残るはチドゲラーとザグルドンだけになった。
チドゲラー「キイイイイィィィィギイイイィィィィィ」
ザグルドン「グルルルルルン」
その2匹が走って来た事に気づいたティアーズは。
ウルトラマンティアーズ「ショワッ!!ティアーズナックル!!!」
ティアーズは両手を光らせて、それでチドゲラーとザグルドンに、
それぞれ強烈な1発を打つ。それを受けた2匹は倒れた。
日下部「やったわ!!全ての魔獣を倒した!!」
いつの間に起きていた日下部がティアーズの勝利を見て、喜ぶ。
大神「見たかぃ。魔族。どがぁな事をしようが、
ティアーズがそれを見事に対処してくれるわぃ。」
ウルトラマンティアーズ『・・・・・むっ!?何かが来る!!?』
ティアーズはある方向を見る。そこの街並みが光り出し、
そこから3匹の魔獣が現れた。その3匹は、
今までティアーズに倒されたグルトリングとデッドジン。
新しい魔獣「キイイイィィィィッ」
グルトリング「ギヒャアアアアァァァァァオゥ」
デッドジン「グオオオオォォォォォフウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ」
そして、見た事のない全く新しい魔獣であった。
ウルトラマンティアーズ『グルトリングとディスタガス!?』
上川「そして、新しい魔獣が1匹いるぞ!?」
叶野「魔族は増援を送ったとでも言うのか!?」
新しい魔獣の名はケルビムと言うらしい。
ケルビム「ピキイイイイイイィィィィィィィ」
ディノゾールが吠えると、
グルトリングとデッドジンがティアーズに襲いかかる。
その時、ティアーズは知った。
新魔獣ケルビムが魔獣軍団を指揮していると。
ウルトラマンティアーズ『てめェがこの事件の首謀者か!!』
ティアーズがケルビムに向かって走ると、
グルトリングとデッドジンが妨害してくる。
デッドジン「グオオオオォォォォォフウウウウゥゥゥゥゥ」
ケルビムが蹴りでティアーズの動きを止める。そして。
グルトリング「ギヒャアアアアァァァァァオゥ」
グルトリングが強烈なパンチでティアーズを殴り飛ばした。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!?ショワッ!!」
ティアーズは立ち上がり、グルトリングを蹴り、
デッドジンをチョップで反撃。
さらに、キックでデッドジンを蹴り飛ばす。
パンチでグルトリングの顔を殴る。
ケルビム「ピキイイイイイイィィィィィィィィィ」
ケルビムは口から火炎球を発射して、ティアーズを攻撃する。
ウルトラマンティアーズ「グワアアアアアアァァァァァァァ!!!!!」
ティアーズは攻撃を受けて、倒れた。
そして、カラータイマーが赤く点滅する。
続いて、グルトリングは口から溶解ガス、デッドジンは口から火炎を吐いた。
ティアーズは立ち上がり、バック転で避けた。
大神「新魔獣を攻撃せよ!!!」
バルワンダー1号と3号はレーザーバルカンでケルビムを攻撃する。
ケルビム「ピキイイイイイイィィィィィィィィィ」
攻撃を受けたケルビムだが、効いていない。そして、
魔獣は口からの火炎球で3号を攻撃。命中してしまう。
上川「うわあぁぁっ!!?」 叶野「だ、脱出!!」
上川と叶野は脱出し、墜落した3号が爆発する。
大神「攻撃が速い・・・!何て強い魔獣なんだ。」
ウルトラマンティアーズ「・・・・!・・・・・・!!」
デッドジンの打撃を受けたティアーズはパンチで反撃。
さらに迫るグルトリングに蹴り上げをした。痛みでさがった、
グルトリングを追い詰めようと素早いパンチで打撃する。
ウルトラマンティアーズ「ハアアアアアァァァァァァッ!!!」
ティアーズはとても激しいキックでグルトリングを攻撃する。
グルトリング「ギヒャアアアアァァァァァオゥ」
グルトリングはティアーズの打撃で倒れて、死んだ。
デッドジン「グオオオオォォォォフウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ」
デッドジンは頭の6つの角から電撃光線を発射して、ティアーズを襲う。
ウルトラマンティアーズ「トウッ!!ジャンピングショット!!!!」
空中ジャンプで避けたティアーズは、そのままジャンピングショットで、
デッドジンを攻撃。
頭を破壊されて失ったデッドジンは倒れた。残りはケルビムのみ。
ウルトラマンティアーズ「トアアアアアアアァァァァァ!!!!」
ティアーズはさらに、空中キックでケルビムを攻撃する。
ケルビム「ピキイイイイイイィィィィィィィ」
攻撃を受けたケルビムは倒れる。着地するティアーズが走る。
ウルトラマンティアーズ『あと1匹・・・・!』
ケルビム「ピキイイイイイイイィィィィィィィ」
だが、ケルビムが突然、立ち上がり、
尻尾をティアーズに向けて伸ばす。
その無数のトゲが付いている先端でティアーズを打撃する。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!?」 打撃されたティアーズは倒れる。
ケルビム「ピキイイイイイィィィィィィィ」
ケルビムはさらに尻尾の先端でティアーズを何度も打撃した。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!!・・・・・・・・!!」
ティアーズは攻撃を受けすぎて、立ち上がれなくなってしまった。
今のうちと思ったケルビムはジャンプして、空を飛び去った。
倒れたティアーズもゆっくりと消えて、この場を去った。
BAR基地に戻った隊員たち。灰間は傷だらけになっていて、
日下部に抱えられている。司令室では暗いムードになっていた。
つづく
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