大神「その報告とは!?」
緒川「はいっ!!大鳥町に魔獣軍団が現れたとの事です!!」
灰間「何だと・・・・っ!?」
灰間は大鳥町に魔獣軍団が現れた事に驚く。
日下部「その魔獣の数は!?」
緒川「はいっ!!先日、ティアーズを苦しめた新魔獣と、
マグネドン、ガンQ、バキシムの4匹だと思われます!!」
大神「敵は4匹か・・・・。よし!!さっそく、出撃する!!
灰間と日下部は市民を避難させろ!!叶野はバルワンダー2号で、
上川はバルワンダー3号で出撃せよ!!わしは1号で出撃する!!」
隊員たち「了解!!!!!」
大鳥町では、新魔獣のケルビムを先頭に、
マグネドン、バキシム、ガンQが暴れて、民家を破壊し続けた。
ケルビム「ピキイイイイイイイイィィィィィィィィィ」
マグネドン「キシィアアアアアアァァァァァァン」
バキシム「キギギイイイイィィィィキギギイイィィキギギイイィィ」
ガンQ「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
ケルビムは口からの火炎球で遠くの民家を爆発させて壊す。
さらに、尻尾で周囲の民家を複数、叩き壊す。
町の人々は魔獣軍団に怯えながら、逃げ惑う。中には、
野口、森下、徳丸の3人もいた。
徳丸「1匹を除いて、どうして今まで現れた魔獣がこんなに現れたの!?」
森下「多分、ゾンビになって甦ったと思うよ!?だとしたら、
魔獣は死んでも、消えないんじゃ・・・・!!?」
徳丸「怖ええぇぇぇ!!それじゃ、魔獣はホラーモンスターだよ!!」
森下「そうね!!こんな時は、聖なる誰かが封印してくれる、
シチュエーションかも知れないけど、現実じゃありえないかも!!」
徳丸「もしかしたら、ティアーズは聖なる誰かかも・・・・。」
野口(・・・・灰間君・・・・・!)
ケルビム「ピキイイイイイイイィィィィィィィィィ」
ケルビムは逃げ惑う野口たちの方に目をつける。他の3匹は、
自衛隊の戦車部隊や戦闘機部隊の攻撃を受けているが、
返り討ちにしている。
マグネドンは赤いレーザーで戦闘機を破壊。ガンQは、
目からの怪光で戦車と戦闘機を同時に破壊。バキシムは、
口からの火炎で戦車を攻撃した。自衛隊の戦力が次々と減っていく。
野口「はぁ・・・!はぁ・・・!はぁ・・・!っ!?」
その時、野口は後ろの方を向く。そこには、足が擦りむいたか、
泣いている幼い男の子がいた。男の子はもう逃げられない。
男の子「ふええええええぇぇぇぇぇぇん!!」
野口「こ、子供が!!!」 野口は子供を助けようと、後ろの方を走る。
徳丸&森下「の、野口さん!!?」 二人はそんな野口を見て、驚く。
野口「く・・・・・っ!!」 野口は男の子を抱えて逃げようと走る。
だが、ケルビムはそんな彼女を逃がすまいと、火炎球を出す。
火炎球が野口たちの近くの民家に命中して爆発。
野口「きゃああああああぁぁぁぁぁぁ!!!?」
野口は男の子と一緒に爆風で倒れる。
野口「うう・・・・・っ!」
ケルビムは倒れた野口を踏みつぶそうと歩く。
その時。灰間が走って来て、バルガンの銃弾でケルビムを攻撃する。
灰間「野口いいいいいぃぃぃぃ!!!」 森下&徳丸「翔ちゃん!!」
野口「は、灰間君・・・。こ、この子を・・・・。」
野口は自分が庇った男の子を灰間に見せる。
灰間「・・・・ああ。わかった。森下!徳丸!野口を頼む!!」
森下&徳丸「うん!!」 灰間は男の子を抱えて、避難所へ連れて行く。
森下や徳丸も倒れた野口を抱えて、急いで避難所へ向かった。
そして、ついに飛んで来たバルワンダー3機。1号は大神、
2号は叶野、3号は上川である。3機はレーザーバルカンを連射する。
その攻撃を受けたケルビム、マグネドン、ガンQ、バキシムは、
3機の方を向き、襲おうとする。
日下部は走って、バルガンの銃弾で攻撃。
ケルビムに命中したが、全然効いていない。
日下部「この・・・!魔獣共め!!」
日下部は銃弾を乱射し、マグネドン、ガンQ、バキシムにも攻撃していた。
大神「魔獣め!!くらえ!!」
バルワンダー1号はレーザーバルカンでケルビムを攻撃する。
だが、ケルビムがその1号に近づく。そして、頭部に生えている、
剣に似たような巨大な角で1号を攻撃してしまう。
大神「うわ・・・・・っ!?」
攻撃を受けた1号は炎上し、墜落しようとする。
大神「もう駄目じゃ・・・!脱出する!!」 大神は脱出し、1号は爆発した。
その時。暴れ回る魔獣軍団の前に灰間が立ち上がる。
灰間「ティアーズ!!!!!」
灰間はウルトラマンティアーズに変身。
魔獣たちはそのティアーズの姿を見る。
謎の声『マタモ、現レタナ・・・・!勇者、ティアーズ!!ダガ、
貴様ハ魔獣ケルビムニマタモ倒サレル運命ダ・・・!!』
ウルトラマンティアーズ『何だ!?てめェは!?』
謎の声『我ハ魔星ノ王。ティアーズ。オ前ヲ倒シ、
コノ星ヲ我ラ魔星ノ民ノ物トスルノダ・・・・!!!』
ウルトラマンティアーズ『けっ!そうはさせねーよ!!』
謎の声『行ケ!ケルビム。ティアーズヲブッ殺セ!!
