モモ「コリ・・・・・クリスタル!!!!!」 モモはクリスタルのピンチに驚く。
ラミ「・・・・・・くっ!!こっちは宇宙艦隊との戦いで精一杯なのに・・・・・!!」
クリスタルは片膝をつき、今でも倒れそうだった。
ウルトラマンクリスタル(く・・・・・っ!さっきの電流による痛みがまだ残っているなんて・・・・。)
どうやらクリスタルはコリスの時に受けた高圧電流による痛みが残っていて、
戦う力がほとんど削られていたのだ。そんなクリスタルを星人はさらに痛めつけようとする。
ファエカーン人「・・・・・・・・!」 ファエカーンはすぐにジャンプし、
空中を犬掻きの動作をしながら飛んでいた。そして、このままクリスタルに近づき、
ハサミで勢い良くクリスタルを殴り飛ばした。クリスタルはそのまま地面に扱ける。
ファエカーン人「ははははははははっ!!!!!
クリスタルの死に様を見やがれええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
ファエカーン人はさらに、ハサミからバルカンでクリスタルを苦しめた。
ウルトラマンクリスタル「うう・・・・・!!ぐあ!!あぁぁぁぁ・・・・・!!」
立とうとするクリスタルは敵のバルカンを浴びて、また倒れそうになる。
スカイラッシュZEROは無数の宇宙船と戦っているので、援護できる余念はない。
モモ「く・・・・・っ!(早く、コリスを助けなきゃ・・・・・・!!)」
ファエカーン人「・・・・・・・・・・!・・・・・・!!」 星人は走り、クリスタルを蹴り上げる。
ウルトラマンクリスタル「ぐあっ!!」 クリスタルは蹴られて、本当に倒れてしまう。
アルノン「なんとかクリスタルを援護してやりたいが・・・・・っ!
この宇宙船の数を全部片付けるには我々の戦力では時間がかかってしまう!!」
DGCのスカイラッシュ部隊とEDCの戦闘機部隊は敵の宇宙艦隊の戦力を、
次々と削っていくが、宇宙艦隊はまだ全滅する様子はなかった。
ロードラッシュも対空レーザーでファエカーンの宇宙船を撃ち落し続けている。
ファエカーン人「・・・・・・・・・・・・・!」 そして、星人は倒れているクリスタルに馬乗りになり、
クリスタルの首をハサミで挟み、電流を流した。前の時よりも強力らしい。
ウルトラマンクリスタル「うわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
ファエカーン人「ははははははは!!!どうだよ!!ウルトラマンクリスタル!!!
防衛軍の奴らはお前を援護する気はねーってよォ!!寂しいよなぁ!!独りぼっちはァ!!!」
モモ「くそ・・・・・っ!!好き放題言って・・・・・!!ダブルブラスター!!!」
ZEROは早くクリスタルを援護するため、ダブルブラスターで数機の宇宙船を爆破する。
ファエカーン人「クククククク!!ようやく1分たったか!では、残りの2分は、
お前をじっくりと痛めつけるのを楽しませて貰うぜコラアアァァァッ!!!!」
ファエカーン人はそう言って、電撃を止め、クリスタルの顔を殴り始めた。
ウルトラマンクリスタル「あ!!ぅあ!!あうっ!!あぐ!!がは!!ぉは!!」
クリスタルがファエカーン人に殴られ続けるたびに、徐々に時間が立って行く。
ファエカーン人「オラオラ!!安心しろよ?ラスト30秒くらいは、
俺様の電撃を最大にまで引き出し、貴様の顔を灰にしてやるからよォ!!」
アルノン「このままでは、ウルトラマンクリスタルが死んでしまう!!一体、どうすれば!!」
サキ「星人を攻撃してクリスタルの援護を・・・・・・っ!!」
イチゴ「だが、今は空中部隊の援護をしなければならない!!奴らは多すぎるんだ!!!」
クリスタルはまだ星人に殴られ続けている。その時、カラータイマーが点滅を始めた。
そろそろ3分が近いと言う証拠だ。一体、どうすれば良いのだ?
モモ「ここで魔法を使っては皆にバレてしまう。でも、そうしなければコリスは・・・・っ!!
