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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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サキ「ここが、日本かぁ。今になって来てみると、やっぱり、

アメリカとは何処か違う感じがしますね。」

シュドー「そりゃァそうだろ?空気の味も我が母国とは結構違うそうだし。」

サキ「そうですね。・・・・でも、この国に本当にコリス君とイチゴさんが・・・・・。」

シュドー「・・・だな!隊長が言うように、この日本・・・・俺達が思っているのとは、

ちょっと違う空気も混じってやがる。少し不味いぜ。」

サキ「空気でわかるんですか、シュドーさんは・・・・・;」

その時、木々から何かがガサガサとしながら、ゆっくりと姿を現していた。

それは、紛れもなく触手だった。紫色をした不気味な3本の触手がゆっくりとサキに近づく。

サキ「っ!?」  サキは後ろから近づく何かに気づいて、そこに気づく。

その何かとは紫色の触手であった。その3本の触手が一斉にサキに襲い掛かる。

サキ「きゃあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」  シュドー「っ!?サキ!!!」

シュドーはサキの悲鳴を聞いて、彼女の方に顔を向ける。すると、サキは、

3本の触手に両腕、胴体、両足等の身体を絡まれ、縛られているではないか。

サキ「やっ!放して・・・・・っ!!」  サキはなんとか触手から引離そうと、

身体を激しく動かすが、触手はサキを手放す様子が一切ない。そして、

木々から新たに4本の触手が現れ、それらもサキを襲う。彼女の服に入ろうとする触手もあった。

サキ「あっ!ちょ・・・ぃや!やめてえぇぇ・・・・っ!!!」

シュドー「この触手野郎!!サキに変な事するんじゃねェ!!」

シュドーはサキを救おうとウルトラシューターを持ち出し、自慢の射撃でサキを襲う触手を、

次々と正確に撃った。銃弾に撃たれた全ての触手はやがてサキの身体から放れていった。

サキ「きゃ・・・・っ!」 触手から解放されたサキは地面に落ちるが、それ程の痛みはないそうだ。

今、サキを襲った触手は悪魔の触手型の異生物・ビモヤンである。

何故、その触手がこの日本に現れたのかのも、魔人の仕業らしい。

ビモヤン「・・・・・!!・・・・・・・!!」  シュドーに撃たれた数本のビモヤンは、

木々の中に引き込む。どうやら退いたらしい。サキとシュドーはしばらく警戒をする。

シュドー「しっかし。何故、この日本に変な触手がいるんだ?」

サキ「きっと・・・・これも日本に異変が起きたからではないでしょうか?まさか、

イチゴさんやコリス君も・・・・さっきの触手に・・・・っ!??」  ズシイィィィン

その時、何か巨大な足音が響いてきた。それにより、木々から無数の鳥が飛んで行った。

サキとシュドー「っ!!?」  二人はもしやと思って上の方を向く。すると、そこには、

両腕に翼竜に似たような大きな翼を持ち、獣の顔をした怪獣・ドドゴがいたのだ。

ドドゴ「ゴオォォ・・・ゴオォォ・・・・」  シュドーとサキ「か、怪獣!!!」

ドドゴは二人に襲い掛かろうと歩き出した。二人はそんな怪獣に一斉射撃を繰り出す。

無数の銃弾を浴びたドドゴだが、ダメージが少ないかそのまま真っ直ぐ歩き続ける。

ドドゴ「ゴオオォォ・・・・ゴオォォ・・・・」  怪獣はさらに両腕の翼を前後に振った。

これにより、ドドゴから物凄い風がふいてきた。これは有翼怪獣得意の突風戦法だ。

