クラブガンアネモス「クギギイイィィィキギギイイィィキギギイイィィ」
シュドー「こうなりゃヤケだぜ!!ちきしょう!!」
テブリッシュ「攻撃せよ!!敵は1匹だ!!」
コプターはバルカンでクラブガンアネモスを攻撃した。
だが、合体して強力した怪獣には今ひとつの痛みすら感じない。
クラブガンアネモス「クギギウゥゥキギギイイィィキギギイィィ」
サキ「・・・・っ!!そうか!!わかったわ!!!」
コリス「え!?何がわかったのですか!?」
サキ「確か、隊長は博物館とこのグランドキャニオンに、
怪獣の生命反応をしていたと言ったわよね。
だとすれば、この2匹の怪獣は仲間だったのよ!」
アロウン「何故・・・そのような事を・・・?」
サキ「たぶん、生命エネルギーが同じ感じだったので、
あれは互いの呼応を知らせるための信号かも知れない。
とんでもない怪獣だわ・・・!!」
イチゴがアンチファイヤーDRでクラブガンアネモスを攻撃。
だが、それでもクラブガンアネモスには通用せず。
クラブガンアネモス「クギギイイィィキギギイィィキギギイィィ」
怪獣は突然、アネモスの顔から無数の触手を伸ばし、
コプターラッシュを捕まえた。イチゴはいち早く窓を閉めた。
テブリッシュ「わっ!!そ、操縦不能!!!」
シュドー「ちぃ!!でも、敵は目の前!!」
コプターは捕らわれても、必死に抵抗するように攻撃する。
クラブガンアネモス「クギギイィィィキギギウウウウゥゥゥゥ」
怪獣はクラブガンの顔を撃たれて、
キレた。その怪獣の両目から、
黄色い電気光線を発射。触手を放して、コプターに命中。
イチゴ、テブリッシュ、シュドー「うわあああぁぁぁぁぁっ!!!!」
コプターは炎上し、墜落していく。
3人はパラシュートで脱出した。
コリス「皆!!!・・・・くそぅ!!怪獣め・・・っ!!」
サキ「行きましょう!!コリス君!!」
コリス「はい!!アロウンは、ここから動かないでね・・・。」
二人は銃器を持って、走った。アロウンは岩に隠れて、
見物する。サキとコリスはウルトラシューターで、
クラブガンアネモスを攻撃する。
怪獣はそれを受けるも全く通用せず、二人に向かってくる。
クラブガンアネモス「クギギウウウゥゥキギギイィィキギギイィ」
クラブガンアネモスは電気光線を出す。
二人はこれを避けながら射撃する。
アロウン「コリスさん!!サキさん!!頑張って!!!」
アロウンが応援し、二人はさらに射撃する。
でも、敵はあまり倒れず。
サキ「これじゃ、キリがないわ!!でも、倒さなきゃ!!!」
クラブガンアネモス「クギギイイィィキギギウウゥゥゥゥゥ」
そして、怪獣は複数の触手を伸ばす。
それでコリスとサキを捕まえてしまう。その触手が上へあがり、
不覚にもコリスが銃を落としてしまう。
コリス「うわあああぁぁぁぁ!!!」 サキ「きゃあああぁぁぁぁ!!!」
アロウン「あっ!!二人とも!!!」
サキ「ふ、不覚だったわ・・・・!これじゃ、戦えない!!」
クラブガンアネモスは捕らえた二人を食べようとした。
だが、その前に遊んでやろうと二人を締め付け始めた。
コリス&サキ「うああああぁぁぁぁ・・・・!!!」
このまま二人を気絶させ、
一気に食べるのが怪獣の狙いだった。
コリス「畜生・・・!ど、どうすれば・・・・!!(僕には、
人々の夢と希望を取り戻させる使命があると言うのに・・・・っ!!
このまま潰えてしまうのか・・・・!??)」
コリスはクリスタルになりたかったが、
今の状況では不可能であった。
アロウン「どうしよう・・・!このままじゃ、二人が・・・っ!!」
アロウンが二人の心配する途中、
彼の目の前の風景を変わり始める。
アロウン「っ!!!?」 それは、一人の子供が大勢の大人に、
袋叩きされている場面であった。子供が痛がりながら泣き、
大人たちは怒りながら蹴り続けていった。
アロウン(知ってる・・・。これは昔の出来事であった。
大勢の大人はかつての辛い過去で荒み、一人の子供も、
辛い経験をしていた。
その子は大人たちの八つ当たりを受けていた。
アロウン(あの時の僕は助けてやれなかった・・・。いや、
助ける事ができなかった。でも、今は違う!!
今の僕には他人の夢と希望を、
取り戻させる宿命を持っているんだ!!!
だから・・・・今なら助けられるかも知れない!!)
