不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
アルリアの応援を受けながら、ライターはグラビティベースの首をいきなり蹴り上げた。
マリオネット・ライター「はああぁぁぁっ!!えぃ!!む・・・・っ!!」 グラビティ・ベース「ギャアアアアァァァァァァァオン」 そして、ライターはすかさずグラビティの首を掴み、引っ張ろうとしていた。 グラビティ・ベース「ギャアアァァァァオン」 しかし、敵はあまりに重すぎるのでなかなかできない。 マリオネット・ライター「くぅ・・・・っ!ふん!!むん!!てあぁぁ!!!」 マリオネットライターは手刀でグラビティの頭を二回打ち、まわし蹴りで敵の体の右部分を蹴った。 マリオネット・ライター「・・・・・・っ!うわああああぁぁぁぁぁぁ!!???」 今度はグラビティベースが自分の首を思いっきり振り回して、ライターを投げ飛ばした。 マリオネット・ライター「あぅっ!!く・・・・っ!」 地面に叩きつけられたライターだが、 なんとか立ち上がろうとする。しかし、グラビティベースが走って彼女の方に迫る。 グラビティ・ベース「ギャアアアアァァァァァァァァァァオン」 そして、グラビティベースは突進で、 再びライターを倒れさせ、飛び出してマリオネットライターを押し倒してしまう。 マリオネット・ライター「うわっ!!・・・・っ!この・・・・・!!!」 マリオネットライターは自分を下敷きにしているグラビティからなんとは放れようと、 両手でグラビティをどかそうとしているが、奴が重すぎるのでうまく放れられない。 野沢「マリオネットライターが危ないっ!!」 清水「援護攻撃よ!!」 その時、フライングファイターが火薬タイプのバルカンとレーザーバルカンの、 ダブル連射でグラビティベースの背中を攻撃。大ダメージをあたえる。 グラビティ・ベース「ギャアアアァァァァァァァオン」 グラビティはあまりのダメージに、 マリオネットライターからやっと放れた。ライターは転がりで敵から放れ、立ち上がった。 マリオネット・ライター「っ・・・・・・!!だああぁぁぁっ!!!!」 この時、マリオネットライターの、 胸のクリスタルが赤に変わる。間もなく4分が近づく頃だ。しかし、ライターは負けずに、 跳びだして、グラビティの巨大な体の左部分に突進。そして、蹴りや手刀、パンチなどで、 そしてまた蹴った後に、チョップでグラビティベースの体を痛めつける。 グラビティ・ベース「ギャアアアアァァァァァァァオン」 打撃を受けすぎて怒ってグラビティは、 大きな尻尾を思いっきり振って、マリオネットライターを攻撃した。 マリオネット・ライター「きゃあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 ライターはグラビティベースの巨大な尻尾攻撃を受けて、吹き飛んで地面に落ちる。 マリオネット・ライター「く・・・・っ!マリオネットキック!!!はあぁ!!」 マリオネットライターは必殺の跳び蹴りでグラビティの首を思いっきり攻撃した。 その後すぐに、敵の前に着地して回転蹴りでグラビティの体の右部分に打撃をあたえた。 マリオネット・ライター「えぃ・・・・!」 ライターはすぐに素早いバック転でグラビティから放れた。 グラビティ・ベース「ギャアアァァァァァァオン」 モンスロイドは口から火炎を吐く。 マリオネット・ライター「うわっ!!」 ライターは間一髪、その火炎を避けた。 一方、デスナイトの秘密基地のメインルームでは、光次郎部隊VSレゴ&アルキス部隊の、 清算な戦いが続いていた。敵部隊の激しい銃撃に、光次郎たちはあまり反撃しにくい。 青井「このままでは手も足も出ない・・・・っ!!」 桜「けど、敵は必ず隙を作る!!」 アルキス「光次郎!!姉さんは誰にも渡さない!!僕には姉さんだけが必要なんだ!!! 姉さんさえ僕のところに来てくれれば、もうこのような愚かな事をしなくて済むんだ!!!」 アルキスはそう言って目から涙が溢れつつあった。アルキスは姉のアルリアさえいれば、 今のようにデスナイトの戦士として戦わなくて済むと思うからだ。 光次郎「君の姉は・・・・そんな事、望んではいないっ!!君がデスナイトの戦士として、 戦っているところを見て、アルリアさんが喜ぶと思っているのか!!?」 アルキス「黙れよおぉぉっ!!!