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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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サキとコリスは館長の案内で、例の物体のある部屋へ。


そこへついた二人。この部屋はとても大きく、

巨大物体が中心の展示されている。

そこに複数の客が注目している。

館長「これが昨日、この博物館に運ばれた、

例の巨大生物でございます。ご覧の通り、

今や既に客たちの人気者になってますよ。」

コリス「こ・・・これが、巨大物体・・・・!!?」

サキ「で・・・でかい!!でかすぎるわ!!!

・・・・30メートル以上ありますけど・・・・;」

二人は巨大物体の姿を見て驚く。その巨大物体は、

蛇のように身体が長く伸びたイソギンチャックに似た姿をしていた。

しかも、大きさはほぼ怪獣と同じに近い大きさである。

館長「・・・・この物体はあまりにも大きすぎて、

運ぶのは大変でした。ちなみに、この物体は、

古代生物のミイラと言って良いでしょう。」

コリス「では、この物体そのものが生物と・・・?」

館長「それに近いと言うのが正しいでしょう。」

サキはゆっくり歩いて、巨大物体に近づく。

サキ「・・・・この物体。一体、何の時代から存在していたんだろう。

ミイラだとしたら、もう死んでいるし。

生命エネルギーも出ないハズ・・・。」

館長「どうですかな?お嬢さん。お気に召されましたかな?」

サキ「え、ええ・・・・。まあね。」

館長がそう質問してくると、サキは少し緊張しながら答えた。

館長「そうですか。そうですか。それは嬉しい事です^^」

サキが巨大物体を評価した事で館長は嬉しさを感じた。

サキ「・・・・実は私たち。GDCの指令でここへ来たんです・・・。」

館長「指令で・・・?」

コリス「この博物館がこの物体を持ち帰った時、

何か異常な事はありませんでしたか・・・?」

館長「はて・・・・?そんな事は知りませんが?

・・・どこかのガードマンが地震だとほざいてた程度ですかね。」

コリス&サキ「え・・・・・?」


一方、シュドー、テブリッシュ、イチゴの3人は、

自衛隊の調査班と共にグランドキャニオンで調査していた。

コプターラッシュや現用兵器の戦車や戦闘機はもちろん、

テントも複数ある。ここで3人は会議をしている。

シュドー「本当にいるのかねェ。

この偉大なる観光地に怪獣がよ。」

テブリッシュ「隊長が怪獣らしき生命エネルギーとおっしゃってる。

もしかしたら、いるのかも知れない。」

イチゴ「念のため、生態エネルギー探知機も持って来ました。」

イチゴの手には一つの小型探知機があった。

それがエネルギー探知機であろう。

テブリッシュ「お。俺が造った最新兵器か。」

シュドー「3つ共持って来たんだってな。少しは楽にできそうだな。」

テブリッシュ「それでは、我々も調査を開始する。

何かあったら、連絡をとるように。」

シュドー&イチゴ「了解!!」


コリスとサキは博物館から出ていて、街を歩いていた。

コリス「あの館長。僕らの事を信じてくれない様子みたい・・・。」

サキ「仕方がないわよ。夜は立ち入り禁止になってるし・・・。

どう行動すれば良いか、これから考えよ。」

コリス「はい・・・・。ん?」

サキ「あら?」 その時、

二人は目の前に何かがあった事に気づき、

立ち止まる。二人の前には、ある少年が急いで走っていた。

少年「急げ!急げ!新しいバイトが始まっちゃう!!」

そのコリスと同じ歳くらいで赤い髪の少年は、

何故かバイトと行って、大急ぎであった。

コリス「・・・誰でしょう?あの人。」 サキ「行ってみましょ。」

二人はその少年のところへついていく。そして・・・。

コリス「・・・・あっ!」 コリスは少年の行動を見て驚く。

少年は小さなテントで何か商売をしていた。

隣にしがないおばさんもいる。

サキ「・・・・商売のバイトらしいわね。」

そう。少年はこのテントの商店で、バイトをしていたのだ。

隣の女性が商店を開いた人らしく、

少年が頑張るのを見て喜んでいる。

だが、客は少ししか来ない事を付け加えておこう(

コリス(この人、けなげだなァ。でも、何のためにやってるんだろ?

金だけの目的じゃないように見えるし・・・・。)

1時間後、少年はバイトを終えてどこかのベンチに座っていた。

少年「ふぅ・・・。次のバイトまで十分あるな。休憩しよ。」

コリス「・・・・君!」 そこに、コリスとサキが来た。

少年「・・・・ん?誰ですか?あんたたち。」

コリス「・・・怪しい者じゃない。君は誰かな?」

少年「うん。僕はアロウンって言う人ですけど?何か用?」

コリス「バイトをしているようだけど、何故、

一軒だけじゃなく、次のバイトとか言ってるの?」

アロウン「それはね、僕にはいろいろバイトがあるからさ。」

サキ「バイトを何軒かやってるのね。でも、

そんなにやってて、疲れないのかしら?」

アロウン「平気だよ。怪獣を探すのに比べれば。」

コリス「怪獣を探す!?」 コリスはそれを聞いて驚く。

アロウン「うん。僕は皆の夢を壊す怪獣を許さないんだ。

だから、いち早く怪獣を探してやっつけてしまおうとするのさ!」

サキ「ええっ!?あなた一人で戦うって言うの!?」

サキは一人の人間が怪獣と戦うと聞いて、驚く。普通なら、

一人だけでは、武器がなければどうあっても勝てないのだから。

アロウン「まあ。

流石に普通の巨大怪獣じゃ構わないだろうけど・・・。

等身大くらいの相手なら倒せますよ!!」

コリス「ちょっと待って!!君・・・確か、

夢を壊す怪獣を許さないと言ったよね?」

アロウン「うん。そう言ったけど・・・?」

コリス「(・・・けど、この人は普通の人間だ。それが、

何故・・・?)・・・・君の夢は、何かな?」

アロウン「夢・・・?俺はまだ決まってないけど・・・。」

サキ「じゃあ・・・・何でいろんなバイトをしているの?」

アロウン「そりゃぁ、お姉さん。いろんな人を助けるためですよ。

僕はいろんな人の夢を叶えたいと言う宿命を持っているんだ。」

コリス「っ!!!」

つづく

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