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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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アンドロイド少女・マリオネット・ライター  第31話・復讐の泪

怪魚モンスロイド・アクアン・フィッシャー登場

深夜1時27分。とある海域で一隻のタンカーが運行していた。

そこに、2人の乗組員の男が星空を見ていた。

乗組員A「先輩・・・・。海の夜空は綺麗ですねェ。」

乗組員B「ああ・・・。日本ではデスナイトの機動兵器が暴れているらしいが、

この海は平和だ・・・・。」

乗組員A「でも、海でも危険が多いと言ってますよね・・・?」

乗組員B「・・・・デスナイトに襲われるよりゃぁマシだっ!」

乗組員A「・・・・ん?先輩。なんスか?あれ・・・・。」

乗組員B「ん!?」 2人はある海面から何かが向かってくる。

それは何処かの戦艦に似ていた。

乗組員A「・・・なんか船みたいですねェ。どこの国から来たのかしら?」

しかし、その戦艦は何故か魚のような形をしていた。

乗組員B「い、いや!どうやら見知らぬ魚類らしいぞ?しかし、何かとでかいなァ・・・・。」

その戦艦のようで魚類のような存在はゆっくりとタンカーへと近づく。

乗組員A「こ・・・・こっちに来ますよ!?;」

乗組員B「て、撤退を・・・・!!」 乗組員たちは戦艦のような魚類から逃れようと、

タンカーを移動させようと走った。しかし、魚類のような戦艦から二つの光が発した。

その二つの光はまるで、目から発しっているようだ。そして、

魚類のようで戦艦のような巨体が大砲のような砲撃を連射して、タンカーを襲う。

タンカーは無数の砲弾を浴びて、爆破されてしまい、そのまま沈没してしまった。

魚類のようで戦艦のような存在「プイィップイイイイィィィィィィィィ」

魚類のようで戦艦のような存在はそのまま潜水した。

水に潜れるから潜水艦でもあるのだろうか?


秋田学園のクラスでは、深夜のタンカー爆破事件が話題となっていた。

男子生徒「なァ?聞いたか?深夜、タンカーが何かに破壊されたって。」

女子生徒「ええ。確か、戦艦みたいで魚類みたいな奴だって。」

男子生徒「じゃあ、船と魚が合体した奴か?まさか、宇宙人の侵略兵器かなァ。」

女子生徒「やっだぁ~!こっわぁ~い!」 その話は光次郎と桜の耳にも届いた。

光次郎「桜ちゃん・・・・。今の話・・・・やはり・・・・!」

桜「ええ。・・・デスナイトの仕業に違いないわ・・・!ねえ、奈々・・・ちゃ・・・・。」

デスナイトの仕業であると思う光次郎と桜は青井に向くが、

今の青井は何故かいつもと違い、とても暗い感じであった。

話しかけた桜もそれを見て、止まらざるを得ない。

光次郎「・・・・奈々ちゃん・・・・・?」

桜「待って。今はそっとした方がいいかも・・・・・。」

青井「・・・・・父さん・・・・。母さん・・・・・・。

・・・・・良一君・・・・・・・。」

桜(っ!?良一君・・・・!?) 光次郎(まさか、奈々ちゃんの大切な人って・・・・!)


そして、SSP第6分隊の司令室では、隊員たち全てが集まった。

隊員たちの前に春日隊長が前に立ち、後ろのスクリーンに注目させる。

そのスクリーンには深夜の海域で、炎上したタンカーと謎の巨大な影があった。

その影こそが、例の魚類のようで戦艦のような存在であった。

春日「このように未知の存在がタンカーを破壊していったわ。

それは魚なのか、戦艦なのかハッキリわからないそうよ。」

清水「しかし、砲弾のような武器を出したので、戦艦ではないかと・・・・。」

野沢「でも、鳴き声も出しているそうなので、怪魚ではないかと思います。」

光次郎「・・・砲撃=戦艦。鳴き声=怪魚・・・・。もしかすると・・・・!」

野沢、清水「もしかすると?」

光次郎「・・・・戦艦と怪魚が合体した奴が来たんじゃないかと思いますかね?」

野沢「・・・・あはははははw冗談はよしなよ、光次郎君。」

清水「そうね。確かに、戦艦と怪魚が一緒の生物だなんて、

現実ではあり得ないわ。だいたい、動物なのか兵器なのかもわかってないし・・・。」

春日「いえ!あり得るわ!!!」  野沢&清水「え・・・・!?;」

野沢と清水は光次郎の判断に反論するが、春日は彼の判断を認めた。

春日「確かに、アレは戦艦なのか魚類なのかがわからない。でも、

そんな予測不能な事が何なのかと考えられるなら・・・・・。」

桜「生体兵器・・・・・ですね!?」

春日「そう。その生体兵器を造れるのは、誰だと思う・・・・?」

春日の質問に隊員たちは深く考え込む。そして、

今までに喰らい表情をした青井がいきなり激しい形相で物凄く叫んで答える。

青井「デスナイト!!!!!!!!!!!」 隊員たちはそれを聞き、驚く。

ただし、春日だけは一つの表情も変えずに、冷静でいたままであった・・・・。

光次郎「な・・・・奈々・・・・ちゃん・・・・・。」

青井「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」 青井は物凄い叫びをしたため、息をしている。

春日「・・・・確かに、あなたの言う通りデスナイトの仕業かも知れないわね。

・・・・高町隊員、青井隊員、折原隊員、木之本隊員はフライングで、

事件の起きた海域を中心にパトロールしなさい。」

光次郎たち「了解!!!!」

春日「他の隊員たちは各地の港等の警戒をお願いするわ。

例の存在がそこに襲撃する可能性もあるわ。」

隊員たち「了解!!!!」 こうして、SSPは出撃した。


こうして、フライングファイターは事件の起きた海域へと向かった。

前のコックピットは光次郎と青井、後のコックピットは折原隊員と木之本隊員である。

光次郎「・・・・・奈々ちゃん。君は・・・・なんであんな叫びをしたんだぃ?」

青井「・・・・・悪い?叫んで・・・・。」

光次郎「いや。悪くないさ。でも、なんか機嫌が悪そうだったから・・・・さ。」

青井「・・・・・ええ。機嫌が悪いわ。とてもね・・・・・。」

光次郎「・・・・・また、デスナイトへの復讐を考えているのかぃ?」

青井「・・・・・そうよ。なんで・・・・それはわかったのよ?」

光次郎「僕も真奈美ちゃんを殺された事を思うと、つい怒りが込みあがるんだ。

君も・・・・僕と同じ気持ちをしているんじゃないかと思って・・・・。」

青井「・・・・・っ!って、んな事してる場合じゃないわ!!

もう例の海域に着いたわ!!!!」

つづく

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