その格納庫が爆発して、中にあったスカイラッシュ1や、スカイラッシュ2ともども破壊されてしまった。
シュドー「げっ!?マジかよ・・・・っ!」
テブリッシュ「くっ!シャドーめ!!読んでいたのか・・・っ!?」
シャドー「くす・・・っ。ゴダル!!やりなさい!!」
ゴダル「ああ・・・。バーストハデス!!!」
ゴダルもバーストハデスで、港の近くで待機していた、
オーシャンラッシュを破壊してしまった。
サキ「そんな・・・・っ!?オーシャンラッシュが・・・!」
イチゴ「・・・っ!コプターやロードも犠牲にしたくないっ。
この銃器だけが頼りか・・・・っ!!」
イチゴは手に持ったアンチファイヤーDRを、
サキはウルトラシューターを見つめた。テブリッシュもサキと同じ銃器を、
シュドーがショットバトラーを見る。そして、4人は決意した。
イチゴ「・・・・ここは僕らだけで行こうっ!!」
テブリッシュ「クリスタルを援護せよ!!!」
シュドー「おっしゃァ!!」 サキ「はいっ!!」
ウルトラマンクリスタル「ゴダルウウゥゥゥッ!!!シェア!!」
クリスタルはゴダルを殴るが、シャドーは張り手でクリスルに攻撃する。
シャドー「ふん!!!」 ウルトラマンクリスタル「ぐぁ・・・っ!!」
そして、シャドーは剣を持ち出して、斬りかかる。
シャドー「ナイトメアブレード!!!!」 ウルトラマンクリスタル「っ!!」
クリスタルは真剣白羽取りでシャドーの攻撃を受け止めた。
シャドー「ゴダル!!」 ウルトラマンクリスタル「え・・・・!?」
そして、
ゴダルがクリスタルの背後に回り込んで、攻撃しようとする。
ゴダル「死ね・・・・っ!!」 ゴダルが光線を出そうとする。だが、
そこに、サキとイチゴが来て、援護射撃でゴダルを攻撃した。
ゴダル「・・・・・!?・・・・・!!!」
攻撃を受けたゴダルはひるみ、イチゴとサキに向ける。
サキ「クリスタル!!頑張って!!!」
ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!とう!!」 シャドー「うぐっ!?」
クリスタルは膝蹴りでシャドーを攻撃した。そして、
サキとイチゴに迫るゴダルに素早い回し蹴りをくらわす。
ウルトラマンクリスタル「でやあぁぁっ!!」 ゴダル「・・・・・!」
蹴られたゴダルは多くの車がある駐車場に倒れる。そのため、
多くの車が爆発してしまい、ゴダルにさらなるダメージを与える。
ちなみに、ロードは別の駐車場にあるから安心らしい?(
シャドー「うぉりゃああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
今度はシャドーが斬りかかる。
次は、シュドーとテブリッシュの出番だ。
シャドー「きゃっ!!あう!!!」
二人の援護射撃がシャドーに命中。
シュドー「負けなんじゃねーぜ!!クリスタル!!!」
テブリッシュ「お前のバックには、我々がいる!!!」
ウルトラマンクリスタル(皆・・・・・っ!!)
イチゴ「僕らが君をフォローする!だから、負けられない!!」
ウルトラマンクリスタル「・・・・はいっ!!ショワァ!!!」
クリスタルはひるんだシャドーの首筋にチョップする。これは効く。
シャドー「くぁ!!・・・せぃああぁぁぁぁ!!!」
だが、シャドーは負けずにキックを打つ。クリスタルはこれを受ける。
ウルトラマンクリスタル「ぐあああぁぁぁぁっ!!!」
クリスタルは蹴り飛ばされて、別の施設にあたってしまい、
その施設がクリスタルの巨体によって、崩れてしまう。
隊員たち「クリスタル!!!!!」 モモ(コリス・・・っ!!)
ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!」 クリスタルは必死に立つ。
ゴダル「立たせるかっ!!ヘルズギロチン!!!!」
ゴダルはヘルズギロチンを投げつける。クリスタルも対抗する。
ウルトラマンクリスタル「ムーンギロチン!!!!!」
クリスタルはムーンギロチンを投げつけた。これにより、
ムーンギロチンとヘルズギロチンがぶつかり合い、
粉々になって消滅した。
ゴダル「何っ!?」
ウルトラマンクリスタル「さァ・・・かかって来い!!」
シャドー「こしゃくなあああぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
そして、シャドーとゴダルが同時に走り出した。
一斉攻撃を仕掛けるつもりだ。
シャドー「はぁ!!」 ゴダル「・・・・・・!!」
ゴダルがパンチするが、クリスタルは素早く避ける。次に、
シャドーがチョップするが、クリスタルが腕でガードする。
ウルトラマンクリスタル「むっ!!ふっ!!てぃ!!!」
クリスタルはパンチでシャドーを、キックでゴダルを攻撃する。
シャドー「ぅあ!!」 ゴダル「・・・・!・・・・!」
二人はクリスタルの打撃でさがってしまう。
シャドー「く・・・っ!!ナイトメアサンダー!!!!!」
ゴダル「バーストハデス!!!!!」
二人は同時に必殺技を放つ。だが・・・。
ウルトラマンクリスタル「ハイパーリフレクト!!!!!!!」
クリスタルは光の壁で二人の攻撃を防いだ。その時、
クリスタルのカラータイマーが赤く点滅し始めた。
ウルトラマンクリスタル「・・・・・・・っ!!?」
ゴダル「今だ!!!!」 ゴダルはクリスタルがカラータイマーに、
目が入った瞬間に、彼に向かって跳びだす。
サキ「クリスタル!!気をつけて!!!!」
ウルトラマンクリスタル「っ!?」 ゴダル「フライングナックル!!!」
ゴダルは空中からフライングナックルでクリスタルに迫る。
ウルトラマンクリスタル「ショワッ!!!!!」
だが、クリスタルはジャンプしてゴダルの攻撃を避けた。
ゴダル「何!?」 ゴダルは驚いて、着地した。そして、
クリスタルも着地して、両者は見合っていた。
シャドー「あと1分・・・それで決着が決まるわ。」
ゴダル「だが、時間切れの前にお前を倒して、力を奪うっ!!」
ウルトラマンクリスタル「そうはさせないっ!!
どうしてもと言うなら・・・!」
シャドー「どうしても何なのよおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
シャドーはクリスタルを襲おうと背中の翼を生やして、
物凄いスピードで跳び出す。その時、モモは心の中でこう叫ぶ。
モモ(今こそ・・・・鬼に変えるのよ!!!)
ウルトラマンクリスタル「エクセリック光線!!!!!!!!」
クリスタルのエクセリック光線がシャドーに命中。
シャドー「きゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
光線を受けたシャドーは身体全体が焼かれる程に痺れて、
倒れた。
ゴダル「っ!!シャドー!!!!」
そして、ゴダルがシャドーに駆け寄る。
ウルトラマンクリスタル「ゴ、ゴダル!?」
ゴダル「シャドー!!何をしている!?
僕の夢を叶えるんじゃなかったのかっ!??」
シャドー「・・・ご、ごめん・・・。ゴダル。私、
やっぱり・・・・・駄目みたい・・・・・・・。」
シャドーはそう言って、小さくなった。元の等身大に戻った。
ゴダル「シャ、シャドー!!!!!!き、きっさまああぁぁ~っ!!!」
ゴダルは怒り爆発して、クリスタルを倒そうとする。
ウルトラマンクリスタル「ゴダル・・・・っ!!」
ゴダル「ダークネス・・・・・!!!!」
ウルトラマンクリスタル「エクセリック・・・・・!!!!」
ゴダル「ブラスト!!!!!!!!!!」
ウルトラマンクリスタル「光線!!!!!!!!!!」
両者の最大の光線がぶつかり合う。
以前と同じ、相打ちか?否・・・。
ゴダル「おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」
ウルトラマンクリスタル「はあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
モモ「コリス・・・・!」 シャドー「ゴダル・・・・。」
ゴダル「おおぉぉっ!!?」 その時、エクセリック光線が、
ダークネスブラストを押し出した。ゆっくりとゴダルへ近づく。
ウルトラマンクリスタル「はあああぁぁぁぁぁ・・・・・!!!!
ショワアアアアアアアァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!」
そして、ついにエクセリック光線がゴダルに近づき、
光と闇のエネルギーが交わり、
大爆発した。ゴダルはその爆発に襲われる。
ゴダル「うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
ゴダルは倒れた。顔の仮面が壊れて、素顔が半分見えるようになった。
ウルトラマンクリスタル「・・・・・ゴダル・・・・・・・・。」
ゴダル「く・・・・・っ!ク・・・クリスタルううぅぅ・・・・!!」
ゴダルはまだ立つが、戦力をほぼ失って、完全に立つ事ができず。
それでも、息を荒くして、必死に歩いていた。
それを見たクリスタルはもう戦う意思はない。
ゴダル「欲しい・・・・。お前の・・・力が・・・・・。」
ウルトラマンクリスタル「・・・・そんなに、僕の力が欲しいの?」
ゴダルの目線では、
クリスタルの顔からコリスの顔の幻影が出た。
ゴダル「ああ・・・!冥界を変えるのは、それしかない・・・・っ!!!」
ウルトラマンクリスタル「冥界は・・・力しか教えられてないの?」
ゴダル「何ィ・・・・・??」
ウルトラマンクリスタル「力で支配するなんて間違っている・・・。
ゴダル。
その力で冥界をどんな世界に変えたかったんだ・・・・?」
ゴダル「・・・・・人間界のように、明るく平和な世界にしたかった。
でも、それは永遠にできないだろうか・・・・力さえあれば・・・。」
ウルトラマンクリスタル「明るく平和な世界に・・・。できるよ。」
ゴダル「できる・・・・?どう・・・やってだよ!?」
ウルトラマンクリスタル「それはね・・・力なんかじゃない。
必要なのは、夢と希望。そして・・・心なんだよ。君だって、
心はあるでしょ?・・・・生きてるから。」
ゴダル「心・・・・だと・・・・・??」
ウルトラマンクリスタル「そう。心さえあれば、きっと明るくなれる。
君だって・・・・平和の意味をわかってくれるハズだよ。
それを知れば、君は君自身の手で冥界を変えられるよ・・・・。」
そう語っているコリスの顔は切ないが、優しく微笑んだ。
ゴダルは憎しみが消えるような気持ちになり、
シャドーも泣きそうになるが・・・・・。
シャドー「・・・・っ!!来るわ!!あの方が!!!」
何かの気配を感じたシャドーは上半身を起こし、叫んだ。
ゴダル「クリスタル・・・・。僕の手で変える事ができるのか?
あのドス黒い冥界を・・・・明るい世界に・・・・・。」
ウルトラマンクリスタル「・・・・・うん。」
ゴダル「クリスタ・・・・・るっ!!!??」 ドスッ
突然、醜く鋭い音が鳴り響き、ゴダルは血を吐いた。
そして、彼の胸から刃物が出てきた。
ウルトラマンクリスタルとシャドー「ゴダルっ!!!!!!!」
そう。ゴダルは背後から何者かの剣に貫かれたのだ。
そして、剣が抜き、ゴダルが倒れる。クリスタルが彼を抱える。
ウルトラマンクリスタル「ゴダル・・・・!ゴダルっ!!!・・・っ!?」
クリスタルは目の前にいるゴダルを刺した者の姿を見る。
青色で、屈強した男に近いボディ。赤い目と獣に近い口元。
尻尾まで生えて、得体の知れない刃物状の左手。
頭には2本の角があった。この巨人は一体、誰なんだ・・・?
巨人「グルルルルルルルルル・・・・・」
サキ「な・・・何なの・・・・・!!?」
隊員たちは巨人の姿を見て、驚愕する。
ウルトラマンクリスタル「・・・お前がゴダルを・・・・っ!!」
モモ「だ・・・誰よ!?あいつ・・・・・!!」
巨人『・・・・我はヴァルアロス・・・・・。』
シャドー「し・・・使途様・・・・。使途様がこの地に・・・・っ!!」
巨人の名はヴァルアロス。シャドーから使途と呼ばれているが、
その真相は一体、何なのでしょう?どうやら、戦いは・・・。
まだ終らないそうです。
何故なら、本当の悪が今、現れたのですから・・・。
ヴァルアロス『我は使途・ヴァルアロス。我が使いは今日で終った。
これからは・・・・我自らがこの世界を無にしてくれようぞォ!!!
ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハハハア!!!!!!!!!」
本当の悪である使途の笑い声がDGC基地中に響きました・・・・・。
次回につづく
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