ペルー「ギュイイィィィンギュイイィィィンギュイイィィィン」
ペルーはさっそく暴れ始め、この町を破壊しようとした。それを見て逃げ惑う人々。
ペルーは何故か人間に怒りを向けるように暴れ、周囲の街を叩き壊していく。
ペルー「ギュイイイイィィィンギュイイイイィィィンギュイイイイィィィィィン」
怪獣は民家を持ち上げ、それを遠くの町並みへ投げつけ、そこを爆発させた。
モモ「それで・・・・パパは大丈夫なの!?」
ママ「え、ええ・・・!DGCの力を借りれば、大丈夫なんじゃないかしら!?」
モモ「そ、そうね!!コリス!!DGCを呼びましょ!!!」
コリス「隊長!!僕らがそのDGCなんですよ!?;」
モモ「あ。そうだった・・・・あははははは・・・・・^^;」
クックブック「モモ・・・・。相変わらずおっちょこちょいじゃのォ・・・;」
チャーモ「先が思いやられるよ・・・・。」
ルピピ「でも、早くしないとこのノコッタインも危ないかも知れないわ!」
モモ「あっ!そうね・・・・!コリス!一緒に来て!!」
コリス「はい!!」 モモが走ると、コリスも彼女のあとについて走る。
モモ「ママ!!行ってきます!!」 さらに3匹のお共も走る。
ママ「行ってらっしゃいませ。あ。今夜は盛大なパーティを開きましょ♪」
モモたち「どてええぇぇ~っ!!!」
ママののん気な言葉を聞いてモモたちが思わず、ずっこける。
ペルー「ギュイイイィィィンギュイイイィィィンギュイイイィィィン」
ペルーは次々と建物を破壊し続ける。さらに、口から火炎放射で遠くのビルを攻撃。
そこへ、コリスとモモ、3匹のお共が駆けつけた。
チャーモ「おお・・・!こいつ、凄くでかいや!!」
ルピピ「こんな巨大な奴に、どう対抗する気!?モモ!!」
モモ「念のため、他の隊員たちに出撃命令を出したわ!!
彼らが来るまで、私たちが食い止める!!行きましょ!コリス!!」
コリス「はい!!!」 コリスとモモはウルトラシューターを構えて走る。
クックブック「モモ!!コリス!!無茶すんじゃないぞぃ!!!」
コリスとモモはペルーの近くに立ち、そこから火薬弾を連射する。
ペルー「ギュイイィィィンギュイイイィィィンギュイイイイィィィン」
ペルーは自身を攻撃した二人の方に向かって、襲おうとする。
モモ「なるべくノコッタインから離れさせるのよ!!!」
モモとコリスは走りながら怪獣を攻撃。ペルーは二人を追う。
それにより、ペルーはノコッタインから遠ざけていく。
ペルーは口からの光線で二人を攻撃するが、命中せず。
コリス「撃っても撃っても相手は倒れません!!
こうなれば、ウルトラマンになって・・・・!!」
銃器による攻撃だけでペルーを倒せないコリスはクリスタルになって、倒そうと思った。
モモ「その必要はないわ!!見て!!」 コリス「え・・・・?」
二人の空の方を見る。そこに、スカイラッシュ1、スカイラッシュ2、
そして、コプターラッシュが飛んで来た。DGCの誇る空中部隊が駆けつけたのだ。
モモ「クリスタルになる必要ないない。彼らに任せて、パパを探しましょ。」
コリス「・・・・はい!」 二人はパパを探そうと地下遺跡の方へ走った。
スカイラッシュ1はイチゴ、スカイラッシュ2はサキ、
コプターラッシュはシュドーとテブリッシュと言う珍しい組み合わせだ。
テブリッシュ「これより、怪獣撃退を開始する!!シュドー!!攻撃準備はいいか!?」
シュドー「任せてくれ!!バルカンの準備は既にできている!!」
イチゴ「それでは、攻撃を開始します!!!」 サキ「レーザーバルカン発射!!!」
二機のスカイラッシュがレーザーバルカンをダブル連射し、ペルーを攻撃。
ペルー「ギュイイイィィィンギュイイイィィィィンギュイイイィィィィィン」
ペルーはレーザーバルカンを受けて、ひるんだ。
続いてコプターが通常バルカンが連射する。
これをも受けた怪獣は痛みを感じるが、徐々に耐え抜いてくる。
テブリッシュ「攻撃を休めるな!!」 3機のDGCメカが攻撃を続ける。
二機のスカイラッシュも通常バルカンで攻撃。
ペルー「ギュイイイィィィンギュイイイィィィンギュイイイイイィィィィィィン」
だが、ペルーはそれに耐え口からの火炎で反撃する。スカイラッシュ2に命中しそうになる。
サキ「きゃあああぁぁぁぁっ!!!?」 その反動でコックピット内が揺れる。
シュドー「野郎!!!」 コプターはペルーの顔を攻撃する。
