今回は失恋に関する話にして、
その主要人物の少年のマイナスエネルギーが怪獣になる話です。
ウルトラマン80 第3話・泣くな初恋怪獣
大泣き怪獣・ホー登場
学校の放課後、矢的は京子先生と一緒に帰れると思って嬉しがるが、
彼女が水泳部の練習があると聞いてガッカリします。
矢的先生って京子先生が好きなのね・・・・。
その時、生徒たちが喧嘩しているところを目撃したのを見て、
止めを入る矢的さん。喧嘩したのは真一少年と柴田少年。
真一は悔しがって走り去りました。柴田は何もしてないと言う・・・。
その柴田が怪我をしたので、少女のみどりが彼を保健室へ連れて行く。
ハカセが言うには、柴田が真一のガールフレンドを取ったそうです。
そのガールフレンドはみどりでした。柴田ってイケメン気取りか?(ぁ
ファッションは柴田はファッショナブルでスポーツマンだと言うので、
みどりはそんな柴田に惚れて、真一を裏切ったらしいです。
ファッションが言うには、それを女心であると言う・・・。
ハカセ「あ~あ。女は怖いなァ。」
確かに、女性は恐ろしいところがあるのかも知れません・・・。
その晩、真一は自宅での部屋で、みどりに振られた怒りと悲しみで、
「畜生!!サッカーがなんだァ!!!!」とボールを投げまくって、
部屋で暴れまわります。悔しさにあまりに八つ当たりする人は多そうですが、
流石に暗い夜でいろんな物を壊して、親に怒られないか?
その時、ベランダに出た真一は夜空に笑い声とともに、みどりの顔が浮かんで来るのを、
見ました。真一はみどりを相当、愛しているみたいですな。
ところが、みどりの顔が消え変わって暗黒の霧が出て、そこから青い稲妻が、
真一を気絶させました。一体、何が起きたのでしょう!?
その暗黒の霧から不気味なうめき声が・・・・。正義の味方・UGMの基地では、
モニターに暗黒の霧を確認。そこで多くの電話から町の住人からの、
苦情の声が多く聞こえます。きっと、暗黒の霧からのうめき声が大きく響いているでしょう。
町の住人たち「何とかしてくれえぇぇ~っ!!!」 「UGMは何をしているんだ!!!」
ベランダで真一が起きると、うめき声が消えました・・・・。
UGMの皆さんは暗黒の霧の正体をマイナスエネルギーである事を知りました。
オオヤマキャップ「マイナスエネルギーがあの霧の正体のようだ・・・・。」
80で重要なマイナスエネルギーが始めて劇中で使われましたね。
あの暗黒の霧はマイナスエネルギーだったのです。そのマイナスエネルギーは、
桜ヶ岡から発生していると確信する矢的。UGMは深夜のパトロールを行いますが、
何も手がかりがなかったそうです。次の日では、矢的は京子先生と再会します。
京子先生はまた水泳部の一日があると聞き、さらに別の中学の北川先生が、
スポールカーでやって来て、京子先生を誘っていきます。京子先生は何故か喜びました。
京子先生にフラれた?矢的先生・・・・。考えによれば、みどりにフラれた真一と、
似た展開を経験しているが、矢的先生はそれでもくじけはしないでしょう。
同じ失恋した者同士でもそれぞれ気持ちが違う。矢的は落ち込むだけだが、
真一は悔しさのあまり、マイナスエネルギーを込み上げてしまったのですね。
ファッションが矢的先生も真一をモテるタイプではないと言い、
ハカセ「真一も可哀想だけど、人を好きになれるって、とっても素晴らしいですよね。」
落語「そうだよねぇ。絶対恋もしないし恋されもしない。
教頭先生みたいなのが一番可愛そうなんだよねェ。」
確かに教頭先生はブスっぽいですし、性格も悪そうで・・・・・wwwww
あ!そんな事言ってる場合じゃない・・・・。それに気づいた落語以外の3人が逃げ、
落語の背後に教頭先生が。この後の展開が不明でしたが、
きっと落語は物凄い説教を受けたでしょう。この後教頭先生は、
校長先生に、女性の、いや、人類の希望の星であると言います。
さらにキュリー婦人の話もします。このオバサンの言ってる事はメチャクチャですわァ・・・(
夕焼けをバックに走る柴田たちサッカー部員たち。それ狂気まるだしの目で、
睨み付ける真一。その晩、眠りにつく真一から真一の幻影が。これは、
マイナスエネルギーが成した真一の姿をした彼の悪意の塊。
そして、暗黒の霧であるマイナスエネルギーが、ついに変化します。
暗き夜に呻く巨大な恐怖の魔物。その名も、硫酸怪獣ホー!!
