デスブラザーは素早いキックで攻撃する。
マンボは避けたが、掠ってしまう。
マンボ「く・・・・・っ!」
デスブラザー「らあああぁぁぁぁぁ!!!」
デスブラザーはチョップで打撃する。だが、マンボは素早く避ける。
マンボ(次の攻撃は・・・・!?)
デスブラザーとヘルシスター「とんぼがえりジャンプ!!!!!」
デスブラザーとヘルシスターはとんぼがえりジャンプで、
空高く飛び上がった。マンボはその後の事を予測した。
マンボ「まさか、来る気か・・・・!!?」
デスブラザーとヘルシスター「くちばしバスター!!!!!!」
デスブラザーとヘルシスターはくちばしバスターでマンボを襲う。
だが、マンボはそれを予測したのか、すぐにその場から離れる。
そして、くちばしバスターが地面を大きく抉る。
それによる衝撃で、
多くの地と雪の破片が飛び散る。その複数がマンボにあたる。
マンボ「ちぃ・・・・・っ!!」
ヘルシスター「きええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
デスブラザーが走り、ヘルシスターは嘴でマンボを攻撃。
だが、マンボはこれを素早く避けるが、また掠る。
デスブラザー「ぬお!!!」
デスブラザーはマンボを殴るが、また避けられる。その時。
マンボの動きが一瞬、止まった。だが、すぐに動けるようになった。
マンボ(マジック効果、消えた・・・!つまり、
魔力、多くチャージできた!)
デスブラザー「うおぁ!!!」
デスブラザーのパンチがマンボに命中。
マンボは倒れるが、立ち上がる。
マンボ「・・・・・っ!(使える上級魔法、二つくらい・・・!
その二つで何としてもデスブラザー、
倒さねばならん!!)よし!!!」
マンボは杖を夜空に揚げ。その杖の先端から物凄い光が出る。
そして、マンボは素早くデスブラザーから離れていく。
ヘルシスター「・・・・っ!?気をつけろ!!
何か凄い魔法が来るぞ!!?」
デスブラザー「何ィ・・・・・!?」
マンボ「マジック・ビッグ・サンダー!!!!!!!!!」
そして、デスブラザーとヘルシスターの真上から、
とても巨大な雷が落ちて来た。
その雷がデスブラザーとヘルシスターに命中する。
デスブラザーとヘルシスター「ぐあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」
マンボ「この魔法、受けて生きて帰った者、少ない。
デスブラザー。お前の最後の時、来た・・・!」
巨大な雷がデスブラザーとヘルシスターに落ち続けている。そして、
その雷がとうとう消えた。デスブラザーは倒されたか。
マンボ「・・・・・そ、そんな・・・・!?」
マンボは震えていた。まるで脅威を感じるように。
雷でできた煙から何者かが歩いて来た。
それは、デスブラザーとヘルシスターだ。
デスブラザー「凄く・・・痛かったぜ。こんな激痛を感じたのは、
何年以来だろう・・・。ああ。本当。死にそうだったぜ・・・!」
ヘルシスター「しかし、残念だったな?あたいたちはまだ生きている。」
マンボ「ぐっ!!・・・・・・・っ。こうなれば、
アレしかないか・・・・!あれ魔法しか・・・!!」
デスブラザー「あの魔法、何だ?それは・・・。」
マンボ(あの魔法を使うには、全ての魔力、失ってしまう、
恐ろしい技の一つ。だが、奴、倒せるのは、その技しかない!!)
デスブラザー「ククク・・・・!また何かする気だな?おい。」
そして、マンボは杖をデスブラザーの方に向け、
その杖の先端を光らせた。
だが、その光の色は闇に近い感じであった。
マンボ「はあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・!!!!」
ヘルシスター「何だ・・・!?この魔力。
まるで、邪気に近い感じだ・・・!」
デスブラザー「ほう。邪気に近いとな?」
マンボの身体から黒いオーラが発し、目が赤くなった。そして。
マンボ「マジックカオスヘルズゲート!!!!!!!」
マンボがそう言うと、デスブラザーとヘルシスターの前に、
巨大な禍々しい扉が出た。その扉が開くと、そこには、
恐ろしい闇に満ちた世界があり、そこから巨大な髑髏が、
眼を赤く輝かせて、
まるでデスブラザーを招くように不気味に野太く笑った。
巨大な髑髏「グォファファファファファファファファファ・・・・・・」
デスブラザー「ぬおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!?」
ヘルシスター「か、体が引き寄せられていく・・・・!!?」
マンボ「この魔法の扉。地獄界へ繋がっている。つまり、
お前たち、この魔法の扉により、地獄へと入る・・・!!
