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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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あかり「あっ・・・・・あう!ああ・・・・・・・・!」  あかりはクリスタルが放電するたびに悲痛の声をあげていた。

光次郎「嘘・・・・・・?ありえない・・・・・・。なんでここ(左胸)に・・・・・・・・。

マリオネットライターと同じクリスタルが・・・・・・・???」

光次郎には理解できなかった。何故、あかりの左胸に、

マリオネットライターと同じ形をしたクリスタルがあるかを・・・・・・。

光次郎「嘘だ・・・・・っ!じょ・・・・冗談で・・・・・・!」 光次郎はそう言いながら、

恐る恐るあかりの胸のクリスタルに手を近づける。そして、その手でクリスタルを鷲掴みする。すると・・・。

あかり「あ・・・・っああああぁぁ・・・・!ああっ!!ああああぁぁぁっいあああぁぁぁぁぁ!!!!!」

光次郎「うわっ!!!」  あかりのクリスタルがさらに放電し、それどころか、

あかりの胸部全体からも放電していた。あかりはクリスタルを触られ、物凄い苦痛したらしい。

光次郎も、クリスタルに触れた手が感電し、痛がってあかりの左胸を放した。

どうやら、光次郎はあかりの胸のクリスタルがどうなってるか、取ろうとしただろう。

光次郎「胸から電気が・・・・・・!?まさか・・・・・あのクリスタルは・・・・・・!?

いや、人間が自身から電気を流すなど・・・・・!でも、クリスタルは胸にくっついていた。

いや、あれは体の一部だと・・・・・・・?・・・・・・あっ!!!??」

戸惑う光次郎はデンジャラス・アタッキーのある一言を思い出した。

デンジャラス・アタッキー『そいつ(あかり)は私と同類なのに裏切ったからさ!』

あかり「あ・・・・あっ・・・!あ・・・・・っ!ああ・・・・・。あ・・・・・・・。」

光次郎「・・・・・・・まさか・・・・・・!胸のクリスタルはマリオネットライターの物と同じ・・・・。

まさか・・・・・・!あかりさん・・・・・・・あなたが・・・・・・・・!!」

日向隊長の声「マリオネット・ライター。」

光次郎「っ!??」 光次郎は後ろから日向隊長の声が聞こえたので、後ろに向く。

そこに、日向隊長と花園がいた。彼女たちは光次郎の後をついていったのだ。

光次郎「ひ・・・・日向さん・・・・・・?それに、花園・・・・理子ちゃん・・・・・?」

花園「光次郎さん・・・・・・・。ひなまつり以来ですね・・・・・・。」

日向隊長「・・・・・光次郎さん・・・・。あなたが抱えている少女は・・・・・。

あかりさん・・・・いえ、マリオネットライターなのですわよ。」

花園「え?あかりさんが・・・・・・!!?」 花園も日向隊長の言葉に初耳らしい。

光次郎「え・・・・・?それって・・・・本当の事ですか・・・・・?」

日向隊長「左胸のクリスタルを御覧なさい。」 光次郎は日向隊長の言葉に従い、

もう一度、あかりの左胸のクリスタルを見る。それは紛れもなく、

マリオネットライターと同じ・・・・・クリスタルタイマーであった。

光次郎「やはり・・・・・・あかりさんは・・・・・マリオネットライターだったのか・・・・・・!!

でも・・・・・なんで・・・・・!なんであかりさんがマリオネットライターなんだ!??」

花園「信じられない・・・・・・。あのあかりさんが、マリオネットライターだったなんて・・・・・・。」

光次郎「日向さん!教えてください!あかりさんは・・・・・マリオネットライターは・・・・・!

何故、僕の側にいて・・・・・僕から離れて戦ったんですか!!??」

日向隊長「それは・・・・・・。私にはわかりません。ですが・・・・・・。」

謎の男「ここからは私が彼女の事を話そう。」 そこに、謎の男が来た。光次郎たちは彼の方を向く。

光次郎「あなたは・・・・・・??」 光次郎は男に聞く。男は、短髪でメガネをかけている。

ヒゲが生えて、白衣を着ていた。

男「おっと。名前は言ってなかったな。私は高町隆三郎(おかざき・りゅうざぶろう)。

元デス・ナイトの科学者でもあった・・・・・・。ほとんどが高町博士と呼ぶが・・・・・。」

光次郎「隆三郎・・・・?・・・・・っ!お・・・・おじいさん・・・・・・???」

光次郎は彼の名前を聞くと、隆三郎は自分の祖父ではないかと気づく。

高町博士「そうじゃ・・・・・。会いたかったぞ。我が孫よ。」

光次郎「でも・・・・どうして!??どうしておじいさんがデスナイトに入ったの!!??