ホーは泣きながらうめき声をあげます。ホーの出現にUGMが駆けつけます。
なんだかホーって夜に出現した怪獣だから、怖さが高そうですね・・・・(
シルバーガルとスカイハイヤーの出撃。
このシーンで二機のメカの名前がクレジットで紹介されます。
矢的は地上で行動し、真一とホーが関係があるのではないかと思い、
それを確かめようとします。スカイハイヤーとシルバーガルは泣きじゃくるホーを攻撃。
今度はレーザーバルカンではなく、昭和ウルトラでよくある通常バルカンを使いました。
特撮技術の都合かいろいろ使い分けますね(ぇ
夜の町を走る矢的は真一邸へ。それにしても、この町静かですねェ・・・・。
UGMメカが怪獣を攻撃し、その爆音が聞こえていると言うのに・・・。
矢的は家のベランダから真一の幻影を見て、さっそく入ろうとします。
矢的は教師としての礼儀で真一の母に挨拶して、真一の部屋へ。
それにしても、この真一の母。UGMが怪獣を攻撃しているのを気づかないのだろうか?
矢的はベッドで魘される真一を起こす。起きた真一を矢的は外へつれて行きます。
そして、泣いているホーが見えるところへ行きます。
矢的「真一、聞こえるか・・・?お前の心の声だ・・・・。」
そう。ホーの声はまるで、真一の悲しみの声を表しています。
真一は心の中で泣いていたのです。失恋に。その失恋の悲しみの実体がホーなのです。
矢的「夢の中でお前が創ってしまった怪獣だ。憎しみや悲しみ・・・・。
マイナスの感情を吸収して、あそこで泣いているんだ!
愛しているから愛されたい。愛されなければ腹が立つ・・・・。
でも、本当の愛ってそんなちっぽけなものなのか?
人のお返しを期待する愛なんて、ニセ物じゃないのかなぁ?
想う人には想われず。よくあることだぞ。先生だって、
そんなことあったよ・・・・・。」
真一「え?先生も・・・・!?」
そして、矢的は故郷(そこはM78星雲だが、それは話してはいなかった(ぇ)で、
好きな女の子がいた事を語り、その娘の欲しい楽器を買ってあげたいらくて、
バイトをしていたそうです。ウルトラの星にもバイトと言う物があるのね・・・・^^;
と言うか、80ってそこでどんなバイトをしたんだ・・・・?www
ですが、好きだった女の子が既に別の恋人をできてしまったので、
悲しかったと、悔しかったと、憎かったと言う矢的ですが、
そのままプレゼントしたそうです。その楽器が矢的の本当の心を鳴らしてくれると、
思って・・・・。矢的にとっては今や懐かしい思い出であると真一に語ります。
矢的もはフラれたのは真一一人だけじゃないと教えようとしたのでしょう。ですが・・・?
真一「わかんないよっ!!俺、憎いんだ・・・・!!」
そして、憎しみに支配された真一は暴走し、ついにやってはいけない事をやっちまいます。
真一「悔しいんだあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
ホーは怒れるゾンビのごとくのうめき声を唸らせ、ついに大暴れを始めました。
真一とホーは心を繋がっている。ホーは真一の怒りに同調し、自身も怒り狂ったのでしょう。
攻撃を開始するUGM。逃げ惑う人々・・・・。って今更かよwww
矢的「駄目なのか!?真一!!どうしても許せないのか・・・・!??