カカレ!!魔獣軍団!!地球ヲ制圧シロ!!!!!』
ケルビム「ピキイイイイイイイィィィィィィィィィ」
マグネドン「キシィアアアアアアアアァァァァァァァァン」
バキシム「キギギイイィィィキギギイイイィィキギギイイイイィィィ」
ガンQ「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
魔獣たちはティアーズに向かって、一斉に走った。
ウルトラマンティアーズ『かかって来い!!魔獣共!!!』
マグネドン「キシィアアアアアアアアアァァァァァァァァァン」
マグネドンが素早く、ティアーズに突進をする。だが、
ティアーズは両手でマグネドンの頭の角を掴み、その突進を止めた。
ウルトラマンティアーズ「トウッ!!!」
ティアーズはそのままマグネドンを投げ飛ばす。次に、
ガンQが2本の触手でティアーズの両手を縛る。
ガンQ「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・・・!!」
日下部「ティアーズ!!」
日下部がバルガンの銃弾で、2本の触手を撃つ。
攻撃を受けたガンQは2本の触手をティアーズから放した。
バキシム「キギギイイイィィィィキギギイイイィィィキギギイイィィィ」
バキシムが走り、ティアーズと格闘をする。
右手でティアーズを殴る。
だが、ティアーズは思いきり殴り返し、激しいキックで蹴り飛ばす。
ウルトラマンティアーズ「ショワアアアアァァァァァァッ!!!!」
ティアーズはジャンプして、空中キックでガンQを蹴る。
マグネドン「キシィアアアアアアアァァァァァァァン」
マグネドンは全ての角を光らせる。磁力を使う気だ。
ウルトラマンティアーズ「プラズマレイガン!!!」
ティアーズはプラズマレイガンでマグネドンを攻撃。
これを受けたマグネドンは爆発をし、粉々に砕けた。
バキシムは角ミサイルでティアーズを襲う。だが。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!!」
ティアーズは手刀でその角ミサイルを弾き、落とした。
角ミサイルはティアーズから離れたところで爆発。その直後。
ウルトラマンティアーズ「シューティングスラッシュ!!!!!」
ティアーズはシューティングスラッシュでバキシムの首を切断した。
頭を失ったバキシムは倒れて、死亡した。
バキシムはまたも目からの怪光で苦しめようとした。
だが、ティアーズはジャンプして、避ける。そして。
ウルトラマンティアーズ「ジャンピングショット!!!!!」
ティアーズはジャンピングショットでガンQを攻撃。
ガンQは目を直撃されて、倒れた。そして、消滅してしまった。
上川「凄い・・・!一気にあの3匹を倒したぞ・・・・!!」
叶野「既に倒した相手など、もはや敵ではないと言うワケだ。」
マグネドン、バキシム、ガンQは死に、残りはケルビムだけになった。
ケルビムの前にティアーズが立っていた。
謎の声『流石ハティアーズ。見事ニ3匹ノ強豪ヲ倒ストハ・・・。
ダガ、ケルビムハソノ3匹ヨリ、トッテモ強イ!殺レ!!
ケルビム!!オ前ノ力デティアーズノ首ヲ取レ!!!!!』
ケルビム「ピキイイイイイイイイィィィィィィィィィ」
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・・・・!」
ティアーズとケルビムは走り、互いに激突する。
つづく
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