シュドー「いやあぁぁ~っ!今日は得のある買いだったwwww」
シュドーは両手に多くの本が入っている袋を持っていた。
コリス「これって・・・全部、エロ同人誌ですね・・・・?^^;」
シュドー「おう。そうだ。」 シュドーはキッパリと答える。
コリス「・・・・・;あ。テブリッシュさんも何か買いましたか。」
テブリッシュ「ん?ああ・・・・。これだけだよ。」
テブリッシュは一冊だけ漫画を買っていた。それをコリスに見せる。
それは何故か、とてつもなくグロイ感じのストーリー漫画であった。
コリス「・・・・なんか怖そうな漫画ですね・・・。」
テブリッシュ「今回はホラー系の漫画を描こうと思ってな。うん・・・。」
シュドー「そう言うコリスは一体何を買ったんだぃ?」
テブリッシュ「エロ同人はハリーさんに頼まれたからだろう?」
コリス「・・・・これです。」 シュドー&テブリッシュ「・・・・・ん??」
コリスは右手に一冊の本。左手にはハリーに頼まれて買ったエロ同人二つであった。
コリスは右手に持つ本を見せる。それは、某SF美少女アニメ関連の同人であった。
シュドー「なんでぇ?マリオネット・ライターのファンブックじゃねーか。」
テブリッシュ「表紙から見ると、光次郎とあかり中心みたいだな。」
コリス「ええ・・・。一度、読んでみたいんです。同人誌と言うのを。」
シュドー「へぇ。そう言う趣味もあるんだよなァ。・・・・ん?」
その時、3人は右方に何者かの姿を見る。その何者かとは、
いわゆるメイド服の少女であった。何故か歩いていく客たちに手を振っているようだ。
コリス「テブリッシュさん、シュドーさん。あれは・・・?」
テブリッシュ「メイドさんだ。萌え系でよくある美少女キャラの一種だよ。」
コリス「これがメイド・・・・。」
シュドー「そんなメイドたんに会えるなんて、
俺はなんてラッキーだんなあぁぁ~っ!w」
シュドーはメイドの少女に惚れたか、さっそく彼女の方へ向かう。
テブリッシュ「あっ!おい、シュドー!!」 コリス「あははは・・・・;」
そして、シュドーはメイドの少女に近づき、少女もシュドーの方に向かう。
メイドの少女「あら。いらっしゃいませ。お客様。何のご用でしょうか?
シュドー「おお・・・!なんと美しい。君はまるで天使だ・・・・!
ご用?決まってるじゃねェか?君と少し・・・冒険がしたk・・・おわっ!!」
その時、テブリッシュが背後からシュドーの服を掴んで彼を引っ張る。
テブリッシュ「悪いですね・・・。こいつは女好きで・・・。」
シュドー「わあぁぁ~っ!!何すんだ!!放せよ!!放せっての!!!」
テブリッシュ「ほら!行くぞ!!全く、この女好きめ・・・っ!!」
テブリッシュはシュドーを引っ張って行き、コリスは少女に手を振って去っていった。
それを見たメイドの少女はどこからともなく、携帯電話を持ち出し使用する。
メイドの少女「・・・・こちら、特別諜報員NO・23。現在、
DGCの隊員3名がこのアキダ・ロードに滞在している事が判明。
なお、例の怪獣反応は全く発見できず・・・。」
モモの声『そう・・・。後は彼らに任せて、
アキダ・ロードでの仕事を続けると良いわ。
何・・・。あの3人の男なら、きっとやってくれるかも知れないし。』
そう。メイドの少女は国際防衛科学局の特別諜報員の一人であった。
モモの使命で、この街に潜む怪獣を探そうとしたのだろう。
諜報員NO・23「はい・・・・。あっ!」 諜報員NO・23は電話を切るが、
その時に近くに男がいる事が判明し、驚く。
男は諜報員が何をしたか全くわからなかった。
男「・・・・何やってんだ?」
諜報員NO・23「い、いえいえ!何でもありませんよ、ご主人様^^;」
一方、ハリーは欲しい物を求めて、DVDの売っている店にいた。
多く並んでいるDVDからじっくり探しているハリー。
ハリー「えーとえーと・・・。おっ!こいつだ!!」
ハリーはやっと欲しいDVDを見つけて、それを取る。
ハリー「やっと見つけたぜ!ブラッド・チューンの最新巻!!!」
誰かの声「ふふふふふ・・・・。見つけたよ。ブラチューの最新巻・・・。」
ハリー「ん・・・・??」 ハリーのいきなり声を出した何者かの方に向かう。
その者はハリーの隣にいて、いかにもオタクっぽく眼鏡をかけている少年であった。
その少年は既に10本もDVDを持っているのだ。
ハリー「・・・・なぁ。あんた。そのDVD、全部買うのか?」
ハリーはその少年に聞く。少年は笑みを浮かべて、こう答えた。
少年「・・・・もちろん。買うつもりですよ・・・。」
ハリー「ほう。って事は、兄ちゃん。大金持ちか?」
少年「・・・・まあね。ところで、おじさん。萌えアニメは好きですか?」
ハリー「・・・・ああ。大好きだ。あの美少女キャラはとっても素敵だなァ~っ!w」
少年「そう・・・。僕もとっても好きだ。エロやらリョナやらで妄想するくらいねェ・・・。」
ハリー「エ・・・エロやらリョナやら・・・?」 ハリーは少年の言葉に少し動揺する。
少年「そうさ。僕はねぇ・・・自分が好きなキャラをいじるのが好きなんですよ。
もちろん、愛でるつもりでね♪彼女たちのピンチシーンは、
いつ見ても興奮して萌えるよ・・・・!いひひひひひひ・・・・・!!
もちろん、彼女たちの幸せなシーンも凄く萌えるよ。じゃあね・・・。」
少年はそう言いながら、ハリーから離れていた。
ハリー「・・・・今のガキ、何だったんだァ?ちなみに、彼の持ってる奴の中に、
桜姫華伝やクイーズブレイドのDVDもあったな。
あれは・・・確かに過激なシーンもあるんだがなァ・・・。」
コリスたち3人はしばらくして、この街を歩いていた。
シュドー「おおっ!リアンノンだ!あっ!灰音だ!なんと、サクラ姫もいるぞォ!」
シュドーはいろんな美少女キャラ・・・のコスプレをした女性たちを見て喜んでいた。
テブリッシュ「ここはコスプレをする人がよく多くいる場所だ。
なお、アニメファンの女子の中に腐女子と言う、
BLアニメを愛する人もいるらしい。」
コリス「そうですかァ。・・・あっ!ハリーさんだ!!」
コリスが指をさすところを、二人の隊員が見る。そこからハリーが来たのだ。
ハリー「おーい!コリスウウゥゥゥ!!!」 そして、ハリーはコリスに近づいた。
コリス「はい。頼まれた物です。」 コリスはエロ同人誌2冊をハリーに渡す。
ハリー「うむ?ほっほっほw苦しゅうないwwwお前も欲しい本を買ったそうだな。」
ハリーは喜んでいた。シュドーとテブリッシュがいる事も気づかない程に・・・。
ハリー「・・・そうだ!せっかくここに来たから、メイドカフェに行かね?w」
コリス「メイドカフェ・・・・?」
ハリー「そう!可愛いメイドたちが店をやってる、素晴らしい喫茶店よw
俺さ、そこに一度行ってみたかったんだよ。・・・・ん?」
つづく
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