不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
高町邸のキッチンでは、光次郎が朝食をいつも通り食べていた。
今日のメニューはチーズパンとウィンナーと目玉焼きである。 光次郎はゆっくりとパンを持って食べる。あかりはそれを見て、彼に聞いた。 あかり「・・・・・お味はどうですか・・・・・・?」 光次郎「ん?うん。相変わらずうまいよ。」 あかり「・・・・・ありがとうございます・・・・・・・・。」 何故かあかりは少し元気がなく、少し苦しげな表情をしていた。声も静かで、手で胸に触れていた。 まだ胸の苦痛が続いているからだろう。光次郎はそんなあかりを見て、こう思った。 光次郎(・・・・やっぱり変だ。あかりさんのあの表情・・・・いつもの笑顔ではない。 とても苦しそうな気持ちを隠しているようだ。そして、自分の胸を自分の手で触っている・・・・・。 やっぱり・・・・・・あかりさん、なんか変だ・・・・・・・!) あかり「・・・・・・・ん!」 あかりは胸の苦痛をまたも感じ、胸を押さえ込んでいる。 光次郎「・・・・・・・あかりさん・・・・・・・・。」 あかり「はい・・・・・・?」 光次郎「・・・・・・何か・・・・・僕に隠し事してない・・・・・?」 あかり「・・・・・ありません・・・・・・・・。(言えない・・・・・言いたくない・・・・・・・・。)」 光次郎「ふーん・・・・・・。じゃあさ・・・・・なんで・・・・僕の事を・・・守ろうとしているの・・・・?」 あかり「・・・・・・・・・・。」 光次郎「・・・・・元々、僕とあなたは・・・・・関係のない人だった。僕はそう思っていた・・・・・・。」 あかり「・・・・・・・・ごめんなさい・・・・・・・。それも・・・・言えません・・・・・。」 光次郎「・・・・・・・・じゃあ、いつかは必ず・・・・・言ってね・・・・・。」 あかり「・・・・・・・・はい・・・・・・・。」 朝食を終えた光次郎は私服を着て、玄関で家から出ようとした。 ちなみに、彼は緑色の上着を着ていて、青いジャージを履いていた。 しかし、そこにあかりさんが来て、彼を呼び止める。 あかり「光次郎さん!」 光次郎「何?」 光次郎はあかりに呼ばれ、足を止め彼女の方に向く。 あかり「どこへ行くつもりですか?」 光次郎「うん・・・・・。ちょっと桜ちゃんと一緒にどこかへ遊びに来る・・・・・・。」 あかり「・・・・・・・・さっきは・・・・ごめんなさい・・・・。」 光次郎「・・・・謝るところあったのかい?」 あかり「いえ・・・・・・。でも・・・・・・・。」 光次郎「・・・・・・僕は・・・・あかりさんをもっと知りたい。あかりさんがどんな人なのか、 何故、僕を愛しているのか・・・・・・・それが知りたいだけなんだ。」 あかり「・・・・・・・・光次郎さん・・・・・・。うっ!」 あかりは再び胸を痛がり手で押さえ込む。マリオネット回路の苦痛は続いている。 あかり(いけない・・・・・・・もう・・・・・私は・・・・・・・・。) 光次郎「あかりさん・・・・・・・?」 あかり「・・・・・・わかりました・・・・・・。いつか、必ずいいます。」 あかりは切ない笑顔でそう言った。 光次郎「あかりさん・・・・・・・・・。」 あかり「・・・・・・それまで・・・・・私は、あなたを愛し続けますから・・・・・・・。」 あかりはそう言うと、ゆっくり両手を伸ばし、光次郎の顔に触れ、そこに顔を近づける。 そして、あかりの唇と光次郎の唇が重なり、光次郎はこれに感じた。いわば、キスであると。 光次郎「っ!」 あかり「・・・・・・・・・・・・・。」 そして、あかりはキスを止めて、光次郎から離れた。 