリコ「オロラーン・・・!天国でまた遊ぼうね・・・・―――――――。」
フェデリコは何故かとうとう死んでしまいました。なんかあっけない気もするが・・・?(ぇ
きっと、ヘラー軍団の兵士に撃たれたせいでしょう。彼の最後の訴えを聞いたヒカリは、
ウルトラマンジョーニアスにチェンジ。夕日を背景に戦うジョーと改造オロラーン。
怪獣、いきなり出てきた顔がちょっとヤヴァイw 怪獣レクイエムをBGMに、
ちゃんとした格闘をせず、投げ技と足の裏を狙ったプラニウム光線で決着。
改造オロラーンは光の粒となり消滅しました。フェデリコとともに天国へ行けただろうか?
ラスト、フェデリコの亡骸は科学警備隊によって、宇宙葬とされました。
ゴンドウキャップ「ただいまより、オペルニクス星フェデリコ少年の宇宙葬を取り行う・・・。
彼は侵略者ヘラー軍団の手により、
唯一の友オロラーンを失い、悲しみの中でその短い生涯を絶った。
我々はこの少年の怒りを受け継ぎ、宇宙平和の為、
ヘラー軍団の野望を砕く事をここに誓う!!!」
・・・ところで、フェデリコの両親は何をしていた?(´・ω・`)
今回はとある宇宙人の子供が悪人に騙され、死んでいる話でした。
私は最後、フェデリコが死にムツミ隊員がそれを見て悲しみに涙を流すのかと思いました(ぁ
しかし、それはなかったそうですな。しかし、この話での切なさは確かに伝わった気がします。
少しばかりですが・・・・・。
次回は特撮恒例のニセモノが出てきます。ジョーニアスがウルトリアを攻撃・・・・!?
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