不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
かぐや「ご主人様・・・・・。この家は・・・・・。」
榊「俺の友人、高町光次郎の家さ。俺はお前をここへ連れて行きたかったんだ。」 かぐや「高町光次郎・・・・・・っ!?」 かぐやは高町光次郎の名を聞いて、一瞬表情を強張る。 榊「俺のかけがえのない友さ。ちょっと待ってくれ。チャイムを鳴らしてくる。」 榊は高町邸に近づいて、チャイムのボタンを押した。 ピンポーン そして、チャイムが鳴りドアが開かれ、そこからあかりが出てきた。 あかり「はい。どなたでしょうか?・・・・あら。榊さん!」 榊「やぁ。昨日はどうも・・・・。高町はいますか?」 あかり「はい。いますわよ^^・・・・あら。その隣の人は?」 あかりは榊の隣にいる女性に気づく。榊は彼女の方を一瞬見て、あかりに彼女の事を紹介する。 榊「ああ。この娘は、俺のメイドさ。かぐやって言うんです。 あかり「かぐや・・・・・??」 あかりは女性がかぐやであると聞いて、一瞬驚きそうになる。 かぐや「いかにも・・・・・私がご主人の榊悟郎様のメイドたるかぐやです。」 あかり「・・・・・・っ。で、では。どうぞお入りくださいませ・・・・・・。」 榊「はい。では、おじゃまします・・・・・。」 こうして、榊とかぐやは高町邸へと入っていく。 かぐやはあかりに近づいた時、彼女の耳に近づけて小さな声でこう言った。 かぐや「・・・・・・お前の命は間もなく消える。」 あかり「っ!!?」 かぐやにそう言われたあかりはまるで体に電撃が一瞬走った程に驚く。 そして、かぐやが家に入ろうと離れると、あかりは後ろの彼女にキッと睨む。 あかり「・・・・・・・っ!」 あかりは思った。今の女性は一体誰なのだと。 突然、竹から出てきて榊の前に現れては、彼のご主人となった謎の美少女、かぐや。 彼女は何故、初対面したあかりに敵と見なしたのか?それは、未だに謎である・・・・。 かくして、光次郎は相変わらず二階で、パソコンでラテールをしていた。 光次郎「ふぅ・・・・。そろそろポゥ宅でのクエストも終わりそうだ・・・・・。」 その時、ドアからコンコンと叩かれるような音が。そのドアから榊の声が出た。 榊の声「高町いぃぃ~っ!入るぞーっ!!」 光次郎「むっ!榊君か・・・・。ああ。いいよ。」 光次郎から許可を得た榊はドアを開けて、かぐやとともに部屋に入ってきた。 光次郎「こんにちわ。榊君・・・・・。あれ?この人は・・・・??」 光次郎は榊の方を見てみると、彼の隣にいるかぐやに目を向ける。 榊「ん?ああ・・・・。こいつはかぐや。俺のメイドさっ!!」 光次郎「え・・・・?メ、メイドオォォ!!?」 光次郎は榊の隣にいるメイドが、かぐやである事に驚く。かぐやは微笑んで光次郎に自己紹介する。 かぐや「ご主人様のおっしゃる通り、私こそが、ご主人様のメイドのかぐやでございます。」 光次郎「あ、はい・・・・。じ、自分は光次郎でございます。よ、よろしくであります。 (・・・・しかし、この女性なんか美しいなァ・・・・。なんか和風に生きる女性って感じだよ・・・・・。)」 榊「どうだぃ?俺にもメイドが手に入れたんだぜ。お前のメイドさんにも負けない程に、 美しそうだろう?お前はこの人を見て、どう思う?」 光次郎「え・・・?あ、ああ・・・・・。美しいよ、美しい・・・・・・w/////」 かぐや「・・・・・うふ。」 かぐやは自分を褒めてくれた光次郎に美しい微笑みを見せる。 榊「・・・・・でも、こいつは俺のもんだから、可愛いからと言って落とそうと考えるなよ?w」 光次郎「誰も落とそうなんて思ってないよwかぐやさんってのは榊君のメイドなんだから・・・・。」 榊「そう言うと思ったさ。でも、お前のメイドのあかりさんもなかなか可愛いって感じだよなァ・・・・。」 光次郎「でも、あかりさんは僕のメイドだから落としちゃ駄目だよ?」 榊「誰もそんな事言ってないってw」 かぐや「・・・・失礼ですが、光次郎様・・・・・。」 光次郎「ん?なんだぃ、かぐやさん・・・・・。」 かぐや「あなたのメイドのあかりはどのような人ですか?」 光次郎「え!?ああ。そんな事か。僕のメイド、あかりさんは、 優しくって強くって、可愛いんだ・・・・。僕は彼女と出会ってから変わったんだ・・・・・。」 榊「さっきお前が会ったメイドさんだよ。かぐや。」 かぐや「はあ・・・・。そうですか・・・・。(そうか・・・・。あの女はあかりと言うのか・・・・。)」 かぐやは自分の脳裏に玄関から来たあかりの笑顔がよぎってきた。 かぐや(・・・・・あの女を・・・・必ず私が・・・・・っ!!) かぐやはあかりを狙っているのだろうか? 榊「・・・・そうだっ!高町。俺のメイドとお前のメイド。どっちが凄いか勝負してみね?w」 光次郎「ええっ!?そ、それはちょっと不味いんじゃ・・・・?;」 光次郎は榊のいきなりの提案に流石に抵抗しそうだ。しかし、かぐやは何故か賛成した。 