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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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こうして、3人は触手の怪物を探そうと夜の町を歩いた。

桜「・・・・・それにしても、なかなか見つからないわねェ・・・・。」

青井「たぶん。敵は神出鬼没ですからね。何所から来るかはわかりません・・・。」

光次郎「まあ。もしもの事さえあれば、あか・・・マリオネットライターが来てくれるよ。」

青井「そう言うもんかしら・・・・・。」   桜「今は私たちだけでなんとかしましょ。」

3人は歩き続ける。果たして、怪物は見つかるのだろうか・・・・・?

光次郎「・・・・・・・・むっ!?待った!!」

その時、光次郎が何者かの気配を感じたように、左手を出して、桜と青井を立ち止まらせる。

青井「どうしたの?高町隊員。」

光次郎「・・・・・聞こえないか?何か妙な音が・・・・・・。」

桜「妙な音・・・・・?・・・・確かに聞こえる。何かウネウネしたような・・・・・。」

そう。3人が聞こえる通り何やらウネウネしているような音が聞こえたのだ。

それは、何やら細く不気味な形がした物が無数に動いているような音であった。

青井「確かに。この音は何処か恐ろしそうに・・・・・。あっ!!」

光次郎と桜「おお・・・・・・っ!!!」  その時、3人はついに見つかった。

3人の目線からの左の方向から、何やら細く不気味な形をした物がウネウネと。

それも無数に・・・・・。これは、触手。そう。ついに3人は触手の怪物を見つけたのだ。

光次郎「この無数の触手・・・・・・っ!間違いない。奴だっ!!」

青井「触手の怪物だわ!!月野隊員!!!」

桜「うん・・・・!でも、できるだけ接近は避けた方がいいわね・・・・!!」

光次郎「順調に狙いを定めて攻撃しようってか・・・・・!」

桜「ええ・・・・・。触手は男性の場合、確実に殺してしまうと隊長に言われたわ。」

光次郎「殺されるのは怖いけど、僕は男だから・・・。ちょっと前に進んでみる。」

青井「無茶しないでよ・・・・!触手は何本撃ってもまた元に戻っちゃうんだから・・・・!

光次郎「うん・・・・!」   そして、光次郎はこそりとゆっくり歩いて、触手に近づく。しかし。

無数の触手が出てきているところから別の形をした触手が一本出てきた。

それは、先端に目が生えた触手であった。その目は光次郎を睨んだ。

光次郎「うわあぁぁぁっ!!?」  光次郎はこれに驚き、思わず尻餅をついた。

桜「気を付けて!!触手の怪物は何種類ものの触手があるわよ!!」

青井「ああ・・・・!感づかれてしまったわ・・・・・!!」

目の触手で3人を見た怪物は、数本の触手で3人に襲い掛かる。

光次郎「っ!来るか・・・・!!」  光次郎はさっそうとボウガンで触手を射抜き使えなくする。

桜「光次郎君を援護するわよ!!」   青井「了解!!先輩!!」

桜と青井もハンドガンで数本の触手を撃ち落す。触手の数が徐々に減っていくが・・・・・。

新たに数本の触手が出てきた。怪物は触手を無数に生やす事ができるのか?

