今回で1クールで必ず1話に登場するニシキ先生が、
最後の活躍を見せます。そして、最後の敵宇宙人も出現し、
ウルトリアに異変が起こります!?
ザ☆ウルトラマン 第43話・ウルトリアが二つに割れた!?
ザ☆マン最後の宇宙人・サイエン星人
宇宙兵士怪獣・カペラドン
要塞防衛怪獣・スペーダー
隕石宇宙要塞・サイエンダー
登場
ある日、宇宙の彼方から無数のロケット弾が地球に飛来しました。
そのロケット弾はそれぞれ、地球の各地に落ちて、
そこで爆発。すると、空が赤くなり、怪獣カペラドンが出現しました。
カペラドンは複数存在し、海に、山に、街までも。
海上でタンカーを襲ったカペラドンを防衛隊の戦闘機部隊が許さず、総攻撃。
富士山の付近で出現したカペラドンを科学警備隊のバーディ部隊が攻撃。
ニューヨークの摩天楼でも出てきたカペラドンを戦車部隊と戦闘機部隊が攻撃。
ナレーター「世界各国の地球防衛軍の必死の活躍によって、
各地の巨大怪獣は次々と倒されていった。」 ・・・・カペラドンって、
意外と雑魚レベルの怪獣ですね・・・・・(´・ω・`)
ジョーニアスの出番もなく、防衛隊だけに倒されていくカペラドン。
ちなみに、街にいたカペラドンはなんと、ビルの上に登っていましたΣ(゜ω゜)
ビルの上から火を吐く怪獣と容赦なく攻撃する防衛隊の戦闘シーン。
これもアニメだからこそできたのですね。ちなみに、カペラドンの肩書きは、
グモンスと同じカプセル怪獣ですが、もしや、グモンスもサイエン星人が元々、
使役していた怪獣なのでは?それとも、ヘラー軍団専用の怪獣だったのか・・・!?
話に戻って、怪獣退治を終えた科学警備隊のメンバーたちは、
次々と送り込まれたカペラドンについて、このままでで防衛軍ではもちろん、
ジョーニアスでも勝てないとの事。ヒカリは「そんな事があってたまるかっ!!」
と、強い口調で言います。いつも冷静なヒカリも流石にこれは許されないでしょう。
カペラドン軍団が飛来した方向は、スペースポイントXである事を判明した、
科学警備隊はウルトリアで出撃しようしますが・・・・?そこの司令室で、
あの面白おかしきヒゲ親父にして、地底怪獣タフギラン&タフギラス親子、
巨大昆虫バダン、鳥星人バビラー星人&モンスターマシンメガザウラの宇宙極悪コンビ等、
様々な悪魔たちから科学警備隊を幾多も救った歴戦の勇者・・・・。
そう。ヘンリー・ニシキ教授がここにいたのです。トベ隊員は驚き逃げようとしますが、
ニシキ教授は相変わらず隊員たちに、「よう、運転手君(トベ隊員)!・・・・若い(ヒカリ)の、
丸いの(マルメ隊員)、ピッケル君(ピグ)・・・。皆、元気そうだな!よろしい!」
・・・・と、違う名前で呼んじゃいます。ニシキ教授も協力すると聞いて、
ピグは百人力と喜びますが、トベ隊員は何故かピグの足を踏んづけます。
何故だ?(´・ω・`) トベ隊員はニシキ教授を苦手意識しまくっているのでしょうか?
それとも、ピグがあまりに調子乗りすぎかしら?ニシキ教授は既に、
科学警備隊でも調査終了していない秘密の部屋にも来た事があり、
そこをウルトリアのもう一つの司令室、Bルームと言います。
ニシキ教授はBルームへ行くと言いますが、運転手君、丸いの、お嬢さん(ムツミ隊員)は、
行く気はありません。変わって若いのとピッケル君がニシキ教授とともに行動する事に。
こうして、Bルームに来たニシキ教授とヒカリとピグ。ゴンドウキャップたちのいる、
Aルームでは既に準備完了し、ニシキ教授らのBルームでは、ニシキ教授は、
どうやらBルームのコントロール方法を知らないかも知れませんが、
とりあえず出撃する事になりました。久しぶりに宇宙(そら)へと向かったウルトリア。
ムツミ隊員は世界各地のゾーンの長官からの応援のメッセージを呼んでいます。
地球の平和をかけた戦いらしくて良い演出でした。
Bルームでのニシキ教授は、艦長席で見た事のないスイッチを見つけます。
見た事ないならわかるわけもない。しかし、ニシキ教授はわからないスイッチは、
触ってみるに限るとスイッチを押します。
すると、何かの警報が鳴り出します。慌てるピグ。
その時、ウルトリアに変化が起きようとします。ウルトリアがなんと分離していきます。
そう。ニシキ教授が押したスイッチは、ウルトリアの分離スイッチなのです。タイトル通り・・・。
ウルトリアが二つに割れた!!!!!!!!!!!!