アロウンはそう思い、クラブガンアネモスのところへ走り出した。
コリス「っ!!ア、アロウン!?来てはいけないっ!!」
サキ「あなたも触手に捕まるわ!!!」
アロウン「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
アロウンは走った。己の宿命と共に。クラブガンアネモスは、
電気光線で攻撃するが、アロウンは走って、駆け抜ける。
アロウン「・・・・・っ!!おっ!!!」
そして、アロウンは怪獣の近くに止まった。そこに、
近くに落ちてあったウルトラシューターを見つける。
アロウン「おおっ!待ってて!!今、助けてやるから!!!」
アロウンは銃を拾い、構えた。怪獣が触手でアロウンを襲う。
アロウン「わわっ!!えぃ・・・!!」
アロウンは避けた瞬間、慌てて射撃する。そのため、
クラブガンアネモスの身体に命中する。
アロウン「くそぅ!!」 アロウンはもう一度撃つが、
二人を捕らえている触手とは違う触手一本を撃ってしまう。
怪獣は怒って、再び触手で攻撃しようとする。
アロウン「うっ!!」 アロウンは間一髪避ける。
コリス「アロウン!!!!」
アロウン「このォ!!」 アロウンはまたも射撃する。
ついにサキを捕らえた触手を撃った。それにより、
その触手は千切れ、サキが落ちていく。
サキ「きゃあああぁぁぁぁぁ!!!!!」
落ちていくサキをアロウンが慌てて受け止めた。
アロウン「だ、大丈夫ですか・・・・?/////」
サキ「え、ええ・・・・////じゃ、じゃあ!後は私が!!」
サキは立ち上がり、コリスを縛っている触手を撃った。
コリス「今だ!!!とあああぁぁぁぁぁ!!!!」
触手が千切れた瞬間、コリスはいきなり飛び出した。
サキ「コリス君!!!??」 サキとアロウンはそれを見て驚く。
コリスはクリスタルの変身するために、空中ジャンプを使い、
二人の見えないところで変身しようとしたのだった。
コリス「ショワッチ!!!!!!」 コリスはクリスタルに変身し、
クラブガンアネモスの後ろに立った。怪獣はそこを向く。
サキ「ウルトラマンクリスタル!!!!」
アロウン「あれが、噂のヒーローか・・・。
それより、コリスさんを!!」
サキ「ええ!!探しましょ!!」 二人はコリスを探そうと走る。
ウルトラマンクリスタル「シュワ・・・・ッ!!」
クリスタルと怪獣はいきなり組み合いに入った。
クラブガンアネモス「クギギイイィィィキギギイィィキギギイィィ」
ウルトラマンクリスタル「でい!!とう!!」
クリスタルはクラブガンアネモスの頭をチョップで叩き続ける。
怪獣も負けずにハサミで応戦するが、避けられる。
ウルトラマンクリスタル「はぁ!!」 クリスタルはこのまま、
敵の胴体に蹴りを入る。クラブガンアネモスは次に触手を使った。
ウルトラマンクリスタル「う・・・・・っ!!?」
複数の触手がクリスタルの下半身を絡んだ。
クラブガンアネモス「クギギイィィキギギイイィィキギギイイィィ」
怪獣は電気光線でクリスタルを攻撃する。
ウルトラマンクリスタル「うわあああぁぁぁ・・・・・!!」
クリスタルは触手を放した怪獣から離れる。
ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!!クリスタルレーザー!!!!」
クリスタルはクリスタルレーザーで、
クラブガンアネモスをひるませた。
クラブガンアネモス「クギギイイイィィィキギギウウウゥゥゥ」
ウルトラマンクリスタル「ふっ!でやあああぁぁぁぁ!!!!」
怪獣はアネモスの口から溶解ガスを吐くが、
クリスタルはこれを乗り越え、ジャンプして飛び蹴りを繰り出す。
ウルトラマンクリスタル「はああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
クリスタルのジャンプキックが怪獣にヒットする・・・・と思いきや、
クラブガンアネモスが突然分離をし始めた。
ウルトラマンクリスタル「2匹に戻った!!?」
クラブガン「キギギイイィィキギギイイィィィキギギイイィィィィ」
アネモス「グエエエェェェウウウウゥゥゥゥゥ」
そう。怪獣は再び、クラブガンとアネモスの2匹に戻った。
まず、クラブガンが襲い掛かり、クリスタルと組み合う。
ウルトラマンクリスタル「うっ!?ふん!!はああぁぁぁっ!!!」
クリスタルはクラブガンにパンチを打ち込み、投げ飛ばした。
アネモス「グエエェェェェェウウウゥゥゥゥゥ」
今度はアネモスが飛んで来て、クリスタルに襲いかかる。
ウルトラマンクリスタル「とう!!!」
クリスタルがそんなアネモスを、
チョップして叩き落す。クラブガンがまたハサミで攻撃する。
クラブガン「キギギイイイィィィキギギイイイィィィキギギイイイィィィ」
クラブガンのハサミがクリスタルを突いた。
ウルトラマンクリスタル「うわ・・・っ!!せい!!」
クリスタルはキックで反撃。怪獣は負けずにハサミで戦う。
クラブガンは右のハサミでクリスタルの首を絞める。
ウルトラマンクリスタル「う・・・・・っ!!」
クラブガン「キギギイイィィキギギイィィィキギギィィィィ」
さらに左のハサミを振り下ろして、クリスタルを切り裂いた。
ウルトラマンクリスタル「ぐああああぁぁぁぁ・・・・っ!!!」
クリスタルは大きいダメージで倒れる。だが、
クラビガンは追い討ちする火炎を出した。
ウルトラマンクリスタル「うわあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
クリスタルはクラブガンの火炎を浴びて苦しんだ。
今度はアネモスが襲いかかって来た。
つづく
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