光次郎「でぃ!むん!また触手が増えてきた!!これでは、減らした事にならないぞ!!」

光次郎はボウガンを撃ちつづける。それぞれ矢に刺された触手が次々と落ちていく。

その触手たちは怪物のところまで戻っていく。青井や桜も懸命に触手を撃ち落し続けた。

光次郎「く・・・・・っ!この目の化け物め!!いつまでも僕たちを見るんじゃないわよ!!」

光次郎はボウガンで、目の触手を攻撃。矢は見事、目に直撃し、爆発してしまった。

光次郎「よし!このまま一気に攻めるぞ!!!」  3人は次々と触手を落とし続ける。

桜「触手の数が減ってきた!!また増えてしまう前に本体を攻撃に向かうわよ!!」

光次郎と青井「了解!!!!」   そして、次々と撃ち続け、触手が少なくなった。

光次郎「今だっ!!!」  3人は走り出した。そして、本体の方に向かい武器を構える。

桜「触手に怪物!!覚悟!!!」  3人は一斉射撃を繰り出した。

しかし、無数の銃弾と矢が突然、見えない壁にぶつかったように跳ね返ってしまう。

青井「あっ!!私たちの連射攻撃が・・・・・・!!」  3人は自身の射撃が跳ね返った事に驚く。

そして、弾が跳ね返ったところから緑の光の壁が。その中心に、

先端に丸い銀色の機械がついた触手があった。この触手がバーリヤを張ったのだろう。

光次郎「な・・・・っ!怪物はこんな触手を持っていたのか・・・・・・!!!」

触手の怪物。その本体は姿は暗闇に隠れて、全く見えない。

怪物は暗闇の中から、また奇怪な触手が3本も現れた。

その触手は3本とも、先端には3本の指?のような機械があるメカがついていた。

しかし、そのメカは何故かビリビリと電気が走っている。怪物はこれで3人を感電死させるつもりだ。

光次郎「あ・・・・・っ!何だあれは・・・・!!わっ!!!」   桜と青井「きゃっ!!?」

そして、3人はいつの間に手と足を複数の触手に縛られ、動けなくなった。

3本の電気触手がそれぞれ3人の隊員に近づく。このままでは危ない。

光次郎(やばい・・・・・!やられる・・・・・!!)  その時、3人の背後から無数のロケット弾が、

飛んで来た。そのロケット弾はそれぞれ3本の電気触手と3人を縛る無数の触手を撃った。

これにより、3人は解放されたが触手に浮かされたか、地面に落ちてしまう。

桜「あぅ!!」  青井「きゃ!」  光次郎「あだっ!!な・・・・なんだ!?」

光次郎たちは後ろの方を向く。そこからさらに無数のロケット弾が飛び、3人は伏せる。

触手の怪物はロケット弾に浴びたか、鳴き声をあげて消えていった。

触手の怪物「ウギャアアアアアアアァァァァァァァァァァ」

光次郎「に・・・・逃げていった。」   青井「誰なの?ロケット弾を撃ってきたのは・・・・・。」

3人はロケット弾を撃った人の姿を見てみる。それは、なんと。

ロケットランチャーを持っている第4分隊の花園隊員であった。3人はその彼女を見て驚く。

光次郎「だ、第4分隊の理子ちゃん!!!」  青井「花園先輩が我々を救ってくれたのですか!」

花園隊員「大丈夫?桜ちゃん。二人とも・・・・・。」

桜「ふぅ・・・・。ありがとう。理子ちゃん。おかげで助かったわ。」

花園隊員「えへへへ・・・・。だって、桜ちゃんは私の昔からの友達だもん。」

光次郎「昔から・・・・・?」  青井「月野先輩と花園先輩って昔から親友同士だったのですか?」

花園隊員「うん!私と桜ちゃんは昔から友達だったのw」

桜「うん。あの時、偶然出会った事からね・・・・・。」   青井「そうですか・・・・・。」

光次郎「でも・・・・・。桜ちゃんと理子ちゃんって確か違う学校同士じゃ・・・・・?

僕、小学生の頃から理子ちゃんを知っていなかったし・・・・。」

桜「確かにそうだったかも知れないけど、違う学校での友達も悪くないでしょ?^^」

光次郎「うん・・・・。友達が作れるなら、学校が違ってもいい・・・・かな。」

桜「うん。友達になれるんだったら何でもいいわよ。」

花園「では、ここで私と桜ちゃんが最初にであ・・・・・。っ!?」

その時、花園のシーバーが鳴り出したので、花園はそのシーバーで連絡を受ける事に。

花園「こちら、花園!!」

第4分隊員の声『触手の怪物はこの町から去って行った!!我々も退くぞ!!!』

花園「了解!!!」  そして、花園はシーバーでの通信を終えた。

桜「・・・・もう怪物は去ったのね。」

花園「ええ。でも、また夜に怪物が現れる可能性があるわ。もし、また会えたらよろしくね。」

青井「その時は互いに頑張りましょう。」   光次郎「力を合わせて怪物を倒そう!!」

桜「今度は一緒に戦おうね^^」    花園「うん。楽しみにしえるわよ。」

桜と花園は手と手と繋いだ。二人はとても仲がいい。

青井「あの先輩たち・・・・・。本当に友達ね・・・・。私も・・・・あんな風に・・・・・。」

光次郎「まあ。僕も桜ちゃんとは親友同士だったけど、理子ちゃんの場合はそれ以上かな・・・・。」

そして、桜と花園は互いに手を放し、花園は走り去り、桜たちは彼女を見送るように手を振った。

花園「・・・・・じゃあね!」   桜「また会いましょ!!」

青井「お元気で!!」   光次郎「くす・・・・・っ。」

桜「・・・・・さあ!私たちも帰りましょ!!」

光次郎と青井「了解!!!」   こうして、光次郎たちも帰った。

それを密かに見つめている影があった。この影の者は一体誰だ・・・・・?

謎の者「・・・・・SSP・・・・!あの時は助けてくれなかったのに・・・・・・・!!!」

どうやら、この者はSSPを恨んでいる。一体、何者なのだろう・・・・・・?


光次郎はついに高町邸に帰る事ができた。玄関では、あかりが心配しそうに迎えた。

無理も無い。何故なら光次郎が夜に帰ってくるなんて滅多にないのだから・・・・。

あかり「お帰りなさいませ。・・・・大丈夫でしたか?」

光次郎「ああ。今日は夜、触手の怪物が出たから帰りが遅くなったよ。ごめん・・・・。」

あかり「そうですか・・・・。お怪我は・・・・ありませんでしたか・・・・?」

光次郎「ないさ。ご覧の通りね☆」

あかり「よかった・・・・・。それより、お風呂が沸いてきましたから。入りますか?」

光次郎「ああ。入るよ。それから、夕食だね。」

あかり「はい♪」   こうして、高町邸では二人の明るさに満ちていた。


そして、次の日。SSP第6分隊基地では・・・・・。

つづく

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