ええい・・・・・!一体、どうしたらクリスタルを助けられるの・・・・・!??」
どうクリスタルを助ければいいかわからないモモは苦悩をし始める。その時。
ラミの戦闘機が突然、ファエカーン人のところへと向かって行った。
モモ「っ!!?ラミちゃん・・・・??」 アルノン「隊長!!どちらへ!!??」
ラミ「決まってるでしょ!クリスタルを助けるのよ!!後はよろしく。アルノン。」
アルノン「た、隊長・・・・・!わかりました!!健闘を祈ります!!」
そして、モモのZEROもラミの戦闘機のところへと飛んだ。
シュドー「あれ?隊長のZEROとEDCのラミ隊長の戦闘機の二機が違う方向へ飛んでる?」
モモ「ラミちゃん・・・・。あなた・・・・。」 ラミ「抜け駆けって・・・悪い?」
ラミが微笑んでそう言うと、モモも微笑んでこう言って頷いた。
モモ「・・・・・うん。悪い。立派な悪戯よ・・・・・。」
ラミ「ありがとう。私、昔から悪い子になってみたいと思ってみたしね!」
テブリッシュ「隊長!どちらへ行くつもりですか!?」
モモ「ん?ああ。ちょっと友達と一緒にクリスタルを助けちゃうの。後はよろしくねw」
テブリッシュ「わ、わかりました!健闘を祈ります!!」
シュドー「どうやらクリスタルを援護しなさるつもりですな。では、こちらは円盤の掃討を続けますか!」
そして、ラミの戦闘機とモモのZEROがファエカーン人を攻撃しようと、星人に近づく。
モモ「でも、どうするの?もし、バルカンで攻撃したら近くのクリスタルも・・・・・!!」
ラミ「大丈夫。こんな事もあろうかと実は秘密兵器を用意したのよ!!見せてあげるね。」
そして、ラミの戦闘機の下の部分から赤く大きく長いミサイルが出てきた。
ラミ「リニアスパイラルボム。対怪獣用で、敵の戦力を大きく消す事ができるわ。」
モモ「へぇ。そんな凄い武器を隠していたなんて・・・・。悪いんだか悪くないんだか・・・・。」
ラミ「まあ。今はどっちでもいいんじゃない?とりあえず、リニアスパイラルボム、発射!!!」
そして、ラミの戦闘機はリニアスパイラルボムを発射し、その先端が星人の頭にぶっ刺した。
ファエカーン人「ぐあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!わあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ファエカーン人はミサイルを頭に刺されて苦しみクリスタルから放れる。
そして、そのミサイルのブースターから火花が飛び散っている。星人は頭を抱えて苦しんでいる。
ラミ「悪いけど、追加攻撃行くわよ!!!」 モモ「面白そうだから私も!!」
そして、ZEROとラミの戦闘機が一斉にバルカンを連射し、星人を攻撃した。
ファエカーン人「うううううぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!うううぅぅぅぅぅぅぅ!!!ううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
ファエカーンは泣きそうな声で苦しさのあまり、暴れまわる。
モモ「今よ!!クリスタル!!!」 ウルトラマンクリスタル「・・・・・・っ!!」
そして、ウルトラマンクリスタルは立ち上がる。そして、苦しむファエカーンを見る。
ウルトラマンクリスタル「敵が弱っている。今だ!ショワアアアァァァァァッチ!!!!!」
クリスタルはファエカーンに向かって走る。ファエカーン人が迎え撃とうとハサミを構える。
しかし、ラミの戦闘機とZEROがそうはさせまいとビーム砲をダブル発射した。
ファエカーン人「・・・・・・!?・・・・・・・!!」 ウルトラマンクリスタル「せええぇぇぇぇい!!!」
そして、クリスタルがファエカーンにタックルし、星人を掴んでチョップや膝蹴りをした。
ファエカーン人「・・・・・・・!!・・・・・・・・・・!!!!」 攻撃を受けたファエカーン人は、
怒ってハサミでクリスタルを殴るが、クリスタルもハイキックで反撃する。
ウルトラマンクリスタル「ぐわ!?せやあぁぁぁっ!!とあぁぁぁぁ!!!」
クリスタルはさらにメガトンパンチでファエカーンにダメージをあたえる。
ファエカーン人「・・・・・・!・・・・!・・・・・・・!!」 星人はクリスタルをひるませようと体当たりする。
