今回はUGMだけが登場します。従って、学園の皆さんは登場しません。
今までの学園ドラマとは違い、通常のウルトラ作品らしい空気が増します。
ウルトラマン80 第11話・恐怖のガスパニック
ガス吸い怪獣・メダン登場
海に浮かぶ尖閣諸島の海底油田の開発が急ピッチで進められ、
同時に石油と共に採取される天然ガスの貯蔵基地も建設されている島の一つ、
ヒル魔マ島にて、この物語の脅威となる事件が始まります。
慌しく集まった職員たちの前に奇怪な卵がありました。その卵から、
謎の怪生物が生まれて、いきなり飛び出して去りました。
この卵は宇宙から来たのか、それとも元々地球に存在したのだろうか・・・。
その情報を知ったUGMは、超巨大空中メカを発射します。これこそ、
UGMが誇る巨大要塞・スペースマミーであります。
隊員たちはそのスペースマミーで事件が起きたヒルマ島へ・・・。
そこのガスタンクのところに、少し小さそうな怪獣の姿が。
この毒ガス怪獣メダンはガスを吸って、一酸化炭素を吐きながら成長しているので、
卵から孵ってまだ間もない時に、既に人間サイズの大きさになっていです。
攻撃をしたいタジマ隊員ですが、ガスタンクがあるため攻撃できません。
もし、ガスタンクに命中してしまえば、その大きな爆発で被害してしまうからです。
そこで、パイプのガスを止めて、怪獣を海岸まで誘き寄せる作戦を提案します。
矢的がタンクのバルブを閉め、パイプのガスを止めます。すると、
メダンはガスがなくなって戸惑います。そこへ、ハラダ隊員がガスボンベを使ったガスで、
メダンを海岸へ導きます。ガスにつられて、ハラダ隊員についてくる怪獣。
ついに海岸へ。そこでガスボンベを置いたハラダ隊員は、待機していた矢的たちのところへ。
メダンはガスを吸っている間に、タジマ隊員がレーザー銃でそんな怪獣を攻撃。
すると、メダンは大爆発を起こして死んでしまいました。作戦は成功しました。
この時のメダンは等身大なので、隊員たちとの格闘戦でも出るんじゃないかと思いました(ぇ
それにしても、城野隊員。この作戦で担当する事なかったね・・・(´・ω・`)
応援する事だけだったでしょうか・・・?勝利の後、オオヤマキャップの計らいで、
しばしの休息で夕日の浜辺で遊ぶ隊員たち。平和な時は、
子供のような楽しんでいるところも見せるのですね。その時、
ハラダ隊員は美しい?貝殻を見つけ、欲しがる城野隊員にあげます。
城野隊員が貝殻?をペンダントのつもりで胸にあてると、
それを見た隊員たちは似合ってると言って褒めます。そして、帰還命令が出ました。
UGM基地に戻った隊員たち。そして、矢的は明日学校があると言って、
自宅へ帰ろうとします。今回はこの学園編で雄一、学園の皆さんが出てきませんが、
学園と言うセリフもある限り、まだまだ矢的は教師である事がわかります。
指令室から出る矢的の前に、何故か倒れている城野隊員が。これはショッキングですわ。
ペンダントになった貝殻を分析するハラダ隊員は、絶望的な驚きをします。
ハラダ隊員って科学が得意なのでしょうか?(ぇ
城野隊員はどうやら、一酸化炭素中毒にかかったそうです。ですが、
この基地に一酸化炭素があるなんて考えられないと言う矢的。
そこへ、ハラダ隊員が来て、城野隊員にあげた貝殻は実はメダンの細胞だったと言います。
そう。あの貝殻は浜辺で爆発した怪獣の一部だったのです。
それを知ったオオヤマキャップは、
ハラダ隊員に何故報告しなかったのかと報告します。ハラダ隊員は、
ただの貝殻だと思ってあまりに綺麗な物だったからと言います。
オオヤマキャップ「馬鹿もん!!!貴様、UGMの隊員じゃあないのか!?
