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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ウルトラマンクリスタル    第31話・日本へ

悪鬼魔人・ブリガディア
改造巨人・シャムガソネ
見張り怪獣・シュガロン
迎撃怪獣・ドドゴ
機甲怪獣・ゼロン
怪奇触手・ビモヤン
登場

午後8時。ここは、アメリカDGC本部の司令室。ここでは、

モモが隊員たちに何か問題を出そうとしているようだ。

モモ「ええ・・・。それでは、皆さん。日本という国を知っていますか?」

そう聞いた隊員たちはそれぞれ考えていて、悩んでいた。

すると、シュドーが早くも理解できたかのように手をあげて、笑顔でモモにこう叫んだ。

シュドー「はいっ!それは、アニメや漫画などを中心としたオタク文化が発達し、

特にそれらのキャラクターたちの魅力にほとんどの人々はその魅力を萌えと呼んだ、

二次元オタクにとってはある意味、最高な国であると思います!!」

モモ「そう・・・・。では、次。」

そう聞いたテブリッシュが静かに手をあげて、シュドーとは違う真剣な表情で、こう言った。

テブリッシュ「はい。オタク文化を初めとする平和な雰囲気が見られますが、

そればかりではなく、我々人類の敵である怪獣や宇宙人の出没がこの国より多く、

他にも未知の怪人の多数出没、驚異的な異常な現象、不思議な謎を残す事件、

人間同士の争いなどと言った最多な事件が多い国であると思われます。」

モモ「そう・・・・・。では、次。」

そう聞いたサキが手をあげて、優しい微笑みでこう言った。

サキ「はい。確かに、人間同士による争いも勃発している事もあります。

それは、ある人物がやってはいけない事をしてしまって、それによって、

いろいろ犠牲となった人たちが怒りに支配され、争いごとを作ってしまうから・・・・。

ですが、日本にはそんな争い事を作る人々ばかりではなく、

平和を望み、愛する素敵な人たちも多くいると思います。日本は、

いろんな人たちがいて楽しい事や悲しい事もある、住み良い国であるのかと思います。」

モモ「そう・・・・・・。では、次。」  モモはそう聞くが、隊員たちから何も反応がない。

コリス「・・・・・・っ。」  どうやらコリスは日本の事で何か考えていたようだ。

モモはそんなコリスの姿を密かに見ていた。その時、コリスはゆっくりと手を挙げた。

サキ(コリス君も日本の事、どう考えているのかな?) サキは今のコリスに興味津々であった。

コリス「あの・・・・・・。」  コリスは隊長に向かって、静かにゆっくりと喋る。

モモ「・・・・・・何か思いついた事あるの?」

コリス「・・・・・っ!日本って何ですか??」  それを聞いた隊員たちはそれぞれ驚いた。

隊員たち「ええぇぇぇっ!??」

シュドー「・・・・ってか、答える側が逆に質問してどうすんだよ!;」

テブリッシュ「・・・・恐らく、彼にとっては日本とは何なのか知らないだろう・・・・;」

サキ「し・・・・知らないんだったら素直に知らないと答えた方が・・・・^^;」

モモ「そう・・・・。コリス、日本を知らないの。」  コリスは辛そうに頷いて応えた。

イチゴ「じゃあ、僕が日本を教えようか?コリス君。」  コリス「っ!イチゴさんが・・・・?」

テブリッシュ「うむ。イチゴは元々日本出身のエリート隊員だからな。」

シュドー「・・・・というか、隊長。なんでこんな質問をするのですか?」

モモ「うん・・・・・。実は、イチゴはある事情ができたので、日本へ帰る事になったの。」

サキ「そうですか。イチゴさんが故郷の日本へ・・・・。」

イチゴ「でも、実際に帰るワケではないんだ。ただ、僕の前に所属した、

日本科学特捜隊が、僕の力を貸して欲しいと言ったから・・・・。」

モモ「イチゴは、私にその事を話してきたの。そこへっ!私は諸君に、

イチゴのサポートをするために日本へ行って貰う事になったの。その前に、

ちょっとその次の任務の場となる日本について聞いた見たのよね。」

サキ「そうですか・・・・。今度は日本へ行くのですか・・・・。」

テブリッシュ「しかし、その日本ではどんな事件があったのだろうか・・・?」

シュドー「なんだかワクワクするぜ!あの日本で任務をこなせるんだからよ。」

イチゴ「・・・・・これから、僕は一足お先日本へ帰らせていただく。

あなたたちは後からでいいです。ちょっと調べに行きますから・・・・。」

シュドー「そうか。じゃあ、頑張れよ。」  テブリッシュ「何かあったらすぐに連絡してくれ。」

サキ「後で必ず来ますから。それまでは、無事でいてくださいね。」

コリス「・・・・・イチゴさん!」

イチゴ「・・・ん?なんだい。コリス君。」

コリス「・・・・・もし、できれば・・・。僕に日本と言うものを教えてくれますか?」

イチゴ「・・・・・うん。君たちが来てくれたらそうするよ。」

コリス「・・・・はい・・・!」  コリスはイチゴが教えてくれると聞いて、笑顔になった。

イチゴ「では、僕はこれより、故郷・日本へ帰還します!!」

こうして、イチゴは司令室、そして基地から出て、シンプルな戦闘機で日本へと旅立った。


それから次の日の昼。イチゴは日本へ到着できたのだろうか?

隊員たちは司令室で、日本へ旅立っているイチゴからの連絡を待っていた。

シュドー「イチゴの奴。もう日本へ到着できたかなぁ。」

テブリッシュ「アメリカから日本へ行くのに何時間もかかるからな。

まあ。もう次の日になったからそろそろ良いと思うけどな。」

コリス「・・・・・・イチゴさん。」  楽しげな二人と違い、コリスは何故か切ない感じであった。

サキ「・・・・元気出して、コリス君。イチゴさんはエリート隊員なんだから。」

コリス「そ・・・・そうですけど・・・・。何か嫌な胸騒ぎがするんです・・・・っ。」

サキ「・・・・・コリス君・・・・・・。」  サキも今のコリスを見て切なそうになる。

そこに、モモが来た。隊員たちは彼女の前で真面目に立った。

モモ「たった今。日本科学警備隊から連絡が入ったわ・・・・・!」

つづく

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