バンジョーとカズーイの大冒険THE・FIRST
第34話・牙を剥くバイル!斬りかかるコッパ!
禁じられた遊戯に勝利したバンジョーは、
ミスターバイルとワニ族の皆さんから多くのジグソーを、
与えられた。そして、復活したズーギルを、
ユミとミクスが完全に倒した。だが、ここに、
コッパとバイル。カメ族のエースとワニ族のエースが、
同じ地に立ち、さらなる喧嘩が初めろうとした。
カズーイ(リュック)「これは・・・凄い事になったわね。」
バンジョー(ワニ)「うん。何だか恐ろしい事が起きそうだ。」
ミスターバイル「ワニワニ!!コッパよ!!お前は何故、
一度はこの戦争から離れて、
クラッシャーなどと言う暴力組織に入ったワニ!?」
コッパ「お前なんかに教えっかよ・・・・!!
大切な者たちのいないところから離れて悪いか!!!」
ミスターバイル「それが理由ワニか?自分を愛した者が、
死んだからと言って、逃げるとは・・・。
自分も死ぬのが怖くなったワニか?それとも、
この戦争への情熱を失ったからワニか?」
コッパ「うるせェ!!てめーこそ、大切な者の方はどうなんだよ!!」
ミスターバイル「ワニ!!俺様にそんなものは初めからいないワニ!!」
ミクス「コッパさんの大切な者が死んだって・・・。」
ユミ「まさか、それが過去のヒントになるのでは・・・?」
コッパ「お前はこの沼で1匹だけ色が赤いだろ!?じゃあ、
大切な者もできなくて当然だな!?おい!!」
コッパは少し悪人の笑みで言う。だが、バイルは動じていない。
ミスターバイル「そうではないワニ。皆は俺様を尊敬しているワニ。
それに比べ、ひねくれ者のお前にはそれがなってないワニね。」
コッパ「ぐ・・・・っ!!このォ・・・。
クソワニがああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
コッパはブチキレて、ミスターバイルに斬りかかる。
アシナガ「始まりやがった!!!」
マンボ「エース同士の・・・喧嘩が!」
コッパ「とぅ!!!」 コッパは一つの剣で斬りかかる。
ミスターバイル「ワニッ!ワニ!!!」
ミスターバイルは少しだけ体を動かして避けた。
そして、尻尾でコッパを叩く。だが。
コッパ「ぬっ!!」 コッパはもう一つの剣でガードする。
その後すぐに、両者は離れて、再び構える。
コッパ「ぐっ!!おらあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
コッパがまた走るが、そのスピードが遅い。
ミスターバイル「ワニワニイイイイィィィィィ!!!!」
バイルも走るが、こちらのスピードが高い。
コッパ「はああああぁぁぁぁぁっ!!!」
コッパは二つの剣を同時に前に振るう。だが、
バイルはそれを素早く避けて、コッパの背後につく。
ミスターバイル「ワニイイイィィィ!!!」
バイルは一気にコッパを噛み砕こうとするが、それに気づくコッパ。
コッパ「むっ!?でぁ!!!」
コッパはジャンプでバイルの攻撃を避けた。
プルレス「凄い・・・!どっちもダメージを受けずに戦ってる。
・・・そうだ!不死の魔術師さん!!何で、ワニ側についてるの!?」
マンボ「彼らの地、熊と鳥、来ると感じたからだ。」
ボトルズ「その近くにいる緑のワニが、バンジョーですか?」
マンボ「そう。マンボ、マジックで熊をワニに変えた。」
コッパ「ぐっ!!おい!!何やってやがる!!
さっさと他のワニ共や違う生き物共を殺しやがれ!!」
ミスターバイル「お前たちも早くそこの女共や、
ジンジョーや土竜を殺すワニ!!!」
コッパはボトルズたちに、バイルはバンジョーたちに、命じた。
つづく
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