それとも・・・ただのロマンチックな普通の男だったのかっ!??」
オオヤマキャップがそう怒っているところに、城野隊員が来て、
ハラダ隊員が罰を受けるなら、自分も受けると言います。
そんな二人にオオヤマキャップは事件が終るまで、
基地から一歩も出る事を許さないと命令します。
城野隊員はもう中毒から回復できたのでしょうか?
あまりに厳しいお言葉に驚く隊員たち。矢的は、もし自分が、
同じようなものを見つけたら貝殻であると思ったと言い、タジマ隊員も同じ意見。
そこへ緊急ブザーが鳴り、地下室のボイラーで事件が発生した模様です。
その地下室に来た矢的とタジマ隊員は、
そこで数名の作業員たちが死んでいるところを見ます。
これは、一酸化炭素中毒による、窒息死だそうです。ガスのパイポが破られて、
部屋中にガスが充満したとの事。矢的が言うには、怪獣の仕業ではないかと思います。
もしかして、メダンは細胞から蘇ったのではないでしょうか?ハラダ隊員は、
怪獣を探すと言いますが、オオヤマキャップはそれを許しません。
矢的、タジマ隊員に怪獣を追わせるオオヤマキャップは、ハラダ隊員と城野隊員に、
メダンの細胞を徹底的に調べる仕事を与えました。めんどくさがるハラダ隊員に対し、
城野隊員はこれも重要な仕事であると言い、オオヤマキャップ曰く、
メダンは爆発しても自分の細胞を残す怪獣で、簡単に攻撃して倒せる相手じゃないとの事。
城野隊員「私達が弱点を見つけなきゃ、攻撃することも出来ないかも知れないのよ!?」
ハラダ隊員「そりゃぁ、わかってるよ。・・・でも、俺の性分じゃないんだよなァ。
俺は外を走り回ってる方が似合ってるんだ・・・。」
外で走り回っている方って・・・wぜひ、そんなハラダ隊員の姿を見てみたい。
城野隊員「キャップはね、私達にチャンスをくれたのよ!?
失敗したあたし達に重要な仕事を与えてくれた事は、キャップの思いやりなのよ!」
テキパキとやる城野隊員とグダグダとやるハラダ隊員。
怪獣を探す矢的とタジマ隊員だが、見つかる事ができません。
その怪獣メダンは実は、都心部のガス管に潜入していったのです。
その都心部であるところで大爆発が起きて、近くの人も派手に吹き飛ばされました。
吹き飛ばした人がいい味していますねw東京中にガスが噴出したとのUGM。
メダンの仕業で東京が偉い騒ぎ。矢的の学校に被害がない事を祈ります。
そこへ、ハラダ隊員と城野隊員が来て、メダンはガスを吸えば吸うだけ巨大になれ、
50メートル以上になると言います。さらに、怪獣の体内ではガスが充満していて、
ちょっとでも火がつけば、大爆発を起こして周囲にも悲劇が出る恐れがあるそうです。
爆発したらまた細胞の結晶が大量に散らばって、それが成長するとの事。
それでは、新たなメダンが多く出現して、
地球が恐怖のメダンパニックに満ちる事になりますね。
城野隊員からの情報では、
体内のガスを凍結させて、宇宙に追放するのが最適だと言います。
オオヤマキャップは武器製造班に冷凍ビーム弾を開発させる事にしました。
そして、東京の工業地帯でガスタンクから突き破って、巨大なメダンが出現しました。
駆けつけた矢的先生とタジマ隊員ですが、攻撃できずただ様子を見ているだけ。
メダンはタンクからガスを吸い続け、
それは夕日・・・そして、夜にまで行われていました。
特に夕日でガスを吸うメダンが、街を恐怖で支配する怪獣らしくて良いですね。
夜となり、雨が降り始めました。
UGM基地内で出撃できなくてイライラするハラダ隊員。
城野隊員が東京に雷が発生すると言いますが、
ハラダ隊員は雷でも何でも来いと言います。
ですが、その雷がメダンに落ちると物凄い爆発が起こると気づいたハラダ隊員は、
ついに、オオヤマキャップの基地から出てはいけないとの命令を無視して、