おじいさんは僕が小さい頃から行方不明となったはずなのに・・・・・!まさかっ!!」

高町博士「確かに私は大金目当てでデスナイトに入った。じゃが、奴らの行いは恐ろしかった。

ジャンボロイドはそれも残虐で怖い・・・・・。私はデスナイトの行いに嫌気がさし、

誰にも愛を与える優しさと、どのジャンボロイドにも負けない力を持つ、

特別に優しいジャンボロイドを造った。それが・・・・・今、お前が抱えている少女。

あかり・・・・・・アンドロイド少女・マリオネットライターだ。」

日向隊長「高町博士は・・・・現在、我が2分隊の科学者として働いています。」

光次郎「・・・・・・・じゃあ、なんでライター・・・あかりさんが僕の側に・・・・・・?」

高町博士「それはな・・・・・・・。いつまでも寂しいお前を助けてやりたかったのだよ。

もし、私があかりを造らなかったら・・・・お前は永遠に切ない日々を送っていただろう?」

光次郎「っ・・・・・・!」 光次郎はそれを聞いて切ない顔であかりを見る。

今のあかりは目が閉じて、声も出していない・・・・まるで死んだように見えるが・・・・・・。

光次郎「あかりさん・・・・・・あなたも・・・・ジャンボロイドだったんだね・・・・・。

でも・・・・あかりさんは・・・僕を・・・・この世界を守ろうと・・・・人知れずに・・・・・・。

そして、ずっと一人のつもりで戦ったんだね・・・・・・・!!」

光次郎は涙を流しながらあかりを見つめて、そう言った。そして、高町博士もあかりを見る。

高町博士「・・・・これは酷い・・・・・!胸の回路がかなり損傷しておる・・・・・!!」

高町博士の言うとおり、あかりの胸はかなり傷だらけであった。

皮膚が少し剥がれて、機械の部分が見え、放電も少しばかり出ている。

クリスタルタイマーもかなり損傷し、光がなく、ヒビが多く入って、そこから煙も少し出ていた。

光次郎「・・・じいさん。なんとかあかりさんを助けて!!あかりさんは僕に優しくしてくれた・・・・!

僕もデスナイトと戦った・・・・・!僕もあかりさんをできるだけ助けた!!

でも、そのあかりさんはもう・・・・!でも、じいさんならあかりさんを助けてくれるよね!?