ウルトラマンクリスタル「ぬっ!はあああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
クリスタルは星人の頭を掴み、それで星人を思いっきり投げ飛ばした。
ファエカーン人「・・・・・・!!・・・・!」 地面に落ちた星人は立ち上がり、
ハサミからのバルカンでクリスタルに反撃するが、クリスタルはそれをジャンプで避けた。
ウルトラマンクリスタル「とう!!!ウルトラキック!!!」
そして、空中蹴りでファエカーン人をひるませる。その刹那、ラミの戦闘機とZEROが、
倒れたファエカーン人にダブルレーザーバルカンでダメージをあたえた。
ファエカーン人はへなへなとゆっくりと立った。この時、クリスタルが新技を繰り出そうとする。
ウルトラマンクリスタル「ウルトラ・サークル・・・・・・!!!!!」
クリスタルは前に右手を回して、魔方陣のようなものを作り出した。
そして、右手に光のエネルギーを集めてできた光球をその魔方陣にぶつける。
その、魔方陣から巨大な光線が出てきて、ファエカーン人がその光線を浴びた。
ファエカーン人「・・・・・・・・!!・・・・・・・・・・・!!」 光線を浴びたファエカーンは、
大爆発で粉々になって死んでしまった。クリスタルの逆転勝利だ。
ラミ&モモ「やったああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
アルノン「宇宙艦隊の数は残り一機となりました!」
ラミ「よし!!後は私とモモがやるわ!!」 アルノンの言うとおり、
ファエカーン人の宇宙船は残り一機となった。その一機を今、ラミとモモが撃とうとした。
ラミ「行くわよ!!モモちゃん!!」 モモ「OK!!ラミちゃん!!」
そして、ZEROとラミの戦闘機がビーム砲をダブル発射して、最後の宇宙船を撃墜した。
宇宙船は爆発し、ファエカーン人の地球攻撃部隊はついに全滅したのだ。
モモ&ラミ「あー。面白かったw」 どうやら二人は戦いを楽しんだそうだ。
まるで、幼かった頃の姿で楽しんだかのように。二大防衛隊が現場から去る。
ウルトラマンクリスタル「・・・・・・ショワッ!!」 クリスタルも空を飛んで去って行った。
そして、夕日。町外れの草原では、DGCメンバーとEDCのメンバーが立ち会っていた。
ラミ「・・・・・色々あったけど、楽しかったわよ。モモちゃん。」
モモ「ええ。こっちも楽しかったわよ。ラミちゃん。」
アルノン「ありがとう。コリス君。君たちDGCのおかげで、
ファエカーン星人の侵略計画は食い止める事ができた。」
コリス「いえ。お礼を言うのは僕の方です。あの時、あなたたちEDCがいなければ、
僕は今頃ファエカーン人に・・・・・。本当にありがとうございます。」
アルノンとコリスは握手した。その様子をモモとラミは見た。
ラミ「あの二人・・・・きっといい友達になるわね。私たちのように・・・・。」
モモ「まあ。私たち程じゃないけどね・・・・。でも、これからも私たちは友達だよね?」
ラミ「ええ・・・・・。もし、縁があったらまた落書きとかしましょw」
モモ「うんうんw」 コリスとアルノン「・・・・・・・^^;」
ラミ「また会いましょ。モモちゃん。」
モモ「ええ・・・・。いつか、きっと・・・・。」
アルノン「また会おう。コリス君。」 コリス「はい。必ず・・・・。」
こうして、2つの防衛チームによって悪のインベーダーたちの野望を食い止める事ができました。
しかし、まだ平和が戻ったワケではありません。既に、
別の何者かが暗躍を開始しているのですから・・・・・。
闇の向こうでは、白く輝く3つの光がありました。その中の二つに、
見たことのある少女がいました。右の方の光には、目が血のように赤く身長が高く、
黒い青い半袖の服や青い短パンで身を纏っていました。そして、左の方の光には、
紫色の目をして、その顔は全く無表情であり、
衣装では、白いマントをしていて、黒い半袖の服や黒い短パンをもしていました。
そして、真ん中の光の方には、まだ見ぬ少女がいました。何故か、目を瞑っているそうです。
その少女は前の二人よりも身長が高かったそうです。この女性は一体、
何者なのでしょうか・・・・?この3人の少女たちは一体何なのでしょうか・・・・?
コリスたちDGCとウルトラマンクリスタルはこの3人の少女に勝てるにでしょうか?
次回につづく
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