僕がもう一度姉さんに会うためには・・・・・っ!」 その時、アルキスのマシンガンの弾が切れた。アルキスはこの事に気づく。 光次郎「お前がこの組織を抜ける事だああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 光次郎はアルキスが攻撃できなくなったところを見て、物陰から出てきて、 弓矢を構える。渾身の一つの矢を放ち、その矢がついにアルキスの左肩に命中した。 アルキス「うっ!!!ぐああぁぁぁぁ・・・・・!!!」 アルキスは左肩を矢に刺され、 マシンガンを落として、倒れる。どうやら光次郎はアルキスを殺さず戦闘不能にしただけだった。 レゴ「マシンガンの弾切れで倒れたか・・・・!この役立たずがあぁぁぁ!!!」 レゴはショットガンをアルキスに向ける。そうやら役立たずを許さないようだ。 桜「今だ!!奈々ちゃん!援護よろしく!!」 青井「あ・・・・。はい!!」 青井が返事をしたので、桜はすかさず物陰からジャンプで飛び出す。 桜「はあああぁぁぁぁ!!!」 そして、桜はそのまま銃から剣へと持ち替え、 レゴのところへと着地した。レゴはその事に気づく。 レゴ「っ!?き、貴様・・・・・!!」 桜「せぃ!!とあ!!」 ズバッ ザシュッ 桜は剣を素早く斜めに横に振って、レゴを二回斬った。レゴは口から血を吐いて銃器を落とす。 レゴ「ぐはっ!!があぁ・・・・!ば・・・・馬鹿・・・・な・・・・・・・・!!!!」 レゴはついに倒れて死んだ。しかし、残りのアタッカーたちが一斉に桜に銃を構える。 青井「月野先輩を殺させるかあああぁぁぁぁぁ!!!!」 青井は銃をすかさず撃ち続け、桜を狙うブラックアタッカー複数を倒した。 ブラック・アタッカー「うわっ!!」 「ぎゃっ!」 「う・・・っ!!」 「ぐおお・・・・!!!」 光次郎「く・・・・っ!!アルキス!!」 光次郎は矢を放ってアタッカーを倒しながら、 アルキスのところへと進んだ。階段にいるアタッカーを矢で倒し、ようやくアルキスのところにつく。 光次郎「アルキス・・・・・っ!!生きているか?」 アルキス「・・・・・・・・。」 アルキスは死んではいない。その証拠にまだ息をしているのだ。 桜「大丈夫。アルキスはまだ生きているわ。」 光次郎「・・・・アルキス・・・・・。」 光次郎はアルキスに刺さってる矢を抜き、彼の腕を自分の肩に乗せて、彼を抱えた。 山地ではマリオネットライターとグラビティベースの激戦が続いていた。 グラビティ・ベース「ギャアアァァァァァオン」 モンスロイドは両目からビームを発射した。 マリオネット・ライター「くああぁぁぁ・・・・っ!!!」 ライターは光線を受けて後ろに扱ける。 アルリア「ああ!あかりさん!!」 アルリアはライターがピンチになったのを見て心配する。 グラビティ・ベース「ギャアアアアァァァァァァァオン」 そして、グラビティは走って、 再びマリオネットライターを押しつぶそうとするが、ライターはその手をくう事はなかった。 マリオネット・ライター「えぃ!!」 ライターは両足でグラビティの首を蹴り上げる。 これによって、ライターは敵に押されずに済み、そしてすぐにその敵から離れた。 マリオネット・ライター「これで終わらせます!!フラッシュブレイカー!!!!!」 マリオネットライターは渾身のフラッシュブレイカーを放つ。カッ ドカアアアァァァァン グラビティ・ベース「ギャアアァァァァァァオン」 グラビティベースは強烈な光を浴びて、 ついに爆発して、機体が炎上した。ついにグラビティベースはここに地獄へと堕ちて行くのだった。 そして、その同時に湖から何か爆発するように水が大きく飛び散っていった。何故なら、 湖の中のデスナイトの基地が光次郎たちによって爆破されたからだ。戦いが終わり、 光次郎はアルキスを抱えながら、青井や桜と一緒に森を歩いた。そこに、アルリアとあかりがいた。 あかり&アルリア「光次郎さあぁぁ~ん!!!」 光次郎「あかりさん。アルリアさん。」 アルリア「・・・・・っ!?ア・・・アルキス!!!」 アルリアはアルキスに近づいた。 そう、ついにアルリアはアルキスと久しぶりに会えたのだ。そして、アルキスも・・・・・。 アルキス「う・・・・ううう・・・・ん。こ・・・ここは・・・・・?」 アルキスも目を覚ます。 そして、彼の目の前に、ずっと会いたかった自分の姉、アルリアがいた。 アルキス「・・・・・・っ!!