ペルーは顔を攻撃されて、そこを手で擦る。まるで痛みをやわらげるように・・・。
ペルーは火炎でコプターを攻撃しようとするが、避けられてしまう。
スカイラッシュ2機も通常バルカンでペルーを攻撃。怪獣はまだ倒れず。
モモ「急いで!!パパはまだ、地下遺跡にいるかも知れないわ!!」
コリス「でも・・・・その地下遺跡ってどこにあるんですか!?」
モモ「私にはわかるわ!!パパのいる遺跡から小さいけど大きい魔力が感じる。
私が魔力を辿って行くから、ちゃんとついていって!!!」
コリス「・・・・はい!!」 二人は走り続けた。妖精族がいると言う地下遺跡へ・・・。
コプターラッシュはペルーを攻撃し続ける。スカイラッシュ2がビーム砲で攻撃。
ペルー「ギュイイイィィィンギュイイイィィィンギュイイイィィィン」
ペルーはビームを受けるが、倒れはしない。スカイラッシュ1がミサイルを2発撃つ。
怪獣はそれを受けるが、少しさがるだけで倒す事はできない。
シュドー「こうなりゃ、徹底的に攻撃しまくってやるぜ!!!!」
コプターが徹底的に怪獣を攻撃。その時、
ペルーは背中の妖精の羽を動かし、空を飛び始めた。
テブリッシュ「あっ!怪獣が空を飛んだ!!!」
イチゴ「追撃しましょう!!!」 3機のDGCメカが空飛ぶペルーを追う。
ペルーは逃げるワケではなく、空中からDGCを倒そうとしているのだ。
ペルーは両目から青いレーザー波状を連射して、攻撃する。
スカイラッシュ二機のコプターはそれを避け、通常バルカンで一斉攻撃する。
ペルーは少しだけ攻撃を受けるも、その攻撃を避けていった。
イチゴ「・・・・・っ!!」 スカイラッシュ1が強力ビーム砲で攻撃するが、
怪獣ペルーはこれを避けてしまう。ペルーは空を飛ぶと速いのだ。
ペルー「ギュイイイィィィィンギュイイイィィィィンギュイイイィィィィン」
サキ「なんてスピード・・・・!!なんとか地上へ落とさないと!!!」
二機のスカイラッシュがレーザーバルカンで怪獣を攻撃。
だが、ペルーはそれを避ける。激しい空中戦が続くそうだ。
モモとコリスは地下遺跡へ向かっている。目的地はすぐそこだった。
モモ「・・・・っ!!あそこよ!!!」 コリス「・・・・っ!?」
モモが指さすところをコリスが見る。二人の目線には、いかにも、
遺跡らしい雰囲気を感じさせるところであった。そこの大きな穴が地下遺跡の入り口である。
コリス「あそこが・・・・妖精族がいる遺跡・・・・!?」
モモ「ええ・・・・。あそこから凄い魔力を感じるわ・・・!・・・っ!?」
その時、入り口である穴から何者かが出てきた。それは、
人間界におけるモモのパパである。パパは必死に走ったかフラフラであった。
パパ「うう・・・・・っ!」 他の探検家たちもふらふらして来た。
モモ「パ、パパ!!!!」 モモはパパの姿を見て、彼に近づこうと走る。
パパ「モ・・・・モモ・・・・・。」 パパが娘であるモモを見たとたんに、
倒れようとした時。モモがそんなパパを抱える。
モモ「パパ!!しっかりして!!」
パパ「・・・・や、やあ。モモ・・・。お帰りなさい・・・・。」
モモ「た、ただいま・・・・。それより、何があったの!?」
パパ「う・・・・うん・・・!この遺跡の中で妖精族の手がかりらしい物を、
見つけた途端、急に怪獣が現れて必死に逃げたんだ・・・・。」
コリス「その手がかりは何ですか!?」
パパ「ん・・・?君は・・・・??」 パパはコリスの事を知らない。
モモ「私の部下のコリスよ。それより、妖精族の手がかりって・・・!?」
パパ「ふむ・・・・。この石版を持って、奥の方へ行ってくれ。」
モモはパパが見せた石版を手に持つ。
モモ「・・・・・っ!わかったわ。コリス!!パパをノコッタインへ連れてって!!」
コリス「はい!!行きましょう、モモ隊長のパパ・・・。」
コリスはパパを抱えて、ノコッタインへ。モモは石版を持って遺跡の中へ向かった。
モモは妖精族がいると言われる地下遺跡の中を進んだ。
走りながら、石版を見るモモは違和感を感じた。
モモ「この絵に描かれている妖精と怪物・・・・。この怪物は・・・・一体・・・・??」
モモの持つ石版の怪獣は未だに見られる恐ろしい姿の魔獣であった。
そして、モモはついに大きな石版のあるところへついた。
つづく
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