いや、お願いだ!!あかりさんを助けて!!!!」 光次郎は高町博士に向かって叫ぶ。

高町博士「・・・・・・よかろう。あかりの修理は私に任せなさい。」

光次郎「本当!??」  光次郎はそれを聞いて笑顔で喜ぶ。

花園「よかったですね!光次郎さん!」 花園も笑顔で喜び、光次郎はそれを応えるように頷く。

光次郎「うん!うん!」

日向隊長「・・・・っ!?喜ぶのはまだ早いです!!」 日向隊長は後ろの方に指を指し、

光次郎たちは彼女の指を指したところを見る。そこに、デストロイスラッシャーが街で暴れていた。

デストロイ・スラッシャー「ヒィヒィヒィヒィヒィヒィヒィヒィヒィヒィ!!!!」

デストロイスラッシャーは両手の鎌を振り回して建物を破壊し続けていた。

花園「デストロイ・スラッシャー!!」

光次郎「やろぉ・・・・・・っ!!」 花園と光次郎はジャンボロイドの破壊活動に怒る。

野沢「光次郎く~ん!!」  そこに、野沢と清水が来た。

光次郎「清水さん!野沢さん!どうして・・・・?」

清水「我々はこの地区の住人を非難させている!君も早く逃げるんだ!!」

光次郎「うん・・・・・。でも・・・・・・・。」 光次郎はそう言った後、あかりを見る。

野沢「あれ?この女の子は・・・・・。」

清水「上半身だけ裸だが・・・・・。っ!?左胸に何かが付いてる!??」

光次郎「・・・・どうやら、野沢さんや清水さんとはまだ出会ってなかったですね。

この人はあかり。僕のメイドにして・・・・マリオネットライターの仮の姿です。」

野沢「えっ!??」

清水「マリオネットライターだって!??この娘が・・・・?」

二人はまだあかりの事を知ってはいなかった。

日向隊長「残念ですが、今は話している事情ではありません。彼女を連れて、第2分隊基地へ!!」

高町博士「そこに、私の研究室がある。そこならあかりを修理できる!!」

花園「私は引き続き、ジャンボロイドの迎撃に戻ります!」

光次郎「わかりました!!・・・・・野沢さん、清水さん。ごめんなさい・・・・・。

いつか・・・・・あかりさんの事を話します。では・・・・。」 光次郎は頭を二人に頭を下げた後、

日向隊長、高町博士と一緒にあかりを抱えて走った。SSP第2分隊基地へ急ぐために。

野沢「光次郎くん・・・・・・・。」

清水「彼なら日向隊長や高町博士に任せて!我々はジャンボロイドの迎撃にうつる!」

野沢&花園「了解!!!」  3人もデストロイスラッシャーを倒すべく走り出す。


一方、デスナイト日本支部アジト内では、佐野山のところにジェノサイド・シーザーが来た。

ジェノサイド・シーザー「ジェノサイド・シーザー、ただいま戻ってきました。」

佐野山「おお!ジェノサイドよっ!いいところに来てくれた。実はな・・・・・。

お前にビッグなプレゼントを用意したのだ。来たまえ!!」

佐野山の言葉に呼応したように、なんと。あのサンダーフェイズが来た。

サンダーフェイズはかつて、マリオネットライターに倒されたジャンボロイドだったはず・・・・。

ジェノサイド・シーザー「む!?お前はサンダーフェイズ!!死んだはずでは・・・・??」

佐野山「ふふふふふふ。彼女は我がデスナイトの誇る科学技術で蘇った、

第2のサンダー・フェイズ。改めてジェノサイド、デストロイとともに日本を破壊するのだ!」

サンダー・フェイズ「了解しました。ジェノサイド様、ともに行きましょう・・・・・。」

ジェノサイド・シーザー「ふふふふふふふ・・・・・!これは好都合。

ともに大暴れしよう!サンダー・フェイズよ!!」

サンダーフェイズ「かしこまりました・・・・・・・。」

佐野山「SSPよ・・・・・!これでお前たちは壊滅の時が来た!

日本は我々デスナイトが頂くのだっ!あっははははははははははは!!!!」


街では、デストロイスラッシャーが大暴れをしているため、かなりの被害を受けていた。

野沢、清水、花園たちは火薬弾入りの銃でそのジャンボロイドを攻撃していた。

デストロイ・スラッシャー「ヒィヒィヒィヒィヒィヒィヒィヒィ!!!!」

デストロイスラッシャーは隊員たちの銃撃を受け、彼女たちの方に向かった。

野沢「よし!こっちに来たわ!!」

清水「誘導だ!敵アンドロイドを街の外れまで誘い込むのよ!!」

花園「了解ですっ!!!!」 しかし、そこにジェノサイドの笑い声が聞こえてきた。

ジェノサイド・シーザー「はははははははははははははは!!!!!」

野沢「っ!?その声は・・・・・・・・!!」

突然、爆発が起こり、そこから巨大化してジェノサイド・シーザーと、

サンダー・フェイスが現れた。サンダーフェイズは身体から放電していた。

花園「っ!?サンダーフェイズ!??奴はマリオネットライターに倒されたはずじゃ・・・・!!?」

清水「まさか・・・・・・!再生したというのか・・・・・!?」

ジェノサイド・シーザー「ふふふふふふふ・・・・・!サンダーフェイズよ!

パワーアップしたお前の雷の力でこの街を破壊せよ!!」

サンダーフェイズ「・・・・・・・・・・・・・!」 サンダーフェイズはジェノサイドの命令を聞いて頷く。

その後すぐに手から電撃光線を出して、建物を破壊した。バリバリバリバリ ドカカァァァァァァン

つづく

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