光次郎「・・・・・・・・・・/////////」 光次郎は恥ずかしく、手を口に触れた。 あかり「・・・・・いってらっしゃい。」 あかりはにこっと笑顔になりながらそう言った。 光次郎「・・・・・うん。」 光次郎は頷きながら、靴を履いて家から出た。 そして、光次郎がドアを閉めて家から出た瞬間、あかりは静かに呟いた。 あかり「・・・・・本当に・・・・・言いますからね・・・・・・・・私のこの回路が壊れる前に・・・・・。 必ず・・・・・・・・・うあ!!」 あかりの回路がさらに苦痛を増し、両手で胸を押さえ込んで痛がった。 あかり「ああ・・・・あう!あっ!ああ・・・・・・!!」 あかりは徐々に胸の苦痛が大きくなっている事に感じて、のたうちまわって痛がった。 あかり「こ・・・・・こう・・・・・じろう・・・・・さん・・・・・・・・。」 光次郎「っ!」 外の町を歩いている光次郎はまるで何かを聞いたように感じ、足を止めた。 光次郎「今・・・・・誰かが僕を呼んだような・・・・・・・。ま、いっか。」 光次郎はそう言うと再び歩き出した。 一方、別の町では、等身大姿のデンジャラス・アタッキーが歩いていた。 そして、変態顔の男が彼女に目をつけた。 変態のような男「えへへへへ~可愛いね~君~wwwww」 男はいやらしそうにデンシャラス・アタッキーに近寄った。デンジャラスは男を睨む。 デンジャラス・アタッキー「あぁ??」 変態の男ような男「でへへへ~w美しい顔だぁ~俺の好みだなぁぁ~wwww」 デンジャラス・アタッキー「へぇ・・・・・。でもなぁ・・・・・・・!!!」 そして、デンジャラス・アタッキーは右手で男の顔を掴んだ。 変態のような男「っ!!???」 デンジャラス・アタッキー「私はなぁ・・・・・てめぇのような人間が嫌いなんだよあぁ!!!!」 デンジャラスアタッキーはそう言った左手で男の腹を強く殴った。 変態のような男「うべ!!!」 すると、男の腹が抉り、吹き飛んだ。それで壁に叩きつけらてしまう。 デンジャラス・アタッキー「おおぉぉぉぉらああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」 デンジャラスアタッキーは壁に叩きつけられた男に容赦なく近づき、 彼を強く殴り続けた。 ドドドドドドドドドドドドドド 殴られ続けていた男は血を吐いた。 男「うはぁぁ・・・・・・!ゆ・・・・・ゆる・・・・・し・・・・・・て。」 デンジャラス・アタッキー「はぁ?知るか。」 デンジャラス・アタッキーは冷たく言った瞬間に、 男の顔面を殴った。男の顔が壁に叩きつけられてしまう。 男「・・・・・・・・・・・・・・!!」 男は顔に重症を負ってしまい倒れた。 デンジャラス・アタッキー「鬱が・・・・・・・!!」 そこに謎の女性が現れ、彼女の元に来る。 その女性はレースクイーンがよく来そうな服を着ていた。 女性「派手にやり過ぎじゃない?デンジャラス・アタッキー。」 デンジャラス・アタッキー「別に。このクソ人間、私をいやらしい目で見てやがりましたんで。 ところで、マスター浅倉(あさくら)様。ここに奴がいるのですね。」 そう、このイカつい女性こそ、デンジャラスアタッキーのマスターで、名は浅倉であった。 浅倉「そうよ。柴がそう言ったもの。」 デンジャラス・アタッキー「あ~イライラする。いくら探しても、あいつが見つからんとは!! 誰か他に人間をぶん殴ってやりたい・・・・・・!!」 浅倉「うふふふふふふ。相変わらず凶暴ねw」 デンジャラス・アタッキー「我々ジャンボロイドの敵は人間。人間を殺してこそがジャンボロイドっスよ。 その同胞のハズのマリオネット・ライター!!あの女だけは酷くぶっ殺してやる!!!」 