ね・・・・姉さん・・・・?姉さんなの・・・・・・!?」 アルリア「そうよ。アルキス・・・・・・。会いたかった・・・・・・・!」 アルキス「姉さん・・・・・。姉さん・・・・!姉さあああああぁぁぁぁぁぁん!!!!!!」 アルキスは立ち上がり、光次郎から放れて、姉のアルリアと泣きながら抱き合った。 アルキス「わああああぁぁぁぁぁぁん!!!!!怖かった!!怖かったよおぉぉ~!!! うええええぇぇぇぇぇぇぇぇ~ん!!!!」 アルキスは泣き叫び、アルリアも泣きじゃくる。 アルリア「ぐすん。ごめんね・・・・ごめんね・・・・・!心配させて・・・・・っ!!ううう・・・・っ! もう・・・・。うえっ!放れないから!ずっと・・・・側にいてあげるから・・・・・っ!!!」 アルキス「うん・・・・・。ぐすっ!もう・・・・僕の事・・・・見捨てないでねええぇぇぇ・・・・・っ!!!」 二人は泣きながら抱き合い続けていた。何年かぶりの姉弟の温もりを感じたいからである。 光次郎「・・・・・・アルキス。」 あかり「・・・・・アルリア。」 光次郎とあかりはそれを見て微笑んだ。そして、青井や桜も。 青井「・・・・これであいつは、もうデスナイトじゃないってワケですね・・・・。」 桜「うん。でも、元々あの少年は、デスナイトの戦士のつもりじゃなかったのよ・・・・。」 夕方の秋田町。高町邸の前では、アルリアとアルキスが光次郎とあかりの前に立っている。 アルリア「・・・・色々、ありがとうございました。」 光次郎「いえいえ。ただ、僕は約束を守っただけです。あなたとの約束をね・・・・。」 アルキス「・・・・・光次郎。・・・ごめんなさい。僕は君たちに大変愚かな事を・・・・・。」 光次郎「いやだなぁwアルキス。もういいんだよ。過ぎた事だし。それに、お前は、 もうデスナイトとしてではなく、僕らと同じ普通の人間として生きるんだろ?」 そう。アルキスはもはやデスナイトから抜けたのだ。今のアルキスの着ている衣装は、 デスナイトの戦士としての物ではなく、緑色の服と青いジーパン。まさに一般人としての衣装だった。 アルリア「・・・・それに、あかりさん。真にありがとうございました。」 あかり「いえいえ。礼を言うなら、約束を守ってくれた光次郎さんに。」 アルリア「そうですね^^ありがとうございました、光次郎さん。これから、私とアルキスは、 これから、自分たちの家を探して一緒に幸せに暮らすつもりです。」 アルキス「・・・・・そのために、僕らは違う町へ行く。学校も転校するかも知れない。 もう君たちには会えないのかも知れないけど、僕たちを救ってくれた君達の事は忘れないつもりさ。」 光次郎「ああ。僕たちはもう友達さ!今度会ったら、敵ではなく友達として・・・・・。」 アルキス「おう!その時は、友達として一緒に・・・・!」 そして、光次郎とアルキスは、 熱い握手をする。いつの間にか、二人に友情が芽生えたのだった。 アルリア「・・・・アルキス。そろそろ行きましょう。」 アルキス「うん!じゃ、またな。光次郎。」 光次郎とアルキスは手を放し合う。そして、アルキスは大好きな姉、アルリアの側へ。 アルリア「では、私たちはこれで。短い間でしたが、お世話になりました。」 あかり「はい。またいらしてください。」 アルキス「またな!光次郎。」 光次郎「また来てもいいよ、アルキス。」 こうして、ハラオウン姉弟は高町邸を後にしました。姉のアルキスと弟のアルキス。 この二人はデスナイトの犠牲者である切なき姉弟なのです。もし、光次郎とあかりがいなければ、 捕らわれたアルキスは、姉を救おうとする想いだけを頼りに永遠に間違った道へと歩んでいたでしょう。 しかし、そこに姉のアルリアがそんな切ない弟を救って欲しいとの約束を、 光次郎が受け入れなければ、アルキスは今頃どうなっていたのでしょうか・・・・。 約束の果てには?そこには、大きな価値がきっとあるはずです。そして、 ライターの活躍により、デスナイトの対日本攻撃支部の第3の使者は地獄へと堕ちました。 ですが、デスナイトはまだあきらめないでしょう。彼らは既に、 第4の使者をスタンバイさせている頃のハズです。ですが、ライターとSSPがいる限り、 この世界はきっと守られるに違いありません。 次回につづく PR |
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