アンドロイド少女少女・マリオネットライター 第26話・悪魔の手が忍び寄る
大蛇モンス・ロイド・ロングネス・スネーク
触手モンス・ロイド・バイオレンス・テンタクル
登場
あの美しくも恐ろしき女剣士、カラミティ・ムーンとの戦いから次の日の夜。
そこは秋田町とは違う夜の町。そこは犬の遠吠えしか聞こえず、薄暗い雰囲気を表していた。
その寂しき夜の闇に包まれた街中を歩く一人の女性がいた。
女性「今夜はやけに寒いわ。今は秋が始まったばかりだと言うのに・・・・・。」
そう。寒い。しかし、今夜自体が寒いワケではない。女性の身と心が寒いだけなのだ。
何故、女性が寒がるのか?それは、彼女の身に何かが降りかかるからだ・・・・。
女性「・・・・・っ!?な・・・・何?これ・・・・・・っ??」
そして、女性は目の前の何かを見て驚き、徒歩を止める。
その何かとは多くある不気味な触手であった。この触手は一体なんなのだ?
女性「こ・・・・怖い・・・・・・っ!!」 女性は恐怖を感じ逃げ出そうとする。
しかし、その触手はいきなり一斉に逃げる女性に襲い掛かった。
多くの触手が女性の体を巻きついていく。女性は逃げられない。
女性「ひ・・・・・っ!きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」
この後、女性がどうなっていたか。それはこの小説は健全思考なので教えられず^^;
夏休みはまだ続いていた。光次郎とあかりは夏を満喫しようとプールに行った。
そのため、二人は水着姿をしていた。光次郎はいわゆる海パン。
あかりは水色のパンツをしていて、ビキニは銀色であった。
左胸の方には青いクリスタルのような模様をしていた。
二人は今、プールの中で水遊びをしていて、互いに水を浴びせあっていた。
光次郎「夏休みも間もなく終わりを迎える。そうなる前にいっぱい楽しまないと・・・ね☆」
あかり「はい。私・・・・実は、プール初めてです。博士に造られてから、
プールと言う物を知らなくて・・・・。こうして、光次郎さんと水遊びしていると何か楽しい気分です^^」
光次郎「僕もあかりさんとこうして水遊びしていると幸せな気分を感じるよ。
あかりさんと出会う前からはプールは滅多に行ってないけど、
今はすっごく楽しいよ^^これもあかりさんのあかげだよ・・・・。ん?」
その時、光次郎はここから、地上(床?)を歩く二人の水着の美少女に目をつける。
あかり「っ?どうなされましたか?」
光次郎「・・・・桜ちゃんと奈々ちゃんだ。」
あかり「え・・・・・っ?」 そう。光次郎が見た二人の美少女とは、桜と青井であった。
桜は緑色のビニキをして、胸には模様がある。左の方には黄色いハートの模様があり、
右の方にはDGCのロゴマークの模様があった。青井は水色のタンキニをしていて、
右胸の部分に赤い星のマークをしていた。どうやら二人は何か話しているようだ。
青井「それで・・・・・・また一人の女性が犠牲者に・・・・・。」
桜「ええ・・・・。またあの例の触手の怪物が襲ったそうよ・・・・・。」
光次郎「おおぉぉぉ~い!!桜ちゃん!奈々ちゃん!」
二人は後ろから光次郎の声がしたので、そこに向いてみる。
そこに、既にプールからあがっていた光次郎とあかりがいた。
桜「あっ!光次郎君!あかりさん!」 青井「あなたたちもいたのね・・・・。」
光次郎「何か話しているようだけど、何かあったのかい?」
桜「・・・・・うん。実はね、最近謎の触手型の怪生物が女性を襲い続けると言う、
連続事件が起きたの。恐らく、デスナイトが造った生体兵器かも知れないけど・・・・。」
光次郎「襲われた女性はどうなったの?」
青井「多くの犠牲者は何故か生きていたけど、とてつもない悲しみに満ちていたわ。
そして、半分は死んでしまったわ・・・・・。あの怪生物は一体、何を企んでいるのか・・・・・。」
光次郎「ちくしょう・・・・っ!カラミティムーンを倒してから次の日だと言うのに・・・・。
既に別の事件が起こっていたなんて・・・・。」
青井「え?カラミティムーンってこの短い前、あんたとライターが倒したばかりの・・・・?」
あかり「ええ・・・・・。満月の夜に現れて、日本刀を華麗に操り戦うジャンボロイドです。
本当は、人間の榊さんが好きな悲しい心を持った女性でしたが・・・・・。」
桜「そうですか・・・・・。ごめんなさい、カラミティムーンとやらの事、
あまり知れなくて。あのジャンボロイドが暴れたと言う様子も知らないで、
光次郎くんから昨日、それを聞いたばかりでして・・・・・。」
あかり「そうですか・・・・・・。(かぐやさん・・・・・。)」
その時、桜のビニキの右部分から通信音のような音が鳴り出した。中には通信機があるらしい。
桜「・・・・・・・っ!?通信が来たわ!!」 桜はそのビニキの右部分の中から通信機を取り出す。
光次郎「ぶっ!!桜ちゃん・・・・・なんと過激な・・・・・・っ!」
光次郎は鼻から出たそうな血を抑えようと指で鼻をつまんで、煩悩に耐えた。
青井「鼻血ちょびっと出ているけど・・・・・(--」 青井はその光次郎を怪しそうに見ていた。
桜「ぁ・・・・・・;こちら、月野!!」
通信隊員の声『こちら第6分隊!!ただちに基地に急行してください!!!』
桜「了解!!基地へ戻ります!!」 そして、桜は通信を切って、通信機を右のビニキの方に戻す。
青井「どうしましたか!?」 桜「うん・・・。急に基地へ戻って来いって。事件よ。きっと・・・・。」
光次郎「そうか。じゃあ、僕も行くよ。」
青井「私も行きます!」 桜「うん!じゃあ、3人で行きましょう!!」
あかり「気を付けてください。光次郎さん。」 光次郎「うん!大丈夫さ。一応・・・・・。」
かくして、光次郎、桜、青井の3人はSSP第6分隊基地の司令室へと入った。
その時の3人は既に、SSPの隊員服に着替えていたようだ。
光次郎、桜、青井「隊長!ただいま戻りました!!」
春日「よく来てくれたわ。実は・・・・・また別の事件が起こり始めたの。」
つづく
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