二つに分離したウルトリア。ニシキ教授はゴンドウキャップたち側をα、
自分たち側はβと名づけました。ウルトリアαがスペーズポイントXへ向かいますが、
ウルトリアβのキャプテンとなったニシキ教授は、何もしないと言います。
ピグは命令通りだと思って何もしないと言いますが、ニシキ教授はすぐに、
ブースター点火の命令を出します。彼の命令に混乱しそうなピグ。
ヒカリはニシキ教授を見て、只者ではないと呟きます。
その時、再び無数の怪獣のカプセルが、
スペースポイントXから振ってきました。ウルトリアαが砲撃で複数のカプセルを破壊。
しかし、残りのカプセルが地球に向かっていきます。
ウルトリアβがカプセルを追おうと地球へ。
もしや、ニシキ教授はこの事態が来るのを予測していたのだろうか?それは置いとき(ぇ)、
カプセルが自由の女神が有名なアメリカに落下し、そこからカペラドンが出現しました。
多くのビルを一気に叩き壊して暴れまわるカペラドンを倒したいウルトリアβだが、
今、砲撃しては近くのビルにも被害が及んでしまう恐れもあるので、撃てない。
ヒカリはBルームから離れて、ジョーニアスに変身します。
ウルトリアβから出たジョーニアスはカペラドンと激突。それを見たニシキ教授は、
喜んで我が友と言います。ジョーニアスは怪獣を圧倒し、プラニウム光線で、
カペラドンを撃破します。その後、ヒカリは後ろの窓からジョーニアスの活躍を見たと、
ニシキ教授に言います。正体がバレないように。そして、ニシキ教授はすぐに、
ウルトリアαを追いつくようにピグに命令しますが、もう追いつけないと諦めますが・・・?
ニシキ教授「ピッケル君。わかっとらんようじゃなァ~っ。
ワープ航法というのを知らんのかね?今はやりの・・・。」
ピグ「ワープ・・・?ワープ!!?ってあの・・・ワープ。もしかして・・・・っ!?」
確かに、宇宙戦艦ヤマトではワープを使えましたが、ウルトリアではどうだろうか・・・?
いえ。ウルトリアはウルトラ人が開発したスーパーバトルシップ。
もしかしたら、ヤマトと同じ・・・?ちなみに、この時、
ニシキ教授はピグにSF小説を呼んだかと聞き、ピグはたまにと答えます。
なんかコント臭い気もしますが、これも一種もやりとりと言って良いでしょう・・・・。
そして、ついにウルトリアβはついに本当にワープを初めやがりました!!