目を覚ませ、真一!!!!」 ですが、今の真一にはその声が届かず。
ホーは泣きながら暴れる。怪獣の涙はなんと硫酸で溶かせちゃいます。
ホーの涙が落ちたアスファルトから、異なる色の光とともに煙が出ます。
これはきっと、溶けているように見せているでしょう・・・・。
真一はホーのところへ。一体、どうするつもりだ!?(
やがて、外壁が崩れて落ちて来ます。矢的は真一を庇い、怪我してしまいます。
矢的「やつ(ホー)はミドリの家の方に向かってる・・・・!
お前の潜在意識が、怪獣をミドリの所にいかせるんだ!!!
お前はミドリが本当に憎いのか!?いいのか?本当にそれでいいのか!?真一!!!!」
矢的の熱い言葉に真一はついに目を覚まし、ホーにこう言います。
真一「消えろ!!!!!!」 真一はホーを消そうと叫びます。
だが時すでに遅く怪獣ホーは、
真一の心を離れて憎しみに燃える巨大な悪魔になっていました・・・・。
マイナスエネルギーはこれほど過激な感じでしょう・・・。
ホーは火炎攻撃でシルバーガルを破壊します。真一は怪獣が向かうみどりの家へ・・・。
逃げる人々の中に、みどりがいました。再会する真一とみどり。
ホーはあまりの暴走で走りまくります。それにより、瓦礫が落ちて来て、
真一がみどりを庇い、負傷します。そう。愛する者は何が何でも守る。それが男なのです。
真一「お前(ホー)なんか消えろ!!お前なんか俺の心じゃぁないっ!!!
消えろおおおおおぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!」
そう。ホーは真一の心ではありません。ホーはマイナスエネルギーの塊。
真一の心は常に真一の心なのです。その心を怪獣にしてはいけないのです。
そして、矢的は目覚めた真一とみどりと救うために、80に変身!
ウルトラマン80、初の夜の対決です!かっこよさげなBGMとともに、
邪悪なホーに立ち向かう80。ですが、ホーの硫酸の涙に顔をかけられる80は苦戦。
さらに怪獣は火炎で80に追い討ちをします。それでも、80は負けません。
かっこいいジャンプキックでダメージを与え、サクシウム光線を発射します。
ですが、その必殺光線がホーには通用せず。そこで80は新たな必殺技を披露します。
第2の必殺技、バックルビームでホーを攻撃。怪獣ホーは、
クレッセントやギコギラーのように倒れず、炎に包まれて消えていました。
こうして、80は勝利しました。そして、朝が来て、
バス停で矢的と京子先生はまた会います。そこで、また北川先生がスポーツカーで来ます。
何やら不安そうな矢的さん。ところが、京子先生は北川先生の誘いを断ります。
嬉しそうになる矢的。今度こそ矢的は京子先生とデートできるのか?
否。京子先生は今日、女性だけの水泳教室があるので、そこへ行く事に。
またまた京子先生にフラれた矢的先生。それを見た真一。
真一「同じだね・・・・僕と・・・・。」
矢的「だけどな、男は失恋して失恋していい顔になったいくんだ。
どうだ、いい顔してんだろ!?」
真一「俺、みどりちゃんに会って来たよ。」
矢的「そうか・・・・。笑っておはようって言えたか?」
真一「うん!」 どうやら、真一は再びみどりと恋人同士になれた・・・・のか、
どうかわかりませんが(ぇ) 矢的と真一は笑いながらサッカーしに行きました。
確かに、失恋してもそれを乗り越えてこそ、良い顔になれるような男へと成長していますね。
真一も失恋して良い顔になったと思います。矢的から見れば(
今回はある一人の少年の小さな失恋が大きな怪獣災害を引き起こす話でした。
でも、現実ではそんな事ありませんので、ご安心ください(
いかなる生徒の問題もそれをことごとく解決していくのが矢的先生なのです。
それにしても、マイナスエネルギーが大活躍でしたな・・・・。
ちなみに、ホーも後のメビウスで登場しました。
次回は親子喧嘩にちなんだ話です。
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