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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ウルトラマンクリスタル   第32話・故郷での出来事

悪鬼魔人・ブリガディア
改造巨人・シャムガソネ
迎撃怪獣・ドドゴ
怪奇触手・ビモヤン
昆虫怪人・ビドロン
火山怪獣・ギルゾング
怪人兵士・サッチマン
登場

イチゴは自分の故郷である日本に事件が起きたという情報を聞きつけ、帰還した。

しかし、彼はそれ以来、一言も返事がない。コリスはイチゴの消息を知るために、

日本へと向かった。しかし、その国は魔人と呼ばれし悪の征服者によって、

怪獣たちが支配する国となりつつあった。そして、コリスはそこで驚くべき事実を知る。

それは、イチゴが魔人によって怪獣シャムガソネになってしまったからだ。

そして、シャムガソネとなったイチゴは魔人に操られ、奴が操る怪獣の一匹ドドゴと、

戦うウルトラマンクリスタルに今、襲いかかろうとしていたのだ。

今、クリスタルはドドゴによって羽交い絞めとなり動けない。これをチャンスに、

シャムガソネはクリスタルに近づき、拳を握り締め殴りかかろうとしていた。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・・っ!!」

クリスタルには仲間であるイチゴ=シャムガソネに殴られる覚悟を決めるしかなかった。

シャムガソネ「ウギイイイィィィン!!ウギイイイイィィィィィン!!!!」

シャムガソネは拳を強め、ついに殴りかかった。

ウルトラマンクリスタル「くっ!」  クリスタルは殴られる覚悟とともに、顔を伏せる。

しかし、シャムガソネの拳は何故かドドゴの顔に命中したのだ。 ドゴオォォ

ドドゴ「・・・・・・・!?」 ドドゴは何故シャムガソネに殴られたか理解できなかった。

シャムガソネの強烈なパンチでドドゴは吹き飛ぼうとしていた。

しかし、何故シャムガソネがクリスタルではなくドドゴを殴られたのか。

ドドゴは吹き飛ばされ、離れたところへ扱けた。怪人はクリスタルを助けたというのか?

ウルトラマンクリスタル「っ!?こ・・・これは・・・・??」

クリスタルも今の状況に理解できなかった。何故、シャムガソネが自分を助けてくれたのか・・・?