ウルトリアβが光と共に消えていきました。瞬間移動で仲間たちのもとへ・・・・。
その頃、ウルトリアαは、スペースポイントXへようやく近づいて来ました。
そこに何やら奇怪で巨大な隕石が・・・・。いえ、これは宇宙船。
これは、ロイガー軍団ヘラー軍団の部下星人・サイエン星人が、
地球侵略のために造り上げた宇宙要塞・サイエンダーでありました。サイエンダーでは、
無数のミサイルや宇宙船などがあります。ウルトリアαが近づいて来た事を、
ロイガーに伝えるサイエン星人。
サイエン星人は初めは一体どんな姿の人なのかわかりませんでしたが、
これを見て、宇宙服を着たような人間型(ただし、肌は緑っぽい。口は見えない?)の、
宇宙人でした。しかし、等身大で複数いるザ☆マンの宇宙人らしくて、
本作の宇宙人らしくて良い星人です。ボスのロイガーは迎撃の命令を下します。
そして、サイエンダーから無数のミサイルと宇宙船部隊がウルトリアαに襲い掛かる。
ウルトリアαはレーザー砲とミサイルで迎撃しますが、徐々に敵の攻撃を受けてしまいます。
そして、サイエン星人がついに宇宙怪獣スペーダーを出撃させます。
スペーダーの肩書きは円盤怪獣でありますが、なんか円盤っぽさがない感じですな・・・。
むしろ、鳥のような怪獣にしか見えないかと思います。スペーダーは、
ウルトリアαに攻撃を素早く避け、そのまま機体にしがみ付きます。これはピンチですな。
そこに、ワープを終えたウルトリアβがついにスペースポイントXへ到着。
さっそくウルトリアαを助けようとしますが、怪獣がウルトリアαにしがみ付いているため、
砲撃したら仲間たちの命も危ない。しかし、砲撃できなくても足はある。
ニシキ教授は前進あるのみと言い、ウルトリアβをウルトリアαのところへ移動します。
そして、ヒカリは砲撃なしと聞いて、再びBルームから離れてジョーニアスに変身。
今度へ宇宙で戦いが始まります。
ジョーニアスがスペーダーをウルトリアαから切り離し、
戦いへ持ち込みます。そして、スペーダーの口から吐く光線をジョーニアスは、
スペースミラーバリヤーで跳ね返し、敵がひるんだところをプラニウム光線を発射。
光線を受けたスペーダーは爆発して死亡。
さらに、ジョーニアスはサイエンダーに突入し、
そこの内部のあちこちのプラニウム光線を発射。すると、サイエンダーは爆発を初め、
その爆発に巻き込まれていくサイエン星人の連中。司令官らしい星人が、
「もはやこれまで・・・・!発進だっ!!」と言って、脱出用の宇宙船で、
大爆発したサイエンダーから脱出しました。しかし、ヒーローは悪の逃亡を許さず、
ウルトリアαが主砲で攻撃。ウルトリアβで、ニシキ教授もヒカリに攻撃命令を出しますが、
ヒカリがいないので勝手に主砲を発射しました。なんかコミカルに見えるw
さらに、ジョーニアスもプラニウム光線Aタイプでついにサイエン星人を倒しました。
・・・・・しかし、なんかフルボッコって感じだな・・・・wウルトリアだけで良かった気がしますが・・・・。
あと、敵の最後もなんかアニメの悪役っぽい感じがしました。(ぇ
こうして、ロイガー軍団の野望はまた潰え去りました。
こうして、戦闘を終えたニシキ教授は、
ヒカリにまた後ろの窓でジョーの活躍を見ただろと聞き、
ヒカリは当たり前のように答えます。
ニシキ教授は「そうだろう。そうだろう。」と言いますが、もしや、ニシキ教授は、
ヒカリの秘密を知りかけたのか?そして、ニシキ教授は、
またわからないスイッチがあり、そこをも押します。すると、
分離していたウルトリアが合体し、元に戻りました。
何故、ウルトリアの分離と合体を知ったのかとニシキ教授に聞くゴンドウキャップたち。
単に知らないスイッチを押しただけだと答えたニシキ教授に笑う隊員たちですが、
ニシキ教授は「君達はすぐ笑うだろう・・・!?しかし、分からない物に触る冒険心!!
これが大事なんじゃ。一つ間違えれば大変な事になるんじゃからな・・・。
勇気と冒険心。これがあって初めて優秀なメカも生きると言うものじゃ!!
このウルトリアを地球の平和に生かすも殺すも君達の心一つじゃ!!
頼みますぞっ!な、若いの・・・・。」と説得します。しかし、このセリフは、
ニシキ教授の最後に相応しいセリフでした。初登場ではとんでもねェ爺に見えましたが、
話が進むに連れ、やはり正義の心と勇気と冒険心を持つ凄い奴である事がわかりました。
作品通してわずか4回しか登場してませんでしたが、その存在感はビッグでした。
今回は怪獣との戦闘シーンが少なそうでしたが、SF度がすっごく高くて、
スケールの大きくて、良い話であると思います。
次回はアンドロイドと爆弾です。
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