あかり「え・・・・!?昨日の・・・・・・あの時ですか・・・・!?」
そう。昨日、光次郎はあかりに告白して、何故自分に優しくしてくれるかと質問していた。
だが、それであかりが悲しみにくれてしまい、光次郎はそれに重たい責任感を感じていたのだ。
光次郎「そうなんだ・・・・・。なんか・・・ごめん・・・・。」
あかり「い・・・いえ!謝る必要などございません・・・・。
私が、悪いのですから・・・・。でも、その答えは必ず・・・・っ!」
その時、チャイムが鳴った。光次郎とあかりがそれに気づき立つ。
光次郎「これは・・・・!?」 あかり「玄関のチャイムですわ。」
そして、二人は玄関の方へ。ドアが開き、桜が入ってきた。
桜「大変よ!!光次郎君!!!」 光次郎「さ、桜ちゃん!??」
あかり「ど、どうなされたのですか!?こんなにお慌てて・・・・!」
桜は走ってきたか、大分疲れて息をしているようだ。
桜「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・。ジャ・・・・。
ジャンボロイドとモンスロイドの連合隊が襲って来たわ!!!」
光次郎とあかり「な、何だ(です)って!!!??」
二人はそれを聞いて驚く。
光次郎「となると・・・・。デスナイトの奴等がついに動き出したか・・・!!」
桜「かも知れないわ。とにかく、行きましょ!!!」
光次郎「ああ!!では、行って来ます・・・・!」
あかり「いってらっしゃいませ・・・・・っ。(まさか・・・・。
ついに、この時が訪れるなんて・・・・・!!)」
光次郎と桜は走り、SSP基地へ向かった。あかりは切なそうな気持ちで心の中で呟いた。
東京の都心では、ステルス・ファントムスとギャラクシア・スター、
マッドネス・アシッダーとグラビティ・ベースが大暴れしていた。
4体ともライターに倒されたハズ。なのに、この4体が復活して街を破壊しているのだ。
ステルス・ファントムス「ギュイイイィィィンギュイイイィィィンギュイイイィィィン」
ギャラクシア・スター「・・・・・・!・・・・・・!!」
マッドネス・アシッダー「キチャアアァァァァッ」
グラビティ・ベース「ギャアアアアアァァァァァァァオン」
ステルスが両肩の刃でビルを切り裂き、ギャラクシアは光線で遠いビルを破壊した。
マッドネスは己の拳で建物を叩き壊し、
グラビティはその巨体で多くの建物を押し潰して破壊した。
そこに、戦車部隊と戦闘機部隊、リボルバー部隊が駆けつけた。
SSPと自衛隊の連合部隊がそれぞれ一斉砲撃を開始し、4体を攻撃した。
マッドネス・アシッダー「キチャアァァァァッ」
マッドネスは黒い溶解液で多くの戦闘機を溶かし、墜落した。
ギャラクシア・スター「・・・・・!?・・・・・・!!」
ギャラクシアは紫色の光波を発し、複数の戦闘機とリボルバーの動きを止め、爆破させた。
さらに、グラビティが小型戦車を出して、戦車部隊に攻撃させ、
ステルスが透明化すると、何故か戦闘機と戦車が次々と撃墜されていくではないか。
透明化しているステルスが密かに戦闘機と戦車が次々と斬っているのだ。
グラビティの小型戦車も、たった一機で多くの戦車を撃破してしまう。
そこに、フライングファイターとランドバーナーが駆けつけた。
フライングでは、光次郎と桜が前のコックピット、
野沢、清水、青井が後のコックピットに乗っている。
光次郎「な、何だこいつら!皆、ライターが倒したハズなのに・・・・っ!!」
桜「きっと、デスナイトの科学によって再改造されたんだわ!!」
光次郎「ちっ!!また同じ目に合わせてやる!!!」
フライングとランドがレーザー波状攻撃で4体を攻撃した。
花園「やった!!効いたわ!!」
第4分隊員「いや!敵戦力はまだ削られていない!!反撃が始まるぞ!!」
