今回は名昆虫の一匹・クウガ・・・じゃなかったクワガタにちなんだ話です。
またまたマイナスエネルギーが大活躍します(
ウルトラマン80 第36話・がんばれ!クワガタ越冬隊
クワガタ怪獣・クワガンダ登場
時は世紀末冬。楽しく遊びまくる子供たちの中に、二人の少年がいました。
一人は今回のゲストであるアッちゃん。決して、アッ―!ちゃんと言わんように(
もう一人はモッちゃん。モルガンはモーちゃんなので、間違ってはいけません(
二人は何か昆虫の話をしているそうです。そこに、何か大人に近い少年が来ます。
彼の名は、ヤマちゃん。おはスタの山ちゃんでありません(
ヤマちゃんが昆虫の中で仮面ライダーカブト虫よりクワガタ虫の方が、
良いと語ります。そこで、アッちゃんは二人に自分のクワガタを見せる事にします。
ヤマちゃんは標本なのかと言いますが、そのアッちゃんのクワガタは、
なんと、このとても寒い冬でも生きていると言います。
昆虫なんぞ知った事じゃない(ぇ)私ですが、ほとんどの昆虫は、
冬になると何らかの方法で冬眠したり死んでしまう奴が多いですかね。
クワガタもきっと、冬の寒さで死んじまうでしょう・・・。ですが、
そのクワガタがこの冬で生きているとモッちゃんが言ってるのです。
一方、UGM基地でユリちゃんが逆転現象と言う謎の現象について語っています。
逆転現象とは、いわゆる蜃気楼の事らしく、去年もその現象が起きたそうです。
イトウチーフはそれを知らなかったそうです。イケダ隊員とフジモリ隊員は、
知っているそうですが・・・。その現象に80も引っかかったらしいです。
・・・って、80が逆転現象にかかる話ってあったのか?逆転現象なんて、
初めて聞いたし・・・(ぇ) もしかして、ストーリー外での話か?(
アッちゃんの家へ来た子供たち。そこに、クワガタが動いていました。
冬でもクワガタが確かに生きていていたのです。感心するヤマちゃん。
冬に死ぬ生き物を、冬にでも生きさせる。それが、越冬らしいです。
モッちゃんも来年はクワガタを越冬させると言います。アッちゃんは、
クワガタを自分の手で越冬させてみせると自信満々です。その良い攻略を探そうと、
なにやらラジオらしい局に電話をして来ます。TBCラジオの、
全国こども電話相談室だそうです。何かと時代を感じますなァ・・・。
ラジオの人たちからは面白い実験と評価。
そして、ヤマちゃんが突然、アッちゃんのクワガタを、
貸して欲しいと言います。いとこが来るので、彼に見せたいらしいです。
そんな簡単に貸して良いのかと戸惑うアッちゃん。モッちゃんは、
そんなクワガタを借りたがるヤマちゃんに乱暴者扱いし、
それを聞いたヤマちゃんはそれが下級生が上級生に対して言う言葉かと、
モッちゃんの両耳を引っ張って怒ります。確かに乱暴者だなw
ついにアッちゃんはヤマちゃんの乱暴ぶりに怖気ついたか、
彼にクワガタを貸しました。
ヤマちゃんはクワガタをちゃんと育てているのでしょうか?何か、
ベッドでマンガ(ジャンプ?)を読んで、眠たい気分でありますが・・・。
ヤマちゃんの部屋も温度も下がってますし。そんな彼に任せて大丈夫かと、
とても不安がるアッちゃん。それにしても、アッちゃんは昆虫が好きですね。
幾つもの虫の標本があるし、多くの虫を飼ってそう・・・。将来は虫博士だ(
ヤマちゃんは、何と言うか・・・ドラえ○んのジャイ○ンみたいですね。
すぐ、他人の物を借りたがるし、乱暴な事をするし、まさにガキ大将キャラです。
子供をスポットに当てた昭和の物語では、こう言うキャラが必ずいるそうですな(
UGMでは、町の近くの山(ヤマちゃんじゃないお(ぇ)で、
ドームの一部のような建物が出現したと報告を受けます。
本来ならそんな建物は存在しないって言う。そう。これは、
逆転現象が起こした蜃気楼の一つなのです。さっそく調査するUGMは、
シルバーガル(矢的&イケダ隊員)を送り込みます。本当に蜃気楼なのかと確かめるべく、
オオヤマキャップがシルバーガルにドームを突っ込ませる命令を出します。
とにかく衝突させます。何てメチャクチャな命令なんでしょう(´゜ω゜`)
いくら市民を安心させるためだからって、もし本物だったらどうしようって言う・・・。
覚悟を決めたシルバーガルはドームに突っ込みます。すると、すり抜けました。
やはり、ドームは蜃気楼でしたね。びっくりさせるなとヒヤヒヤなオオヤマキャップに、
セラは突っ込めって言ったのはキャップだと言います。その時・・・。