自らスカイハイヤーで出撃します。それに気づいたオオヤマキャップは、
何故止めなかっかと城野隊員に怒り、ハラダ隊員に連絡します。ハラダ隊員は、
雷が出てくるので、冷凍ビーム弾が出来るまで自分が何とかすると言います。
そう。ハラダ隊員はメダンに雷を落とさせないように、自身が避雷針となり、
雷を受けようとします。スカイハイヤーでは、
雷の衝撃に耐えられないと言うオオヤマキャップ。ですが、ハラダ隊員は、
そんな彼の心配を振り切るように無線を切りやがります。そして、ついに、
恐怖の雷が。スカイハイヤーはその雷にあたり耐えますが、多くの雷を受けすぎて、
ついにスハイハイヤーが墜落してしまいます。それでも、恐怖の雷パニックは終らず・・・。
矢的先生は急いでウルトラマン80に変身して、スカイハイヤーを掴み、
ハラダ隊員を救出します。今度はウルトラマン80が避雷針になって、
雷を受け止めます。痛がる80に対しメダンはあざ笑うかのように、
有毒ガスで攻撃します。それも良い気になってガスを吸いながら。この怪獣、ドSなり(ぇ
このままでは80が危ない。タジマ隊員は今度は自分が避雷針になると言いますが、
生身で雷を受けて死ぬかも知れないぞ?
まあ、命をかけて戦う防衛隊だから仕方がないが(
何度も怪獣の毒ガスと雷を受け続ける80ですが、いつまでも耐えるハズがなく、
カラータイマーが鳴り、力尽き始めました。・・・・その時、奇跡が起きました。
ようやく冷凍ビーム弾が完成し、それを搭載したシルバーガルが駆けつけました。
オオヤマキャップと城野隊員が、80を救うべくメダンめがけて冷凍ビーム弾を発射。
それにより、メダンがついに凍りとなりました。
凍った体のせいか雷が寄せ付けなくなりました。
・・・・ところで、冷凍ビーム弾ってミサイルですね?どこがビームでしょうか?
凍ったメダンを持ち上げた80は地球に影響力が及ばない宇宙の方へ運びます。
そして、そこでメダンを投げた80はサクシウム光線で怪獣を攻撃。見事に撃破しました。
これで二度と、新たなメダンが生まれず恐怖のガスパニックが起きる事はないでしょう。
その後、ハラダ隊員は命令違反したので、UGMの資格を消され、
クビになってしまうのではないかとそわそわします。
ですが、タジマ隊員はハラダ隊員がいなければ、
今頃雷で爆発したメダンがあちこちで復活したと言い、矢的が励ますように言います。
あちこちで復活って、やはりメダンが分裂して多く出てくるのはないでしょうか?
ザ☆マンのワニドゴンも倒されて分裂して多く出てきたし・・・。
そこへ、オオヤマキャップが来てハラダ隊員への処分が決定したと言います。
ハラダ隊員「やっぱり・・・資格の取り消しですか・・・??」
オオヤマキャップ「貴様、UGMをやめたかったのか?」
ハラダ隊員「いいえ!そんな事ありません!!
自分はもっとUGMでバリバリやりたいんです!!!」
それを聞いたオオヤマキャップは嬉しい処分として、休日返上と言います。
そう。ハラダ隊員はまだUGM隊員として戦えるのです^^
城野隊員は1ヶ月、ハラダ隊員は半年間、休みなしで勤務に就く事だそうです。
それを聞いたハラダ隊員は少し複雑な気持ちになります。
流石にそれはないと言いたいでしょう。
ですが、ハラダ隊員は無理して嬉しいと言います。それを聞いた隊員たちは笑います。
UGMの皆さんもまた、愉快なチームですね^^
今回はそんな防衛隊だけの話でした。
これは間もなくやって来るSF編に向けての話でしょう。
今回は学園の人々が出てこなかったのは、
学園編で一度はやってみたい事だったでしょうか?
このメダンの回で学園の皆さんが登場したら、どんな話になったでしょうかねェ・・・。
次回は転校生です。
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