シャムガソネ「ウギイイィィィン!ウギイイィィィン!」

ウルトラマンクリスタル「イ・・・イチゴさん・・・・・?僕を助けに・・・・!?」

そう。シャムガソネにはまだ人間として、イチゴとしての心が残っていた。

シャムガソネはそのわずかなる心で魔人のコントロールに打ち勝ち、クリスタルを助けたのだ。

ドドゴ「ゴオオォォォ・・・・ゴオオォォォ・・・・・」  ドドゴは仲間であるハズのシャムガソネに、

殴られた事に怒り、クリスタルや怪人に襲い掛かろうとしていた。

シャムガソネ「ウギャアアァァァン!ウギャアアアァァァァン!!」

シャムガソネはドドゴと戦おうと走り、怪獣と組み合った。

シュドー「見ろ!巨人がクリスタルを助けたぞ・・・・!」

杏「・・・・イチゴ・・・・・・。」  杏はシャムガソネ=イチゴが人間の心を取り戻し、

クリスタルを助けようと怪獣と戦おうとしているところを見て、感動の涙を流して微笑む。

サキ「あの巨人・・・・さっきは怪獣の仲間だったのに・・・。仲間割れかしら?」

ドドゴ「ゴオオオォォォォ・・・・・ゴオオオォォォ・・・・・・」

シャムガソネ「ウギャアァァァン!ウギャアァァァン!ウギャアァァァン!」

シャムガシネは力いっぱい怪獣を押しているが、ドドゴの方が怪力が強いか、

逆に押されそうになる。さらにドドゴはその間に、怪人を叩きまくっていた。

シャムガソネ「ウギャアアァァァン!ウギャアアァァァン!!」

シャムガソネは全ての力を出し切って、ドドゴを投げ飛ばした。

ドドゴ「ゴオオォォォ・・・・ゴオォォ・・・・」  怪獣は地面に叩きつけられて、さらに怒った。

シャムガソネ「ウギャアアァァァン!!ウギャアァァァァン!!」

怪人は走って立とうとするドドゴの体を掴む、もう一度投げ飛ばすつもりか。

しかし、ドドゴは強い怪力でシャムガソネを突き飛ばし、怪人は扱けてしまう。

ドドゴ「ゴオオォォォ・・・・・ゴオオオォォ・・・・・・」

ドドゴはさらに、倒れたシャムガソネに近づき、怪人の胸倉を掴んだ。

シャムガソネ「ウギイイイィィィィン!!ウギイイイィィィィン!!」

シャムガソネはそんな怪獣の顔を掴み、顔に頭突きを繰り出す。

ドドゴ「ゴオオオォォォ・・・・ゴオオォォォォ」  怪獣は一度怪人からシャムガソネから離れるが、

激しい怒りとともにシャムガソネの顔を思いっきり叩く。怪人も負けずに敵を殴り返す。

シャムガソネ「ウギイイィィン!ウギイイイィィィン!」  怪人はさらにドドゴを蹴る。

ドドゴ「ゴオオォォォォ・・・・ゴオォォォ・・・・」  蹴られた怪獣はシャムガソネから離れ、

両方の翼を羽ばたかせた。それにより、ドドゴから強烈な風が吹き、その風が怪人を襲う。

シャムガソネ「ウギイイイィィィン!!ウギイイイィィィィィン!!!」

シャムガソネは怪獣の突風に苦しみ、吹き飛ばされそうになりながらも耐えた。

杏「っ!イチゴ!!!」   ドドゴ「ゴオオオォォォ・・・・ゴオオォォ・・・・」

ドドゴはすぐにジャンプして、両足による飛び蹴りでシャムガソネに大打撃を与える。

ドドゴ「ゴオオォォォ・・・・ゴオォォォォォ・・・・・」  そして、怪獣はまたシャムガソネの胸倉を掴み、

無理やり立たせ、やがて怪人の頭を噛み付き始めた。怪人はこれに苦しむ。

シャムガソネ「ウギャアアァァァン!!ウギャアアァァァン!!」  杏「イチゴオォっ!!!」

ウルトラマンクリスタル「くっ!止めろおおおおぉぉぉぉっ!!!!!」

クリスタルは走って怪人の頭を噛んでいるドドゴの体を掴み、シャムガソネから引き放す。

ドドゴ「ゴオオォォォ・・・・ゴオオォォ・・・・」  クリスタルに引っ張られているドドゴは、

徐々にシャムガソネから離れていく。クリスタルが放すと、怪獣は怒ってクリスタルに襲い掛かる。

ドドゴ「ゴオオォォ・・・ゴオオオォォォォ・・・・」  怪獣はすぐに殴るが、クリスタルは伏せて避ける。

ウルトラマンクリスタル「ふん!てや!!」 そして、クリスタルはアッパーで敵の顔を打ち、

ミドルキックでドドゴを蹴り飛ばす。怪獣はクリスタルから離れたところに扱ける。

ドドゴ「ゴオオオォォォ・・・・ゴオォォォ・・・・」  ドドゴは今の攻撃で弱らされたそうだ。

ウルトラマンクリスタル「今だっ!!エクセリック光線!!!!」

クリスタルはエクセリック光線でひるんだドドゴを撃つ。  ドカアアアァァァァァン

光線を浴びたドドゴは爆発して、粉々になって吹き飛んだ。

シュドーとサキ「やった!!!」  クリスタルはシャムガソネの方を見る。怪人はまだ死んでない。

シャムガソネ「・・・・・・・・・。」  戦いが終わったので、シャムガソネは段々と小さくなっていく。

ウルトラマンクリスタル「よかった・・・・。なんとか元に戻ったようだ・・・・。」

シャムガソネ「・・・・・・・・。」  人間サイズになったシャムガソネは何故かすぐに倒れた。

杏「イチゴッ!!!」  杏は倒れたシャムガソネに駆け寄る。

シャムガソネ『大丈夫さ・・・・。ちょっと疲れただけさ・・・・・。」

そう。シャムガソネはドドゴと戦って、その疲労によって倒れたのだ。

杏「・・・・ありがとう。ウルトラマンクリスタル。」

ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ。ショワッ!!」  クリスタルは頷き、空を飛んでいった。


その頃、オーシャンラッシュはついに、日本の海岸へと到着したのであった。

テブリッシュ「日本に到着成功しました。次はどのような行動をしますか?」

モモ「時間がかかったけど、到着したのは良いわ。次は上陸して調査しましょ。」


一方、東京の街は夕日となり、コリスと杏とシャムガソネは既に杏の家にいた。

つづく

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