オオヤマキャップ「そうか・・・・酷いキャップだ・・・・・。」
いえいえ、あんたこそ酷いキャップですよwww・・・もしかして、
自分に言ってるのでしょうか?何かとギャグっぽいシーンでした^^
事件を聞いたアッちゃんの両親。母親は冷たい夏といい異常気象だと言います。
父親はアッちゃんにかけ布団をかけたりと結構、親切であります。
一方、ヤマちゃんは眠っちまいました。その時、ヤマちゃんの母が来て、
クワガタの方を見て、嫌気を感じます。母は虫が大嫌いらしいです。
その時、ヤマちゃんの母はとんでもねェ事をしでかします。
ヤマちゃんの母「なーに?こんな物!気持ち悪いっ!!」
ヤマちゃんの母はクワガタの入ったケースをとても寒い夜の外に置きやがります。
そのクワガタが他人の・・・アッちゃんの飼っている昆虫だと知らずに・・・。
そして、アッちゃんのクワガタはあまりの寒さに耐えられず、絶命しました。
次の日。ヤマちゃんはアッちゃんに謝罪し、クワガタの死骸を渡します。
ヤマちゃん「俺は悪くないさ・・・。悪いのはお袋さ。」
確かに、そのババァが悪いですな。でも、クワガタを借りたヤマちゃんにも、
問題はあると思いますが。まあ、いくら嫌いだからって、やはり殺しはいけまへんな(
ヤマちゃん「まァ、仕方ないよ・・・・。
生きるものは必ず死ぬ。なんまいだ。なんまいだ。」
まるで適当な感じがするような言葉で去っていったヤマちゃん。
クワガタが死んでしまい、悲しみのどん底に落ちるアッちゃん。
とある丘でアッちゃんは涙を流しながら、クワガタを地に埋めて石の墓を作りました。
よほど、クワガタを大切にしていたのですね。それに比べ、ヤマちゃんは、
その悲しみを一切も感じず、それどころかまるで、そんな事も気にせずに、
女の子を虐めているではありませんか。ヤマちゃんはそれ程の鬼畜なのですね(
その様子を見たアッちゃんは、やはりそんなヤマちゃんを許せないのです。
アッちゃん(ヤマ公なんか・・・死ネバ良イ・・・・!)
アッちゃんはその恐ろしい言葉を発する程に、憎しみが湧いて来ました。
そう。これはマイナスエネルギー。憎しみの感情が、まさにそれに変わるのです。
ですが、それに気づいたヤマちゃんは、そんな彼に怒ります。もはやドS(
しかし、子供が死ねと言うのは、あまりよくないですね・・・。
現実では、子供たちはもちろん、ほとんどの若者などが、
死ねと暴言吐いてしまう事が多いと思いますしね。
この頃の私達若者は一体、どんな野蛮な奴に堕ちるのやら・・・・。
ヤマちゃん「お前、まだクワガタのこと恨んでんのか!?
しつこいぞ、お前!!この野郎!!!」
まるで、てめーに文句を言う立場はねぇと語るように、
アッちゃんの両耳を引っ張るヤマちゃん。
それがアッちゃんのマイナスエネルギーを、
込みあがらせていきます。コイツダケハユルセナイ。その思いが次第に、
大きくなっていくのです。そして、ヤマちゃんはモッちゃんを連れて、
クワガタの墓のある丘へ。そのままヤマちゃんは何か昔話のパクリを語ります。
ヤマちゃん「おじいちゃんは山に芝刈りに、
この山ちゃんは山へ山芋掘りに出かけました♪」
どうやら、麦トロを作るために行うそうです。そこで、
アッちゃんのクワガタの墓に目をつけたヤマちゃんは。
何も知らずにさっそくスコップで彫り始める事に。それを見ていたアッちゃんは、
悲しみと怒りに満ちた表情を表しています。ヤマちゃんは墓荒らしでもありますな(
墓の中を暴いたヤマちゃん。その中にはクワガタの死骸がなく、
変わりに何か動いている物体が。これは、怪物の角。そして、
大地を切り裂き、目覚める闇の力♪(ぉ)そう。巨大なクワガタが現れたのです。
それを見たアッちゃんは、死んだクワガタが怪獣になったと叫びます。
そう。このクワガタ怪獣・グワガンダこそが、アッちゃんが飼ったクワガタの死骸に、
彼の憎しみのマイナスエネルギーが新たな命と、
恐るべし力と姿を与えたものなのです。
その邪悪な悪魔となったクワガタであるグワガンダを見た人々は、
今度は怪獣の蜃気楼かと言って、ほぼ動じません。
昨日の逆転現象のせいですな。
今度も蜃気楼ではないかと疑うUGMは再び出撃。
イトウチーフがエースフライヤー。
矢的がスカイハイヤー。フジモリ隊員とイケダ隊員がシルバーガル。
3機のUGMマシーンがグワガンダと対立。オオヤマキャップは、
グワガンダを蜃気楼だと思って、突撃(いわゆる突っ込み)と命令。
