光次郎「っ!?ここで例の奴が出現した場所か・・・・・。」
そう。フライングはついに魚類のようで戦艦のような存在が、
出現した海域へと辿り着いたのだ。
そこには、破壊されたタンカーの残骸があった。しかし、例の存在はどこへ?
光次郎「ここが、魚類のようで戦艦のような存在が現れた場所か・・・・!」
青井「一体どこにいるの・・・!デスナイトめ・・・!!」
光次郎「・・・・相手がデスナイトだと良いね・・・・。
もし、そうでなかったら、新たな脅威が出てくるんじゃないかと思うよ。」
青井「いえ。私の考えが正しければデスナイトに間違いないわ・・・・!
それにしても、生存者らしいのが一人も見えないわね。」
光次郎「きっと、全員食べられてしまっただろう。奴の手がかりに、
なるような物もなさそうだし・・・・・。むっ!?」
その時、通信機が鳴り出したので、光次郎がその機械のスイッチを押す。
光次郎「こちら、高町!!」
桜の声『大変よ!!第W-6地区で例の存在が現たわ!!!』
光次郎「なんだって!!?奈々ちゃん!!第W-6地区へ飛ぶんだ!!」
青井「了解!!!そこに例のあいつが・・・・・!!」
フライングは第W-6地区へと急行した。
W-6地区は海が近い町であった。そこの海から沸騰とともに何かが現れた。
その何かとは、複数の大砲を持っていた。そして、青い色を持つ機体が。
その姿はまるで、魚であった。顔はいかにも怪魚らしい。そう。この奇怪な姿を持つ者こそ、
魚類のような戦艦のような存在であった。こいつはデスナイトのモンスロイド。
人呼んで、アクアン・フィッシャーである。
アクアン・フィッシャー「プイィィップイィィップイイイイィィィィィッ」
アクアンフィッシャーは町へ近づいていく。それを見た人々は・・・・。
町の人々「っ!?きゃああぁぁぁぁ!!!」 「に、逃げろォ!!」
「怪獣が来たぞおぉぉぉ!!」 「いや、あれはテロリストの新兵器だあぁ!!」
「戦艦がこっちに来るぞっ!!!」 「でっかい魚が食いに来るぞぉ!!!」
それぞれ戦艦なのか怪獣なのかと見て、逃げ惑っていた。その人々を、
非難させているのはSSPの隊員たちである。中には桜がいる。
桜「皆さん!!落ち着いて非難してください!!!」 そこに、清水と野沢が来る。
野沢「桜ちゃん!!敵が攻撃を開始してくるわ!!!」
清水「我々は戦車部隊で迎撃行動に出る!!住人は非難は引き続き任せる!!!」
桜「はいっ!!フライングファイターも応援に来てくれます!!」
アクアン・フィッシャー「プイイィィィップイイイイイィィィィィィ」
アクアンは複数の大砲でさっそく砲撃を開始した。無数の砲弾によって、
民家や建物が次々と爆発し、街並みが燃え始める。アクアンは砲撃を続ける。
そこに、SSPの戦車部隊が駆けつけた。戦車部隊の中には、
清水と野沢が操縦している戦車もあった。複数の戦車がアクアンに砲身を向けた。
清水「撃てえええぇぇぇぇぇ!!!!!」 そして、戦車部隊は一斉砲撃を開始。
無数の砲弾がアクアンフィッシャーに迫る。しかし、アクアンにその攻撃は効かないらしい。
アクアン・フィッシャー「プイィップイィップイィップイイイイイィィィィィ」
アクアンフィッシャーは戦車部隊の攻撃を受けながらも、町へと近づいていく。
その同時に、またも砲撃を開始し、無数の砲弾で街並みや戦車部隊を襲う。
少数の戦車が爆破され、また町が破壊されていく。
野沢「く・・・っ!この生体兵器!!強すぎる!!」
清水「耐えるのよ!!今にランドバーナーとフライングファイターが来るわ!!!」
そして、フライング・ファイターが駆けつけ、ランドバーナーも駆けつけた。
青井「こちら、フライングファイター!!これより援護に入ります!!」
そして、フライングがアクアンに向かい、ランドもアクアンを攻撃しようと、砲撃する。
ランドバーナーの砲撃を受けたアクアンだが、まるで効き目がないそうだ。
アクアン・フィッシャー「プイイイィィップイイイイイィィィィィィィィ」
青井「やはり・・・!モンスロイドだったのね・・・!!」
光次郎「うむ!攻撃開始!!!」 フライングはレーザーバルカンでアクアンを攻撃。
しかし、これもアクアンには通じない。アクアンは砲撃を続け、SSPを攻撃する。
それにより、戦車が複数破壊され、
