ウォーザ「うん・・・。何だかわからないけど、そうするよ。」
フォーサ「・・・・では、俺はそろそろ、出るとしよう。
実は任務の途中だから、それに戻らないと・・・。」
ウォーザ「そっか・・・。そうだ!これ、あげるよ!」
ウォーザは青いプレゼントをフォーサに見せる。
フォーサ「何だぃ?これわ。」
ウォーザ「散歩の途中で、偶然に見つけたんだ。
どんなプレゼントかわからないから、君にあげる事にしたよ。」
フォーサ「そうか・・・。じゃ、受け取っておくよ。」
そして、現在に至る。
フォーサ「このプレゼントが何だかわからないが、
多分。プレゼント工場で造られたかも知れない。
帰って調べてみよう。」
政府の拠点である洞窟では、先の戦いで、
めちゃくちゃになったが、ほとんど片付けられたそうだ。
大尉「うむ。何とか元通りになりそうだな。」
ダンク「ええ。後は、
あのビランたちが復活すれば、完璧ですが・・・。」
大尉「そうだな。それまでに、グランティやクラッシャーが、
こちらに攻めてこなければ良いが・・・。」
その時、一人の兵士が慌てて戻って来た。
兵士「報告します!!
この近くにグランティの部隊が近づいて来ます!!」
大尉「何だと!?もしや、気づかれたと言うのか・・・!?」
ダンク「大尉。そのグランティの部隊は、
私の部隊で何とかしてみましょう。」
大尉「だが、君の部隊だけでは・・・!」
ダンク「ご安心を。私にはここがありますから・・・。」
ダンクは自分の頭に指を指して、そう言う。
ダンク「・・・・諸君!我々は間もなく接近するグランティの部隊を、
この基地から遠く離れた場所へと誘導し、
殲滅する事にする!!すぐに動くぞ!!」
兵士たち「了解!!!!!」
フォーサの部隊は進行を続けていた。
そこに、政府の拠点が近い事も知らずに。
フォーサ「・・・・・むっ!?」
フォーサは何かを見たのか、すぐに止まる。
ソリック「どうしました!?フォーサ様。」
フォーサ「光が移動しているぞ!?」
フォーサたちの前に、
謎の光が左に移動していた。その光は何だろう。
ソリック「怪しいですな。
もしかして、ジグソーかも知れませんぜ!?」
フォーサ「その可能性もある。者共!!謎の光を追うぞ!!」
フォーサたちは光を追うように、進路を変えた。
だが、その光はジグソーではなかった。実は、
遠くにいるダンクの部隊がジープに乗りながら、
懐中電灯から発した光でフォーサたちを誘き出していたのだ。
フォーサの追う光の正体は、懐中電灯の光だった。
兵士「敵部隊が追跡しています!!」
双眼鏡を使っている兵士が、ダンクにそう伝える。
ダンク「よし!このまま遠くへ奴らを導け!!」
兵士「了解!!!」
モギーたちの家では、ユミが壁に張り付いている時計を見る。
ユミ「・・・・ついに8時。もう夜になっちゃったのね。」
フラエ「7時からが夜なんだけどね。」
ミクス「でも、驚きました。エゥーラやセイリーと言う、
クラッシャーの人を助けるために、
政府の拠点に突撃したなんて・・・。」
マンボ「マンボ。得意の魔法で政府の強者、倒した。
テルやミルも、奮闘していた。」
ガンズ「俺とフラエは、あのクランカーのどうくつで起きた爆発により、
あのブクゲコ沼の近くにいたが、あまりにも危険なため、
その沼から離れて移動したが、
いつの間にか、この山に来たんだ・・・。」
フラエ「それで、政府の基地を警戒している間に、
この骸骨と土竜に会ったと言うワケさ。」
ボトルズ「・・・何とかフラエやガンズと交流はできましたが、
バンジョーとカズーイは今、どこにいるやら・・・。」
ユミ「そのバンジョー君とカズーイちゃんなら、
昨日の夜、クリスマスツリーで会ったわよ。」
ボトルズ「ほ、本当ですか!?」
ユミ「まあ、クリスマスツリーを悪い奴から守り、
ソギーちゃんに渡すプレゼントを受け取ったら、
またどっかに行ったけどね・・・。」
つづく
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