シュドー「うわ!すっげー風だ・・・っ!」  サキ「なんとか倒す方法を探さなければ・・・・!」

二人はドドゴから離れようと逃げた。しかし、怪獣はその二人を追うように歩いていた。


一方、スカイラッシュZEROは突然現れた怪獣ゼロンと対峙していた。

コリス「はあぁぁぁぁっ!!!」  ZEROはゼロシューターでゼロンを攻撃していた。

ゼロン「グオオォォォォン・・・」  しかし、ゼロンには効果が今ひとつであった。

コリス「く・・・・っ!こいつの装甲、なんて硬いんだ!!!でも、負けてたまるか!!!」

スカイラッシュZEROは通常バルカンで攻撃する。攻撃を受けたゼロンだが、ひるまない様子。

コリス「次はこれだ!!ディバインレーザー!!!」  ZEROは強力レーザーで、

ゼロンを攻撃した。ゼロンは少しだけひるむが、ダメージは今ひとつであった。

ゼロン「グオオオオォォォン・・・・・」  この時、ゼロンは怒ったZEROに襲い掛かろうとする。

怪獣は口から無数の火薬弾を発射した。ZEROはその弾幕を必死に避けていた。

コリス「く・・・・っ!この怪獣はZEROでは倒せない・・・・ならっ!!」

敵の連射攻撃を避けたZEROはゼロンから離れて、地面に着陸した。機体から降りたコリスは、

自分の方に向かってくるゼロンの前に立ちながら、ウルトラウォッチを付けた腕を上にあげる。

コリス「ショワッチ!!!!」  コリスはウルトラマンクリスタルに巨大変身した。

クリスタルの巨大な勇姿を見た街の人々は始めて見たかのように驚いた。

街の人々「あっ!なんだあのウルトラマンは!?」  「見た事ないぞ!!」

「今までにない奴だぞ!?」  「この日本を救いに来てくれたの!?」

ほとんどのウルトラマンは日本で戦っていた。だが、ウルトラマンクリスタルは、

そのほとんどのウルトラマンと違い、アメリカで戦っていた戦士なのだ。だから、日本人は、

まだクリスタルの存在を知らないのであった。そして、杏もそのクリスタルの姿を見る。

杏「・・・・あれは、ウルトラマン!?でも・・・・青いし見た事のない巨人だわ・・・・!

こんな奴、日本にいなかった。このウルトラマンは・・・・一体・・・・・!?はっ!?」

クリスタルの巨大な姿に見とれた杏は、すぐ右の方に向かう。そこにシャムガソネがいた。

そう。杏はシャムガソネを見つけたのだ。しかし、怪人は何故か頭を抱えて苦しんでいた。

シャムガソネ「ウギャアァァァン!!ウギャァァァン!!ウギャァァァァン!!!」

杏「巨人に見とれている場合じゃない・・・・っ!イチゴ!!頑張って!!

魔人の呪いなんかに負けないで・・・・・っ!あなたは決して怪人なんかじゃないわ!!」

杏は苦しむシャムガソネをなんとか止めようと呼びかけていた。


モモやテブリッシュが搭乗しているオーシャンラッシュは日本へ向かって航海していた。

なお、モモが船の指揮、テブリッシュはレーダーを担当していた。

他にも一般の搭乗員がいて、彼らはそれぞれ砲撃手やら運転担当等を手掛けていた。

モモ「テブリッシュ!!日本まで後どれくらい到着できそう!?」

テブリッシュ「はっ!レーダーによる推測では、あと4時間だと思います。」

モモ「それでもいいわ!!4時間でも早く着ければそれでよし!!

そのまま日本へ全速前進!レッツラゴーよ!!」

テブリッシュ「了解!!できるだけ到着時間を縮めるように進行します!!!」

モモ(・・・待ってて・・・!コリス・・・・イチゴ・・・・・!!)

テブリッシュ(お前たちは我々DGCの大切な仲間なんだ・・・・っ!

俺達が到着するまで・・・・それまではなんとか持ちこらえて生きろ!!!)