必ず、地獄へ・・・!決して逃げられない・・・・!!!
その地獄、入った時。
お前たち、永久にその場所、彷徨う・・・!!
その魂、失って亡霊となっても、永遠に・・・・!!!」
デスブラザー「ぐうううぅぅぅぅ・・・!!ヘルシスター!!!」
ヘルシスター「ああ・・・・!ヘルシスターダッシュ!!!!」
ヘルシスターがリュックから両足を出して、地面につく。
そして、ヘルシスターはデスブラザーを抱え、
物凄い走りでダッシュした。
これにより、魔法の扉の吸引から少しずつ逃れられるようになる。
マンボ「言ったハズ・・・!逃げられないと!!!」
扉から黒色をした悪魔の手のようなオーラが、
デスブラザーとヘルシスターに迫る。
その複数のオーラがヘルシスターとデスブラザーを掴み、
無理やりにでも地獄へ入られそうようとする。
ヘルシスター「は、離せ!!!」
デスブラザー「俺たちを地獄へ入れるまで止めねェのか!!?
と、とても恐ろしい魔法だぜ!!!」
マンボ「ぐううぅぅぅぅぅ・・・・!!
ぬおおぉぉぉ・・・・!!!」
だが、魔法を発動し続けているマンボも何故か辛そうであった。
そう。マンボは苦しんでいるのだ。
このマジックカオスヘルズゲートを、
使うと全ての魔力が失う事はもちろん、
反動として地獄に近い苦しみを身体中に感じてしまうのだ。
ただし、うまく行けば、敵をあの世の地獄界へと導き、
その敵が永遠に苦しみを味わう事になる。まさに、
最後の奥義に相応しい呪文と言って良いだろう。
マンボ(まだ・・・!まだ失うな。魔力よ。地獄へと扉よ・・・!
この悪魔、地獄へと還すのだ・・・・!!)
その時、扉から得体の知れない物が複数出てきた。
首が長く顔が醜い人型の2匹を初め、
異なる姿をした醜悪な怪物たちが複数に扉から出ようとしたのだ。
ヘルシスター「このままでは、扉の中へ入ってしまう・・・!!」
デスブラザー「地獄の住人たちもお出迎えしやがったぜ!!」
そして、扉から一つの白く細い光線が出てきた。
その光線がデスブラザーとヘルシスターの身体を貫いた。
デスブラザーとヘルシスター「うっ!!!!!」
これを受けたデスブラザーとヘルシスターは気力を失ったか、
一気に複数のオーラに引きずられていき、真っ直ぐ扉の中へ。
マンボ(良いぞ・・・!!勝てる・・・・!!!)
マンボはデスブラザーとヘルシスターを地獄へ入れる事を感じ、
勝利を確定する。
ついにデスブラザーとヘルシスターが倒されるのか。
デスブラザーとヘルシスター「・・・・・・・にや。」
その時、デスブラザーとヘルシスターが急に動きだし、
ある姿勢を取った。
だが、複数のオーラに引き寄せられ、逃げられないのだ。
しかし、その姿勢はまさに。
マンボ「っ!!?そ、その姿勢わ!!!?」
マンボはデスブラザーとヘルシスターの取った姿勢に驚く。
そう。その技こそが、バンジョーとカズーイ最大の必殺技。
デスブラザーとヘルシスター「ワンダーウィング。」
デスブラザーとヘルシスターの身体から、
物凄く巨大な銀色の光が出てきた。
その光がこの場の全てを包み、マンボの出した、
地獄へと扉の中から出てきた全ての怪物と巨大な髑髏が、
砂になるかのように消えて行く。
マンボ「消える・・・・!!マンボの切り札・・・・!
地獄へと扉が・・・・・!!!勝利へと道がァ!!!!」
そして、地獄への扉が粉々に砕け、そこから、
光そのものとなったデスブラザーとヘルシスターがマンボに襲いかかる。
デスブラザーとヘルシスター「おおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
マンボ「う、うわああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
そして、巨大な銀色の光が消えた。
つづく
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