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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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野沢「また・・・・・あの少女を探さなきゃいけないのね。」

清水はそう聞くと、飲んだお茶をテーブルに置いて静かにこう言った。

清水「彼女は・・・・・今回の事件に深い関わりを持っているらしいの。

それに・・・・・彼女は・・・・・・・。」  清水は辛そうな顔になりそうな時、

光次郎、青井、桜の3人がこの部屋に来た。清水と野沢はその3人に目線を向ける。

光次郎、青井、桜「こんにちわぁ!」

野沢「こんにちわっ!3人とも♪」  清水「・・・・・こんにちわ・・・・・。」

野沢は元気よく挨拶し、清水は静かに挨拶した。

野沢は相変わらずらしいが、清水は何所か少し様子が違うようだ。

光次郎たち3人は野沢と清水のところに来る。そこで、清水から声を出す。

清水「・・・・例の少女は・・・・また保護できなかった・・・・・。」

桜「・・・・・今回の事件の鍵を握る・・・・謎の少女の事ですね・・・・・。」

光次郎「その今回の事件と少女・・・・一体どんな関係が・・・・・・!」

野沢「う~ん。事件・・・・。あの時、2分隊の人から聞いたんだけど、

最近、変な蟲が街や山などあらゆるところで飛んでいるんだって。」

清水「まるで・・・・誰かを追っているようにな・・・・・!」

青井「その誰かがあの謎の少女ですね・・・・!?」

清水「ああ。その娘は・・・・デスナイトに狙われているんだ・・・・・。」

桜「つまり、最近噂の銀色の蟲も・・・・・!?」

野沢「恐らく・・・・そうかも知れないわね・・・・・。」

光次郎「でも、デスナイトの野郎どもは何故、一人の少女を追ってるんだか。

彼女が事件の鍵を本当に握っているのだろうか・・・・・?」

青井「でも、デスナイトが彼女を追ってるって言うから本当なんじゃないかしら?」

清水「本当よ。今日もまたデスナイトは彼女を狙うわ!」

光次郎「・・・・・だったら、僕が手伝ってもいいですか?」

清水「高町!?」   桜「光次郎君・・・・・・。」

光次郎「僕も・・・・清水さんに強力したいと思いまして・・・・・。

それに、例の女の子が何故デスナイトに追われているか、知りたくて・・・・。」

清水「・・・・・いや。これは私自身の仕事よ。あなたたちには、

銀色の蟲を捜索の任務があるんでしょう?私の任務は私の手でやり遂げたいの。」

光次郎「あっ!そうだったかぁ。確かに、僕には銀色の蟲を探す任務があったか。」

野沢「清水さん。たまには仲間に甘えてもいいと思うわよ?」

清水「しかし・・・・・。」

青井「銀色の昆虫の事ならば、私たちだけでなんとかします。」

光次郎「奈々ちゃん・・・・・・。」

光次郎は青井が自分のやりたい事に賛成していると思って彼女に感謝しようとする。

青井「べ、別にあんたの我侭に付き合っている訳じゃないんだから・・・・っ!!」

しかし、青井は赤くなりながらそう言った。まだ、素直ではないらしい。

清水「・・・・・わかったわよ。ただし、時間は夜から。それまでに待機しておきなさい。

高町隊員。」  清水は光次郎に向かって、そう言った。すると、光次郎は笑顔になる。

光次郎「・・・・はいっ!!でも、すみません。また我侭を言ってしまって・・・・・。」

春日「・・・・・・くすっ。」  春日は自分の席から光次郎たちを静かに見守って微笑んでいた。


デスナイト対日本攻撃支部のメインルーム。桐原支部長とダークネスセイバーの前に、

また新たな幹部が来た。その幹部は、何やらハイテクなアーマーを身に纏い、

銀色の中型の銃器を持っていた。ん?待てよ。こいつは確か、

昨日の夜の森で少女を追っていたデスナイトの戦士ではないのか!?

桐原「間もなく捜索の準備を開始する。スイス支部で破壊の限りを尽くした事に有名な、

デスナイトのハイパーコマンダー・ガララ・リスコ。」

ガララ「はい。今度こそ・・・・彼女を捕まえに参ります。

我らの計画を完全に遂行するために・・・・!」

ダークネス・セイバー「ガララよ。お前は最強の男だ。お前の持つ銀色に輝きし、

この銃器で、見事標的を捉えるのだ。ただし、あの少女は殺してはならぬ。

あの少女には、やるべき事をやってもらわなければならんからな・・・・・っ!」

ガララ「はい・・・・・。必ず・・・・・!!その前に、いつものように、

念のため、彼女の居場所をキャッチしてみましょう・・・・。」

ガララはそう言いながら、銀色の銃器を上に掲げた。

すると、その銃器が突然、変形し始めようとしていた。


夕日。SSP第6分隊基地の司令室ではまだ光次郎たちがいた。

通信隊員「隊長!桜木町にて、銀色の蟲が出現しました!!」

春日「わかったわ!!青井、月野、野沢、木之本、折原、藤森、如月、西浦・・・。

以下8人には、銀色の蟲の対処を行ってもらうわ。」

8人の隊員たち「はいっ!!!」

春日「残りのメンバーは命令があるまで、待機よ。」

残りの隊員たち「はい!」  光次郎&清水「はい。」


夕日の町、桜木町で複数の人々が逃げ惑っていた。

何故なら、そこに銀色に輝く昆虫が飛び交っているからだ。

その昆虫は姿がハチやカミキリが合体したような姿で、目が左右に5つずつあった。

口がなんと、獣に近いようであった。その蟲は町のあらゆるところへと飛びまわり、

あまつさえ、町の住人一人一人に近づいていき、それにより、その人たちは、

自分たちに向かってくる蟲に怯え逃げていった。そこに、SSP第6分隊の、

野沢たちが駆けつけ、さっそく銀色の昆虫と対峙する事に。

野沢「そこまでよ!銀色の昆虫!!」

野沢たちが蟲に向かってサイレントガンを構えると、他の隊員たちも銃を構えた。

青井「なんか、この昆虫!どの虫よりも大きく見えるわ!!」

桜「その大きさのせいで、皆が怯えているんだわ!早く倒さねば!!」

野沢「そうね!さっそく攻撃開始よ!!!」

隊員たちはさっそく一斉射撃で銀色の昆虫を攻撃した。

しかし、ほとんどの弾が蟲に中らなかった。少数の弾なら命中したが何故か効いていないそうだ。

青井「攻撃が効かない・・・・・!?」

そして、今度は昆虫が反撃しようと口から白い溶解液を吐き出した。

野沢「毒液だわ!!」  隊員たち「きゃあぁぁっ!!」

隊員たちは間一髪、敵の溶解液から避けた。

桜「くぅ・・・・っ!・・・・・っ!?」  反撃しようとする桜だが、右辺に何かの気配を感じて、

その方向を見てみる。そこに白布を身に纏った少女がいた。

つづく

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