ランドも少数の砲撃を受けてしまうが、破壊されてはいない。
そして、対空のために半数の砲身を上に向け、
そこで砲撃しフライングを攻撃するが避けられる。
野沢「く・・・っ!!このままでは地上部隊は全滅だわ・・・!!」
全ての住人の非難を終えた桜たち歩兵部隊もサンレントガンやバズーカに、
ランチャーなどでアクアンを攻撃。しかし、それでもアクアンを倒す事ができない。
アクアン・フィッシャー「プイィィップイイイィィィップイイイイィィィィィィィィ」
桜「攻撃を続けて!!できるだけ被害を最小限に食い止めるのよ!!!」
そして、対艦ミサイル車両部隊も来て、そのミサイルを一斉発射してアクアンを攻撃した。
それを受けるアクアンだが、さがる様子がない。対艦ミサイルは次々と発射される。
戦車部隊やランドも一斉砲撃し、
フライングも通常バルカンでアクアンを徹底的に総攻撃。
歩兵部隊も一斉射撃も加え、物凄いコンボ攻撃。
アクアンも流石にその一斉攻撃にはひるむ。
アクアン・フィッシャー「プイィィップイィィップイイィィップイイイイイィィィィィィ」
光次郎「敵がひるんできた!!このまま一気にプラズマスターカノンだ!!!!」
青井「ええ・・・・っ!ん!?」 その時、通信機が鳴り出した。
光次郎「通信だ・・・・!こんな時に・・・・!」 光次郎はスイッチを押す。
通信機からの声『・・・・青井家の娘はいるか・・・・?』
光次郎&青井「っ!!??」 二人は突然、謎の男の声を聞いて驚く。
どうやら、この声の男はSSPの者ではない。
光次郎「だ・・・・誰だ!お前は・・・・!?」
謎の声『青井家の娘はいるかと聞いている。青井家の生き残りよ。
この俺の声に聞き覚えがあるか・・・・・!?』
青井「・・・・っ!?まさか・・・・あんたは・・・・!!」
光次郎「っ!?」 光次郎は謎の声の主と青井に関係があるのではないかと疑う。
謎の声『んー?その声は・・・・やはり、SSPになったのだなァ。青井奈々よ。』
青井「・・・・・覚えているわ。あんたのムカツク声を・・・・!」
謎の声『クククククク!!久しぶりだなァ!青井奈々!復讐は気持ちいいかね!?』
青井「デスナイト韓国支部のギ・ライス・・・・・!!」
謎の声の主とは、韓国支部のギ・ライスであった。
ライス『ふふふふ・・・・。確かに俺は韓国の支部であった。
しかし、俺は今や対日本支部の一員よ!!あの時の出会いは覚えているかな?』
青井「ええ・・・!覚えているわ。あんたらが日本支部に協力して、
私たち家族の幸せをぶち壊した事をねェ・・・・!!!」
ライスの声『おお?わかってるではないか。ちなみに、
今、俺はアクアンフィッシャーのマスターになっているんだ!』
光次郎「アクアンフィッシャー・・・!今、僕たちが戦っている奴の事だな!?
お前は今、どこにいる!!!?」
ライスの声『クククク・・・・!それは、アクアン自体なのだよ!!!』
光次郎「アクアン自体!?では、
レキファルのようにモンスロイドを操縦していると言う事か!?」
青井「ならば、今こそ復讐を果たさせてもらう!!!!!!!」
すると、フライングはアクアンに急接近してきた。青井は操縦担当であったのだ。
光次郎「っ!!奈々ちゃん!!何するんだ!!
プラズマスターカノンは近距離では不利・・・・!っ!??」
その時、光次郎は青井の顔を見て驚く。彼女の表情はまるで、
復讐の鬼のような怒りに満ちていた。青井はやっと復讐の元凶を見つけたのだ。
その元凶は元韓国支部のギ・ライス。
その男を見つけた青井は今までにない怒りで我を忘れた。
自我を失いかける青井は復讐の目標たるライスを殺そうとアクアンに近づく。
青井「わああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
ここはアクアンの内部である。そこはまるで某戦艦でよくある部屋である。
艦長席では、まるで艦隊の上司がよく着る衣装をしている男がいた。
その男こそが、ギ・ライスである。他に複数のブラックアタッカーがいて、
彼らがモンスロイドの操縦をしていた。ライスは艦長の役割を持っているそうだ。
ブラック・アタッカー「フライングファイターが接近して来ました!!」
つづく
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