一方、日本の東京の街では、クリスタルとゼロンが既に勝負を開始していた。

ウルトラマンクリスタル「ショワアアァァァァッ!!!!」

クリスタルはゼロンにタックルして、敵の顎や顔を持ち上げ、押さえようとした。

ゼロン「グオォォォン・・・・グオオォォォン・・・・・」

しかし、怪獣も負けずに自慢の怪力で逆にクリスタルを押し上げようとしていた。

ウルトラマンクリスタル「えぃ・・・・っ!ふん!!とあぁ!!」

クリスタルは力を強く入れて、ゼロンの顎を持ち上げ、そこにパンチやキックを打ち込む。

ゼロン「グオオオォォォン・・・・」 打撃を受けたゼロンは後ろの地面の方に倒れた。

しかし、ゼロンはすぐに起き上がり、元の体勢を立て直した。

ウルトラマンクリスタル「シュワッ!!でぃああぁぁぁぁ!!!」

クリスタルはもう一度怪獣の顔を掴むが、ゼロンは顔を思いっきり振り上げた。

ウルトラマンクリスタル「うわあぁっ!?く・・・・っ!!」

ゼロン「グオオオォォォォォン・・・・・」  怪獣は口から無数の火薬弾を連射してきた。

ウルトラマンクリスタル「うわああぁぁぁ!!ぐうぅ・・・!・・・・っ!」

ゼロン「グオオオォォォン・・・・グオォォォン・・・・・・」

ウルトラマンクリスタル「こいつめ・・・っ!!クリスタルレーザー!!!」

ウルトラマンはクリスタルレーザーでゼロンを攻撃した。 ビイィィィィ  ドカアァァァン

ゼロン「グオオオォォォン・・・・グオオォォォォン・・・・・・」

大ダメージを受けたゼロンは怒って、口から火薬弾ではない何かを出そうとした。

それは、シュガロンの時よりも強力な火炎放射だった。

ウルトラマンクリスタル「ぐあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!??」

クリスタルは敵の火炎を浴びて、ひるんだが、この後すぐにバック転で、その火炎から離れる。

ウルトラマンクリスタル「く・・・・・っ!こいつの火炎・・・シュガロンのより強い・・・・っ!!」

ゼロン「グオオオォォォン・・・・グオオォォォン・・・・・」  ゼロンは走ってクリスタルに突進した。

ウルトラマンクリスタル「うわっ!!くぅ・・・・!お・・・重い・・・・・!!」

クリスタルはゼロンに圧し掛かれ、苦しむがなんとか怪獣を持ち上げようと頑張った。

ウルトラマンクリスタル「ぐ・・・・っ!う・・・!!」  ゼロン「グオオォォン・・・グオォォン・・・・」

クリスタルと怪獣が戦っている間に、杏が苦しむシャムガソネに訴えかけていた。

シャムガソネン「ウギャアァァァン!!ウギャアアアァァァン!!」

杏「イチゴ!負けないで!!あなたが一番強いのはよくわかっている!!

だから、あなたは魔人の呪縛を乗り越えられる!!お願い!正気に戻って!!」

しかし、杏の説得も空しいか、シャムガソネの身体から、

何か闇のような黒い色のオーラが出てきた。これは一体、何を意味するのか?

シャムガソネ「ウギイイィィィン!!ウギイイイィィィィン!!ウギイイイイィィィィィン!!!」

ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!ぅぅぅ・・・・うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!でぃ!!!」

クリスタルは多くの力を物凄い怪力に変え、ゼロンを持ち上げ、地面に叩きつけた。

ゼロン「グオオォォォン・・・・グオオオォォォォン・・・・・」

思い切り叩き付けられて、戦意を削られたゼロンは、クリスタルに尻尾を掴まれる。

ウルトラマンクリスタル「おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!

ウルトラジェットスイング!!!!!」  クリスタルは必殺投げ技・ウルトラジェットスイングで、

とてつもなく重いゼロンを素早く振り回し、思いっきり投げ飛ばした。


これにより、ゼロンは高く飛ばされ、ついに街の外へと飛ばされていった。

そして、ゼロンはついに森のところに叩き落された。それをシュドーとサキが見て、驚く。

つづく

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