日下部「大鳥町で魔獣が出現しました!!
目撃者の情報によれば、巨大な眼の怪物らしいです!!
現在、ウルトラマンティアーズと抗争中です!!!」
大神「うむ!さっそく出撃じゃ!!ティアーズを援護せよ!!」
夜空で2機のバルワンダーが飛んで来た。
2号が叶野と上川、3号が日下部である。
ウルトラマンティアーズ「ショワッ!!!!」
ティアーズはキックでガンQを攻撃する。攻撃を受けた魔獣は、
さがるが、同時に右の触手を伸ばして、ティアーズを突き飛ばす。
ガンQ「ウィキキキキキキキキキ・・・・」
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!?」
ティアーズはさがり、ガンQがさらに迫る。
ガンQ「ウィキキキキキキキキキキキ・・・・・」
ガンQはミドルキックでティアーズにダメージを与える。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!!・・・・・・・!!!」
ティアーズは耐え抜いて、パンチで反撃する。
拳がガンQの眼に直撃し、魔獣は激痛を受けたかのようにさがる。
ガンQ「ウィキキキキキキキキキキキキキキキ・・・・・・」
ウルトラマンティアーズ『そうか。魔獣の弱点は眼だな・・・っ!!
そうと決まりゃ勝てる!!アームシュート!!!!』
ティアーズはアームシュートでガンQの眼を狙う。だが。
ガンQ「ウィキキキキキキキキキキキキキ・・・・・」
ガンQはその眼を光らせる。すると、眼に命中するハズの、
アームシュートが、弾かれて消滅した。
ウルトラマンティアーズ『何・・・・っ!?』
ガンQ「ウィキキキキキキキキキ・・・・・・」
そして、ガンQの目がまたも光り出す。その光がティアーズを苦しめる。
ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアァァァァァ!!!!」
ティアーズは倒れかけるが、何とか立ち上がる。
ガンQ「ウィキキキキキキキキキキキキキ・・・・」
魔獣は目からまたも紫色の光弾を連射して、猛攻をする。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!・・・・・・!」
ティアーズはバック転で回避するが、
近くの民家が犠牲になって爆発する。
ウルトラマンティアーズ「シューティングスラッシュ!!!!!」
ティアーズはシューティングスラッシュを繰り出すが、
ガンQは空高くジャンプして、それを避ける。
ガンQ「ウィキキキキキキキキキキキキキキキ・・・・・」
魔獣はそのまま空中からティアーズに頭突きを打つ。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!!!」
ティアーズは強烈な打撃を受けて倒れる。着地したガンQは、
紫色の光弾を連射して、ティアーズを攻撃する。
その数発がティアーズに命中する。
ティアーズはダメージを受け続ける。
ガンQ「ウィキキキキキキキキキキキキ・・・・・」
野口「このままじゃ、ティアーズが危ない・・・!あ!!」
その時、野口はバルワンダー2号と3号が飛んで来た事に気づく。
日下部「まさか、灰間の言ってる事が本当だったなんて・・・!!」
叶野「魔族め。やはり、俺たちが知らない間に暗躍したか。」
上川「早くティアーズを助けなきゃ・・・・っ!」
2機のバルワンダーがレーザーバルカンでガンQを攻撃した。
ガンQ「ウィキキキキキキキキキキキキキキキ・・・」
ガンQは攻撃を受けて、さがる。ティアーズは立ち上がる。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!」
ティアーズは自身を回転させながら、ガンQに近づき、
両足でガンQを蹴り付ける。ガンQは倒れるが、すぐに立ち上がる。
叶野「ティアーズに続け!!!!」
2機のバルワンダーがレーザーバルカンを一斉に連射する。
だが、ガンQは目を光らせて、
そのレーザーバルカンを全てかき消した。
ウルトラマンティアーズ「シューティングスラッシュ!!!!!!!」
ティアーズもシューティングスラッシュで攻撃するが、
ガンQはまたも目を光らせて、それを無効にしてしまう。
ウルトラマンティアーズ『ちっ!遠距離攻撃は通じないか・・・!
あの眼球野郎を倒すには・・・。そうか!肉弾戦だ!!
敵の目には物理的攻撃を跳ね返せねーハズだ!!』
そして、ティアーズは二つの拳を光らせて、
ガンQに向かって走る。
ウルトラマンティアーズ「ティアーズナックル!!!!!」
ティアーズは光の拳でガンQの目を連続で殴り続ける。
ガンQ「ウィキキキキキキキキキキキキキキキキ・・・・・・・」
その強力な連打を受けたガンQの目から涙が大幅に放出した。
ガンQは弱点である目を攻撃され続けて、
物凄い苦痛を受けたそうだ。
ウルトラマンティアーズ『ひるみやがったな・・・!
これで、魔力は使えねーハズだ!!ファイティウム光線!!!!』
ティアーズはファイティウム光線でガンQの目を攻撃した。
ガンQ『ギャアアアアアアアアァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!』
ガンQは物凄い悲鳴と共に爆発して、死んでしまった。
次の日。学園へ登校する道を歩く灰間と野口、森下と徳丸。
森下「魔の眼って本当にいたのねぇ。」
森下と徳丸は魔の眼もといガンQの存在に驚く。
野口「ええ。灰間君の言った通りだったわ。」
徳丸「もしかして、僕の事も監視したりしたワケ!?」
徳丸は不安そうに言うが、灰間は冷静にこう返事する。
灰間「さて・・・な。ちなみに、あいつは魔獣だから。」
森下「でも、何で翔ちゃんと明子ちゃんには見えたのかしら?」
野口「それは・・・何故か私を襲おうとしてて・・・。
でも、灰間君が助けてくれたから、大丈夫だったよ。」
徳丸「さっすが、ミラクルマン!!!
君は野口さんのヒーローだ!!」
灰間「そんなつもりはねーさ・・・・。ん?」
灰間たちの前に日下部がいた。
野口「あ。日下部さん。」 日下部「おはよう。皆。・・・っ。」
日下部は灰間に近づいて、小さな声でこう言う。
日下部「あんたの言ってる事、本当だったそうね。」
灰間「だろ?まあ、
奴らは秘密裏に暗躍するのが得意らしいね。」
日下部「私も何か怪しいと思ったら、
それを追うようにしなきゃね。
もし、私が何か変なものを見たら、信じなさい?」
灰間「ま。信じるかどうかは日下部の発言次第な。」
日下部「偉そうな事言うわね。あんたって。」
灰間「ま。そうだね・・・。」
灰間と日下部は態度わるそうに会話しているが、
野口はそれを見て、微笑んだ。
野口(仲が良いのね。灰間君と日下部さん・・・。)
皆さんの周りには何か怪しいものがございませんか。例えば、
我々を監視している、見えない不気味な眼の怪物とかです。
もし、皆さんを監視している者がいるとすれば、
それは魔の眼を持つガンQかも知れません。
次回につづく
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