グラビティとステルスがランドの方へ。フライングがギャラクシアとマッドネスに狙われる。
マッドネスが溶解液でフライングを攻撃。フライングはこれを避ける。
野沢「こんなもん、命中しないわよ!!」 清水「油断するな!!次が来るぞ!!!」
今度はギャラクシアがブースターで急接近して来た。敵は空中キックを仕掛けるつもりだ。
桜「危ない!!!!」 桜は操縦桿を思い切り動かすと、
フライングはギャラクシアの空中キックを避けきった。
青井「くっ!!流石にこれはきつそうね・・・・・っ!!」
光次郎「あっ!!よく見れば、理子ちゃんの方も危ない!!!」
グラビティが大砲で砲撃。砲撃がランドの周囲で爆発し、
ステルスが物凄いスピードで走って、ランドに迫ろうとする。
ランドが通常砲撃連射でグラビティとステルスを攻撃しているが、効き目なし。
桜「あっ!!理子ちゃん!!逃げて!!わっ!!」
フライングはランドを助けようにも、ギャラクシアの触覚からのビームと、
マッドネスの両手からの光線に襲われて、助けられない。
光次郎「く・・・・っ!!(あかりさん・・・・!!)」
その時、高町邸の前に、あかりが立つ。
あかり「聞こえる・・・・・光次郎さんの声が・・・・・。っ!?」
その時、あかりの脳裏にまたヴィジョンが浮かび上がる。
幼稚園で泣き叫ぶ男の子・・・・積み木で遊んでいる女の子・・・・。
あかり「・・・・・っ!それでも・・・・私は・・・・・・!!
ライトニング・メタモルフォーゼ!!!」
あかりはマリオネットライターに変身し、空を飛んだ。
桜「あっ!!マリオネットライターよ!!!」 光次郎(あかりさん・・・・!)
空から飛んで来たライターはフライングを襲うギャラクシアとマッドネスに向かう。
マリオネット・ライター「フィンガーラッシュ!!!!!」
ライターはフィンガーラッシュでギャラクシアとマッドネスを攻撃して、ひるませる。
ギャラクシア・スター「・・・・・・!?」 マッドネス・アシッダー「キチャアアァァッ」
マリオネット・ライター「たああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
そして、ライターは空中キックでランドに接近するステルスを攻撃した。
ステルス・ファントムス「ギュイイィィィンギュイイイィィィィンギュイイイイィィィィィン」
ステルスをランドから離し、地上に着地したライターにグラビティが襲い掛かる。
グラビティ・ベース「ギャアアアアァァァァァァァオン」
マリオネット・ライター「むっ!?でぃ!!はっ!!とう!!」
ライターはグラビティの攻撃を止めようと、敵の顔を掴んだ。
そして、そのままグラビティの首にキックを打つライター。
そこに、ギャラクシアが光の剣でライターの背中を斬りつける。
マリオネット・ライター「きゃあああぁぁぁぁっ!!!?」
ライターはギャラクシアに斬られ、グラビティから離れ、ギャラクシアの方へ。
さらにマッドネスも加勢し、ギャラクシアと一緒にライターに迫る。
マッドネス・アシッダー「キチャアアァァァッ」 ギャラクシア・スター「・・・・・・・・!!!」
マリオネット・ライター「く・・・っ!うああああぁぁぁぁぁ!!!!」
ライターは走り、2体と格闘していく。さらにステルスやグラビティも襲い掛かる。
マリオネット・ライター「ふん!!えぃ!!でや!!せい!!とぉ!!はあぁぁっ!!!」
ライターは素早い格闘を駆使して、そんな4体と互角に戦っている。
光次郎「ライターを援護します!!(これ以上、
あかりさん一人を戦わせるワケにはいかない・・・・・っ!!)」
つづく
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