かぐや「私は・・・・この勝負に参加します!」 かぐやはご主人(榊)の意思に従っているようだ。 榊「うんうん。それでこそ、俺のメイドだ!なァ、いーだろ?高町。」 光次郎「う~ん。榊がそこまでと言うなら、やってもいいけど・・・・。」 榊「うん!じゃあ、さっそくやりますかw」 かぐや(・・・・・あかり・・・・・!) かくして、あかりと光次郎、かぐやと榊は一階の和室に集まった。 あかり「・・・・・・っ。」 かぐや「・・・・・・・・っ!」 あかりはかぐやを見て、違和感を感じているような表情をし、 かぐやはあかりを見て、怒りを出していそうな表情をしていた。 二人のメイドは互いの顔と姿を見合っていた。光次郎と榊はその二人のやりとりを見ていた。 光次郎「うへぇ・・・・。あかりさんとかぐやさん。二人のメイド同士・・・・・。なんか凄い迫力。」 榊「でも、こうやって見れば違うがわかるだろ?たとえば、俺のメイド。 顔は大人のお姉さんっぽくて美しい。まるで、昭和に生きる女性らしさを見せる、 和風の服。胸はとてつもなく大きいw そして、日本刀が武器! かっこよくて美しくて優しい!それが、俺のメイドのかぐやさ。そして、お前のメイドは・・・・?」 光次郎「う、うん・・・・。顔はちょっと童顔っぽく可愛い。今時よくある萌え萌えぇ~なメイド服。 胸はかぐやさんには及ばないけど、い・・・・一応、大きいと思う・・・・・///// 武器はないけど、本当は・・・・・・・・。」 その時、光次郎は黙り込んだ。 どうやら、光次郎はこの後、あやうくあかりの正体を明かそうとした事に気づき、それを止めた。 榊「ん?どうしたんだ?」 光次郎「・・・・っ!あ、いや。ごめん。とにかく、可愛くて優しくて・・・一応、強い。 ・・・それが、僕のメイド、あかりさんさ!」 あかり「・・・・・あの。ここから・・・・・どうすれば・・・・?」 かぐや「・・・・・そうですね。しばらく、何か喋りましょうか?」 あかり「あ、はい・・・・・・。」 かぐやが真剣な雰囲気を表しているのに対し、 あかりはちょっとオドオドしているような雰囲気であった。榊はこれを見て、呟く。 榊「ふむ・・・・。この感じ・・・・まるで、ライバル同士って感じだなァ・・・・。」 光次郎「でも・・・・・。これからどうしよう・・・・。」 榊「うん・・・。では、こうしよう。おーい!二人とも、ちょっと近づきあって。」 あかりとかぐや「えっ!!???/////////」 二人は榊の突然の発言に驚く。 かぐや「・・・・・・っ!ご主人様のご命令とあらば・・・・・。」 かぐやは榊の命令に従ってあかりに近づこうとする、恥ずかしがりそうなあかりも、 光次郎の方を見て、彼が頷く。どうやら光次郎も榊と同じ事をしているようであろう。 あかりも仕方がなさそうに、かぐやに近づく。こうして、二人のメイドは近づきあった。 榊「こうして見ると、レズになるそうだな・・・・w」 光次郎「うん・・・・・。」 その時、かぐやはあかりの耳に近づけて、光次郎と榊に聞こえないくらいの声でこう言った。 かぐや「・・・・・あかりと言う者だな?お前の命は、私の刀で断たれるだろう・・・・。」 あかり「・・・・・・っ!あなたは・・・・一体、何者なの・・・・?」 あかりもかぐやの耳に近づけて、同じく二人の少年に聞こえないくらい程の声でそう聞いた。 かぐや「・・・・・まだ言うワケにはいかぬ。しばらく、メイドをやりたいのでな・・・・。」 あかり「・・・・どういう事?一体・・・・何が目的なの・・・・・??」 かぐや「それはな・・・・・・。お前を殺す事さ・・・・・。私は自分以外のメイドが気に入らないのでね。」 あかり「・・・・・それだけで私を殺そうと・・・・・!」 かぐや「それだけではないさ。これだけは、言っておこう。お前は光のような存在だ。 ならば、私は月。いくら只の光でも月の光には敵わない・・・・・。 覚えておけ・・・・・。月は幾多の光を呑み込んでいくのだ・・・・・。」 あかり「・・・・・・・っ!!」 そして、二人は会話を終え、少しだけ離れた。 こうして、夕日となり榊とかぐやはこの家から出ようとしていた。4人は玄関にいる。 榊「じゃ、俺たちはここで帰るよ。」 光次郎「うん。一応・・・・楽しんだよ。でも、まさか君にもメイドがいるなんて・・・・。」 榊「まぁ・・・・今日、会ったばかりであったがな。じゃあな。高町。あかりさん。」 光次郎と榊が仲良く話しているよそに、あかりとかぐやはまるで敵同士として睨みあっていた。 榊「行くぞ、かぐや。」 榊が家に帰ろうと歩くと、かぐやも彼の後をつくように歩き、去った。 光次郎「また来てねえぇぇぇぇ!!榊君!かぐやさん!」 光次郎は去る二人に手を振った。 あかり「・・・・・・っ。」 しかし、あかりは喜べない表情で、榊とかぐやを見送っていた。 一方、デスナイトの対日本攻撃支部のアジトでは、桐原とダークネスがいた。 つづく PR |
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