デンジャラス・アタッキーは怒りながらそう叫ぶ。その同時に拳を振り回し、 電柱を強く殴った。殴られた電柱の一部が抉られていった。 浅倉「そんな事したら電柱が折れて大事件が起こるかもしれないわよ? それじゃ、裏切り者たちをやっつけにいきましょうか・・・・・。」 デンジャラス・アタッキー「はい・・・・・・・。あの鬱女どもぉ・・・・・!!!」 浅倉は不気味に笑い、デンジャラス・アタッキーは物凄い形相で怒った。 光次郎は人が多い街にいた。彼は歩きながら何かを考えていた。 光次郎(・・・・・・何故、あの時あかりさんが僕にキスを・・・・・・・。) 光次郎はさっきのあかりが自分にキスした事を思っていた。 光次郎にとっては何故、あかりがキスしたのかはわからなかった。 そこに、桜が彼の前に来ていた。彼女も女の子らしい衣装であった。 ピンクの服を着て、青いスカートを履いていた。 桜「光次郎く~ん!」 光次郎「あ!桜ちゃん!!」 二人は笑いながらお互い近づいた。 桜「おはよう、光次郎君。」 光次郎「うん。おはよう。ところで、ここで何をする気なの? 昨日、ネットで君が僕にメールをくれただろう?『明日、午前中にG地区に来てください。』って。」 昨日の夜で光次郎がパソコンをやってる途中に桜からのメールが届いたところを見ていたのだ。 桜「うん。実は、話したい事がいっぱいあるの。でも、ここではなんかアレだし、 どっかいきましょうか。」 光次郎「うん。」 二人は手を繋ぎながらどこかへ行こうと歩いた。 しかし、後ろから柴がその二人を密かに見ていたが、二人は柴に見られている事に気づいてなかった。 柴「・・・・・・今に見ていろ。月野桜。高町光次郎。」 柴はそう言うと、携帯電話を持ち出した。 どうやら仲間に連絡を取るつもりであった。 光次郎「それにしても、この街は平和だね。」 桜「うん。実はこの街には私たちSSP第6分隊の支部がどこかにあるの。」 光次郎「え?」 桜「・・・・・・まず、公園に行きましょ。この街の公園、あまり人がいないから、長く話せると思うわ。」 光次郎「うん。そうしよう。(桜ちゃんたち第6分隊の支部がこの街にあったなんて・・・・・・。 知らなかった。まあ、SSPって、秘密裏に行う事が多いからね・・・・・・。)」 一方、SSP第6分隊支部の司令室では、春日や他の隊員がいるが、 何故か清水、野沢がいなかった。そして、春日の前に第2分隊の日向隊長がいた。 春日「ついに・・・・・・デス・ナイトの日本支部が見つかったそうですね。」 日向隊長「はい。第1分隊が懸命に捜索、やっと目撃しました。」 春日「その場所は?」 日向隊長「・・・・・・地獄谷です。」 春日「地獄谷・・・・・・・!確かにあそこは人が少ない・・・・・。 奴らはここを秘密基地にして、暗躍しているのね・・・・・・!!」 日向隊長「はい。これから私は第1分隊長とともに各分隊長を集めて、 地獄谷のデスナイトの基地をどう襲撃するかと、会議を開くつもりです。」 桜「全総力を挙げて、一気に攻める事は?」 日向隊長「いえ、力で押しつこうとしても、奴らの基地にはまだ複数の協力兵士や、 ジャンボロイドがわずかに残っているはずです。あまつさえ、 佐野山支部長は多くの戦力を送り込み、総攻撃をかけるつもりです。」 春日「そうですか・・・・・・。では、私も・・・・・・・!」 日向隊長「はい。お願いします・・・・・・・!」 春日「うん。では、私の代わりに清水がリーダー役にしておきましょう・・・・。」 その頃、桜と光次郎は人気のなく。鳥の声が少しだけ聞こえる公園についた。 つづく PR |
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