ですが、城野隊員が怪獣を一体どこのクワガタなのかと聞き、
オオヤマキャップが、インドネシアとかボルネオとかと言います。
私的には、グワガンダは、どこの国にも生息しておらず、
マイナスエネルギーで生まれた特異の存在なのかと(
ユリちゃんが、
その可能性(怪獣がインドネシア等にいる可能性)が0であると言います。
それを聞いたオオヤマキャップは大急ぎで、
突撃命令を中止。ですが、もう止められず、
シルバーガルがグワガンダと衝突して大破。二人の隊員は間一髪、脱出。
キャップはクビだと怒るイケダ隊員。確かにオオヤマキャップが悪いかもwwww
グワガンダは街を破壊し始め、本物だと知った人々は逃げ出します。
グワガンダは自分を殺したヤマちゃんを襲うように進んでます。
実際は母がやったのですが・・・(ぇ) それを知ったヤマちゃんは恐れ入り、
アッちゃんに助けを求めますが、アッちゃんは知らないと無視します。そりゃそうです。
着陸した隊員たちをお兄ちゃんと言うアッちゃん。
それを聞いたイケダ隊員は喜びます。
イケダ隊員「君たちいい子だなァ^^おじさんつったら返事しなかったぞwww」
イケダ隊員、上司に失礼な事言ったり、自分が褒められて喜んだりと、
いろいろ調子者な人ですなァ(笑)
フジモリ隊員のキャラがあまり目立ってませんがな(
怪獣は頭の2本の角でスカイハイヤーを捕らえ、投げ飛ばします。
爆破したスカイハイヤーから矢的は80に変身して、脱出。グワガンダと対決です。
80は得意の格闘でグワガンダを圧倒しますが、敵は何度倒れても、
すぐに起き上がってしまいます。これに80はやれやれと、
諦めかけるような演出を見せます。途中で80が仲直りしようとするように、
握手をしようとしますが、断られて打撃されます。だって敵ですから・・・(
ここから怪獣の攻撃。角を中心とした格闘や、
物凄い怪力で80を痛めつけます。グワガンダはアッちゃんの憎しみの心。
その心に80は勝つ事はできないのでしょうか。まあ、人の憎しみは、
そう簡単に消える事はないし、消そうにも消せませんからね・・・。
マイナルエネルギーの塊であるグワガンダに押しつぶされる80は、
その心の持ち主であるアッちゃんを見つめます。まるで、何かを語るように・・・。
そう。80はアッちゃんに自身のマイナスエネルギーを打ち消して欲しいと、
伝えたいのです。それに気づいたアッちゃんは80に向かって、
もう怒らないと語り、クワガタが死んだからと言って呟いてしまった、
ヤマちゃんへの悪口も取り消すように言います。それを聞いて怒るヤマちゃんも、
事情を知り、アッちゃんに謝ります。そして、アッちゃんは怒りを消し、
マイナスエネルギーが消えました。
邪悪な力を失ったグワガンダなど、ただの巨大昆虫。
80の得意の格闘に怯えて、地底深く潜り込みました。戦いは終りました。
そして、アッちゃんたちは土を掘り、クワガタの死骸を見つけます。
グワガンダはマイナスエネルギーが完全に消えた事で、
元のクワガタに戻ったのです。
矢的「昆虫も良いが、昆虫で仲間喧嘩はよした方が良いぞ。」
そのせいで自分は酷い目にあったと矢的先生が言いますが、酷い目にあったのは、
80だとヤマちゃんは言います。確かに、80の方が痛めつけられすぎたしね・・・。
その時、クワガタが動き出しました。そう。クワガタは再生したのです。
私はグワガンダになって命が復活して、元通りになっても死んでないと思いましたが、
本当は矢的が秘密の超能力で生き返らせたそうです。これでクワガタを越冬できます。
こうして、アッちゃんたちはクワガタ越冬隊を結成し、クワガタの越冬に励むでしょう。
アッちゃんたち「がんばれ!クワガタ越冬隊♪がんばれ!クワガタ越冬隊♪」
タイトル理解wwwwwwでも、本当にクワガタを越冬できたら凄いだろうなァ(
今回はクワガタにちなんだ話でした。しかし、食べ物の恨みではなく、
昆虫の恨みとは・・・wまあ、大切な物を奪った奴を憎む事はよくある事ですな。
大切だった生き物が死んで悲しむ人のマイナスの感情で生き返って、
邪悪な復讐鬼となるエピソードは必ずどこかの作品にあるかも知れません・・・。
タロウのエレジアの回だって、死んだ女性がアンドロイドは車に復讐しようとしたし。
次回はあの歴代ウルトラの名星人が登場します!
[1回]
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